『エイプリルフールズ』は、松坂桃李と子役時代の浜辺美波が共演!その見所を全力で語る!

おたのしみ

5月17日の公開以来、観客からの高い支持を受けて大ヒット続映中の映画『コンフェデンスマンJP ロマンス編』。

そこで今回は、華麗などんでん返しの連続でテレビシリーズに続いて映画版でも観客を魅了した古沢良太が、2015年に脚本を担当した映画『エイプリルフールズ』を紹介したいと思います。

4月1日のエイプリルフールを迎えた東京を舞台に、なんと総勢27名の登場人物が次々に登場!

いずれも強烈な個性を持つ彼らがついた「7つ」の”嘘”が、最終的にトンでもない事態を巻き起こすという、正に後の『コンフィデンスマンJP』の世界を予感させる、予測不可能なコメディ作品。それがこの『エイプリルフールズ』なのです。

しかも公開当時、わざわざ劇場公開日を4月1日に設定するなど話題性も十分だった本作。

コンフィデンスマンJP』で、最後に全ての複線や謎が回収される楽しさを知ってしまった今だからこそ、是非見返して頂きたい作品なのですが、果たしてその内容と見所は、どんなものだったのでしょうか?

ストーリー


2015年4月1日のエイプリルフール当日。1年に1度だけ嘘をつくことが許されるこの日、街は朝から様々な嘘で満ち溢れていた。

舞台は、東京らしき大都会。

引きこもりでいじめられっ子の中学生が信じ込む「僕は宇宙人だった」という怪しげな噂から始まり、天才医師という触れ込みで数々の女性とベッドを共にする男(松坂桃李)、更には高貴な身分のフリをして豪遊する夫婦(富司純子・里見浩太郎)と、様々な場所であふれていく色々な“嘘”。その上、ヤクザによる小学生(浜辺美波)誘拐事件が起こり、偽医師の虚言癖のせいでレストラン立てこもり事件まで勃発!

登場人物たちの“嘘”が更なる”ウソ”を呼び、遂に迎える意外な結末とは?

ズバリ、見どころはここ!

映画の終盤で一瞬だけ登場する、窪田正孝による男同士のベッドシーンも見どころですが、何といっても本作最大の魅力は、子役時代の浜辺美波や、それまでのイメージを覆して”セックス依存症の偽医者”を演じる松坂桃李など、27人の人気俳優陣による豪華な共演!

例えば、ヤクザらしき男たちに誘拐されてしまう小学生を演じる、当時14歳の浜辺美波の見事な演技や、現在放送中の『パーフェクト・ワールド』とは真逆の無責任なプレイボーイを演じる松坂桃李も後姿ながら全裸シーンに挑むなど、本作はファンにとって正に”お宝映像満載”の内容に仕上がっているのです。

加えて、映画のOPで映し出されるのが何と宇宙空間だったり、続いて登場するのが、42年前に死んだと思われていた少年が生きていた!というニュースなど、一見全く繋がりそうにないエピソードが次々と積み重なる中、果たしてこれがどの様に繋がってエンディングを迎えるのか、そして誰がどんな”嘘”をついているのか?文字通り先の読めない展開も、本作の重要な魅力の一つと言えます。

人生に行き詰まったり、自分をごまかすためについた”嘘”の数々が、周囲を巻き込んで大騒動に発展する本作。

しかし、その”嘘”によって登場人物たちが成長する機会を与えられ、精神的に解放されて新たなスタートを踏み出す展開は、我々観客に温かい感動と勇気を与えてくれるもの。

最終的に全ての伏線や人間関係が回収され、主要登場人物全員が救われて幸せになるという奇跡の展開を見せる本作ですが、その複雑な人間関係の見事な交通整理っぷりや、一見無関係で繋がりの無いエピソードが、実は”食べ物”によって繋がりを持つという展開。

更には、ドタバタコメディのまま最後まで突っ走ると思わせて、ちゃんと最終的に泣ける感動作へと着地させる脚本の素晴らしさは、正に古沢良太ならでは!

特に、浜辺美波の誘拐事件の部分は感動的な結末が待っている名エピソードなので、全力でオススメします!

最後に

当時話題を呼んだ、古沢良太脚本によるフジテレビのドラマ『リーガル・ハイ』のヒットを受けて製作された映画だけに、同ドラマのキャストも多数出演している本作。

しかし残念ながら、公開当時の本作への評価は必ずしも高いものではありませんでした。

テレビドラマの様に、特定の主人公を中心に毎回ゲストが加わってストーリーが展開するのであれば、脇役の登場人物の強烈な個性や演技のアンサンブルを楽しむ余裕も生まれるのでしょうが、確かに1本の映画という限られた上映時間の中で、あまりにも多くの登場人物が別々の場所でドラマを繰り広げ、最終的に全てが回収されるものの、最後まで複数のドラマが同時進行するのですから、「騒がしい、集中できない、分かりにくい」など、公開当時その様な感想が散見できたのも、無理はないと言えるでしょう。

ただ改めて見返してみると、複雑に散りばめられた伏線や謎が見事に回収されていく上に、笑いの中にも泣かせる要素が盛り込まれ、最終的に感動作で終わる展開は、実に見事というしかない本作。

そう、文字通り“嘘”で始まり、「ウソ!」で終わる本作の内容こそ、正に後の『コンフェデンスマンJP』での成功を予感させるものなのです!

映画『エイプリルフールズ』は、現在アマゾンプライムなどで配信中ですので、残念ながら当時見逃してしまった方、そして『コンフィデンスマンJP』で古沢良太脚本の世界にハマった方は、是非一度本作の世界にも触れて頂ければと思います。

滝口アキラ
ライター:滝口アキラ「シネマズPLUS」公式コラムニスト、雑誌「昭和40年男」ライター。専門は映画コミカライズ研究。

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