映画「オデッセイ」は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

洋画(海外映画)

2015年にアメリカで制作されたSF映画「オデッセイ」は、たくさんの賞を受賞している壮大な物語です。口コミでの評判も高いため、ぜひ見てみたいという人も多いのではないでしょうか。SF映画といってもエイリアンが出てくるわけではなく、徹底して現実的に描かれているのが特徴です。そこで、今回は「オデッセイはどういうあらすじなのか」「見た後の感想はどういうものか」「動画配信サイトで無料で観ることができるのか」などを解説していきます。

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壮大なSF映画「オデッセイ」の魅力は?

オデッセイは始終ハラハラ感が尽きないSF超大作!

「オデッセイ(原題: The Martian)」は、リドリー・スコット監督によるSF映画です。2015年に公開され、主演を個性派俳優として人気のマット・デイモンが務めました。原作はアンディ・ウィアーのベストセラー小説「火星の人」です。オデッセイというタイトルは日本向けで、由来はギリシャの叙事詩「オデュッセイア」の英語読み「Odyssey」から来ています。この作品の見どころは、ひとり火星に取り残された男がどのようにサバイバルしていくか、あるいはいつか助けに来るであろう仲間を信じ続けられるかです。マット・デイモン演じるマーク・ワトニーは、家庭菜園を始めたり自分の現状を報告する動画を撮影したりと、生き残るために試行錯誤を繰り返します。次に何が起こるのか予見しづらいのがSF映画の魅力ですが、オデッセイにも展開が見えないハラハラ感が作品全体を通して続きます。

さまざまな賞にノミネート&受賞!

オデッセイはひとつの何かに長けた作品ではなく、あらゆるジャンルで評価が高いのが特徴です。たとえば、2015年の「ハリウッド映画賞」ではプロデューサー賞を、2016年の「第73回ゴールデングローブ賞」では作品賞主演男優賞(いずれもミュージカル/コメディ部門)を獲得しています。そのほかにも2016年の「第88回アカデミー賞」では作品賞・主演男優賞・美術賞・音響編集賞・録音賞・視覚効果賞・脚色賞という多様なジャンルにノミネートされています。これだけでもこの作品がいかに細かなところまで配慮されて作り込まれた映画かがわかるでしょう。

また、マーク・ワトニーの孤独を際立てる演出として、荒涼とした火星の大地がたびたび映し出されます。火星の描写は「マーク・ワトニーは生還できないのでは」という絶望感をかき立てるでしょう。しかし、火星の大地は同時に美しくもあります。細かな演出に手を抜かず、高い美的感覚をもとに制作されているのがこの映画の魅力といえます。

オデッセイの注目ポイント3選!

注目ポイント1:孤独でも希望を捨てない宇宙飛行士!

オデッセイの主人公で、有人火星探査ミッション「アレス3」に参加している優秀なエンジニアであり植物学者でもあるマーク・ワトニーは、事故により火星にひとり取り残されます。次の探索ミッションが火星を訪れるまでには4年もあり、彼はサバイバル生活を送ることを余儀なくされます。食料は31日分しかなく、酸素はほとんどない絶望的な状態ですが、彼は決して希望を捨てようとはしません。仲間が助けに来てくれることを強く信じ、その日まで生き抜こうと誓います

こう聞くとマーク・ワトニーはパーフェクト超人だと思うかもしれませんが、実際そんなことはありません。時には音楽を楽しみ、時にはジョークを飛ばし、また時にはトラブルが発生して苛立つなど、とても人間的な側面を見せます。火星探査ミッションを任されるエリートであっても、人間くさいところはやっぱりあるのですね。どのような状況であれ感情や人間性、希望を失わないマーク・ワトニーの生き方は、多くの人が共感するところではないでしょうか。

注目ポイント2:火星で家庭菜園?水まで作るマーク・ワトニーの手腕

マーク・ワトニーが火星で生き残るためには、食料や酸素、水を確保しなければなりません。元々マーク・ワトニーは植物学者でもあり、土で植物を育てるのはわけのないことでしょう。しかし、彼が今いるところは地球と大きく環境が違う火星です。火星にある砂だけでは食料となる植物は育ちません。そこで、あるものを利用して火星の砂を改良し植物が育つ状態へと変えます。また、植物を育てるのに水は必要不可欠で、マーク・ワトニーは水までも知識と工夫により生成していきます。

どうやって水を生成するのか、それは火星降下機(MDV)に残っていた燃料がカギです。科学的な知識が含まれるため難しい内容ですが、映画内ではテンポよく進むため、それほど難解には感じられないでしょう。これが、オデッセイがSF映画としてだけではなくサバイバル映画としても楽しめる理由となっています。しかし、現実は絵に描いた餅ではないので、そうはうまく行きません。映画内でも失敗し、マーク・ワトニーが吹き飛ばされるシーンがあります。それでもすぐに原因を突き止めて改善していこうとするポジティブさは感動すら覚えます。

注目ポイント3:NASAをめぐる物語

この作品のもうひとつの見所はNASAをめぐる人間模様です。面白い映画や動画作品には悪役がつきものですよね。登場人物すべてが善人だと、なんだか嘘くさく感じてしまうでしょう。オデッセイの登場人物は基本的にみんな良い人ばかりですが、損得勘定でマーク・ワトニーを助けるのを止めるべきだというNASAの一部の人間もいます。彼らのいいわけとしては、「ひとりのために(助けに行こうとする)みんなを危険にさせられない」というものです。

しかし、一緒に火星ミッションを行った仲間たちは「置き去りにしてしまった」という後悔の念があります。彼らには「自分たちが死んでも良いからマーク・ワトニーを助けたい」という思いがあるにも関わらず、反対の姿勢を見せる人たちもいるのです。現実世界でも、現場の気持ちとそれを理解しない人たちの対立という構図はよくありますよね。

ただ、オデッセイではマーク・ワトニーに幸運がもたらされます。信じる者は救われるということでしょうか。マーク・ワトニーの仲間たちは、自分たちだけでどうにもできないことも、さまざまな人からの助けによって成し遂げられることを学びます。NASA界隈でも紆余曲折ありながらマーク・ワトニーの救出を模索しており、この辺もオデッセイが名作といわれるポイントでしょう。

オデッセイは誰におすすめ?楽しめるのはこんな人!

SFに理屈がいらない時代はもう終わり?リアリティを求める人におすすめ!

オデッセイの世界観には魔法やファンタジー要素は一切なく、すべてが科学的な内容に基づいて制作されています。ひとつひとつのエピソードには一貫した理屈があり、だからこそマーク・ワトニーは火星で生き延びることができるのです。この映画にはいくつもの化学変化を応用したサバイバル術が登場しており、ストーリーに多くのリアリティをもたらしています。加えて、いかに才能あるマーク・ワトニーでも実験は毎回成功するわけではなく、時には失敗することもあるのがさらに現実味を帯びていて興味深いでしょう。また、エンジニアでもあるマーク・ワトニーは、壊れた機材や宇宙船を自分で直していきます。何を使ってどう直していくかは動画を見てのお楽しみですが、手に入れられる材料を最大限使って修理していく様は見事です。サバイバル術だけではなくDIY術も学べる一挙両得な映画といえるかもしれませんね。

仲間を持つすべての人に見て欲しい

オデッセイはSF超大作でもありますが、人間模様を巧みに描いた作品でもあり、救出計画を模索していくのが本作のもうひとつのエピソードです。この映画は、仲間が絶体絶命の危機に陥ったときに自分たちはどうすべきかを考えさせてくれる指南書でもあるといえるでしょう。オデッセイには救出が無理だと早々に諦める人がいる一方、自分の命を賭してでも救出のために奔走しようとする人もいて、鑑賞者の心を大きく揺さぶります。今自分に仲間と呼べる人がいるのなら、映画の登場人物はどういう迷いを経て決断まで至るのかをぜひ見ておきましょう。

また、単に救出したいという気持ちだけではなく、実際にどうやって助けるかもこの映画では重要な要素です。火星にただひとり残されたマーク・ワトニーを救うのは、そう簡単でないのは想像に難くありません。ここでもまた協力者がひとり、またひとりと現れて、マーク・ワトニー救出計画に賛同する仲間が増えていきます。誰がどのタイミングで仲間になるのかも、オデッセイでは注目すべきポイントでしょう。

家族でもカップルでもひとりでも楽しく見られる!

オデッセイは見る人を絞らずに老若男女を問わず楽しめるのが特徴です。この映画は一貫してポジティブな内容で構成されており、観る人すべてに希望と感動を与えてくれます。暴力的なシーンやエロティックな描写はなく、鑑賞後は皆がハッピーになれる内容です。また、科学的な理屈はわからないまでも、火星の美しさや宇宙船の緻密な作り、マーク・ワトニーの何ごとにもポジティブに振る舞うかっこよさは、小さな子どもも一緒に楽しめるでしょう。この映画をきっかけとして、宇宙や科学に興味を持つ子どもが増えるかもしれません。基本的に科学的で難しい内容も含まれているため、この作品は1回見ただけでは十分に理解しきれないかもしれません。さまざまな人と一緒に鑑賞して、新しい発見をしていきましょう。

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オデッセイの気になるあらすじは?※ネタバレ注意

初めから終わりまでハラハラ感と感動で包まれるオデッセイのストーリーは、どのようなあらすじなのでしょうか。ネタバレが含まれるので、動画を見て楽しみたい人は注意が必要です。主人公であるマーク・ワトニー(マット・デイモン)は、有人火星探査ミッション「アレス3」に参加する優秀なエンジニア兼植物学者です。優秀な頭脳をもちながらも勇敢でもある彼は、同じヘルメス号に乗る5人の仲間とともに強烈な嵐が近づいているのにも関わらずミッションを続けていました。しかし、不運なことに嵐が彼らを直撃します。マーク・ワトニーは嵐の風で飛ばされたアンテナの破片に当たり、彼自身も宇宙船から遠くに飛ばされたのです。仲間の宇宙飛行士たちはマーク・ワトニーを探しますが見つからず、事故で絶命したと考えて断腸の思いで地球へと帰還します。

しかし、マーク・ワトニーは生きていました。次に火星探索ミッションが行われるのは4年後です。それまで生き延びて再び地球へ戻ることを決意し、火星で孤独にサバイバルを続けていきます。生き延びて仲間に救出されることを信じていたマーク・ワトニーは、感謝祭用に保存してあった「ある植物」を人間の排せつ物と火星の砂を使って栽培します。マーク・ワトニーが滞在しているハブには植物を育てるための十分な水がなかったため、彼は水をも知恵と工夫で生成していきます。ここでも宇宙船の「あるもの」を使って巧みに水を作り出します。なるほどと感心するアイデアです。化学的な知識と勇敢な実践によって水を得たマーク・ワトニーは、改めて生きる希望を見出します。

家庭菜園を行うのと同時並行で、彼はNASAへの通信を試みます。NASA側でもソーラーパネルやローバー2の動きからマーク・ワトニーの生存を察知しており、彼と交信するために準備していました。単純な信号の交信からどのようにお互いが不自由なく意思疎通できるまで通信機能が回復したかは、映画の見所のひとつとなっています。マーク・ワトニーはさすがエンジニアといったところでしょう。NASAは彼に救援物資を送るためにロケットを火星に向けて発射しますが失敗に終わります。絶望に打ちひしがれますが捨てる神あれば拾う神ありで、中国国家航天局が助けを申し出ます。NASAと中国国家航天局のやり取りも面白く、だんだんと信頼が芽生えてくる様子も動画で要チェックです。

ここまではマーク・ワトニー救出のために希望に満ちあふれているストーリーとなっていますが、彼の身に危機が迫ります。実は、NASAの上層部では彼を救出すべきか迷っていたのです。なぜなら、助けが到着するまで彼が生存している保証はなく、救助隊の身も危険にさらされる可能性があると考えたからです。そのため、まだ地球へ帰還途中の5人の宇宙飛行士仲間たちには、彼の生存を知らせていませんでした。NASA長官のテディ・サンダース(ジェフ・ダニエルズ)はマーク・ワトニー救出に難色を示し、宇宙飛行士仲間たちを地球に帰還させることを決定します。しかし、マーク・ワトニーの生存が、フライトディレクターであるミッチ・ヘンダーソン(ショーン・ビーン)によって宇宙飛行士たちに知らせられました。彼らは皆マーク・ワトニーを助けるべきだと意見が一致し、NASA長官の命令に背きます。

しかし、彼らは一体どうやって火星に残されたマーク・ワトニーを救出できるのでしょうか。エルメス号にもこれからまた火星へ行って戻ってくるだけの物資は積んでありません。地球にいったん戻ってから再び火星に飛び立つのには時間がかかりすぎて、マーク・ワトニーは力果ててしまうかもしれません。助けたいという気持ちだけではどうにもならないという残酷な現実が突きつけられます。しかし、ここでも救いの手がマーク・ワトニーとその仲間たちに注がれます。リッチ・パーネル(ドナルド・グローヴァー)というJPLの天才科学者が、斬新なアイデアでエルメス号を地球に帰還させずそのまま火星に戻す方法を提案するのです。

どのような方法でそれを実現するかもオデッセイの見どころのひとつです。「ほう」と感心せざるをえない画期的なアイデアは、動画でぜひ確認しましょう。エルメス号は途中で中国国家航天局からの救援物資を受け取り、火星へと急ぎます。一方、マーク・ワトニー側でも入念な準備が必要となります。宇宙船が火星に着陸して彼を拾うわけではなく、マーク・ワトニーも宇宙船に向かって飛び立たなくてはならないのです。それをアレス3の指揮官でもあるメリッサ・ルイス(ジェシカ・チャステイン)が宇宙船から出て受け止めるという、お互いが命がけのミッションを行う必要があったのです。

いざ決行の日、マーク・ワトニーは準備を万端に整えたものの、用意周到な準備がかえって仇となり窮地に陥ります。理論上は正しくても、実行すると思いもよらない結果になるのはよくあることでしょう。本当はヘルメス号に近づかなければならないマーク・ワトニーは、結果的に目標から大分離れてしまいます。宇宙船の乗組員たちは仲間を助けようと命がけでヘルメス号をマーク・ワトニーに近づけ、メリッサ・ルイスは無事彼を捕まえて宇宙船の中へと戻ります。マーク・ワトニーやメリッサ・ルイスだけではなく、ひとりひとりの宇宙飛行士たちが自分のすべきことを理解し精一杯頑張った結果でしょう。火星から地球に帰還するまで、彼らの素晴らしい時間が続きます。物語は、マーク・ワトニーが若き宇宙飛行士の卵たちに自分の経験談を話すところで終わります。

オデッセイには、「仲間を信じられるか」と「仲間のために命を賭けられるか」の2つが重要なテーマとなっています。マーク・ワトニーは一貫して仲間を信じ、メリッサ・ルイスを始めとする宇宙飛行士仲間も強い気持ちでマーク・ワトニー救出に臨みました。どんなに不可能に思える出来事でも、本気でできると信じてやり抜くと決めれば、火星で何カ月も生き延びたり、宇宙を漂う仲間をキャッチできたりもするのでしょう。一貫してリアリティある内容で描かれているオデッセイだからこそ、現実的に起こり得ると思わせてくれます。

あの人は誰?オデッセイの主要登場人物とキャスト

【マーク・ワトニー役】 マット・デイモン(Matt Damon)

オデッセイの主人公で、登場人物の中でも1番タフで勇敢な性格をしている宇宙飛行士で、およそ1年半も火星で一人暮らしを余儀なくされた不運の人物です。エルメス号の乗組員たちからの信頼も厚く命がけでも助けたいと思われており、とりわけエルメス号の操縦士リック・マルティネスと仲が良く、お互いジョークをいい合う仲です。逆境にあってもNASA職員に対しておちゃめな行動をするなど、誰からも好かれる才能を持っています。知的だけどどこか面白く、とびきり明るく前向きなのがマーク・ワトニーといえます。

彼はその旺盛な行動力が仇となることもありますが、基本的に何ごとにもポジティブで生きることに一生懸命の好青年です。エンジニアでもあり植物学者でもある彼は、置かれた状況と自分ができることをきちんと理解している頭脳明晰な人物です。時には冗談をいったりおバカなことをしたりしつつも、いつも冷静かつ適切な行動をとります。日記のように自分の記録動画を撮影し、人々へのメッセージとして残しています。

マーク・ワトニーは発想力に富み、火星という物資がほとんどない状況であったとしても、工夫により幾度もの困難を乗り越えているのが特徴です。彼の火星での行動はたびたび世界に報道されており、困難に立ち向かってもなお生きる彼の姿は人々の心を動かします。ひたむきに生きる彼の姿は中国国家航天局による支援という形で身を結びます。ヒーローと聞くと弱いものを助ける人物というイメージがあるかもしれませんが、困難な状況にも負けずに生き抜くマーク・ワトニーの姿もまた、立派なヒーローといえるでしょう。

【メリッサ・ルイス役】 ジェシカ・チャステイン(Jessica Chastain)

ミッション「アレス3」の指揮官で、地質学者でもある才能あふれる女性です。マーク・ワトニーに負けず劣らず勇敢であり、最後に宇宙空間で彼を捕まえるという大役を買って出ます。沈着冷静でありながらも情に厚く、宇宙飛行士としてのレベルはトップクラスです。非常に責任感ある強い性格の持ち主であり、同情する宇宙飛行士たちからも厚い信頼を寄せられています。1970年代のディスコ・ミュージックが好きで、宇宙船に持ち込んでまで聴こうとする人間らしい一面も作中で描かれています。マーク・ワトニーからは音楽センスにダメ出しされていますが、結局彼女の音楽はひとりぼっちの彼の心を支えていました。劇中ではいろいろなシーンで彼女が船内に持ち込んだ音楽が流れます。動画でもぜひチェックしておきましょう。

【テディ・サンダース】 ジェフ・ダニエルズ(Jeff Daniels)

NASAの長官で、マーク・ワトニーの救出に難色を示した人物です。作中唯一の悪役ともいえますが、彼の考えが100%間違っているわけではないのも事実です。マーク・ワトニーの生存率は極めて低く、彼を救出するためにエルメス号の5人の乗組員を危険にさらす決断はできなかったのでしょう。映画ではたびたびメディアによる報道シーンが登場し、ひとつのポイントとなっています。何か問題が起こった場合の非難はすべて彼に行くため、立場上冷徹にならざるをえなかったのかもしれません。しかし、高圧的で聞く耳を持たない態度も散見されるため、やはり頭の堅い人物といえます。

【リッチ・パーネル】 ドナルド・グローヴァー(Donald Glover)

JPLの科学者であり、エルメス号を地球に帰還させずに火星へと戻す方法を提案した天才です。見た目は科学者というよりは貧乏学生のようであり、変わり者として周りから認識されています。物語の後半に出てきてそれほどスクリーンに映るシーンは少ないものの、彼がいなければマーク・ワトニーが助からないほどの功労者です。彼が提案した「スイングバイ」の応用は地球と火星に対して合計2回行われており、メリッサ・ルイスがマーク・ワトニーを宇宙空間で拾ったときはまさにスイングバイをしている最中でした。リッチ・パーネルの提案がなければ、火星に行ったエルメス号すら地球に戻ることはなかったはずです。

オデッセイの作品情報について

原題:The Martian

公開年:2015

監督:リドリー・スコット

脚本:ドリュー・ゴダード