成田凌「宝物のような作品になった」東京国際映画祭『カツベン!』完成披露イベント

高良健吾 永瀬正敏 成田凌 黒島結菜 竹野内豊 おたのしみ

第32回東京国際映画祭でGALAスクリーニングに選ばれた『カツベン!』の完成披露イベントが開催。レッドカーペットセレモニーと舞台挨拶に、キャストの成田凌さん、黒島結菜さん、永瀬正敏さん、高良健吾さん、音尾琢真さん、渡辺えりさん、小日向文世さん、竹野内豊さん、そして、周防正行監督が出席しました。

『Shall we ダンス?』 『舞妓はレディ』などで知られる周防正行監督が贈る最新作『カツベン!』。今からおよそ100年前、映画に音がなかった時代を舞台に、活動弁士に憧れる染谷俊太郎(成田凌)ら映画の未来を夢見た人々の奮闘を描く物語です。

成田凌「ここに立っていることが想像できなかった」

成田凌

本作の主演をつとめた成田凌さん。「準備、撮影の期間を含めて、キャスト、監督をはじめとするスタッフの皆さんと、本当に時間というものを丁寧に扱った、僕の宝物のような作品になりました。皆様にも宝物のような作品になれば」と挨拶。

この日は主役として舞台のセンターに立ちましたが、「オーディションをやっている最中から、この真ん中に立っていることが本当に想像できなかったので、今日を迎えて、実感として事実としてここに在ることが不思議でしょうがない」と感慨深げに語りました。

黒島結菜

ヒロイン・梅子を演じた黒島結菜さん。現場に入ったときのことを「初めてお芝居をしたときの感じを思い出した」と振り返り、「みんなが『いい作品を撮るんだ』と大事に作り上げたので、見てもらえる日が来て本当にうれしい。私にとっても大事な作品になりました」と、コメント。

永瀬正敏

本作の撮影を「極上の体験でした。もう楽しくて楽しくて、毎日が」と振り返ったのは、永瀬正敏さん。

高良健吾

「一生に一度出会えるか出会えないかの活動弁士という役をやらせていただいて、とてもうれしかった」という高良健吾さん。自身が演じた茂木について「紹介文を見たらスター気取りの活動弁士と書いていて『あ、そうだったんだ』って。“スター”だと思って演じていました」と勘違いしていたことを明かし、お客さんたちを笑わせました。

竹野内豊

「役者を続けてきて、いつの日か周防監督の作品に出られたらいいなというのが一つの目標でもあった。私にとっても特別な作品の一つになりました」と出演の喜びを語った竹野内豊さん。

小日向文世 音尾琢真

「一世紀も前に活動写真に関わった人たちの情熱やエネルギー、お客さんの高揚感をこの映画から想像して触発された。自分もこれからできるかぎり、呼んでいただけるかぎり、映画に関わっていきたいなとしみじみ感じた」と話した小日向文世さん。

昔から周防監督の撮る映画の大ファンだったという音尾琢真さんは、本作出演を「ご褒美」と語り、「周防監督の映画といえば竹中直人さんなんですけれど、今日いらっしゃれていないので、もしかして皆さん僕のことを竹中さんだと思っていないか、ちょっと心配です。私は音尾と申します」と冗談交じりにアピール。

周防監督 渡辺えり

周防監督作品の常連である渡辺えりさん。『舞妓はレディ』のときの思い出なども交えながら監督と笑顔を交わしつつ、「役者一人ずつの個性が生き生きと出ている。悪役を演じている何人かが本当に楽しんで悪役を演じていて、素敵な作品。私もお客として何度も見たいと思っています」と作品を絶賛。

渡辺えり 高良健吾 永瀬正敏 成田凌

なお、この日は、東京国際映画祭ということで、トークの区切りごとに通訳が入りましたが、話がはずんだ渡辺さんが「(現場は)今日みたいに女性が少ないんですね。

撮影中、私はずっといたんですけれど、衣装さんが…」と、長く話し続ける通訳泣かせの場面も。見かねた成田さんが「えりさん、そろそろお時間が…」とツッコミを入れるも、渡辺さんは「うるさいね! オチが言えないじゃないの!」と言い返し、会場で笑いが起こりました。

その後、渡辺さんは「衣装さんが私に、『いや~、今日は初めて女優さん(井上真央さん)が現場に来ると、華やかになっていいですね』って言ったんです。私はずっといたんだっちゅうの。これがオチです」と、きっちりまとめあげ、会場からは拍手が起こりました。

周防監督、成田凌の起用は「愛せるんじゃないかと思った」

周防監督 渡辺えり 高良健吾 永瀬正敏 成田凌 黒島結菜 竹野内豊 小日向文世 音尾琢真

完成イベント後に行われた映画の上映舞台挨拶にも、キャストと監督が揃って登壇しました。

周防監督

本作の主演の成田さんとヒロイン役の黒島さんはオーディションで選ばれたそうで、二人を選んだ理由を聞かれた周防監督。

まず、成田さんについて「たくさんの若い役者と会ったんですけれど、最後は正直、数人の中で誰にしよう?と迷いました。最終的には、誰が演じた俊太郎なら大好きになれるかと考えて、直感で、成田さんの俊太郎を愛せるんじゃないかと思ったのが決め手。観客の皆さんに愛してほしい役だったから、それを作る監督が愛せなかったら、成立しないと思った」と語りました。

続いて、黒島さんは、オーディションの際に「『私はこの場にいていいのかしら』という雰囲気を感じた」とのこと。「かわいくてきれいなのに、自分が女優をやることにまだ疑いを持っている感じ。女優という仕事そのものにも『本当にこれは一生かけてやる仕事なのか』とまだ迷っているような、真摯な若者らしい悩みを感じて、そういう佇まいが映画のヒロイン・梅子の人生に重なりました。悩める若者好きなんです」と起用の理由を明かしました。

成田凌 黒島結菜

監督の話を聞いた成田さんは、「最初うれしくて鳥肌が立ったんですけれど、黒島さんのを聞いていると、なんだか『僕、大丈夫かな』と思っちゃいました。(監督が話した時間が)僕、(黒島さんの)半分くらいの時間でしたもんね…」と少し自虐気味に話し、客席を笑わせていました。

高良健吾、活弁は「僕が一番うまいんじゃないか」

活動弁士を演じ、劇中で活弁を披露している成田さん、永瀬さん、高良さん。映画のために練習を積んだという3人にコツをつかんだタイミングは?と質問が投げかけられました。

高良健吾 永瀬正敏

「日本映画独特の文化の一つで、それを短期間で饒舌にできるはずがない。素晴らしい弁士の先生についていただいたので、必死でついていこうとした」と語った永瀬さん。

一方高良さんは「稽古が楽しくてしょうがなかった。普段できないことなので、しかも映画の歴史も学べてラッキーだなって」とコメント。スター気取りの活動弁士という自身の役柄に絡めて「そういう役ってなかなか緊張したりするんですけれど、3か月間の特訓のおかげで『僕が一番うまいんじゃないかな』という気持ちでいけた」と話し、「こういう気持ち」と身振り手振りで楽しさを表現してみせました。

成田さんは、「聞き慣れないリズムの言葉だったので、ひたすら反復練習をした。その中で、ふと自分の意見みたいなものが出てきたときから、楽しくなりました。教えてくださった師匠の真似をする日々だったので、(コツをつかんだのは)その中で自分の中のオリジナルと出会えた瞬間」と話し、さらに、「一つだけネタバレしていいですか。一番最後に言う活弁があるんですが、それだけ教わっていないです」とも明かして、会場をわかせました。

渡辺えり、黒島結菜が「大好き」、そして、成田凌には…

渡辺えり 高良健吾

今回共演した黒島結菜さんが「追っかけになるくらい好き」だったそうで、ヒロインが黒島さんに決まったと聞いて、監督に「センスいいですね」と思わず言ったという渡辺えりさん。

今年になって、渡辺さんのお誕生日に一緒に歌舞伎座に行き、一日過ごしたそうで、「(黒島さんは)一個も嫌だと言わなかったんですが、どの友達に話しても『渡辺と一日付き合ってくれたって、本当にいい子だね』と褒められた」というエピソードを披露。さらに、黒島さんを「普段は地味な人なんですけれど、映画やドラマに出るとすごく輝く」と絶賛していました。

成田凌

あっという間に時間は過ぎ、舞台挨拶の締めくくりを担ったのは成田さん。しかし、ここで成田さんは「先ほど、渡辺えりさんに『一緒にお芝居しているときたいしたことないって思ったけど、(映画を見たとき)演技がうまく見えたって教えてもらいました』と、まさかの暴露。

驚いた渡辺さんは「ちょっと! そんな風に言ってないじゃない。『さすがだね』って言ったんだよ。すごく魅力的でチャーミングでよかったよ、あなた!」と声を上げるも、成田さんに「一度、通訳…」と制されてしまいます。その後、改めて渡辺さんが「大好きですよ」と伝えると、成田さんも「Me Too」と返していました。

映画『カツベン!』は、12月13日より全国公開予定です。

「カツベン!」公式サイトはこちら

田下愛
ライター:田下愛
映画と文房具、音楽を愛するライター。取材、インタビューなど多忙な仕事に奮闘中。趣味はヴァイオリン。

(C)2019「カツベン!」製作委員会

成田凌さんが出演している映画をまとめました

『カツベン!』で見事主演に抜擢された実力派若手俳優、成田凌さん。

vodog
最近、映画やドラマにたくさん出演していて、かっこよさが増しまくり。とってもセクシーだよね。

そんな成田さんが出演された魅力溢れる映画をまとめました。まだ見ていない作品がある方は、動画サービスで配信中ですので、是非チェックしてみてください。

人間失格 太宰治と3人の女たち

太宰治 小栗旬 成田凌

2019年9月13日に公開された『人間失格 太宰治と3人の女たち』。
蜷川実花監督が作家・太宰治の人生を描いた美しい映画。成田凌さんは、太宰治を崇拝する若手編集者として出演されています。

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さよならくちびる【2019年公開作品】

元バンドマンで主人公2人のマネージャー役の成田凌。

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愛がなんだ【2019年公開作品】

Twitterでとても話題となった成田凌主演の恋愛映画。

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翔んで埼玉【2019年公開作品】

二階堂ふみとGACKTが主演で有名な翔んで埼玉。成田凌は島崎遥香の婚約者役。

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チワワちゃん【2019年公開作品】

超実力派俳優が集結した青春映画。金髪の成田凌がかっこいい。

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スマホを落としただけなのに【2018年公開作品】

怖すぎる… 連続殺人鬼役の成田凌。

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ビブリア古書堂の事件手帖【2018年公開作品】

ミステリアスな本好きの男。成田凌は漫画専門のネット販売を行う役。

ビブリア古書堂の事件手帖

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ここは退屈迎えに来て【2018年公開作品】

高校生時代の青春とその後を描く橋本愛、門脇麦との共演映画。貴重な制服姿の成田凌が見れます。

ここは退屈迎えに来て

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劇場版コード・ブルー【2018年公開作品】

劇場版コード・ブルー ードクターヘリ緊急救命ー

主演の山下智久たちの後輩役。

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ラブ×ドック【2018年公開作品】

映画初主演となる吉田羊のラブコメディ。成田凌は恋愛クリニックの助手として出演。

ラブ×ドック

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2019年11月6日まで配信中

ニワトリ★スター【2017年公開作品】

井浦新との共演の、傷だらけの男同士の過激な純情ドラマ。バイオレンスな成田凌が見れます。

ニワトリ★スター

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