映画『桐島、部活やめるってよ』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

邦画

2012年に公開され、その年の映画賞を総ナメにした話題作、「桐島、部活やめるってよ」。

斬新なタイトルが気になって映画を見に行ったという人も多いのではないでしょうか。この映画をまだ見ていない、あるいはもう一度見てみたいという人は、インターネットの動画配信サービスを使ってみてはいかがでしょうか。

ここでは、「桐島、部活やめるってよ」の感想やあらすじ、本作を楽しめる動画配信サービスについて紹介します。

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「桐島、部活やめるってよ」はどんな映画?ロングラン上映されたって本当?

「桐島、部活やめるってよ」は2012年8月に公開された邦画です。浅井リョウによる同タイトルの小説を、「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」や「パーマネント野ばら」などの個性的な映画で知られる吉田大八監督が実写化しました。

ちょっと癖のある個性的なタイトルが印象に残ったという人も多いでしょう。本作は、とある田舎町の高校を舞台に、とある男子高校生の失踪によって翻弄される同級生たちの様子をリアルに描いた青春映画です。

本作で描かれるのは、地方のどこにでもありそうな高校に通う高校生たちの日常です。宇宙人が攻めてくるわけでもなければ、ヒロインが難病に侵されるわけでもありません。派手か地味かでいうと、おそらく地味な部類に入るでしょう。

その証拠に、日本全国132スクリーンで公開された公開当初はあまり客も入らず、ヒットとは呼べない状態でした。しかし、映画を見た人たちから徐々に口コミによって面白いと評判が伝わり、結果として8カ月に渡ってロングラン上映されたのです。ヒットの仕方としてはユニークです。

これほど話題になった理由のひとつが、その独創的な作り方でしょう。同じエピソードを複数の生徒の視点から描いていること、時間軸を巧みに使った演出など、ほかの作品にはない構成はたいへん印象的です。時系列で物語が進むわけではなく、複数人の視点が混在するため、ほかの映画と比べるとやや複雑です。

そのため、見た人の中にはもう1度映画館に足を運び、映画をさらに深く理解しようとしたリピーターも多かったことでしょう。見れば見るほど、じわじわと味わいが出てくるのも本作の特徴です。

完成度の高さから、本作は第36回日本アカデミー賞最優秀作品賞をはじめ、第37回報知映画賞、第34回ヨコハマ映画祭最優秀作品賞など、数々の賞に輝いています

日本アカデミー賞では、作品賞のほかにも、最優秀監督賞、最優秀編集賞、優秀脚本賞など数々のカテゴリーで受賞し、作品の質が高く評価されました。タイトルの斬新性もあり、話題賞にも選ばれるなど、まさにその年のあらゆる賞を総ナメにしたといっても過言ではないでしょう。

あえてメジャーな役者で固めず、監督自らイメージに合う役者を知名度を問わずオーディションしただけあって、高校生を演じるにふさわしい初々しい役者が揃っています。

主演の神木隆之介と主要キャストのひとりである橋本愛以外は、公開当時はほとんど名が知られていませんでした。しかし、本作がきっかけとなり、その後に大ブレイクを果たした役者は多くいます。

たとえば、同級生の中でもキーとなる役を演じた東出昌大、女子生徒のひとりを演じた松岡茉優などはその筆頭でしょう。東出昌大は、橋本愛と共に、第36回日本アカデミー賞新人俳優賞優秀賞を受賞しています。

原作者である浅井リョウもまた、同作から羽ばたいた若手実力者のひとりでしょう。浅井リョウは早稲田大学在学中に同作で第22回小説すばる新人賞を受賞し、作家としてデビューしました。その後も次々と話題作を発表し、2012年に発表した「何者」で第148回直木賞を受賞しています。「何者」も豪華人気キャストで実写化され、話題となりました。ほろ苦い青春群像劇を得意とする作家として、着々と文壇での存在感を発揮しています。

「桐島、部活やめるってよ」をまだ見たことがない人、これから見たいと考えている人は、動画配信サービスを使って視聴してみることをおすすめします。動画配信サービスであれば、自宅でパソコンやスマートフォンを使って簡単に映画を見ることができますので、この機会に登録してみてはいかがでしょうか。

本作を見る場合は、ぜひ1度だけではなく、2度、3度と繰り返し見てみることをおすすめします。その点、動画配信サービスであれば、繰り返して何度も見ることができます。

「桐島、部活やめるってよ」の映画を絶対見るべきおすすめポイントを解説!

「桐島、部活やめるってよ」を絶対見るべきおすすめポイントはたくさんありますが、その中でも特におすすめする3つの理由について解説します。映画の内容が気になった人は、ぜひ動画でチェックしてみましょう。

おすすめポイント1:スクールカーストの描き方がリアル

「桐島、部活やめるってよ」の面白い点が、何といってもスクールカーストをリアルに描いている点です。スクールカーストとは、学校生活において生徒たちの間に自然発生している序列のことです。

日本や海外で高校生活を送った人なら誰でも、そういったものに直面した経験があるのではないでしょうか。要するに男女ともに、容姿に優れて目立つ存在の子たちがスクールカーストの頂点に君臨し、容姿、学力、人気などの順で序列ができています。

本作では、そこに運動部と文科系の部活要素も組み合わることで、さらにカーストの序列をわかりやすく特徴的なものにしています。社交辞令のない学生時代ゆえの理不尽さを、これほどリアルに面白く描いた作品はないのではないでしょうか。また、自分の学校にはスクールカーストがなかったという人にも新鮮でしょう。

おすすめポイント2:次々と視点が変わる面白さ

原作は複数の主人公の視点から淡々と話が進んでいくオムニバス形式です。しかし、映画では時系列通りに話が進むのではなく、1つのエピソードが、複数の視点によって時間軸を戻る形で数回繰り返されます。

同じエピソードでも、立場が違うとまったく世界が変わって見えるのだということをこの映画は教えてくれます。また、視点が変わる順序も絶妙です。どの順番で進行したら物語がもっと面白くなるか、どんどん深みが出てくるかという点についての、監督のこだわりは見事に成功しているといえるでしょう。

次々と視点が変わるため、集中して物語を追う必要があり、構成はやや複雑になっています。そのため、1度見ただけではすべてを理解するのは難しいかもしれません。作品をより深く確実に理解するためには、少なくとも2度以上は見てみることをおすすめします。これだけの複雑な構成は、原作を深く理解していないと作れないでしょう。

有名な賞に輝いた原作を実写化した例はたくさんあります。本作は映画化によってさらに原作が輝いた成功例ではないでしょうか。吉田監督は、原作の面白さを十分に理解し、大事なエッセンスは残したうえで、さらに魅力的なエンターテインメント作品へと昇華させています。

おすすめポイント3:絶妙なキャスティング

主人公を演じる神木隆之介をはじめ、絶妙なキャスティングがスクールカーストに説得性を持たせています。たとえば、女子のトップに君臨する山本美月、男子のトップである東出昌大は、スクリーンに映るだけでそう見えます。

主人公が密かに憧れているけれどスクールカースト的には上のランクにいる橋本愛、主人公の友人であり同じく最下層に位置づけられている前野朋哉などもぴったりでしょう。彼だけは高校生役としてはかなり上なのですが、まったく違和感なく神木隆之介の友人に見えるところがすごいです。

桐島がいなくなったことで、自動的にバレーボール部のレギュラーに昇格してしまう役を演じているのが太賀です。少し小柄なこともあって、自分の実力に見合わない立場に戸惑いながらも、必死に自らを追い込んでいくリベロの役にとても合っています。

中でも、東出昌大の先輩であり野球部のキャプテンを演じる高橋周平のはまり具合は見事です。先輩と呼ばれるだけで役名もなく、主要キャストではありませんが、彼がどこで登場するかについても注目しておくと面白いでしょう。

「桐島、部活やめるってよ」の映画を特に楽しめるのは次の3タイプ

「桐島、部活やめるってよ」を特に楽しめる3タイプについて詳しく解説していきますので、当てはまる人はぜひ映画を見ることをおすすめします。

学生時代を謳歌した人

本作の舞台は高校ですので、本編のほとんどを学校生活のシーンが占めています。学生時代を謳歌したという人学生時代がとにかく楽しかったという人は、本作を楽しめるのではないでしょうか。学校の授業の様子や帰り道の雰囲気など、懐かしさを感じるシーンがふんだんにあります。

また、学生生活の中でも、熱心に部活に取り組んでいたという人には、さまざまな部活の練習シーンは懐かしいでしょう。本作では、部活間のヒエラルキーが描かれています。

物語の視点は複数人で入れ替わりますが、もっとも多く登場するのが、前田という神木隆之介演じる映画部の男子学生の視点です。浅井リョウの原作では、前田が主人公というわけではなく、登場人物名を各賞のタイトルにしたオムニバス形式で話が進みます。

あえてもっとも冴えない人物を主人公にしたのは、監督がもっとも共感したのが彼だったからかもしれません。監督が見事なのは、この冴えない主人公を実に魅力的に描いているという点です。

スクールカースト的には最下層にいる前田ですが、人間としては一本筋が通っており、彼なりの哲学を持っています。ネタバレになるので詳しくは書けませんが、意外な人物がその哲学にもっとも影響を受けることになります。

学生時代を謳歌した人、いわゆる前田とは真逆の学生生活を送ったという人には、ぜひこの映画を見ることをおすすめします。

本作の主人公は、カーストのいわゆる最下層に位置する冴えない男子学生です。彼の視点を通じて、自分が学生時代には気付かなかった視点、思いつかなかった世界観を知ることができるかもしれません。また、自分の学生生活を懐かしく振り返れるという点でも、この作品を楽しめるでしょう。

「いわゆる青春モノ映画」を苦手としている人

定番の甘酸っぱい青春恋愛モノを毛嫌いしている人も、「桐島、部活やめるってよ」は楽しんで見られるでしょう。本作は恋愛要素を全面に押し出した作品ではなく、いわゆる胸キュンといった要素はほぼありません。

もっといえば、美男美女が登場して恋に落ちるといったいわゆる青春映画へのアンチテーゼ的な作品です。

さまざまな部活を通じて、複数の登場人物が出てきますが、とにかく人物描写が丁寧で、同性同士の微妙な序列関係もうまく再現されています。10代ならではの残酷さ、想像力の欠如、また多感すぎるがゆえに傷ついてしまう様子などが、実にうまく描かれています。

高校生活を送ったことがある人なら誰もが、自分にもこんな経験があったと共感してしまうのではないでしょうか。

爽快感のあるエンディングが好きな人

見終わった後には、すっきりと爽快な気持ちになりたいという人は、「桐島、部活やめるってよ」を楽しめるでしょう。主人公はスクールカーストの最下層にいる男子高校生ですので、当然本編中には何度か嫌な目にも遭います。ですが、彼らが馬鹿にされて終わるのではなく、終わり方は実に前向きで明るいものです。

ネタバレになるので書けませんが、別に下剋上が起きるわけではなく、彼らがスクールカーストのトップ軍団に対して派手な反撃を起こすというわけでもありません。誰も傷けることなく、彼らなりの視点でもって、前向きなエンディングを迎えます。映画の結末が気になるという人は、ぜひ配信サービスで動画視聴してみてはいかがでしょうか。

「桐島、部活やめるってよ」の映画を配信している動画配信サイトは?

「桐島、部活やめるってよ」を配信しているサービスは以下の通りです。視聴に別途料金がかかるものでも、無料お試し期間を設けているものもあります。この機会に利用して、映画を動画で楽しんでみてはいかがでしょうか。

配信している有料動画サービス比較

サービス 配信
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「桐島、部活やめるってよ」の映画あらすじについて※ネタバレ注意

「桐島、部活やめるってよ」の映画あらすじについて解説します。ネタバレやストーリーの核心に触れる情報も含みますので、映画や動画をまだ見ていないという人は注意しましょう。

あらすじ1

男子バレーボール部のキャプテンであり、男女から人気のあった「桐島」が、突然部活を辞めて姿を消してしまったところから物語は始まります。

はっきりと本人の口からそのことを聞いたわけではなく、あくまで噂という形で桐島が部活を辞めたという話が広がり、彼と親しかった同級生たちに動揺が走ります

特に、桐島の彼女で、イケている桐島が自分の彼氏だったことが自慢で仕方なかった梨紗、バレー部の副キャプテンである孝介は激しく動揺します。桐島ともっとも仲が良かった友人の宏樹ですら、そのことを知らされていませんでした。

部活の中でも少し低くみられている映画部の前田と友人の武文は輪の外におり、動揺する同級生たちを傍観しつつ、淡々と自主映画製作活動に取り組んでいるのでした。

あらすじ2

桐島、宏樹、そして友人たちの4名には、桐島が部活を終えるのを待って放課後一緒にバスケをする習慣がありました。

桐島が来ないのであればバスケをする意味がないといって先に帰ろうとする宏樹。運動神経も良く、容姿も優れている宏樹は、なんでも器用にこなせますがこれといって打ち込めるものがなく、入っていた野球部も辞めてしまっていました。

彼を見つめる視線が屋上にありました。吹奏楽部の亜矢です。宏樹には沙奈という彼女がいますが、地味な亜矢は、そのことを知りつつ密かに練習をしながら、バスケをする宏樹を見つめることを自分の日課にしていたのです。

沙奈は梨紗の友人で、梨紗に次いで、女子のスクールカーストの上位にいます。亜矢の気持ちを知りつつ彼女を低く見ている沙奈は、わざと彼女の前で宏樹にキスをしてみせ、傷ついた亜矢は逃げるようにその場を後にします。

あらすじ3

いつまで経っても姿を見せない桐島に、同級生たちは混乱を極めます。苛立つ梨紗、そんな梨紗を心配しているように装いながら密かに小馬鹿にしている沙奈、レギュラーに昇格したものの結果を出せない風助。動揺して練習に打ち込めなくなる亜矢。

そして、風助に親しみを覚えるバドミントン部の実果も含め、今まで桐島がいたことでバランスが取れていた関係が崩れ始めます

そんな折、前田は偶然映画館で、好意を持っているかすみと出会って浮かれますが、かすみにはイケメンの彼氏がおり、前田の淡い恋はあっけなく終わってしまいます。

あらすじ4

屋上でゾンビ映画を撮影している前田たち。そこへ、桐島が学校の屋上にいたという噂を聞きつけた同級生たちが乱入してきます。しかし、噂はデマでした。腹を立てた同級生たちは前田たちに八つ当たりします。

理不尽に映画撮影を邪魔された前田は、ゾンビに扮した映画部員たちに撮影と称して彼らを襲わせ、撃退することに成功します。

このとき、現実の世界と、前田が撮影するビデオカメラのファインダー越しの世界とが交錯します。ファインダー越しの世界では、梨紗や孝介のように自分の意志がなく、他人に依存することで自分の存在を守ってきた人たちは、次々とゾンビの餌食になっていくのでした。

あらすじ5

撮影をめちゃめちゃにされてしまった前田たち。仕方なくビデオカメラを直しています。そこへ戻ってきた広樹が、からかうように尋ねます。「将来の夢は映画監督か」と。それに対し、「それは無理だとわかっている。でも、楽しいからやっているんだ」と答える前田。

宏樹の頭の中で、前田とスカウトなんて来るはずもないのに、諦めずに自主練を続けている卒業間近のキャプテンの姿が重なります。打ち込めるものがない自分の空っぽさを思い知らされた宏樹は泣き出します。

そして夕方、誰もいない屋上から野球部の練習を見つめる宏樹。彼は桐島に電話をかけます。何を話したのかは不明ですが、その視線の先には、暖かなライトが灯る野球場がありました。最後まで桐島は出てくることなく、物語は終わります。

「桐島、部活やめるってよ」の映画に登場する主なキャスト3名

「桐島、部活やめるってよ」に登場する主なキャストは次の3名です。動画で視聴する前にチェックしておきましょう。

【前田涼也】神木隆之介

本作の主人公である高校2年生の男子。地味な映画部に所属。

【菊池宏樹】東出昌大

前田の同級生。クラスの中心グループに位置する、いわゆるイケている男子。

【東原かすみ】橋本愛

前田に優しくしてくれる同級生の女子。マニアックな映画が好きで、バドミントン部に所属。

「桐島、部活やめるってよ」の映画監督や脚本家は誰?作品情報を紹介!

映画監督や脚本家の情報は次の通りです。気になる人は、動画を視聴してみましょう。

原題:『桐島、部活やめるってよ』

公開年:2012年

製作総指揮:奥田誠治

監督:吉田大八

脚本:喜安浩平、吉田大八