映画『AI』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

洋画(海外映画)

「ロボットが進化して感情を持ったら、人間とロボットの関係はどうなるのか」。2001年に公開された映画「AI」は、そんな仮定の世界を描いた作品です。幼い男の子の姿をしたロボットのデイビッドは、自分を起動させた人間を母として愛するように作られました。彼はある夫婦の養子となり、2人の子どもとして幸せな時間を過ごしますが、予期せぬできごとが起こり、やがて捨てられてしまいます。それでも一心に母親を愛し、母に愛されたいと願い続けるデイビッド。その一途な姿が大きな感動を呼び、映画は大ヒットを記録しました。ここでは、「AI」の動画を見ることができる配信サービスや、無料で視聴する方法、さらにネタバレを含む感想などをご紹介します。

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「AI」はどんな映画なの?

この映画のタイトル「AI」とは「Artificial Intelligence」の略で、日本語に訳せば「人工知能」です。今でこそ日常的に耳にする単語ですが、映画公開時の2001年には、まだ一般的ではありませんでした。動画には、タイトルの通りにたくさんのロボットたちが登場します。主人公はデイビッドという名の男の子の姿をしたロボットで、ハーレイ・ジョエル・オスメントが演じました。彼のひたむきな演技は多くの観客の心をゆさぶり、日本での興行収入は約97億円と、2001年を代表する大ヒット作となったのです。

「AI」を監督したのは映画界の巨匠であるスティーヴン・スピルバーグですが、この映画の成功は彼の手腕のみによるものではありません。「AI」の企画自体は、1999年に亡くなったスタンリー・キューブリック監督が長年温め続けてきたものなのです。キューブリック監督亡きあと、彼の遺志を継ぐ形でスピルバーグ監督が完成させたという経緯があります。つまり、この映画には、2大巨匠のコラボレーション作品ともいえる側面があるのです。

「AI」の舞台は、地球温暖化が進みテクノロジーも進歩した未来の地球で、そこでは当たり前のように人類とロボットが共存しています。ロボットたちはなめらかに動き、違和感なく人々と会話を交わします。ロボットたちには「痛み」という現象もインプットされていますが、痛みを与えられたことで発生する恐怖や怒りといった感情までは理解できません。

しかし、この物語の主人公であるデイビッドは世界で初めて人を愛するように作られたロボットです。「ロボットが感情を持つことはできるのか」「感情を持ったことでどうなるのか」というのは、SFをテーマとした多くの作品で取り上げられるテーマの一つといえるでしょう。しかも、その愛情は、子どもが母親に向ける純粋でひたむきな愛なのです。デイビッドはやがて、母親を愛するあまり、自分も母親に愛されたいと強く願うようになります。人間とロボットの垣根を越えた親子の愛や、ロボットが持つ悲哀、人間のエゴなどをていねいに描写し、そのひとつひとつを心に刺さるシーンとして描き出した名作です。

「AI」のここが見逃せない!おすすめポイント3

おすすめポイント1:心を打つ、ロボットの純粋な愛情

映画「AI」の主人公は、愛情を持ったロボットのデイビッドです。見た目もふるまいも男の子そのものですが、食事をすることはなく、眠る必要もありません。デイビッドを正式に起動させるためには七つの合い言葉が必要で、その合い言葉をインプットした人を親として愛するように作られています。

デイビッドがやってきたスウィントン家には、デイビッドと同じ年頃の息子がいますが、彼は不治の病を抱え、治療法が見つかる日のために冷凍睡眠で眠り続けていました。母親のモニカは、まるで息子の代用品のように家にやってきたデイビッドを最初は激しく拒否します。しかし、デイビッドと過ごすうちに彼を愛するようになり、七つの合い言葉を口にして息子として迎え入れるのです。

最初はモニカのことを「モニカ」と呼んでいたデイビッドですが、七つの合い言葉をインプットされたとたん「ママ」と呼び始めます。光あふれるリビングで、デイビッドとモニカはお互いを抱きしめ合いました。息子となったデイビッドは、モニカのためにコーヒーをいれたり、いたずらしてモニカの香水を使い切ってしまったりと、無邪気で心優しい子どもそのもの。「ママはいつか死ぬの?」とモニカに問いかけるシーンでは、親と離れたくない、ずっと一緒にいたいという幼い子どもが持つ思いを見事に表現しています。

しかし、実の息子であるマーティンが回復したことで、愛情はデイビッドからの一方通行になっていきます。それでもデイビッドは、ただひたむきにモニカを愛し、自分も愛されたいと願い続けるのです。最後までまっすぐに母を思うデイビッドの姿に、涙が止まりません

おすすめポイント2:終わりへ向かう世界で紡がれる切ないストーリー

この動画の舞台は、陸地の多くが失われた近未来の地球です。そのぶんテクノロジーが発達しているため、人類の衰退は感じさせません。しかし、物語の終盤には大都市の廃虚が登場し、終末感が描かれています。妊娠が許可制になり、子どもを持てない夫婦も存在する世界で、子どもの姿で人間に愛情を注ぐロボットは救世主のようにも思えます。しかし、デイビッドにある感情は愛だけではなく、愛している相手から愛されない切なさも持っているのです。

それが男女の愛ではなく、子どもが母親へ注ぐ愛であることがこの物語のキーポイントとなっています。デイビッドが持つ「もっと親に愛されたい」という気持ちを理解できる人は少なくないでしょう。デイビッドが本物の人間の子どもになればモニカに愛されると信じるいっぽうで、物語を見ている観客にはそれが不可能なことだとわかりきっています。しかし、決して希望を捨てないひたむきなデイビッドの姿に、多くの人が胸を打たれるのです。

おすすめポイント3:女性をとりこにするセクシーなジゴロ・ジョー

願いをかなえるために旅をするデイビッドとともに行動するのは、テディベア型ロボットのテディと、途中で出会うセックス・ロボットのジゴロ・ジョーです。彼は端麗な容姿と美しい肉体、そして女性を満足させる数々のテクニックを持つロボットで、わけあって警察に追われていました。物語の後半、子どものデイビッドを手助けする役目を務めるのですが、ジョーが主役の物語も見てみたいと思うほどに魅力的なのです。ジョーは首を横に一回振ることでジャズやクラシックといった音楽を流すことができ、いつも陽気で、自分を指名してくれた女性を褒めたたえます。さらに、機嫌がいいときには踊り出すなど、じつに人間的な一面も。それでいて「人間はロボットにサービスしてもらうことを求めている」など、核心を突くセリフを口にします。

ジョーが見せてくれるのは、人工知能を持ったロボットの物語であり、「AI」のもう一つの核ともいえるでしょう。彼もデイビッドと同じく夢を持ち、そのために行動を起こすのです。演じるジュード・ロウアンドロイド的な整った顔立ちも、ジョーという役柄にぴったりです。

「AI」はこんな人におすすめ

親子の愛をテーマにした動画を見たい人

「AI」のストーリーの大きな特徴は、取り上げられているのは誰しもが持っている親子間の愛という点です。デイビッドはロボットでありながらモニカを母と慕い、モニカもまた、デイビッドがロボットであると知りながら子どもとして愛し、かわいがります。若い人であれば子どもの立場から見られるでしょうし、子どもを持つ親であれば親の立場から見られる映画といえるでしょう。

マーティンという実の息子が戻ってきたことで、モニカの愛情はマーティンへと傾いてしまいますが、そのモニカの気持ちは理解できないものではありません。現実に、実の子とロボットのどちらがより大切かといわれれば、ほとんどの人が実の子だと答えるのではないでしょうか。しかし、人間と同じ愛を持つデイビッドが「自分も母に愛されたい」と願う気持ちもまた痛いほどに理解できる感情なのです。愛情があるからこそ、2人がそれぞれに望んだものやたどり着いた結論が切なく、見る人の心をゆさぶります。

ダークな雰囲気のSFが好きな人

この動画にはさまざまなロボットが登場します。物語の中盤で、森をさまようデイビッドが出会ったのは、壊れかけたロボットの集団でした。彼らが廃棄されたジャンクパーツの山をあさり、自分に合ったものに交換していく様子は、それまで穏やかに家族のふれあいや心情を描いてきた映画の雰囲気を一変させます。

人間に作られ、用済みとなれば廃棄され、運が悪ければロボットを派手に破壊して人間を喜ばせる「ジャンク・ショー」で見世物にされてしまうロボットたち。この映画で描かれる地球の未来は決して明るいものではなく、現代の社会問題や人間の闇にも通じる暗さがあります。だからこそ、多くの人の共感を集めているともいえるでしょう。物語の終盤でさらに進化をとげたロボットが歩き回る光景は、世界が一変した未知の未来を感じさせます。人類が滅びへと向かっているという暗さをはらむ独特な世界観が、多くの人をひきつけてやみません。

物語のストーリーについて深く考えたい人

「AI」は現代版(未来版)のピノキオともいえる作品です。ストーリーの中でも、モニカがマーティンとデイビッドにピノキオの絵本を読み聞かせるシーンがあります。デイビッドはそのお話をずっと覚えていて、ピノキオがブルー・フェアリーの力で人間の子どもになったように、自分もブルー・フェアリーにお願いすれば人間になれると信じています。それはどれだけテクノロジーが進化してもかなうことのない願いなのですが、デイビッドはそんなことは知りません。彼はロボットでありながら、人間の子どもと同じように無知で、大人の助けを必要とします。ほかのロボットのように、人間が便利に暮らすために作られたわけではないのです。デイビッドを見ていると、今や身近な存在であるロボットの存在意義や価値について思いをはせずにはいられません。

さらに、「AI」は、感情があり、「希望を抱いて行動するロボットと人間との違いとは一体何なのか」という問いも投げかけてきます。寿命がないロボットに、誰かを愛するという感情を持たせる残酷さも見えてきます。この映画が持つテーマは数多く、作品をじっくりと考察したい人におすすめです。

「AI」の動画が見られるサービスをご紹介!無料で見る方法も

「AI」の動画は複数の動画配信サービスで視聴が可能です。無料で見たいときは、定額制サービスの無料期間を利用するといいでしょう。

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舞台は未来!「AI」のあらすじ※ネタバレ注意

「AI」のあらすじをご紹介します。ネタバレが含まれていますので、動画を見て楽しみたい人はご注意ください。

温暖化が進んだ地球ではロボットが必要不可欠

温暖化が進んで地球上の氷を溶かし、多くの都市が海の中へと消えた未来の地球が「AI」の舞台です。人類は残された陸地に住み、多くの政府は妊娠に許可制を採用して繁栄を保っています。そのため、作ってしまえば食糧や資源を消費しないロボットが数多く生産され、人間の社会生活を成り立たせる存在として重要な役割を担っていました。見た目は人間と見分けのつかない「人造人間」が日々生み出され、人間と同じように話して動きます。そんな中で、サイバートロニクス社のホビー教授は、「人間を愛し夢を追うまったく新しいロボットを創り出したい」と考えていました。親を愛する子どものロボットができれば、妊娠許可を得られない夫婦にとって救いの存在となり、商業的にも成功するというのです。しかし、彼の部下の一人は、「ロボットが人を愛するようになれば、それを受け取る人間側にも責任が生ずるのではないか」という疑問を投げかけます。それは、永遠に答えの出ない問いでした。

子どものロボット、デイビッド

サイバートロニクス社に勤めるヘンリー・スウィントン(サム・ロバーズ)と、その妻モニカ・スウィントン(フランシス・オコナー)には、マーティン(ジェイク・トーマス)という息子がいます。しかし、マーティンは不治の病で、冷凍睡眠を施され眠っていました。夫妻は、「いつか病気の治療法が見つかるのではないか」という淡い期待にすがって生きているのです。ある日、ヘンリーは会社からモニターに選ばれ、デイビッド(ハーレイ・ジョエル・オスメント)という名の男の子のロボットを連れて帰ってきます。最初は拒否反応を示すモニカでしたが、デイビッドの子どもらしいふるまいや愛らしさを見てしだいに心を許し、彼を息子として正式に「起動」させて受け入れます。デイビッドもモニカをママと呼び、彼女を愛して慕うようになりました。

人間とロボットとの暮らし

デイビッドは人造人間ですが、見た目はもちろんのこと、ふるまいも人間の子どもと変わりありません。モニカはマーティンのために買ったテディベア型ロボットのテディ(声:ジャック・エンジェル)をデイビッドに与えます。平穏な暮らしが続くスウィントン家に、ある日大ニュースが舞い込んできました。冷凍睡眠で眠っていた息子のマーティンが奇跡的に回復したというのです。マーティンは自宅へ戻り、デイビッドは、モニカとヘンリー、そしてマーティンとの4人で暮らすことになりました。

2人の「子ども」

マーティンはデイビッドにあれこれと命令し、「テディは古い、今度はお前が最新型のおもちゃだ」と言い放ちます。さらに、デイビッドに誕生日(製造年月日)はいつかと聞きますが、デイビッドは自分が生まれた日を知りません。最初の記憶は鳥を見たことだといってそれを絵に描きます。また、ある日、マーティンはモニカに本を読んでほしいとせがみます。それは童話の「ピノキオ」で、一緒に聞いていたデイビッドは、ピノキオが人間になったという結末に目を輝かせるのでした。

マーティンが自宅に戻ってからというもの、モニカはマーティンに愛情を注ぐようになりました。それを感じ取ったのか、デイビッドはマーティンに張り合うようになります。家庭内で優位に立つマーティンはデイビッドに、「ママに愛されるために、ママが寝ている間にこっそり髪を切ってこい」と難題を持ちかけ、デイビッドは誤ってハサミでモニカを傷つけてしまいます。さらに、マーティンの誕生日パーティーの日、自分をからかってくるマーティンの友だちから逃れようとしたデイビッドは、マーティンをプールに落としてしまいました。マーティンは大事には至りませんでしたが、これが一家にとって決定的なできごととなってしまいます。

森に置き去りにされるデイビッド

ある日、モニカに連れられてデイビッドは森へドライブに出かけます。マーティンはおらず、友だちのテディも一緒とあってデイビッドはごきげんですが、モニカに森に置き去りにされてしまうのです。デイビッドは、ピノキオのように本物の子どもになれば家に帰っていいかと泣きつきますが、モニカはデイビッドを振り切って走り去ってしまいました。森の中をさまよううち、デイビッドは、セックス・ロボットのジゴロ・ジョー(ジュード・ロウ)と出会います。彼は女性をよろこばせるために作られたロボットで、客の女性が遺体で発見されたことでその容疑者として追われていました。

デイビッドとジョー

デイビッドとジョーは人間に捕まり、ロボットを派手に壊して盛り上がるショーの見せ物にされそうになりますが、間一髪のところで逃げ出します。デイビッドは、「モニカに愛されるため本物の子どもになりたい」「ピノキオを人間にしたブルー・フェアリーにお願いにいく」とジョーに話します。ジョーは「女性のことなら自分に任せればいい、ブルー・フェアリーをよろこばせればまた自分にも指名が入る」といって、2人は旅に出ることになりました。

ブルー・フェアリーを求めて

デイビッドとジョーは、ブルー・フェアリーの居場所を探し始めます。ルージュ・シティに赴いた2人は、そこで「ブルー・フェアリーは、多くのロボットがそこを目指したものの2度と帰ってこない地の果てにいる」という情報を得ます。2人は警察の水陸両用ヘリコプターを奪い、その場所を目指します。そこは、海に沈んだかつての大都市、マンハッタンでした。2人がたどり着いたのは、デイビッドを作ったホビー教授の研究所。デイビッドが生まれて初めて見た鳥というのは、この施設のモニュメントだったのです。

裏で情報を操作してデイビッドとジョーをマンハッタンに呼び寄せたのは、誰でもないホビー教授でした。教授はデイビッドを、夢を持つことができた初めてのロボットだと褒めたたえます。しかし、自分は特別で唯一の存在だと思っていたデイビッドは、研究所で同じ顔をしたロボットに出会い、自分はロボットなのだと思い知らされます。真実を目の当たりにして絶望し、ビルから海の中へと力なく落ちていくデイビッド。海底に沈みゆくデイビッドを、ジョーが助けます。ジョーはデイビッドを水陸両用ヘリコプターに乗せることに成功するも、自身は警察にとらわれ、「僕は生きた!そして消える!」と言い残します。

水陸両用ヘリコプターに乗ったデイビッドは、モニカと別れてからずっと一緒だったテディとともに海の底を目指しました。海に沈んだ遊園地で、デイビッドはついに静かにたたずむブルー・フェアリーの像を見つけます。デイビッドはそこに留まり、周りの生物が死に絶えても望みを捨てることなく、「僕を本物の人間の子どもにしてください」と祈り続けました。

遠く幸せな未来へ

2000年が経ち、人類は絶滅していました。地球は高度なロボットたちの星となり、機能停止していたデイビッドは彼らの手によって目覚めさせられます。高度なロボットたちは、デイビッドを「人間を知る唯一のロボット」として歓迎します。デイビッドは彼らに人間の子どもになりたいと望みますが、それはテクノロジーが進化したこの時代でも不可能なことです。デイビッドは、それならばモニカをよみがえらせてほしいと望みました。かつて、モニカの髪をこっそり切ったときにテディが隠し持っていた一房の毛髪から、モニカはよみがえります。しかし、高度なロボットたちが作るクローンは、たった1日しか生きられないのです。

デイビッドとモニカの最後の1日が始まりました。2人きりの愛に満ちた幸せな時間に、デイビッドは涙を流します。そして、モニカが眠りにつくのと一緒に、デイビッドもまた、眠りにつくのでした。

「AI」の主な登場人物とキャストをご紹介

主役のデイビッドをはじめ、「AI」の世界で生きる主要な登場人物とキャストをご紹介します。

【デイビッド役】ハーレイ・ジョエル・オスメント(Haley Joel Osment)

男の子の姿をしたロボットであるデイビッドを演じるのは、ハーレイ・ジョエル・オスメントです。1988年にアメリカ・ロサンゼルスで生まれ、1994年に公開された「フォレスト・ガンプ/一期一会」でスクリーンデビューを果たしました。その後、大きな話題を呼んだミステリー映画「シックス・センス」(1999年公開)に心を閉ざした少年・コール役で出演し、ブルース・ウィリスと共演。名優に引けをとらない演技で多方面から絶賛され、11歳という年齢でアカデミー助演男優賞にノミネートされます。シックス・センスの大ヒットで名を知られるようになり、天才子役という評価を得ました。この「AI」の大ヒットにも、主演したハーレイの演技力が大きく貢献しているといえるでしょう。数々の映画やテレビドラマに出演するほか、ゲーム「キングダムハーツ」シリーズの主要キャラクターであるソラの声も担当。子役を卒業後は「コンビニ・ウォーズバイトJK VS ミニナチ軍団」(2016年公開)などに出演しています。

【ジゴロ・ジョー役】ジュード・ロウ(Jude Law)

女性をよろこばせるために存在するセクシーなロボットを演じたのは、その才能と容姿で多くのファンを魅了し続けるジュード・ロウです。彼の絵画のような美しさが、女性をときめかせるセックス・ロボット役にぴったりとはまっています。1972年にロンドンで生まれ、テレビドラマに出演するために17歳で学校を退学し、数々の舞台を経験したのちに「ショッピング」(1994年公開)でスクリーンデビュー。その後も順調にキャリアを重ね、「真夜中のサバナ」(1997年公開)などに出演します。

1999年に公開された「リプリー」では、プレイボーイのディッキー・グリーンリーフを演じ、アカデミー助演男優賞にノミネートされました。役者としての評価は高く、「コールド・マウンテン」(2003年公開)でもアカデミー主演男優賞にノミネートされています。代表的な出演作は、「スターリングラード」(2001年公開)、「こわれゆく世界の中で」(2006年公開)、「シャーロック・ホームズ」シリーズなどです。俳優のみならず、監督やプロデューサー業にもチャレンジしています。また、その類いまれなる美貌は多くの女性をとりこにし、2004年には雑誌ピープルで「最もセクシーな男性」に選ばれました。

【モニカ・スウィントン役】フランシス・オコナー(Frances O’Connor)

デイビッドが母と慕うモニカを演じたのは、イギリス出身の女優フランシス・オコナーです。「タイムライン」(2003年公開)、「ハンター」(2011年公開)、「死霊館エンフィールド事件」(2016年公開)など、数多くの映画やテレビドラマに出演しています。

【ヘンリー・スウィントン役】サム・ロバーズ(Sam Robards)

モニカの夫で、サイバートロニクス社に勤務するヘンリーを演じたのはサム・ロバーズです。1961年、アメリカ・ニューヨークで俳優の父と女優の母との間に生まれ、19歳から演技を学び、「テンペスト」(1982年公開)でスクリーンにデビューしました。「アメリカン・ビューティー」(1999年公開)といった話題作に名を連ねるほか、映画のみならず舞台やテレビシリーズにも幅広く出演しています。

【ホビー教授役】ウィリアム・ハート(William Hurt)

デイビッドを作り出したホビー教授は、ウィリアム・ハートが演じました。1950年にアメリカで生まれ、若かりし頃は神学を学んでいましたが、俳優を志して転学し、ニューヨークなどで演劇を学びます。舞台を中心に活動を続けるなか、「アルタード・ステーツ/未知への挑戦」(1980年公開)でスクリーンデビューしました。1985年に公開された映画「蜘蛛女のキス」では同性愛者のモリーナ役を演じ、アカデミー主演男優賞を受賞。あわせて各国の映画賞にも輝き、全世界で知名度を上げます。実力派俳優として知られ、「愛は静けさの中に」(1986年公開)、「ブロードキャスト・ニュース」(1987年公開)でもアカデミー主演男優賞にノミネートされました。その後も良作への出演を重ね、「ヒストリー・オブ・バイオレンス」(2005年公開)ではアカデミー助演男優賞にノミネート。また、マーベル・コミックの実写映画シリーズであるマーベル・シネマティック・ユニバース作品に、サディアス・サンダーボルト・ロスとして出演しています。

「AI」の作品情報について

原題:A.I. Artificial Intelligence

公開年:2001年

製作総指揮:ヤン・ハーラン

監督:スティーヴン・スピルバーグ

脚本:イアン・ワトソン/スティーヴン・スピルバーグ

※本ページの情報は2018年12月時点のものです。