映画『マネーボール』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

洋画(海外映画)

マネーボールは、アメリカのメジャーリーグで実際にあった話を元に作られた映画作品です。Netflixなどの動画配信サービスで鑑賞することができ、メジャーリーグが好きな人なら必見の作品といえるでしょう。

アメリカのみならず、日本のプロ野球にも影響を与えたといわれるデータ野球。マネーボールは、そんなデータ野球の礎を築いた人物の物語です。ここでは、マネーボールの魅力と感想、そして無料で視聴する方法などについて解説していきます。

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マネーボールとは!映画の見どころ

主人公のビリー・ビーンは、アメリカメジャーリーグの貧乏球団オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャーです。彼は、優秀な選手を金持ち球団に次々と奪われてしまい、これからのチーム作りに頭を悩ませていました。

マネーボールの物語は、そんなビリー・ビーンを中心に進んでいきます。アメリカ野球界に旋風をもたらすことになった「セイバー・メトリクス」というデータ理論を取り入れて、球団の経営危機を乗り越えていくまでを描いたヒューマンドラマです。

原作は同名小説の「マネーボール」。しかし、実はこの小説を映像化するのは不可能だといわれていました。なぜなら、小説のマネーボールは小説というより「セイバー・メトリクス」理論を証明するための統計論文のようなものだったからです。

物語性などほとんどなく、映像化できるような要素はほとんど存在しませんでした。

しかし、映画マネーボールのプロデューサーであるレイチェル・ホロヴィッツは、小説に登場するアスレチックスのゼネラルマネージャー、ビリー・ビーンに注目します。そして、この人物を主人公にした映画を撮ろうと決意するのです。

また、映画の製作に関わっていたブラッド・ピットも、主人公のビリー・ビーンに強くひかれ、自ら演じたいと強く申し出て主演の座を勝ち取ったという経緯にも興味をひかれるところです。

マネーボールという作品には、それだけ製作側の強い熱意が感じられます。野球が好きな人はもちろんのこと、1本の映画作品としての完成度も高いため、広く映画が好きな人にも見てほしい傑作だといえるでしょう。

小説版を読んだことがある人なら、どのように映像作品として仕上がっているのか、その比較を見てみるのもひとつの楽しみ方なのではないでしょうか。

アスレチックスに現れた敏腕マネージャー、ビリー・ビーンがどのようにアメリカ野球界を変えていくのかは必見です。また、弱小アスレチックスがビリー・ビーンの野球理論でどのように生まれ変わっていくのか、メジャーリーグに興味がある人成長物語が好きな人ならかなり楽しめる動画です。

マネーボールのおすすめポイント3

主演のブラッド・ピットいわく、マネーボールは典型的な弱者の物語であるそうです。アスレチックスは低予算の貧乏球団であり、従来の選手獲得方法では金持ち球団にかないません。そうした弱い立場にある球団が、弱肉強食のメジャーリーグをどう戦い抜いていくのか、ここにマネーボールの大きな見どころがあるといえます。

おすすめポイント1:野球のシーンがたくさん

野球好きな人は、映画や動画の中でも野球が見たいと思うものです。かつて、「メジャーリーグ」という映画がありましたが、この作品の中では野球のシーンが随所に出てきます。

マネーボールにも、アスレチックスが快進撃を続けるシーンが描かれており、しかも弱者が強者を倒していくというストーリー性もあって、野球が好きな人にはたまらない内容になっているといえます。

作品の中で、あのイチロー選手もちょっとだけ登場するシーンがあり、まだ作品を見ていない人は「どこでイチローが出てくるのか」を探しながら鑑賞するのも面白いかもしれません。

また、本作品で取り上げられている「セイバー・メトリクス」理論は、アメリカメジャーリーグはもちろんのこと、今では日本の野球にも取り入れられている野球理論です。

もともと統計学を利用したむずかしい理論なので、小説や解説では難解で理解することも難しいかもしれません。しかし、映画ではこの理論が比較的わかりやすく表現されているので、最新の野球理論について興味がある人も必見の作品といえるでしょう。

おすすめポイント2:弱者のサクセスストーリー

弱いものが強いものを倒すという「ジャイアントキリング」は、現実で起こっても物語で見てもやはり面白いものです。貧乏球団で下位に甘んじていたアスレチックスが、セイバー・メトリクス理論を取り入れて次々と強豪球団を倒して連戦連勝を重ねていく場面は、見ていて思わず胸が熱くなってしまいます。

また、主人公のビリー・ビーンも、もともとはいわゆる弱者だったという事実にも興味をひかれます。というのも、ビリー・ビーンは映画の中では敏腕ゼネラルマネージャーですが、もともとは将来を嘱望されたメジャーリーグの若手期待選手だったのです。

しかし、志半ばで挫折し、彼は選手を引退せざるを得なくなります。引退後に任されたゼネラルマネージャーの仕事も、貧乏球団であるアスレチックスの再建です。つまり、ビリー・ビーンは決してエリートではなく、雑草から歯を食いしばってはい上がってきた人物だったというわけです。

そこから、ビリー・ビーンはアメリカ野球を変えてしまうほどの理論をメジャーリーグに持ち込み、見事に弱小だったアスレチックスを強豪チームに生まれ変わらせることに成功します。その姿はとてもかっこよく、見る者をワクワクさせてやまない作品なのです。

おすすめポイント3:ブラッド・ピットが格好いい

いわずと知れたイケメン俳優であるブラッド・ピットは、この映画の中でもその格好良さをいかんなく発揮しています。主人公のビリー・ビーンは、決してヒーローでもエリートでもなく、あくまで自分の弱点を克服できない「半端モノ」として描かれます。

野球やむずかしい理論など、男性向けとも思われがちなマネーボールですが、ビリー・ビーンという半端モノでちょっと弱いところのある役どころを演じるブラッド・ピットの演技は、女性の心をほどよくくすぐってくれること間違いありません。

半端モノとして描かれているからか、作中のブラッド・ピットは無精ひげを生やし、決してさっそうとしているとは見えないかもしれません。

しかし、アスレチックスのゼネラルマネージャーとしてチームを率い、ひげをそってスーツ姿で現れるブラッド・ピットの姿は、そのギャップに思わず男でもときめいてしまいそうになるほど格好いいです。野球好きの男性だけでなく、イケメン好きな女性でも十分に楽しむことができるでしょう。

マネーボールはこんな人にこそおすすめ!

マネーボールは、野球というスポーツを軸に描かれる映画です。そのため、野球に興味がある人は、それだけでも楽しめる作品になっています。一方、野球に興味がない人でも、1本の人間ドラマとして見どころ満載の作品です。

野球が好きな人

やはり、野球を描いている作品なので、野球が好きな人にぜひとも見てほしい作品だといえます。ドラマの中で描かれる野球のシーンは、俳優が野球の素人だとどうしてもぎこちない映像になってしまいがちです。

しかし、マネーボールの野球シーンは巧妙な映像効果などを用いて迫力満点の内容になっています。出演している俳優の野球プレーも見ていて違和感がなく、野球好きが野球のシーンを楽しむためだけに見ても十分に見ごたえのある映画です。

その一方で、マネーボールは単なる野球選手を取り上げた映画作品ではありません。主人公はゼネラルマネージャーであり、メジャーリーグの裏側で活躍する人物です。解雇やトレードになる選手が「どう通告を言い渡されるのか」「球団運営は具体的にどう進められていくのか」というところも興味をそそります。

普通に野球を観戦しているだけでは見ることのできないメジャーリーグの裏側を知ることができ、野球をもっと深いところまで理解できる興味深い作品です。

ヒューマンドラマ好きな人

ヒューマンドラマの良いところは、人生にとって大切なことを教えてくれるということです。マネーボールの主人公は、とてもわがままな半端モノです。いわば現実の世界にたくさんいる人間らしい人間なのです。しかし、そんな人間らしい主人公が競争社会を生き抜いていく様は、見ている自分自身にも還元することができ、いろいろな気づきを与えてくれます。

マネーボールには、思わず涙するような感動シーンはないかもしれませんが、それでも弱肉強食の世界を生き抜いていくために必要なものを教えてくれる貴重なヒューマンドラマです。主人公自身も自分の弱点を克服し、少しずつ成長していくので、わが子を見守る親のような目線で鑑賞してみても面白いかもしれませんね。

働いている人

ゼネラルマネージャーという職業は、いわば球団の運営責任者のような存在です。しかし、球団ごとにそれぞれの懐事情があり、金持ちの球団もあれば貧乏な球団もあります。これは、別にプロ野球の球団に限ったことではなく、現実の企業などでも、潤沢に資金のある大企業もあれば、資金繰りに困っている中小企業もあるでしょう。

ビリー・ビーンがゼネラルマネージャーになったアスレチックスは、いわば資金繰りに苦労している中小企業のようなものです。

そんな中小企業が大企業に勝つためには、常識にとらわれていてはいけません。動画の中でも、ビリー・ビーンは誰も考えつかなかった斬新な発想で困窮する球団経営を切り開いていきます。そのやり方は、現実に働いている人にも重要な示唆を与えてくれるでしょう。

マネーボールは、そんな物事を新たな視点で見つめることの大切さを教えてくれます。一生懸命に働いている人にこそ見てほしい作品です。

無料でも見られる?マネーボールを配信している動画サイト

マネーボールを視聴できる動画配信サイトを紹介します。30日間無料キャンペーンなどに加入すれば、無料でマネーボールを視聴することも可能です。

配信している有料動画サービス比較

サービス 配信
Hulu ×
U-NEXT
Netflix
ビデオマーケット ○別途料金
フジテレビオンデマンド ×
dTV ×
dアニメ ×
auビデオパス 〇別途料金
Amazonプライムビデオ
Paravi ×

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ビリーの活躍は必見!マネーボールのあらすじ※ネタバレ注意

マネーボールという動画はどのようなストーリーなのでしょうか。ここでは、マネーボールのあらすじを紹介します。

※ここから先はネタバレを含んでいるので、読み進める際は十分に注意してください。

あらすじパート1

アマチュア野球界で輝かしい実績を残し、将来のスター候補生だったビリー・ビーンは、すでにメジャーリーグでも注目される選手でした。

高校野球を順風満帆な成績で終えたビリーは、名門であるスタンフォード大学から奨学生として招待されており、本人も周りもビリーが大学に進むとばかり思っていました。ところが、スカウトの熱心な勧誘もあって、結局ビリーはプロの道へ進みます。

ニューヨークにあってヤンキースと人気を二分する人気球団、ニューヨーク・メッツから1巡目指名を受け、ビリーは華々しくプロ野球選手としてのキャリアをスタートするのです。

ところが、ビリーは野球の才能こそあれ、気が短く乱暴な性格を持った人物でした。入団先のメッツでは、ビリーに対する大きな期待を寄せ、重要な場面での起用が続きますが、なかなか期待に応えることができないビリーは周囲に当たり散らします。

そのうちにチーム内でも孤立し、過度なプレッシャーから結果を残すこともできず、鳴かず飛ばずの日々を過ごすことになってしまいます。

そんな中、最初に入団したメッツはすぐにビリーを放出。彼はいくつもの球団を渡り歩くものの、やはり性格が災いしてチームになじめず、結局選手としては27歳という若さで引退を迎えてしまいます。

若くして野球選手の道を断たれたビリーは、プロ球団のスカウトとして第二の人生をスタートさせます。スカウトとして着実に実績を積み上げたビリーは、ついにオークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャーという立場にまで出世しました。

ゼネラルマネージャーとは、球団の選手運用の全権を担う重要な役職。新人選手の獲得やトレード、既存選手の解雇など、さまざまな決定を行わなければならない球団の肝です。

しかし、ビリーがゼネラルマネージャーに就任したのは、貧乏球団として名高いオークランド・アスレチックス。

アスレチックスは、自前で育成した選手を次々に強豪チームに引き抜かれてしまう資金難の球団で、お金を積んで優秀な選手を獲得することもできない貧乏チームでした。

ビリーがゼネラルマネージャーに就任した2001年も、ポストシーズンでニューヨーク・ヤンキースに敗れており、チーム改革が急務という状況です。

しかし、2001年のオフもアスレチックスは冬の時代を過ごします。なぜなら、チームの主力として活躍していた3人の選手が、それぞれにFAを宣言して別の球団へ移籍してしまったからです。

あらすじパート2

資金があれば優秀な選手を獲得できる」と考えたビリーは、球団社長にかけあって選手獲得に資金提供してくれるよう頼みます。しかし、もともと資金難の球団幹部は、ビリーの必死の懇願にもかかわらず首を縦に振りません。

そんなとき、ビリーはトレード交渉ために訪れたクリーブランド・インディアンズのオフィスで運命的な出会いをします。インディアンズのスタッフの中に、イェール大学を卒業し、データ分析を得意としていたピーター・ブランドという人物がいたのです。

ピーター・ブランドは野球こそ詳しくないものの、そのとき誰も注目していなかったセイバー・メトリクスという理論を使った客観的なデータ分析を実践していました。

それまでの野球界では、選手獲得をする際にスカウトの直感や主観が獲得の大きな基準になっていました。しかし、ピーター・ブランドの視点は違います。彼は、客観的なデータに基づいて選手を分析しており、しかも、そのデータ分析はそれまでになかった斬新な指標を用いたものだったのです。

このピーター・ブランドに目をつけたビリーは、彼をインディアンズからアスレチックスに引き抜きます。しかし、いつの時代も新しい理論は古いタイプの人間から反発を受けるものです。ビリーとピーターによるセイバー・メトリクスを使った選手分析も、球団古株のスカウト連中はもちろんのこと、現場で指揮するアート・ハウ監督からも不興を買ってしまいます

セイバー・メトリクスは、従来の方法とはまったく異なる指標を用いて、他球団で埋もれている選手を低予算で獲得しようとする手法です。しかし、そうしたやり方は人間味がないと批判され、球団内にはますます不穏な空気が流れていってしまいます。

あらすじパート3

2002年のシーズンが始まる直前、そんな時期になってもチーム内の状況は最悪です。ビリーはやむなく自分に反発したスカウトをゼネラルマネージャー権限で解雇しますが、そのことがさらなる反発を生んでチーム内の雰囲気は悪化します。

そんな中で迎えた2002年シーズン、当然チームは波に乗ることができず、4月を借金生活の最下位で終えることになります。

なかなか成績が上向かないことから、球団内でもビリーに対する不信感が募っており、アート・ハウ監督もビリーが低予算で獲得してきた選手を使おうとしません。ビリーの肝いりで獲得した一塁手ハッテバーグも、そうした経緯があってなかなか使ってもらえず、球団が思う通りに動いてくれないことにビリーはいらだちます。

しかし、それでもビリーはセイバー・メトリクスを使った理論を曲げませんでした。チーム状況は好転せず、7月までに結果を出すと宣言していたビリーは窮地に追い込まれます。

そこで、彼は強硬手段に出ます。ハッテバーグの代わりに出場していた選手をトレードに出し、無理にでもハッテバーグを使わせようとしたのです。

また、解雇を言い渡すときに気まずくなるからと、ビリーは選手とのコミュニケーションを極力とろうとしませんでした。しかし、ついに重い腰を上げて自らトレーニングルームに足を運び、選手たちにデータの重要性を説いていきます。

そうした努力が実り、アスレチックスは徐々に息を吹き返し、破竹の連勝街道を歩むことになっていくのです。

あらすじパート4

シーズン後半、アスレチックスはア・リーグ新記録に迫る19連勝を上げていました。20連勝という新記録がかかるその試合、いつもは球場に出向かないビリーでしたが、そのときだけは娘に懇願され試合を生で観戦することになりました。

しかし、新記録がかかったプレッシャーからか、チームはミスを連発。試合終盤、同点に追い付かれてしまいます。そのまま迎えた9回裏、アスレチックスは勝ち越しのチャンスをつかみます。

そこで、アート・ハウ監督が起用したのが、ビリー肝いりのハッテバーグ。代打として登場したハッテバーグは、ビリーの見ている前で見事ホームランを放ち、アスレチックスを新記録の20連勝に導くのでした。

主要な人物を紹介!マネーボールを彩る登場人物とキャスト

マネーボールはビリー・ビーンとピーター・ブラントのやり取りがひとつの見どころです。ビリーは非常に個性的な役柄で、ピーターも特徴のある登場人物として描かれています。そんな物語を彩る個性的な登場人物を紹介します。

【ビリー・ビーン役】ブラッド・ピット(Brad Pitt)

物語の主人公ビリー・ビーンは、性格に難があり、いたるところで騒動を起こす問題児です。しかし、風変わりな行動や常識にとらわれない発想はビリー特有の個性であり、そうした個性があったからこそ彼はゼネラルマネージャーとして活躍していきます。

ゼネラルマネージャーは球団の運営者のような存在ですが、性格に問題があるビリー自身を実際に上司に迎えたいと考える人はほとんどいないでしょう。しかし、周囲を巻き込みながらも、球団のことを誰よりも考えているビリーは、むずかしい性格の持ち主でありながらも、ついつい応援したくなる憎めない人物でもあります。

マネーボールの結末では、アスレチックスを強豪チームに仕立て上げたビリーの手腕を買い、あの名門ボストン・レッドソックスが高額な契約金でビリーを引き抜こうとします。

しかし、そこでビリーは考えるのです。「かつて自分は大金に目がくらみ、周囲の反対を押し切ってプロの世界に飛び込んだ。しかし、結果としてそれが失敗の原因だった」とビリーは思い出します。

低予算で選手を獲得してきたビリーは、レッドソックスから自分に提示された高額な契約金も断ってしまいます。そんな風に、物語の最後までビリーは自分の過去を引きずっており、そのむずかしい性格から周囲にもなかなか理解されません。

それだけに、孤独の中で生きるビリーには独特の哀愁が入り混じり、表面だけではうかがい知れない深みのある人物像に仕上がっているのです。

実際、ビリーを引き抜こうとしたレッドソックスは、ビリーの理論を参考に新しいチーム作りに着手し、2004年に86年ぶりのワールドシリーズ制覇を成し遂げます。これ以降、ビリーが採用したセイバー・メトリクス理論はメジャーリーグの常識になり、彼を取り上げた著書「マネーボール」からとって「マネーボール」理論と呼ばれるほど大きな影響を与えます。

【ピーター・ブランド役】ジョナ・ヒル(Jonah Hill Feldstein)

イェール大学を卒業し、インディアンズの球団スタッフとして活動していたピーター・ブランド。彼は、インディアンズ時代から独自のデータ分析方法を用いて選手を観察していました。しかし、野球経験もほとんどないことから、古参のスカウトや周囲の球団スタッフなどから白い目で見られている人物です。

ピーター・ブランドが用いていた選手分析の方法、それがセイバー・メトリクスです。しかし、セイバー・メトリクス自体は彼自身が提唱したものではありません。この理論は、1970年代にあるアメリカの学者が提唱したものです。

1970年代に提唱されていたセイバー・メトリクスがなぜ採用されなかったのでしょうか。それは、この理論があまりにも斬新すぎたからです。

イェール大学で経済学を学び、野球の経験もなかったピーター・ブランドは、他の野球関係者と違って斬新な理論に対する抵抗がありません。だからこそ、それまでの野球を根底から覆す理論を発掘することができたのです。

ピーター・ブランドは、ビリーと協力してアスレチックスのチーム改革に着手します。ただ、何度もいう通り、ビリーは一筋縄ではいかない性格です。ビリーの補佐となり、相棒となったピーター自身も、ビリーの短気な性格に振り回されます。

しかし、ビリーのチーム改革には、ピーターの力が欠かせません。2人は手を取り合い、時に励まし合いながら、チーム内の白い目に耐えて改革を断行していきます。

【ケイシー・ビーン役】ケリス・ドーシー(Kerris Dorsey)

マネーボールは、いわば男臭い物語です。登場人物も男性ばかりで、女性はほとんど登場しません。そんな中、ビリー・ビーンの一人娘であるケイシー・ビーンは、男臭い物語の中でのオアシスのような存在です。

殺伐としたチーム運営を任されたビリーにとって、娘のケイシーは唯一の癒しを与えてくれる大切な人です。成績が上がらず、低迷しているチーム状況を心配するケイシーは、父親のビリーを励まします。そんな娘の心配に触発され、ビリーはあきらめずにチーム改革を進めていくのです。

原題は?公開年は?マネーボールの作品情報

原題:Moneyball

公開年:2011年

製作総指揮:スコット・ルーディン

監督:ベネット・ミラー

脚本:スティーブン・ザイリアン

アーロン・ソーキン

※本ページの情報は2018年12月時点のものです。