映画『シェイプオブウォーター』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

洋画(海外映画)

第90回アカデミー賞で作品賞を受賞した話題作「シェイプオブウォーター」が動画サイトで配信中です。本作は名匠ギレルモ・デル・トロ監督のモンスターやマイノリティへの愛情がつまった傑作であり、映画ファンから絶賛で迎え入れられました。ふだんはモンスター映画が苦手な人も、本作のラストではさわやかな感動を覚えることでしょう。この記事では「シェイプオブウォーター」の感想や無料視聴する方法について解説していきます。

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「シェイプオブウォーター」はどんな映画なの?

1960年代のアメリカを生きる孤独な女性が、人間ではないモンスターと恋に落ちる物語が「シェイプオブウォーター」です。今までになかった新しい映画として、世界中のファンが衝撃を受けました。ただし、ギレルモ・デル・トロ監督といえば過激なモンスター映画を得意とする作家なので、多くの映画ファンはおぞましいテイストになっているのではないかと予想していました。しかし、できあがったのはとても純粋なラブストーリーであり、ファンの期待はいい意味で裏切られたのです。

本作にはデル・トロ監督の優しいまなざしがつまっています。半漁人がモデルになっている「彼」は、モンスターでありながら人間以上に美しい心を持った生き物です。そんな「彼」にヒロインのイライザがひかれていく過程が非常に自然な流れで描かれています。最初は「人間とモンスターが愛し合えるはずがない」と思っていた人も、動画を見ているうちに2人のロマンスを応援したくなるでしょう。

本作は発表されるやいなや、2017年度の映画賞を席巻しました。ヴェネツィア映画賞ゴールデングローブといった大きな賞を獲得し、アカデミー賞でも本命視されるようになりました。しかし、過去のアカデミー賞でモンスターを主人公にした映画が作品賞を獲得した例はありません。また、真面目な高齢者が多いアカデミー会員には刺激が強すぎる内容でもありました。

ところが、ふたを開けてみると「シェイプオブウォーター」は強力なライバルを押さえて、見事作品賞に輝きました。クラシック映画へのオマージュや60年代の精密な再現、そして何よりも主人公カップルの強い愛が映画界の常識をくつがえしたのです。「シェイプオブウォーター」は2018年3月にここ日本でも公開され、観客から大反響を呼びました。見逃してしまった人もすでに見た人も、自宅でゆっくりと鑑賞できる動画サイトを利用して、世にも奇妙な愛のゆくえを見守ってみましょう。

映画「シェイプオブウォーター」の大きな魅力3つを紹介

ありえないロマンスが説得力を帯びてくる不思議

なんといっても「シェイプオブウォーター」の中心は、イライザと「彼」のラブストーリーです。とはいえ、どう見ても半漁人である「彼」にどうしてイライザが恋するのか理解できない人もいるでしょう。しかし、動画をじっくり見るとイライザの心がつかめてきます。彼女には発話障害があり、人とコミュニケーションをとることが苦手でした。少ないながら仲のいい友人はいるものの、人生では嫌な思いをすることのほうが多かったのでしょう。彼女は1人の時間を愛して生きています。

そんな彼女にとって、話ができなくてもそばにいるだけでわかりえる男性こそが理想のタイプです。言葉を話さない「彼」はイライザにとって運命の恋人でした。また、人間の男性たちと「彼」の対比もきいています。男性たちはイライザを下に見ており、特に軍人のストリックランドはいやしい気持ちを隠そうともしません。人間たちの社会はイライザを苦しめるばかりです。女性の視聴者は「彼」に最初は拒絶反応があっても、人間以上の気高さを感じてだんだんとイケメンに見えてくるでしょう。イライザと「彼」が想像の中で歌い踊るミュージカルは映画史上に残る名場面です。

孤独な人間たちの心に寄り添う物語

「シェイプオブウォーター」がアメリカ映画として絶賛された理由のひとつが、孤独なマイノリティに寄り添う内容だった点です。トランプ大統領の就任以降、アメリカでは排他的な考え方が各所で叫ばれるようになりました。本作は、そんなアメリカの空気に疑問を投げかけています。登場人物の多くは社会で普通の幸せを手に入れにくい事情を抱えています。イライザは発話障害があり、恋愛はおろか人間関係を構築するのにも苦労をしていました。イライザの親友、ゼルダは黒人であり、60年代はまだ強い差別を受けていました。

事実、ストリックランドもゼルダに心ない言葉を投げかけます。イライザの隣人、画家のジャイルズは年老いた同性愛者でした。しかも、ジャイルズの描く絵は時代遅れだと酷評されています。発展を続けるアメリカ社会で取り残されたような感覚を味わっているジャイルズは、とても孤独です。こうしたマイノリティたちの思いが「彼」に委ねられます。そもそも、「彼」のモデルは過去のモンスター映画に出てきた半漁人です。半漁人はかつて映画ファンの人気者でしたが、いつしかスクリーンから姿を消してしまいました。デル・トロ監督は忘れ去られたモンスターを通して、報われない人々が幸せになっていく映画を撮ろうとしたのです。「シェイプオブウォーター」は現代社会で無視されがちな、他者を思いやる心をよみがえらせてくれる映画です。

細かい設定を知るほどに楽しめる

さまざまな時代背景や設定を追及するほど楽しみが増すのも「シェイプオブウォーター」の魅力でしょう。たとえば、舞台となっている1962年は「冷戦」といって、アメリカとソ連の緊張状態が続いていました。なぜなら、宇宙センターの職員たちが「彼」を極秘事項にしたがるのは、ソ連に研究を知られたくなかったからです。当時の世界情勢を踏まえながら見ると、「彼」を拘束する施設の緊迫感がより伝わってくるでしょう。

また、イライザには古いミュージカル映画を見る趣味がありますが、実は1962年当時、ミュージカル映画の製作本数は一時期よりも激減していました。映画以外の娯楽が増えたため、わざわざスクリーンで歌と踊りを楽しもうとするアメリカ人は少数派になっていたのです。イライザが映画館に通うのは、1962年という時代になじめないことの表れでもあります。「シェイプオブウォーター」はアメリカの文化史も作劇に取り入れ、当時の雰囲気を再現しています。

映画「シェイプオブウォーター」はこんなタイプに見てほしい!

運命の人を待ち望んでいる人

イライザは中年の域に差しかかっている女性ですが、おそらく男性経験はないと示唆されています。映画や音楽を愛し、夢見がちな彼女は現実の男性たちと結ばれるチャンスを逃してきたのでしょう。それでもイライザは恋をあきらめているわけではありません。いつか、自分のことを受け入れてくれるすてきな男性に出会いたいと願い続けています。そんなイライザの姿は、同じように恋人を求めている視聴者には深く共感できるでしょう。

ちなみに、イライザは半漁人という誰にも予想ができない恋人を見つけました。もちろん、彼女自身も人間以外の男性と付き合うことになるとは考えてもみなかったはずです。「シェイプオブウォーター」の動画を見る人も、運命の恋人は思わぬ場所から現れる可能性があります。そんなとき、イライザのようにチャンスを逃さず行動できるかどうかが鍵です。本作は恋愛に大切な要素も教えてくれます。

毎日にふと寂しさを感じている人

イライザは孤独な女性ですが、ゼルダジャイルズという友人がいます。ゼルダはおしゃべりな女性で、いつも一方的に自分が話をしています。だから、イライザの障害など気にしていません。それでいて、ゼルダがピンチにおちいっていると悟れば心配をしてくれる優しい女性です。一方、同性愛者のジャイルズはパートナーも子供もいないまま年を重ねてきました。だからこそ、イライザのことをまるで家族のように思っています。2人はただの隣人以上の絆で結ばれており、イライザは「彼」のことをジャイルズには打ち明けます。

「シェイプオブウォーター」の登場人物のように、寂しさを抱えて生きている人はたくさんいるでしょう。一人暮らしを始めたばかりで新生活になじめなかったり、引っ込み思案で友達を作りたくても作れなかったりして、孤独感を募らせている人は本作が心に響くはずです。本作は「孤独であることがいけない」と主張しているわけではありません。ただ、孤独な人間同士がおたがいを支え合い、孤独を癒せる可能性を伝えています。寂しさに負けそうな人は、人に話しかけるきっかけとして本作を見てみましょう。

嫌な上司に飽き飽きしている人

善人にあふれている「シェイプオブウォーター」の登場人物で、ほとんど唯一の悪人といっていいのがストリックランドです。宇宙センターに赴任してくるといきなりイライザにセクハラ発言をします。部下への態度はいつも高圧的ですし、「彼」にも暴力を振るいます。さすがに暴力まではいかないものの、先輩や上司に偉そうな人がいるなら、ストリックランドに重ねて見られるでしょう。

ちなみに、ストリックランドは家庭だと妻や子供に強くあたれない描写があります。つまり、ストリックランドが弱い者いじめをするのは、自分自身の心が弱かったからです。本作を通して、嫌な上司にも同情的な見方ができるようになれば毎日が少しだけ過ごしやすくなるでしょう。

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※ネタバレ注意!映画「シェイプオブウォーター」のあらすじとは

以下、動画配信中の「シェイプオブウォーター」のあらすじをネタバレ込みで紹介します。1962年、冷戦の最中でアメリカはソ連に対抗し宇宙開発計画を推し進めていました。同時に、ソ連とは激しい情報戦が繰り広げられ、お互いの国益になる研究を盗みあう状況が続いていました。宇宙センターで清掃員として働くイライザは発話障害で声を出せない女性です。彼女は古い映画館の上にあるアパートに住み、決まった時間に起きて仕事に行く単調な毎日を送っていました。同僚のゼルダと隣人の画家・ジャイルズがたった2人の友達で、昔のミュージカル映画を見ることが彼女の楽しみです。それでも、イライザは恋人がいない寂しさに悩んでいます。そして、いつかすてきな男性とめぐり会える日が来るのを待ち望んでいました。

そんな中、ソ連に先を越されないよう宇宙センターでは緊迫した状況が続いていましたが、ただの清掃員にすぎないイライザたちは淡々と仕事をこなすだけでした。イライザは職場に満足していましたが、唯一の難点は赴任してきた軍人のストリックランドです。彼はイライザに下心を見せ、黒人であるゼルダにも嫌な態度をとります。ある日、宇宙センターにホフステトラー博士たちが謎の生物が入った水槽を運んできます。水槽は厳重なセキュリティの部屋で管理され、職員の中でも一部しか立ち入りを許されていません。その生物は研究者から危険視されており、ついにはストリックランドの指を切断する事件を起こします。

血の流れた部屋を清掃するよう命じられたイライザは、水槽の中にいた生物を目撃しました。形は人間ながら全身をウロコに覆われた「彼」は、新しく発見された生命体でした。今まで見たどんな生き物よりも「彼」を美しいと感じたイライザは、一瞬でとりこになります。再び研究室へと立ち寄ったイライザですが、「彼」はなかなか心を開いてくれません。アマゾンで無理やり捕獲され、ストリックランドから拷問を受けてきた「彼」は人間に心を閉ざしていました。

そこで、イライザはレコードをかけ、「彼」の注意を引きます。そして、大好物のゆで卵を「彼」に与えます。「彼」はイライザに心を許し、ひそかに2人が会う時間はかけがえのないものになっていきました。「彼」はイライザの教えた手話を覚え始めます。「彼」は人間の言葉が話せないだけで高い知能と、優しい心を持った生き物でした。次第にイライザは「彼」こそが運命の人だと思うようになります。同じ頃、ジャイルズは勇気を出して行きつけのバーで告白をします。同性愛者であるジャイルズはハンサムなバーテンダーに恋をしていたのでした。ところが、バーテンダーの反応は冷たいものでした。しかも、ジャイルズは描いた絵を画商から酷評されてしまいます。絶望したジャイルズはすっかり気力をなくします。

イライザは宇宙センターの中で「彼」をめぐる意見が対立していることを知ります。ホフステトラーたち学者チームは、「彼」の高い能力に気づいていました。そして、「彼」を訓練して宇宙船飛行士にしようと計画していました。しかし、軍人であるストリックランドには「彼」の素晴らしさがわかりません。むしろ、重傷を負わされた恨みからストリックランドは「彼」の生体解剖を強行しようとします。

ストリックランドの考えを知ったイライザは、自分の手で「彼」を逃がそうと決意しました。しかし、協力を頼めるのはジャイルズとゼルダしかいません。ゼルダには家庭があり、イライザに協力すれば職を失う危険がありました。また、失恋に落ち込むジャイルズは恋をしているイライザにつれない態度をとってしまいます。それでもイライザの熱意が伝わり、「彼」の救出計画が実行に移されました。

計画は、イライザが洗濯物のカートに「彼」を隠してジャイルズの運転するトラックに積み込むというものでした。順調にいくように思えましたが、宇宙センターの警戒を完全にあざむくことは難しく、イライザたちは窮地に立たされてしまいます。そんな彼女たちを救ったのは以外にもホフステトラーでした。ホフステトラーはソ連側のスパイでしたが、上層部から「アメリカが研究を進める前に謎の生物を殺せ」と命じられていました。研究者として「彼」を大切に思っていたホフステトラーは、イライザの計画に気づき協力してくれたのです。

イライザは「彼」をアパートにかくまい、夢のような暮らしが始まります。2人で食事をしたり、お風呂に入ったり、「彼」は彼女が思ったとおりの「運命の人」でした。一方で、「彼」はジャイルズの愛猫を食べてしまうなどの失敗も犯してしまいます。一緒に暮らすうちに、イライザとジャイルズは「彼」に不思議な力がそなわっていることを発見しました。「彼」は人間の傷を癒したり、身体機能を成長させたりできるのです。驚く2人でしたが、ますます「彼」が人間社会で生きていけない存在なのだと確信します。

イライザの計画では、最後に彼を運河から海へと逃がすことになっていました。「イライザは本当に「彼」と離れるべきか」の踏ん切りがつきません。ところが、「彼」を追い続けていたストリックランドが居場所を突き止めてしまいます。ストリックランドはホフステトラーがソ連のスパイたちと会っている現場に乗り込み、ホフステトラーを銃撃します。死にゆくホフステトラーの言葉からイライザとゼルダが「彼」を逃がしたと気づいたストリックランドは、急いでゼルダ宅へと車を飛ばしました。

ゼルダの家でストリックランドは、「彼」の居所を教えるよう脅迫をかけます。ゼルダは秘密を貫いたものの、ストリックランドを恐れた夫がイライザの名前を出してしまいます。ストリックランドはアパートへと向かい、ゼルダは電話でイライザに危険を教えました。イライザは計画通り、「彼」を運河から逃がすことにします。しかし、運河にストリックランドも到着しました。もはやストリックランドの怒りは狂気の域にまで達しています。ストリックランドはイライザに発砲し、彼女は倒れました。「彼」はストリックランドに襲い掛かり、命を奪います。そして、ジャイルズが見守る中、「彼」は奇跡を起こすのでした。

映画「シェイプオブウォーター」の主要登場人物とキャスト紹介

【イライザ・エスポジート役】サリー・ホーキンス(Sally Hawkins)

多くの映画で障害者は「弱く保護されるべき存在」として描かれてきました。しかし、イライザは違います。彼女は愛のために危険もかえりみず、積極的に行動をします。時には暴走してしまうこともあるものの、かえってイライザが持つ愛のパワーを際立たせるといえるでしょう。一方で、イライザは相手の見た目や地位に関係なく、本質的な部分を愛せる女性です。エキセントリックな愛の物語である「シェイプオブウォーター」が多くの人から共感を得たのも、イライザが魅力的に描かれていたからでしょう。イライザを演じるサリー・ホーキンスは「パディントン」のお母さん役としても知られています。本作ではアカデミー主演女優賞にノミネートされるなど、演技が絶賛されました。将来の受賞が期待される本格派女優の1人です。

【「彼」役】ダグ・ジョーンズ(Doug Jones)

「シェイプオブウォーター」では、モンスターである「彼」にどこまで視聴者が感情移入できるかが鍵です。そもそも、モンスター映画が苦手な観客も少なくなく、「彼」に拒絶反応が出る可能性もおおいにありました。しかし、ふだんはモンスター映画を見ない人も「彼」のとりこになり、作品は世界に広まりました。なぜなら、「彼」はこれまでのモンスターと違い、紳士的で誇り高く、それでいてチャーミングな面もあわせ持っていたからです。演じるダグ・ジョーンズはパントマイマーとして知られています。映像作品では能力を活かして、人間以外のキャラクターになりきることが得意です。ギレルモ・デル・トロ監督からの信頼も厚く、過去にも多くの作品に出演してきました。本作でも、監督やファンの期待に応える見事な動きを見せてくれています。

【ジャイルズ役】リチャード・ジェンキンス(Richard Jenkins)

終始仲むつまじい姿を見せるイライザと「彼」ですが、対照的なのがジャイルズです。ジャイルズは同性愛者ですが、長年パートナーもなく寂しい人生を送っています。しかも、1960年代のアメリカではまだまだ同性愛者への偏見が満ちあふれていました。ジャイルズは勇気を出して告白しても、差別心のこもった言葉を返されてしまいます。報われないジャイルズは、イライザにあたってしまう場面もありました。

そんなジャイルズですが、イライザとは年齢や性別を超えた親友であり、劇中では語り部の役割も担っています。人一倍愛に飢えているジャイルズだからこそ、イライザと「彼」がラストで選んだ道を深く理解できるのでしょう。名優、リチャード・ジェンキンスの静かな演技が素晴らしく、登場人物に深みを与えています。

【ゼルダ・フラー役】オクタヴィア・スペンサー(Octavia Spencer)

動画を見る人がもっとも身近に感じられる登場人物が、イライザの同僚であるゼルダでしょう。イライザにずっと旦那の悪口をまくしたてている陽気なゼルダは、重苦しい宇宙センターのシーンで視聴者を和ませてくれます。また、生活感もりだくさんのトークはよく聞くと非常に面白く、孤独なイライザとの対比にもなっています。ゼルダは作中一番の常識人でもあり、イライザが「彼」を救出しようとしたとき、一度は彼女を心配して反対しました。それでも、最後にはイライザに協力してくれる人情深さに視聴者もほろりとさせられます。演じるオクタヴィア・スペンサーは「普通のおばさん」役なら右に出るものがない大女優で、すでにアカデミー助演女優賞も獲得しています。本作でも第90回アカデミー賞にノミネートされていました。

【リチャード・ストリックランド役】マイケル・シャノン(Michael Shannon)

ストリックランドは怖さもみじめさもあるキャラクターです。「彼」への態度は暴君そのものですが、家庭では妻の言葉に逆らえません。男性として傷つけられたプライドを弱い者いじめで晴らそうとしている悲しい男でもあります。演じるマイケル・シャノンはすでにアカデミー賞候補の常連になっている個性派俳優です。わずかな登場時間で映画の空気を一変させる名脇役として、これからもハリウッドを彩ってくれるでしょう。

映画「シェイプオブウォーター」の作品情報一覧

原題:The Shape of Water

公開年:2017

製作総指揮:リズ・セイアー

監督:ギレルモ・デル・トロ

脚本:ギレルモ・デル・トロ、ヴァネッサ・テイラー

※本ページの情報は2018年12月時点のものです。