映画「ベスト・キッド」は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

洋画(海外映画)

1985年に公開されて大ヒットした同名映画の舞台をアメリカから中国に変更して、リメイクしたのが2010年に公開された「ベスト・キッド」です。

ウィル・スミスが制作陣に名を連ね、ジェッキー・チェンが師匠役を演じるということで大きな話題となりました。見ようと思っていたけれど、つい見逃してしまったという人もいるのではないでしょうか。人気の映画を簡単に視聴するには、動画配信サービスがおすすめです。

ここでは、2010年に公開された「ベスト・キッド」の感想や、動画を無料で見る方法について紹介します。

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ベスト・キッドはどんな映画?概要を知りたい!

気弱な米国人の高校生が日系人に空手を教わり、空手を通じて成長していく姿を描いた「ベスト・キッド」。1985年に1作目が公開されると、瞬く間に世界中で大ヒットして後にシリーズ化され、空手ブームの火付け役にもなりました。

1作目の舞台を米国から中国に変えてリメイクしたのが、2010年版の「ベスト・キッド」です。米国と中国合作の本作では、主人公が高校生から小学生に変わり、教わるのも空手ではなくカンフーになっています。

細かなアレンジはありますが、母子家庭で暮らすひ弱な少年が個性的な師匠から武術を教わることで心身ともにたくましくなっていくという大筋の流れは踏襲されています。オリジナルと同じく、主人公の少年はやはりいじめられており、武術によっていじめられっこに立ち向かっていくという点もそのままです。

オリジナルでは、日系人の師匠役をノリユキ・パット・モリタが演じましたが、2010年版で中国人のカンフー師匠を演じるのは、世界的アクションスターのジャッキー・チェン。あのジャッキーがカンフーの師匠を演じるというだけでも期待値が上がってしまいますよね。

もちろん、期待を裏切らないスタントなしの圧巻の動きを存分に披露してくれます。ジャッキーだけなく、主人公の敵役となるカンフー少年たちの動きも本格そのもの。たったひとりで彼らをやっつけるジャッキーのアクションシーンは、前半の見せ場です。

主人公の少年を演じるのは、製作陣のひとりに名を連ねるウィル・スミスの息子のジェイデン・スミス。親譲りなのかジェイデンもなかなか運動神経がよく、アクロバティックなシーンを難なくこなしています。

オリジナルのエッセンスを引き継ぎつつ、さらにパワーアップしたのが、2010年版の「ベスト・キッド」です。見終わった後には、すっきりとした爽快感を味わえる前向きな映画だといえるでしょう。ストーリーが気になった方は、作品を簡単に動画で見る方法がありますので、試してみてはいかがでしょうか。

まだベスト・キッドを見ていない人のために、絶対に見るべきおすすめポイント3

まだ、「ベスト・キッド」を見ていない人に、作品をおすすめしたいポイントは次の3つです。おすすめポイントを読んで映画を見たいと思った人は、簡単に動画で視聴する方法がありますので、試してみてはいかがでしょうか。

演技派ジャッキーに注目

これまでの主演作では、基本的に陽気な明るい役が多かったジャッキー・チェン。しかし、50代半ばにさしかかって出演した本作では、影のある疲れ果てた中年を哀愁たっぷりに演じています。ふだんのイメージと違う演技派のジャッキーが見られるというのが、1つ目のおすすめポイントです。

ただのくたびれた中年管理人と見せかけて、実はカンフーの達人という見事な緩急のつけ方も、実力派のジャッキー・チェンだからこそ。少年にカンフーの秘技を教える師匠役としても、ジャッキー・チェン以上にぴったりな役者はなかなかいないでしょう。いつもとは違う雰囲気のジャッキー・チェンが見たいという人には、「ベスト・キッド」をおすすめします。

役者自身による見事なアクション

役者によるスタントなしのアクションシーンが楽しめるということが、2つ目のおすすめポイントです。オリジナルにもアクションシーンはたくさんありましたが、アクションシーンのレベルにおいては、リメイク版はオリジナルを超えています。

アクションレベルをけん引するのは、もちろん師匠役のジャッキー・チェンをはじめとする運動神経のいい役者たちです。世界的大アクションスターであるジャッキー・チェンのカンフーシーンは、教える場面でもとにかく型が綺麗に決まっていて、安心して見ていられます。

そんなジャッキー・チェンの一番の見せ場は、いじめっこたちに襲われて絶体絶命というドレを助ける場面です。リメイク版では、いじめっこ少年たちも相当運動神経が良く、中国人とあってカンフーの腕前も見事です。そんな6 人をたったひとりで撃退してしまうジャッキー・チェン。しかも、ジャッキーのほうからは一切攻撃はしません。相手の攻撃をかわしながら、あっという間にやっつけてしまうのです。

こちらから攻撃をしないのは、もちろん相手が子どもということもありますが、それだけではありません。ドレに一番伝えたい「武術とは相手を攻撃するためのものではなく、自分を守るもの」という教えを体現するためです。相手をまったく攻撃せずに倒すというのは、実はとても難しいことですが、ジャッキー・チェンは難なくこなしています。

主人公の少年役を演じるジェイデン・スミスは、アクションもこなすスター俳優ウィル・スミスの息子ですが、父親の遺伝子を受け継いでいるのか、動きがすばやいです。カンフーはもちろん、ダンスシーンや宙返りなども難なくこなしています。

2010年版の「ベスト・キッド」には、オリジナル版よりもさらに派手にアクロバティックになったアクションシーンが満載です。アクションが多いといっても、凄惨なシーンはまったくありませんので、親子でも楽しめます

武術を会得する本当の意味がわかる

「ベスト・キッド」は、少年がカンフーに打ちこむことによって、成長していくストーリーです。

ベスト・キッドが単なる格闘技ものに終わらず、人々の心をとらえたのは、主人公の身体的な成長だけでなく、内面の成長にもフォーカスを当てたからではないでしょうか。オリジナル版でもリメイク版でも、師匠は少年に「武術とは相手を打ち負かすものではなく、自分を守るもの」だということを教えます。

そして、その教えを受け取った主人公たちは、相手を打ち負かすことではなく、自分の内面にある相手への恐怖を克服することであざやかな勝利を手にします。

まさに、それこそが武術を会得するうえで、最も重要な点であり、本当に強くなるというのはどういうことなのかということを、この作品は教えてくれます。単に面白いだけでなく、きちんと奥に深いメッセージのある映画だということが、おすすめしたい3つ目のポイントです。

ベスト・キッドを楽しめる人はこんな人!

誰が見ても楽しめる「ベスト・キッド」ですが、とくに面白いと感じられるのは、次のような人たちでしょう。

オリジナルの「ベスト・キッド」が好きな人

オリジナルの「ベスト・キッド」が大好きだという人は、リメイク版も楽しめるでしょう。リメイク版には、随所にオリジナル版へのオマージュがちりばめられています。

たとえば、ドレがシャワーの修理を頼むためにハンのところを初めて訪れた際、ハンは無言でラーメンをすすっており、その周りではハエが飛んでいます。そして、ハンは周りを飛んでいるハエに対して箸を構えるのです。

まさに、オリジナル版の師匠であるミヤギが行った、箸でハエを捕まえるという印象的なシーンをほうふつとさせます。オリジナルを知っているファンの期待は一気に膨らみますよね。

しかし、次の瞬間、箸ではなくハエたたきで豪快にハエを打ち落とすハン。まさに、オリジナルを知っている人だからこそ笑えるサービスシーンといえるでしょう。

また、クライマックスの武術大会で、片足負傷というハンディを負ったドレがどうやって宿敵のチョンを倒すのかという場面でも、オリジナルへのオマージュがあふれています。

「ベスト・キッド」といえば、最後の片足立ちのシーンというほど、終盤で主人公が構える鶴のようなポーズが印象に残ったという人も多いのではないでしょうか。もちろん、リメイク版でも最後にドレがこのポーズを構えてくれます。

リメイク版では、主人公が高校生から小学生に変更されていることなどをはじめ、教わるものも空手ではなくカンフーになるなど、いくつかの変更点も加わっています。しかし、基本的なストーリーはオリジナルを忠実に踏襲しています。そのため、オリジナルを知っている人でも安心しつつ、新鮮な感覚で楽しめる作品となっています。

痛快な逆転劇が楽しめる

痛快な逆転劇が大好きだという人は、「ベスト・キッド」を存分に楽しめるでしょう。オリジナル版同様、主人公は孤独ないじめられっ子です。そして、もちろん主人公をいじめる憎たらしいいじめっこたちがいます。

リメイク版でいじめっこのリーダーを演じる少年は演技がうまく、敵役の憎たらしさという点では、オリジナルを超えているかもしれません。ひ弱だった少年が次第に強くなっていき、師匠と共に彼らに立ち向かっていくというストーリーは、シンプルですがやはり応援したくなる構図です。

前半では、主人公の少年は圧倒的な劣勢状態に立たされますが、そこから王道の逆転劇が楽しめます。そこまで陰湿な要素もなく、全編を通じて健全な作品だといえるでしょう。

ネタバレになってしまうので、詳しくはここでは書けませんが、逆転の仕方は前作と同様とても感動的です。「ベスト・キッド」は、見終わった後にスッキリとした気分になれるエンターテインメント要素たっぷりの作品だといえるでしょう。

新たな師匠コンビによる、感動のサクセスストーリーに興味がある人は、動画配信サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

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ベスト・キッドのあらすじ ※ネタバレ注意

ここからは、「ベスト・キッド」の詳しいあらすじを紹介します。途中でネタバレも含みますので、作品を最後まで楽しみたい人は、先に動画を見ることをおすすめします。

あらすじ 1

主人公の少年ドレが、母親の仕事の都合で、デトロイトから北京に引っ越してくるところから話が始まります。12歳のドレは幼いころに父親を亡くし、母のシェリーと2人暮らしです。

引っ越し早々、シャワーのお湯が出ないことが判明し、ドレはマンションの管理人を訪ねます。しかし、そこにいたのは、ハンというやる気のなさそうな中年男性。英語で話しかけても無言でラーメンをすするなど、ドレとハンとの出会いは決して友好的なものとはいえませんでした。

慣れない環境、言葉の壁、文化の違いは、12歳のドレにとっては重すぎる問題でした。新しい生活に明るくなじもうとするシェリーに対し、孤独感を募らせていくドレ。

そんな中、ドレは流ちょうな英語を話す少女、メイと出会います。彼女は裕福な家の娘で、バイオリニストを目指してバイオリンを習っていました。しかも、彼女は新しい学校の同級生でもあり、慣れない環境に戸惑うドレを何かとフォローしてくれます。優しく魅力的なメイに淡い恋心を覚えるドレ。

しかし、メイと親しくなったことでチョン率いるカンフー少年たちに目をつけられてしまいます。チョンたちにいじめのターゲットにされてしまったドレは何とか応戦しようとしますが、 チョンたちの圧倒的な強さの前に歯が立ちません。

あらすじ2

連日のように、チョンたちからいじめられるドレ。テレビ番組のカンフー講座を見ながら独学でカンフーの技を習得しようと奮闘しているところへ、管理人のハンがやってきます。 ドレの体にあるアザに気づくハン。

母親と買い物中、ドレは町中にあるカンフーの道場を視界に捉え、興味をもって練習の様子をのぞきます。しかし、そこで激しく練習を行っていたのは、あろうことか自分をいじめているチョンたちでした。ドレは道場への参加を諦めます。

あるとき、ドレはチョンたちへの巧妙な仕返しを思いつき、実行に移します。しかし、チョンたちを本気で怒らせてしまい、しつような攻撃をうけることに。チョンは劣勢になっている相手にも容赦なくとどめを刺そうとする攻撃的な面があり、それは「弱さ、痛み、情けは捨てろ」という道場での教えを実行しているためでした。

絶体絶命という瞬間、ドレの前に現れたのは、例のくたびれた管理人でした。これまでとはまったく異なる素早い動きで、ハンはチョンたちの動きを難なくかわし、撃退してしまいます。

実は、ハンはカンフーの達人だったのです。ハンの真の姿を知ったドレは、圧倒的なカンフーの技に感動し、自分を弟子にしてほしいと懇願します。

あらすじ3

チョンをぶん殴ってやりたいと興奮するドレを、ハンは悪いのは生徒ではなく指導者だと諭します。

そして2人は、チョンたちがカンフーを習っている道場へと向かいますが、そこには弱っている相手に容赦なくトドメを刺すように指導する師範の姿が。

複数でドレを攻撃したことを抗議するハン。そして、ハンは道場の師範に対し、1対1のカンフーの武術大会で決着をつけようと持ちかけます。師範もこれも受け入れ、困惑するドレをよそに、ハンはドレに本物のカンフーを教えることを約束するのでした。

あらすじ4

ようやく本物のカンフーが教われると意気込んでいたドレでしたが、ハンの指導は意外なものでした。上着を脱いでハンガーにかけ、取って着て、また脱ぐといった、おおよそカンフーとは程遠い訓練を繰り返させられるドレ。不満を隠しきれません。

ドレはまだ気づいていませんが、実はこの一連の動きは、カンフーの技に直結するものだったのです。やがてハンは、上着の脱着を応用したカンフーの技を指導し、少しずつ2人の訓練はそれらしいものへと進歩していきます。

ある日、ドレはハンに連れられて、数えきれないほどの階段を上った先にある秘境のような道場を訪れるのですが、そこには淡々と武道に励む男女の姿がありました。彼らの姿を通じてドレはカンフーの奥深さに触れ、ハンが自分をここに連れてきた意味を理解するのでした。

来る日も来る日も、真摯にカンフーの訓練に励むドレ。一方で、メイともデートを重ねていました。しかし、ある日のデートの最中にメイの父親から電話がかかってきます。

実は、その日はバイオリンのオーディションが行われることになっており、どうにか間に合ったものの、この日を境にメイはドレと友達をやめると宣言します。メイの両親にドレは嫌われてしまったのでした。

悲嘆にくれて帰宅したドレは、ハンマーで自分の車を壊しているハンの姿を目撃します。ハンは酒に酔っていました。驚くドレに、ハンは今まで隠していた自分の暗い過去を打ち明けます。

実は、ハンには妻と子どもがいましたが、自分の運転ミスによって死なせてしまい、そのことで今でも苦しみ続けていたのでした。ハンを励まし、深い部分で絆を深め合う2人。さらに、研さんを積みめきめきとカンフーの腕をあげていくドレ。

そして、ハンの仲介によって、メイの両親との和解にも成功します。

あらすじ5

いよいよ迎えた武術大会当日。シェリーやメイ一家、そしてハンが見守る中、ドレは順調に勝ち進んでいきます。もちろん、チョンをはじめとする道場の生徒たちも、勝ち上がっていき、準決勝でドレはそのうちのひとりと対戦することに。

そのとき、道場の師範はドレの対戦相手である生徒の耳元でささやきます。「勝たなくていい、ケガをさせてやれ」と。困惑しつつも、指示されたとおり、生徒はドレの片足を痛めつけます。判定はもちろん相手の失格でしたが、ドレの足ではとても試合には戻れません。

決勝戦に戻れなければ不戦勝でチョンの優勝になってしまうことに、控え室で悔しがるドレ。そんなドレを、「勝ち負けの問題じゃない」とハンは諭しますが、ドレは諦めたくないと主張します。

奥の手として中国式の医術によって、ドレの足に治療を施すハン。チョンの優勝が決まらんとしていたそのとき、片足を引きずりながらドレが戻ってきます。

ドレはケガをしていないもう片方の足だけで立ち、そのポーズからチョンに痛烈なキックを打ち込んで見事優勝。最後まで諦めずに勝利を手にしたドレの姿にチョンも感動して、笑顔でドレにトロフィーを手渡します。

さわやかな和解、惜しみないドレへの拍手、そしてドレを優しく見つめるハンの笑顔と共に、物語はハッピーエンドを迎えます。

ベスト・キッドの主な登場人物を紹介

「ベスト・キッド」の主な登場人物5名について解説します。

【ドレ・パーカー役】ジェイデン・スミス (Jaden Smith)

本作の主人公で、アフリカ系アメリカ人の12歳の少年。幼いころに父を亡くし、母子家庭で育っています。小柄ですが、やんちゃな面も。母の仕事の都合でデトロイトから北京へと転居したものの、環境に変化に戸惑い、孤独を募らせていきます。

しかし、すてきな出会いもありました。英語が堪能な中国人の少女メイと出会い、淡い恋心を抱くようになります。しかし、メイと親しくしたことで同年代のチョンをはじめとするカンフー少年たちに目をつけられてしまい、その日からいじめのターゲットになってしまうことに。チョンたちによる暴力から守ってくれたハンのカンフーの技に感銘を受け、指導を受けることになります。

一風変わったハンの指導方法に戸惑いながらも、カンフーの修行に没頭していくドレ。なかなかうまくいかないメイとの関係や、ハンがひそかに心の中に抱えている過去の過失に対する苦しみなどを知り、技だけでなく内面の強さも身につけていきます。

ハンの指導によってカンフーの研さんを積んだドレは、チョンを倒すべく、武術大会に出場。しかし、チョンの師匠は卑劣なやり方で、ドレをねじ伏せようとします。果たしてドレは、チョンに勝つことができるのでしょうか。

【ミスター・ハン役】 ジャッキー・チェン (Jackie Chan)

ドレと母親が住むマンションの管理人で、ドレのカンフーの師匠。チョン率いるカンフー少年たちに襲われているドレを見かけ、並外れたカンフーの技によって少年たちをあっさりと撃退し、ドレを守ります。ドレ親子が住むマンションの管理人で、一見くたびれた中年にしか見えないハンですが、実はカンフーの達人だったのです。

真の姿を知ったドレから、ぜひカンフーを教えてほしいと依頼を受けることに。依頼を承諾したハンですが、具体的な技を教えるわけではなく、おおよそカンフーとは関係ないことばかりをドレに命じるのでした。たとえば、上着をハンガーにかけて着て脱いで落とし、再度かけるといった練習を繰り返させ、ドレを戸惑わせます。しかし、一見関係ないように見えるその一連の動作は、カンフーの技に直結するものだったのです。

どこか世捨て人のような雰囲気を醸し出しているハン。しかも、独り身の様子です。これには深いわけがあり、その原因をつくってしまった自分を責めながら生き続けてきました。しかし、何事にもひたむきなドレとの出会いによって、ハン自身も少しずつ変わっていくことに。

カンフー以外にも、中国の古い治療法でドレのケガを治してしまうなど、優秀なセラピストとしての活躍もあります。

【シェリー・パーカー役】タラジ・P・ヘンソン (Taraji Penda Henson)

ドレの母親。シングルマザーとして、働きながら一人息子のドレを育てている頑張り屋の女性です。

北京での新しい生活を明るく受け入れようとしますが、反対に新しい環境になじめない息子との間に溝が広がっていくことに。最初はカンフーと空手の区別もつかないほどでしたが、ひたむきにカンフーにうちこむ息子を温かく見守ります。

【メイ・リン役】 ハン・ウェンウェン

裕福な家庭で育っている中国人の少女。年齢の割に大人びた雰囲気で、流ちょうな英語を話すことから、ドレと交流を深めることに。ドレが北京で通うことになった学校の同級生でもあり、その新生活を助けるなど優しい性格です。

メイ自身もまた、ひたむきにカンフーにうちこむドレにひかれていきます。バイオリニストを目指してバイオリンを習っていますが、ドレと遊びに行ったことでバイオリンのオーディションに参加できなくなり、メイの両親がドレに激怒することに。結果として、ドレにもう友達をやめると告げてしまいます。

しかし、その後ハンの仲介によって、両親とドレは和解することに。最後の武術大会には両親とともに見学し、ドレの雄姿を見守ります。

【チョン役】 ワン・ツェンウェイ

ドレをいじめるカンフー少年のリーダー格で、本作の悪役。新参者でありながら、メイと親しくしているドレに敵対心を抱き、いじめの対象とします。

少年たちの中でも、カンフーの技はずば抜けていますが、劣勢となっている相手にしつように攻撃を続ける暴力的な面も。終盤の武術大会には優勝候補として出場し、最後にドレの前に立ちはだかります。

ベスト・キッドの作品情報

原題:The Karate Kid

公開年:2010年

製作総指揮:ダニー・ウルフ

スーザン・イーキンス

ハン・サンピン

監督:ハラルド・ズワルト

脚本:クリストファー・マーフィー