『ミッション・デブ・ポッシブル』は、150キロの巨漢スパイが日本で大暴れ!その魅力と見どころを全力で語る!

ミッション・デブ・ポッシブル 洋画(海外映画)

今回ご紹介するのは、その内容を見事に表現した邦題の通り、150キロの巨漢コンビが大活躍する、Amazonプライムビデオで配信中の中国製アクションコメディ映画『ミッション・デブ・ポッシブル』です。

主演の二人を巨体に変身させた見事な特殊メイクに加えて、女芸人No,1を決める「THE W」で2019年の女王に輝いた、3時のヒロインの”かなで“が出演していることでも話題となった本作。

全編日本を舞台に物語が展開するだけに、日本語のセリフや細かい設定の部分で多少の不安を覚えるのですが、気になるその内容と見どころとは、果たしてどのようなものなのでしょうか?

ストーリー

ある任務の遂行中、頭部に銃撃を受けて負傷した凄腕スパイのジェは、一年間の自宅療養で太りすぎていまい、なんと150キロの巨体に激デブ化!

しかも事故によって、突然睡魔に襲われて眠り込んでしまう後遺症を抱えてしまうことに。

現場復帰を兼ねた任務のため日本にやって来たジェは、その後遺症のおかげで病院に入院させられてしまう。病室から脱出しようにも巨体のおかげで自由に動けず、おまけに日本語も分からず日本の地理にも不慣れなジェは、病院の警備員で同じく巨体なハオの協力を得て、巨大な麻薬組織の陰謀を暴こうとするのだが・・・。

ズバリ、見どころはここ!

重要任務の遂行中に頭を撃たれ、自宅療養している間に150キロまで太ってしまった中国の凄腕スパイが、再起を賭けて遠く離れた日本で大活躍!という設定だけに、病院の院長役の倉田保昭を始め、多くの日本人俳優が出演している本作。

中でも、女芸人No,1を決める「THE W」の3代目女王となった3時のヒロインの”かなで”が出演しているシーンは、本作の重要な見どころとなっています。

留置場に入れられたジェとハオが脱出するシーンでの彼女の活躍ぶりは、ぜひ本編でご確認頂きたいのですが、その他にも、捜査のためにパーティ会場に潜入したジェとハオの二人が、成り行きで披露することになる「剣道踊り」で流れる曲の歌詞や、ラストの対決の場となる「相撲館」という謎の建物など、まさに外国から見た「架空の国ニッポン」が存分に楽しめる点も、本作の大きな魅力と言えるでしょう。

こうして行く先々で破壊と混乱を巻き起こしながら、ジェとハオは見事に麻薬組織の取引を暴くことに成功するのですが、組織の黒幕であるマイにハオの奥さんがさらわれ、押収された麻薬との交換を強要されてしまいます。

いつしか強い友情で結ばれた二人は、完全武装で悪の組織との取引現場に向かうのですが、果たして無事にハオの奥さんを奪還することはできるのか?

二人の巨体で大いに笑わせてくれるだけでなく、ラストには麻薬組織との壮絶な銃撃戦や生身のアクションが用意されている本作ですが、更に映画の終盤でジェが日本に来た経緯や、実は長期の療養と急激な肥満によって、彼が組織から冷遇されていたことが観客に明されることで、同じように周囲からバカにされていたホンと心を通わせる展開に説得力が増すのは見事!

加えて、美人モデルのような奥さんとハオの出会いの秘密が象徴するように、実は外見で人を判断することへの問題提議が描かれている点も、実に上手いのです。

ジェとの出会いや冒険によって、次第に男としての自信に目覚めていくハオの成長ぶりに加え、150キロの巨体の二人が果たしてどんな活躍を見せてくれるのか?ラストの対決まで大いに笑わせてくれる作品なので、コロナ禍のお家時間に、ぜひご鑑賞頂ければと思います。

最後に

全編日本を舞台に物語が展開するものの、中国の俳優が日本人に扮しているシーンでは、どうしても日本語セリフの不自然さが気になってしまう。実は、そんな感想やレビューがネット上に散見できた本作。

確かに主演の二人を巨体に変身させるためのボディスーツが動きを妨げるため、映画の終盤まではアクションシーンに物足りなさを覚える方も多いかも知れません。

とはいえ意外な協力者の存在や、ハオの特技が映画の冒頭から伏線として描かれているなど、予想外に練りこまれた脚本によって、単に外見や体型を笑いにする内容とは一線を画す作品に仕上がっているのも事実。

加えて、常にゲーム機から目を離さない凄腕の用心棒や、なぜか”かっぱえびせん”を食べているボスのマイなど、個性的なキャラクター揃いの悪役たちの存在や、謎の施設「相撲館」の土俵上で繰り広げられる女性用心棒と二人の死闘も、それまでの物足りなさを解消する名勝負となっているのです。

実際、二人の体重と巨体が逆に最大の武器になるというラストの展開は、コロナ禍の自宅待機で運動不足が気になっている観客に、勇気と活力を与えてくれるもの。

ジェとハオのその後が描かれるエピローグや、NGシーンに加え本編で強烈な印象を残す「剣道踊り」の歌が改めて聴けるエンドクレジットなど、最後の最後までサービス精神にあふれた素晴らしい作品なので、全力でオススメします!

滝口アキラ
ライター:滝口アキラ「シネマズPLUS」公式コラムニスト、雑誌「昭和40年男」ライター。専門は映画コミカライズ研究。

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