『ミッドナイト・ランナー』は中島健人&平野紫耀主演ドラマの元ネタ! その魅力と見どころを全力で語る!

ミッドナイト・ランナー おたのしみ

新型コロナウィルスの影響により、4月から放送予定の新ドラマが次々と放送延期になっている、今日この頃。

魅力的なタイトルが並ぶ4月の新ドラマの中でも、多くのファンの期待を集めているのが、日本テレビ系で近日放送予定の『未満警察 ミッドナイト・ランナー』です。

King&Prince平野紫耀と、Sexy Zone中島健人のW主演でも話題のドラマですが、4月末の時点でまだ放送日が発表されていないため、放送日の決定を待ち望んでいるファンも多いのではないでしょうか。

実はこのドラマの原作になったのが、今回紹介する2018年日本公開の韓国映画『ミッドナイト・ランナー』なのです。

警察学校の学生である主人公たちが、警察組織の仕組みや規則に阻まれながら、持ち前の正義感で犯罪に立ち向かう姿は、まさにこの2人の主演ドラマに相応しい内容なのですが、その魅力と見どころとは、いったいどのようなものなのでしょうか?

ストーリー

正義感が先行する行動派のギジュン(パク・ソジュン)と、彼とは真逆に理論重視の頭脳派であるヒヨル(カン・ハヌル)は、警察大学の2年生。配属される日のために日夜勉強に励む、警察官の卵たちだ。
親友の2人はある夜、外出先で女性の拉致事件を目撃してしまう。

警察大学の授業で学んだとおり、最寄の警察に通報した2人だったが、煩雑な手続きや決まりごとに阻まれ、犯人一味と誘拐された女性たちを逃してしまう。

不十分な手がかりと証拠により、その後も捜査は難航。女性たちの命を救うため、ギジュンとヒヨルは独自に捜査を開始するのだが・・・。

ズバリ、見どころはここ!

この映画の魅力は、主人公たち2人が警察学校の学生という点にあります。

警察官と一般市民の中間の存在である彼らは、学校の授業を超えて実際に事件の被害者や社会的な弱者と接する中で、警察という巨大な組織の構造や煩雑な手続き・規則という壁の前に、被害者の安全や正義が阻まれる現実を目の当たりにします。

特に、偶然犯行を目撃した誘拐犯たちのアジトを見つけ出し、一味に追われながらやっと警察署に逃げ込んだ2人が、身分証明書が無いために不審者扱いされて、犯人逮捕と被害者確保のチャンスを逃す描写には、単なる正義感や個人の行動では解決できない、犯罪の底知れぬ怖さが見事に表現されているのです。

加えて、この映画に登場する、卵子ブローカー組織による家出少女の誘拐・監禁という、女性の尊厳を踏みにじる残忍な犯罪は、まさに韓国映画ならではの描き方なのですが、果たしてこれが日本版ドラマではどうアレンジされているのか?こうした部分も、ファンにとっては非常に興味のあるところです。

翌朝やっと警察署から釈放された2人が、警察学校の教官と共に犯人一味のアジトに乗り込んだ時には、すでにビルの中はもぬけの殻、監禁された女性たちも他の場所に移送された後でした。

頭脳派のヒヨルが犯人の車種とナンバーを覚えていたものの、これが違法登録のため警察のデータベースにも記録が無い始末・・・。

警察の特捜部も手が一杯で、この事件を扱うまで一ヶ月かかると知らされた2人は、自分たちの手で女性たちを救い、犯人一味と対決することを決意するのですが、実はこの映画の見どころは、ここから始まります。

監視カメラの映像から犯人の車を割り出してもらうよう、苦手な女性教官に頼んだ2人は、犯人の足取りがつかめるまでの期間を、自分たちの特訓に当てるのです!

一から体を鍛え直し、警棒や格闘技の練習に明け暮れる二人の姿が、誘拐された女性たちに迫る危険と交互に描かれる描写は、彼女たちに迫るタイムリミットへのサスペンスを盛り上げてくれて、実に見事!

大勢の犯人たちに追われて警察署に逃げ込むしかなかった二人が、警察官としての使命感ではなく、一人の人間としての正義感に目覚め、ついに行動を起こそうとする展開は、同時に警察官としての限界を彼らに思い知らせるものでもあります。

警察学校の規則に背き、警察官としての将来が絶たれるリスクよりも、目の前で救える命のために行動することを選択した2人は、果たして犯人一味を倒し女性たちを救うことが出来るのか?そして、彼らの警察官としての将来は?

タイトルの通り、夜の町を全力疾走する二人の姿が印象的な作品なので、全力でオススメします!

最後に

放送前の特番や予告を見る限りでは、ドラマ版の第2話と3話では、オリジナル映画を思わせる誘拐事件が描かれ、更に2人の特訓シーンや悪人たちに追いかけられながら夜の街を全力疾走で逃げるシーンも、見事に再現されているようです。

警察官としての将来よりも、誘拐された女性たちの命を救うことを選んだ、ギジュンとヒヨルの2人。彼らの勇気ある選択の結果は、ぜひご自分の目で確認して頂きたいのですが、エンドクレジット後に登場するエピローグには、自分たちの将来を引き換えにした彼らの行動が、決して間違いでは無かったこと、そして警察官が市民に寄り添う存在であることが見事に描かれているのです。

この二人のその後の活躍を見たい!鑑賞後そう思わずにはいられない内容だけに、日本でドラマ化されたのも納得な、この『ミッドナイト・ランナー』。

ドラマ版の一日も早い放送が待たれるところですが、放送前の予習を兼ねて、ぜひこの映画版もご鑑賞頂ければと思います。

滝口アキラ
ライター:滝口アキラ「シネマズPLUS」公式コラムニスト、雑誌「昭和40年男」ライター。専門は映画コミカライズ研究。

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※2020年5月現在