映画『ちはやふる−結び−』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

邦画

末次由紀の人気連載コミックを実写化した「ちはやふる」シリーズの完結篇が、「ちはやふる−結び−」です。ヒロインの主人公をはじめとする、競技かるたに青春をかけた高校生たちの物語は本作で大団円を迎えました。この記事では、「ちはやふる−結び−」の感想や動画サイトで合法的に無料視聴する方法について解説します。

ちはやふる−結び−を見てみる

美しき競技かるたの世界!「ちはやふる−結び−」ってどんな映画?

人気コミック「ちはやふる」はこれまであまりフィクションの題材にされてこなかった競技かるたの世界を描き出し、話題を集めました。「ちはやふる」はすでに3本の実写映画が制作されており、「ちはやふる−結び−」は完結篇にあたります。高校2年生に進級したヒロインの千早が、かるた部の仲間たちと全国制覇を目指して努力していく姿が印象的です。

とはいえ、本作のストーリーは一筋縄でいきません。まず、千早の幼なじみで現在は福井県にいるが、いきなり千早に告白をしました。そのため、千早のことを好いているチームメイトの太一は動揺し、千早から距離を置いてしまいます。そもそも、太一は勉強と部活の両立に悩んでおり、かるた部になかなか顔を出せなくなってしまっていました。千早にとって、信頼できるパートナーだった太一がいなくなるのは、部活動で初めての経験です。これまで、かるたのことしか考えてこなかった千早が人間的にどう成長するのかが、本作の大きな見所です。

また、魅力的な新キャラクターたちが作品を盛り上げてくれました。現名人の周防はかるたに関しては右に出るものがいない天才ですが、それ以外の生活能力はきわめて低いズボラな男です。太一は周防に弟子入りし、彼の生活やバイトを支えているうちに、周防の技術を盗んでいくようになります。そして、千早たちのかるた部にもクセのある新入生が入部してきました。筑波は実力的に申し分ない選手でありながら、自我が強すぎて協調性がありません。もう一人の親入部員、花野は太一と仲良くなりたくて入部しただけのミーハーな女子です。千早たち先輩が、後輩たちといかに関係を深めていくかにも注目しましょう。

さまざまな見せ場が用意されているとはいえ、「ちはやふる」シリーズ最大の見せ場はやはりかるたのシーンです。本作でも完結篇に相応しく、ハイレベルな試合が再現されています。たとえば、「運命戦」と呼ばれる、自陣と敵陣に1枚ずつ札が残った状態の攻防です。読まれる札で勝負が決まるとされていることから「運命戦」と名づけられていますが、実際は「運命戦を運任せにしない」ための戦術がなされています。こうした細かい思考のぶつかり合いを目撃すると、競技かるたの奥深さがさらに理解できるでしょう。

そして、クライマックスではついに、千早と太一、新の3人が試合に挑みます。そもそも、千早や太一にかるたを教えてくれたのは新でした。離れ離れになった3人は、それでも「かるたを続けていれば再会できる」と思い続けて練習に励んできました。ついに3人の夢が叶った瞬間を動画で焼きつけましょう。もはや、誰が勝ってもさわやかな感動を抑えられなくなること間違いなしです。競技かるたの迫力を映し出す、VFX技術も健在です。ありとあらゆる映像面の工夫がほどこされ、ゼロコンマで勝負が決まる競技かるたの世界が見事に表現されています。

本作は、2018年3月に全国の劇場で公開され、15億円を超える興行収入を記録しました。この数字は、全3作の中での最高記録です。前2作の高いクオリティで映画版のファンが増えていたことに加え、シリーズ最高傑作ともいえる内容が高く評価された証でしょう。広瀬すず、野村周平、松岡茉優といった人気俳優たちの注目度がうなぎのぼりになっていることも、ヒットを後押ししました。2010年代を代表する青春映画となった「ちはやふる」シリーズのクライマックスは絶対に見逃せません。

ついに三角関係は収束に?映画「ちはやふる−結び−」の見所3

過去最高レベルの競技かるたシーン

「ちはやふる−結び−」では名人戦や全国大会が舞台になっています。かるた界で最高峰の舞台が描かれているだけに、さまざまな強豪が現れるのが魅力です。たとえば、周防名人はほかのどの選手とも違うスタイルの持主です。異常な「感じ」の良さを武器とする周防名人は、読み札が読み上げられる瞬間にはすでに手が伸びているように見えるほどです。しかし、名人を観察し続ける太一は、彼の「感じ」に隠されたある秘密を知るのでした。

一方で、千早たちも成長を遂げていきます。特に、伸び悩んでいた太一の覚醒には、シリーズのファンも大興奮するでしょう。太一は真面目すぎる性格ゆえに、いろいろな物事を両立させようとしてがんじがらめになっていました。そんな太一は周防名人の言葉をきっかけにして気持ちに踏ん切りがつき、これまでにないほど豪快なスタイルで試合に挑みます。太一と新が男の意地をぶつけ合う全国大会の決勝は、シリーズを通して最大のハイライトです。もちろん、ヒロインの千早も準クイーンに輝いた選手を相手に、白熱の試合を見せてくれます。勝利のゆくえは最後までわからず、動画から一瞬たりとも目が離せません。

ヒロインたちの三角関係の結末にドキドキ!

千早と太一、新は幼なじみでありながら、恋愛において微妙な関係を保っていました。なにより、千早が恋愛沙汰に疎すぎて、太一の気持ちにも新の気持ちにも気づけていなかったのです。ところが、「ちはやふる−結び−」ではいきなり、新が千早にはっきりと告白をします。その光景を遠くから見ていた太一は、新が何を言ったのか悟ってしまいました。千早はすっかり動揺し、3人の絆が揺らぎ始めます。そして、千早は今まで考えてこなかった自分自身の「本当の気持ち」と向き合うことになるのです。

千早と新はある意味で似た者同士です。2人の頭の中はかるただけで、どうやったら強くなれるかを毎日考え続けています。だからこそ、2人は離れていてもかるたをしている限り、心がつながっていると信じられます。ただし、太一はそうもいきません。太一は千早や新のような天才タイプではないため、日常のさまざまなことが気にかかります。新に気後れしてしまった太一は千早と同じ部活でかるたを続けるのも苦痛になっていきます。三者三様の恋模様にどんなラストが訪れるのか、見守りましょう。

青春ゆえの葛藤に胸が熱くなる

映画「ちはやふる−結び−」には、10代ならではの甘酸っぱい葛藤がたくさんあります。恋愛に限らず、人間関係における悩みは好例でしょう。新入部員の筑波は自分に自信がありすぎて先輩たちを敬いません。これまで同学年同士、仲良く部活を続けてきた千早たちからすると筑波は強烈な遺伝子です。それでも、千早たちは筑波が今後のかるた部を背負ってくれると信じて、彼を指導していきます。こうした「先輩と後輩の関係」が部活動ならではだといえるでしょう。

また、千早たちと違って「普通の女子」である花野も女性の視聴者から共感を集めやすいキャラクターです。彼女は部活よりも恋に生きたいタイプです。かるた部にいる間も、太一のことばかり見てしまいます。しかし、太一が部活に来なくなってからも花野は真剣に続けていたかるたを放り出せなくなるのでした。一つのことに夢中になれる喜びは、学生の特権です。「ちはやふる−結び−」は青春時代のさまざまな感情を蘇らせてくれる映画なのです。

スポーツ好きなら必見!映画「ちはやふる−結び−」はこんな人におすすめ

ラブストーリーにのめりこみたい人

映画を見るならラブストーリーがいい人は、「ちはやふる−結び−」を存分に楽しめます。前2作もすばらしい内容だったものの、千早たちの恋愛要素はやや控えめでした。しかし、本作ではかなりストレートな告白シーンがあるなど、恋愛要素が濃厚です。フィクションの世界で胸をときめかせたいなら、本作の動画を堪能しましょう。

恋愛に奥手な人は千早の気持ちに強く共感できるはずです。千早は太一や新を大切に思う気持ちがありますが、かるたが好きすぎて他の感情まで意識できません。仕事や勉強、部活を頑張っているあまり、恋愛を放ったらかしにしてきた経験があれば、千早に自分を重ねられます。一方で、むしろ恋愛を人生の中心だと考えているくらいなら、新入部員の花野が身近に思えてきます。花野は堂々と「恋愛のために入部した」と言い切ってしまうような少女です。あざといまでのアプローチを悪びれもせずできるガッツは、ある意味、うらやましいところです。しかし、花野は好きになった相手には一途なキャラクターなので不思議と嫌味はありません。自分の気持ちをまっすぐ伝える大切さを花野は教えてくれるでしょう。

スポーツやゲーム観戦が好きな人

競技かるたは、単なる「遊び」と混同されがちです。しかし、「競技」と冠しているだけあって、高度にスポーツ化された種目です。反射神経、聴覚、戦術などすべてがあわさってようやく勝利をつかめる過酷な世界であり、だからこそ「ちはやふる」シリーズは多くのファンに愛されたのです。「ちはやふる−結び−」では競技かるたのトップレベルが描かれているので、かるたファン以外でもスポーツやゲームが好きな人は楽しめるでしょう。

本作で、かるたをあまり知らないと驚かされるのが団体戦の活気です。横並びになったチームメイト同士がお互いを鼓舞し合い、反則にならないギリギリのところで情報交換を行います。自分の札だけでなく、チームメイトの戦況も見極めながら試合を進めていくのは並の集中力ではできない芸当です。「ちはやふる−結び−」を見終わったとき、かるたは「文化系」だという思い込みは払拭されているでしょう。競技かるたに限れば、間違いなく「体育会系」に属する種目であり、やる側も見る側も大興奮できます。ほかのスポーツ映画などで手に汗握った経験があるなら、「ちはやふる−結び−」はおすすめです。

先輩になることの悩みがある人

会社でも部活でも、「新人」であるうちは気が楽です。とにかく、目の前の課題に取り組んでさえいれば成長できます。そうしているうちに毎日のやりがいが見えてきて、努力が楽しくなっていくでしょう。しかし、何かをマスターしかけたときに現れがちな壁が「先輩になること」です。あらゆる組織において、時間が経てば後輩は入ってきます。がむしゃらに突進すればよかった時代は終わり、後進の指導を行わなければいけません。まるで、自分の仕事を後輩に邪魔されているような感覚になる人もいるでしょう。

そんなとき、「ちはやふる−結び−」はヒントを与えてくれる映画です。千早たちも問題児ばかりの新入生に手を焼かされました。しかし、新入生たちが成長することでかるた部も強くなり、夢へと近づいていきます。後輩を育てるとは、相手のためだけになっている行為ではありません。自分の愛する場所を守っていくために新しい人材を受け入れる姿勢がいかに大切かを「ちはやふる−結び−」は教えてくれます。

映画「ちはやふる−結び−」配信サイトまとめ!動画は無料で見られるの?

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※ネタバレ注意!シリーズ完結篇である映画「ちはやふる−結び−」あらすじ

以下の内容は、動画配信中の映画「ちはやふる−結び−」の、ネタバレを含んだあらすじです。

瑞沢高校かるた部の千早はクイーン戦の補佐として、会場に来ていました。目の前では現クイーンの詩暢が千早を破った中学生の我妻を寄せつけていません。一方、名人戦では千早の師匠である原田先生が現名人の周防に圧倒されていました。結局、クイーン戦、名人戦ともに番狂わせなく、現タイトル保持者が勝利を収めました。マスコミを前にして、かるたを続けるモチベーションを失っていた周防は引退宣言を行います。そこに千早の幼なじみ、新が現れて引退を待ってほしいと懇願しました。周防は興味本位で「じゃああと1年だけ」と告げます。

新は福井県でかるたの練習を続けており、実力をつけていました。新は久しぶりに再会した千早へ「好きだ」と告白します。動揺した千早は何も返せません。そんな2人の姿を千早と同じかるた部である太一は遠目から見ていました。太一もまた、千早のことを思っていました。しかし、かるたに夢中な千早は一番そばにいるはずの太一が自分を好いていることに気づいていません。

新学期が始まり、千早たちは2年生になりました。昨年は全国3位だった瑞沢高校は優勝を狙っています。2人の新入部員が入ってきて、千早たちは喜びますが、いずれもクセのある生徒たちでした。経験者の筑波は先輩たちにも態度が悪く、指導もしっかり聞こうとしません。花野は太一のルックス目当てで入ってきた女子であり、「かるたを真剣にやるつもりはない」と千早に告げます。しかし、千早は「かるたをやっていると真剣になる」と告げるのでした。その頃、新も全国で千早たちと対戦するため、高校でかるた部を創設します。そこには、準クイーンである我妻もいました。

かるただけを見ている千早、新とは違い、太一は練習に身が入りません。エリートの家系に育った太一は、部活を頑張るほど成績が下がることでプレッシャーを感じています。そのうえ、新の告白を目撃してしまったために部活での居心地が悪くなっていました。そして、全国大会の地区予選が来たとき、太一は会場に姿を現しませんでした。なんとか千早の奮闘で1勝は挙げたものの、実力者の太一がいない瑞沢は不利な状況です。高校レベルでの団体戦を知らない筑波も周りが見えなくなってしまいます。なんとか全国進出は決めたものの、内容には大きな課題を残しました。

太一は受験勉強に専念しようと予備校に通い始めます。そこには、周防名人が講師のバイトで来ていました。周防に接近した太一は、大学のかるた部に招待され、周防と手合わせします。まるで歯が立たない太一でしたが、周防は彼を気に入って自分のサポートをさせるようになります。視力が悪い周防を、太一はバイト先で助けるようになりました。そのかわり、太一は周防からかるたの真髄を教わります。

太一がいない瑞沢高校かるた部を、千早は持ち前の明るさで引っ張っていきました。筑波もすっかり改心し、チームは一枚岩になっていきます。ついに迎えた全国大会で、瑞沢高校は一年生たちに経験を積ませつつ、勝ち星を重ねていきます。そして、ついに決勝戦で新率いる藤岡東とぶつかりました。しかし、レギュラーだった奏は指を怪我し、とても試合はできません。そこで、彼女に代わって出場したのは会場にかけつけた太一でした。千早は我妻と、太一は新と因縁の対決に挑みます。そして、優勝のゆくえは運命戦にもつれこむのでした。

人気俳優が名前を連ねる!映画「ちはやふる−結び−」の登場人物・キャスト

【綾瀬千早役】広瀬すず

瑞沢高校かるた部副部長で映画「ちはやふる−結び−」のヒロイン。人気女優の広瀬すずが等身大の演技で千早を体現しています。

【真島太一役】野村周平

瑞沢高校かるた部部長。野村周平は映画やドラマで大ブレイクしている若手俳優です。

【綿谷新役】真剣佑

藤岡東高校かるた部部長。ハリウッド進出も果たした真剣佑の繊細な演技は動画のチェックポイントです。

【大江奏役】上白石萌音

瑞沢高校かるた部。上白石萌音は声優、歌手としても有名です。

【周防久志役】賀来賢人

現名人。演じるのは個性派俳優の賀来賢人です。

映画「ちはやふる−結び−」の作品情報!シリーズではおなじみの名前も

以下、動画配信中の映画「ちはやふる−結び−」作品情報です。

原作:末次由紀

公開年:2018年

製作総指揮:伊藤響、安藤親広

監督:小泉徳宏

脚本:小泉徳宏