映画『ラウンダーズ』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

洋画(海外映画)

ギャンブル映画のなかで名作中の名作といわれているのが「ラウンダーズ」です。いまだに続編が期待され、メディアにうわさの記事が流れるなど、根強い人気を持っています。

そんなラウンダーズの魅力はどこにあるのでしょうか。ここでは、映画の見どころや、どんな人に向いているのかなどを見た人の感想と合わせて紹介します。また、作品の視聴には動画配信サービスを利用するのがおすすめです。無料で見られる動画配信サービスの情報もまとめています。

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ギャンブル映画の名作「ラウンダーズ」

映画「ラウンダーズ」は、ポーカーで生計を立てるプロたち(ラウンダーズ)の話。その世界に飛び込むべきか迷っているのが、マット・デイモン演じるマイクです。

マイクはエリート達が集う法科大学の学生で、将来が約束された身です。しかし、ポーカーの怪しくも魅力的な魔力にとりつかれています。

ある日、マイクは大勝負に出ますが、ジョン・マルコヴィッチ演じるテディKGBとの対戦で全財産を失ってしまいます。ポーカーの世界から足を洗うことを決意したマイクですが、ポーカーに対する情熱の火が消えることはありませんでした。

そんななか、兄貴分のエド・ノートン演じるワームが刑務所から出てきました。それをきっかけに、再びマイクはポーカーの世界へと戻っていきます。はたして、その先には何がまっているのでしょうか。

ギャンブル映画の名作といわれ、1998年公開以後、「ラウンダーズ2」を切望するファンがいまだにたくさんいます。メディアでたびたび「ラウンダーズ2の製作が決定した」などの噂が流れることに、人気のほどがうかがえます。

本作の魅力は、第1にポーカーを題材にして人間の業を見事に描いていることです。「何かが足りない」といつも日常生活に不満を抱え、ポーカーにしか情熱を感じられない青年をマット・デイモンが見事に演じています。

このあたりのギャンブラー気質は、カイジ」や「アカギ」などの作品を好きな人には共感できる部分も多いのではないでしょうか。第2にポーカーの対戦における、緻密な心理戦と息詰まる攻防が魅力です。

また、ラストの「のるかそるかの大勝負」など、ギャンブル好きの人ならたまらないシーンのオンパレードでもあります。

ポーカーは、実際にプロが存在している技術がものをいう世界。しかし、技術だけかというとそうではなく、1流か2流かを分けるのは勝負に対する嗅覚と度胸です。抑えた演出でありながら、こうしたギャンブルの世界を余すところなく描いているのが本作です。

第3にマット・デイモンをはじめとして、エドワード・ノートン、ジョン・マルコヴィッチなど俳優陣が超豪華なこと。実力派が作り上げるリアリティあるアウトローな世界観にどっぷりと引き込まれてしまうでしょう。

「これほど演技派だけを集めた映画はめずらしい」というほどの豪華俳優陣なので、あらゆるシーンに重みと説得力があります。大人味のビターなチョコレートとウィスキーを手に動画鑑賞したくなるような映画です。

ラウンダーズが名作のわけ!見どころポイント3

息詰まる心理戦!ポーカーの駆け引きがスリリング

ラウンダーズの魅力として、まず挙げたいのはスリリングなポーカーの駆け引き、そして心理戦といえるでしょう。とはいっても、ポーカーのルールがわからなくてもこの映画は楽しめます。

ポーカーというゲームを通じて、「だますかだまされるか」「いちかばちか」「冷静を保つことのむずかしさ」などギャンブルの醍醐味が描かれています。

つまりは人間心理の本質が描かれているともいえ、誰でも共感しやすいのです。強欲は、必ず罰せられますし、かといって恐怖を感じてばかりいては稼ぐことができません。また、時に過剰なリスクを取ってしまう登場人物たちですが、大金の夢に向かってダイブしてしまうところは、人間ならば誰でも思い当たるところはあるでしょう。

特に見どころなのは、マット・デイモン演じるマイクと、ジョン・マルコヴィッチ演じるテディKGBとの一騎打ちです。冒頭とラストに濃厚な駆け引きが演じられる逆サンドイッチ状態の人間心理の描写は、息詰まる緊張感とスリル、そして満足感を与えてくれるでしょう。

他にも、いかさま師ワームがいい味出していますし、一流のプロであるジョーイのプライドなども格好良いです。作品を通じては、若きラウンダーズであるマイクがポーカー、ギャンブルの本質を知るまでの成長物語として見ることもできるでしょう。

リアリティあるギャンブル映画の傑作

ギャンブル映画にもいろいろありますが、この映画のよさの1つはリアリティであるといわれます。マイクは貧乏な法科学生であり、またラウンダーズとしてもまだ小物なので、華やかなラスベガスで大活躍というわけにはいきません。必然的に、しみったれた場末の哀愁のある賭場でポーカーをすることが多いわけです。

また、人物像としてもマイクはそれほど変わった人間ではなく、ごく普通の大学生というのも特徴です。ただ、「胸にポーカーへの情熱がたぎっているという点を除いては」という話ですが。

この映画では、普通の法科大学生として真っ当な道をともに歩んでほしいと願っている恋人ジョーと、それもいいかなと思っているマイクがしっかり描かれています。そのために、ギャンブラーのスイッチが入ったときのマイクが余計に魅力的に感じるとともに、人間の「業」のようなものを感じられてリアルティが増しています。

つまり、普段は堅実な毎日を送るサラリーマンや学生の人など大多数の人が、すんなりと「ラウンダーズ」の世界に入って行ける仕掛けになっており、共感、応援がしやすいのです。

また、兄弟分のワームも効果的です。哀愁があり、落ちぶれている様子などを見るにつけ、このままでは、もう少し年齢を重ねるとマイクもワームのように変わってしまうのだろうというリアリティを感じつつ鑑賞できるでしょう。

超実力派しかいない!豪華俳優陣が見どころ

マット・デイモンは「ボーン」シリーズなどで有名な実力派俳優ですが、脇を固める俳優陣が非常に豪華なのも見どころです。

ワーム役には「ファイト・クラブ」「アメリカン・ヒストリーX」などの代表作で知られるエドワード・ノートンがキャスティングされています。これほどすっきりとした顔立ちであれほどのアクのある役ができるのは彼ぐらいではないでしょうか。

また、怪演が光るのがジョン・マルコヴィッチ。「ザ・シークレット・サービス」や「RED/レッド」などひと癖もふた癖もあるキャラクターが魅力的ですよね。

さらに、「ベティ・ペイジ」などに出演しているグレッチェン・モル、「ドラゴン・タトゥーの女」が代表作のゴラン・ヴィシュニックらも出演しています。ジョン・タトゥーロ、メリーナ・カナカレデス、メリーナ・カナカレデスも加わって、実力派俳優が好きならば、とても魅力的な映画となっています。

「設定にリアリティがある」という魅力を紹介しましたが、これらの実力派俳優によってワンシーンごとに重みが加わり、ラウンダーズの動画にどっぷりと引き込まれていくのも魅力といえるでしょう。

ラウンダーズがおすすめなのはこんな人!

ギャンブルが好きな人

この映画は、ポーカーというゲームが扱われています。しかし、麻雀やルーレットなど人と対戦するギャンブルが好きな人は、特に面白いと感じる作品といえるでしょう。

ポーカーのスキルを磨いたり、未熟な人達から金をせしめたりするシーンは単純に格好良いと思うでしょう。しかし、ギャンブラーの血がたぎるシーンがやはり魅力的です。主人公マイクはいつも「何かが足りない」と感じており、エリート法科大学生なのに勉強に身が入っていませんが、ポーカーとなると目の色が変わります。

ギャンブラーには、潜在的な自殺願望があるなどともいわれていますが、マイクもそうしたギャンブラー気質を持っていることは確かです。はじめの大失敗は、おそらくぬるま湯のような日常と、そこにいる自分を破壊しようという潜在的に願ったのかもしれません。このあたりは、ギャンブル好きなら深いところで共感できると思います。

最終的にはのっぴきならないところに追い詰められて、「窮鼠猫を噛む」で生き残るしかない状況となるわけですが、のるかそるかの大博打が大好きな人にとってはとてもシビレる映画です。

ギャンブルが特に好きでなくとも、男性全般はこうしたストーリーが大好きなのではないでしょうか。ポーカーに夢中のマイクに対して、低知能な猿でも見るような冷たい視線を向ける恋人ジョーに対しては、男はこういうバカなことが大好きなものだと弁護したくもなります。

この意味では、ラウンダーズをおすすめしたいのは「カイジ」や「アカギ」などを好きな人達です。どちらも、ギャンブルを扱っており、ざわざわした人間心理の駆け引きが魅力的な作品です。

そして、自分の財産や命をスレスレの状態にさらすことに快感を覚えてしまうという主人公たちが描かれてもいます。マイクもやはり同じ系譜の人物なので、きっと楽しめるでしょう。平凡な日常に飽きており、スリルを感じたいという人は、この作品を視聴してみてはどうでしょうか。

アウトローの映画が好きな人

順調に大学を卒業すれば弁護士などになれる環境にありながら、マイクは結局ポーカーにどうしようもなくひかれてしまいます。こうした映画の設定は、アウトローものが好きな人にとっては魅力的です。より古めかしい表現では「滅びの美学」などになるでしょうか。

マイクはまだ若いので、希望があふれており、それほど暗い映画というわけではありません。しかし、先輩格のジョーイ・キネッシュやワームには、どことなく疲れや影を感じる人は多いでしょう。結局は、普通の人とは違う世界の住人であり、アウトローな雰囲気が漂っています。

テディKGBともなれば、それを通り越してヤバイやつという感じになりますが。いずれにしても、普通の世界よりはアウトローな世界を描いた作品が好きという人にはおすすめできる作品といえるでしょう。

より細かくいえば、普通の世界とアウトローの世界を行ったり来たりしているのがマイクであり、どちらのマイクに共感するかは視聴者によって変わってくるでしょう。このあたりの結論ですが、テディKGBとの決着をつけたマイクはしっかりと意思表明をしてくれます。そのため、すっきりと見終わることができます。結末を動画で見届けてはどうでしょうか。

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ラウンダーズはこんな映画!あらすじを紹介※ネタバレ注意

このあらすじはネタバレを含みます。結末を知りたくない人は読まないほうがいいです。

「ラウンダーズ」マイク:全財産を失う

ベッドに眠る恋人を起こさないようにして、いそいそとマイク・マクダーモット(マット・デイモン)は深夜のお出かけの準備。しかし、浮気に行くわけでなく、マイクはポーカーをしたくてたまらないのです。

今日を大勝負の日と決めていたマイクは、戸棚の奥に貯めておいた3万ドルをかき集めます。恋人ジョー(グレッチェン・モル)は人間としてのマイクにひかれているものの、ポーカー狂いの彼は好きではありません。いつもポーカーから足を洗って、法科大学に真面目に通うようにマイクを説得しようとしていました。

順調にいけばエリートとして何不自由ない生活が保障されていましたが、マイクは何かが足りないと日々感じていたのです。

「ラウンダーズ」とはポーカーで生活を立てるプロ達のこと。マイクは青臭いところは残るものの、ラウンダーズの末席に連なっていました。マイクにはポーカーの才能があり、かつてはチェスの世界チャンピオンにブラフをかけて勝利したこともあるほどなのです。

「はじめの30分でカモを見つけなければならない」「さもなければ自分がカモになる」「ポーカーはビジネス」「大きなリスクを避けて利益を積み重ねる」など、セオリーに従い、法科大学の学費もポーカーの収入で賄っていました。

しかし、ギャンブラーとはスリルを求めるものです。今日は3万ドルを元手に大勝負に出ようと、テディKGB(ジョン・マルコヴィッチ)が経営する賭場へ出向いたのです。

そこには、友人ジョーイ・キネッシュ(ジョン・タトゥーロ)がいました。ジョーイは16歳の頃からポーカーで生計を立ててきた一流のラウンダーズ。マイクの熱をおびた目を見て危うさを感じ、違う賭場に行ったほうがいいとアドバイスします。しかし、マイクはハイレートのテーブルに座り、勝負をはじめるのでした。

勝ちを積み重ねていったマイクはテディKGBから目をつけられ、一騎打ちを持ちかけられます。大勝負を覚悟していたマイクには望むところ。

フルハウスの手札のマイクは勝利を確信してテディKGBを仕留めにかかります。「ここが勝負どころ」と感じたテディKGBは、「触るな」と書かれたビスケットの箱を持ってこさせ、オレオのようなビスケットを2つに割りながら、しばしの間物思いにふけります。

このときのジョン・マルコヴィッチの表情がとてもよいので、動画でチェックしてみてはどうでしょうか。

さて、勝負の行方はどうなるのでしょうか。マイクのフルハウスに対して、テディKGBの手札はなんとエースのフルハウス。「テディKGBを首尾よくハメた」と思ったマイクは、テディKGBに誘い込まれていたのです。全財産を失ったマイクは、ジョーイのなぐさめに応える気力もなく、その場を立ち去るのでした。

ロースクール生マイク:悪友ワームと再会

「やはり自分には特別な才能などはない」と思い知ったマイクは法科大学に真面目に通うようになります。ポーカーの収入がなくなったマイクは大学の荷物運び仕事もはじめました。情熱を失ったマイクでしたが、恋人との仲はうまくいき、堅実な将来への階段をとぼとぼと昇り始めます。

しかし、ギャンブラーの血はそう簡単になくなるものではありません。あるとき、荷物を届けに行くと、そこにはポーカーに興じる教授たちの姿が。お粗末な手際に元ラウンダーズのマイクはイライラ、ムズムズの状態になり、思わず親しい教授にアドバイスをします。

マイクのポーカーの腕に驚嘆する教授たち。とりわけ、もともとマイクに見どころがあると思っていた教授は、ますますマイクが好きになります。ひさしぶりのポーカーにテンションが上がったマイクでしたが、そんなマイクを見た恋人ジョーは別れを決断しつつありました

そんなとき、レスター・”ワーム”・マーフィー(エドワード・ノートン)が出所したので、マイクは迎えに行きます(ワームは「みみず」というニックネーム)。

ワームはバスケの八百長事件を仕組んだ罪で服役しました。実は、マイクもそれに絡んでいましたが、ワームは一身に罪を引き受けてくれたのです。そのこともあって、マイクはワームを兄弟のように慕っていました。

しかし、ワームの金に対する執着は変わりません。刑務所でいかさまポーカーの腕を磨いたというマイクは、「金持ちのボンボンたちから金を巻き上げる計画だ」といい、マイクを誘います。いったんは断ったマイクでしたが、気になったマイクはその場所に出向き、そしてポーカーをはじめてしまうのでした。

保証人マイク:借金を背負っていかさまポーカー

ワームには借金がありました。そして、あろうことかマイクのツケペトラ(ファムケ・ヤンセン)の経営する賭場でポーカーをしていたのです。

あるとき、取り立て屋のグランマ(マイケル・リスポリ)が現れます。いままで稼いだ有り金を全て奪われるワームとマイク。さらに、借金も残っておりグランマのバックにいるのはテディKGBであるといいます。なんとか返済期限を延ばしてもらえるようテディKGBに頼みに行くマイクたちでしたが、あえなく断られます。

手元にあるのは7000ドルほどの金額。これを5日で1万5000ドルにしてテディKGBに返済しなければ、命の危険すらある状況に追い込まれていました。もはや、手段はいかさまポーカーしかありません。

公務員が集まるという賭場にマイクとワームは向かいます。しかし、そこにはパトカーが。公務員といっても警察官が相手だったのです。しかし、賭場を選んでいる暇はありません。まず、マイクが乗り込み、しばらくしてから初対面の体でワームが加わって、警察官から金を巻き上げることにしました。

順調に稼ぎをあげていたマイクとワームでしたが、強欲なワームがミスをしてしまいます。いかさまが発覚したマイクとワームは有り金全部を取り上げられ、ボコボコにされて表に放り出されました。

ギャンブラーマイク:テディKGBとサシ勝負

万事休す。一発逆転のためには、テディKGBとの真向勝負しかありません。しかし、金がありません。ジョーはすでに家を出て行ってしまっています。マイクはラウンダーズのジョーイに金の無心に行きました。

しかし、プロであるジョーイは金の貸し借りを拒みます。困ったマイクはダメもとで1万ドルを貸してくれるよう法科大学の教授に頼みこみます。意外にも、教授は金を出してくれました。

法律とは全く関係ありませんでしたが、マイクが他の学生にはない若々しい情熱を秘めていることをうらやましく感じていたからです。

再びテディKGBとの勝負のテーブルについたマイク。果たして勝負の行方はどうなるのでしょうか。そして、マイクはどのような将来を選ぶのでしょうか。結末は動画をチェックしましょう。

ラウンダーズのキャスト・登場人物を総まとめ

【マイク・マクダーモット役】マット・デイモン (Matt Damon)

エリート法科大学生でありながら、ポーカーへの情熱にとらわれている青年。ポーカー世界選手権で優勝することを夢見ています。

一見スマートで、どこにでもいる大学生でありながら、3万ドルを一夜で賭けるなどギャンブラー気質を持っている青年です。また、ポーカーの腕も一流ですが、まだプロとしては未熟なところもあります。

ポーカーに夢中になっているので、堅実な将来を望む恋人ジョーとは徐々に冷めた関係になってしまいます。ワームとは親友で、バスケの賭博事件の借りもある間柄です。ワームによって足を洗ったポーカーの世界へ再び戻っていきます。また、非合法のポーカールームの経営者であるテディKGBとの対戦では、ギャンブラーとして大器の片りんをみせます。

マット・デイモンは、アメリカのマサチューセッツ州ケンブリッジ出身の俳優。ベン・アフレックとは幼なじみで、無名時代に後に「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」として映画化される脚本を作るなど、ハリウッド俳優のなかでもとりわけ知性が高いといわれています。

代表作の1つは「ボーン・アイデンティティー」などのボーンシリーズ。「ボーン・アルティメイタム」は2億ドルを超える大ヒット作となりました。また、ジョージ・クルーニーブラッド・ピットらと「オーシャンズ11」から登場するほどのスター俳優です。

【レスター・”ワーム”・マーフィー役】エドワード・ハリソン・ノートン(Edward Harrison Norton)

「ワーム」とは「みみず」という意味のニックネームです。お金儲けに目がありません。刑務所に入った原因となったのは、バスケ賭博を計画し、選手の密告によって逮捕されたからです。

しかし、逮捕の際に「共犯者の名前を教えれば刑を軽くする」と警察にいわれたのに、これを拒否。マイクの名前を最後まで明かさなかったという男気も持っています。

しかし、普段はケチなちんぴらで、ダメ男といった登場人物です。そのため、ワームのせいでマイクも借金を追ってしまいます。クズ人間とは思いつつ、どこか陰があって憎めないと感じさせるのはノートンの演技力がなせる技でしょう。

ノートンの代表作は「ファイト・クラブ」「アメリカンヒストリーX」などです。多重人格的な性格をやらせれば、この俳優の右にでるものはいないでしょう。ラウンダーズにおいては振幅が狭いものの、見ようによっては複雑な人格を感じさせます。ハリウッド映画のなかでも演技力が特に評価されており、他の豪華俳優陣のなかでもひときわ印象的な演技を残しています。

【テディKGB役】ジョン・マルコヴィッチ(John Malkovich)

非合法のポーカールームを経営しており、ロシアのマフィアとつながりを持っているといううわさから「テディKGB」と呼ばれている登場人物です。

映画のはじめの方では、マイクから3万ドルをむしりとってご満悦。勝負の勘所でビスケット占いのようなものをするのが癖で、映画の見せ場の1つとなっています。

他の映画でもそうですが、ジョン・マルコヴィッチがよく演じるのはイっちゃっている登場人物ですよね。今回は、経営者ということもあり、それほどではありませんが、随所で狂気を見せつけ恐怖感を与えてくれます。

この映画では、映画の最初と最後でマイクとポーカーで対戦しますが、特にラストの大勝負の場面は手に汗にぎるシーンです。視聴者の感想では、テディKGBとの最後の対戦が最高に面白かったというのが最も目立ちます。

【ジョーイ・キネッシュ役】ジョン・タトゥーロ(John Michael Turturro)

ジョーイ・キネッシュは16歳のころからラウンダーズとして生活しているプロ中のプロ。マイクとは友達であり、ポーカーの先輩、人生の先輩としてマイクにアドバイスを与えます。

プロとして一流であるだけに、ポーカーの世界で生きていくことの難しさをよく知っており、情熱的なマイクを諭す場面もあります。

【エイブ・ペトロフスキー役】マーティン・ランドー (Martin Landau)

マイクに目をかけている法科大学の教授です。ポーカー好きということもあり、マイクを援助してくれます。あまり登場するシーンはありませんが、堅物という役柄のエイブに、マイクの若さと情熱に対する憧れが見て取れるのではないでしょうか。

わずかな登場シーンでこのことを視聴者にわからせてくれるマーティン・ランドーはさすがです。

ラウンダーズの作品情報まとめ

原題:Rounders

公開年:1998年

監督:ジョン・ダール

脚本:デビッド・レビーン、ブライアン・コッペルマン

※本ページの情報は2018年12月時点のものです。