映画『富美子の足』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

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自宅でも、気軽にさまざまな映画を見ることができる動画配信サイトを利用している人もいるのではないでしょうか。劇場で公開中に見損ねてしまったものでも、動画配信サイトであればゆっくりと見ることができるのがメリットです。

この記事では、映画「富美子の足」を見た感想や動画配信サイトで無料で見るための方法などについて紹介します。

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映画「富美子の足」とは?

映画「富美子の足」、なんとも衝撃的なタイトルです。そして、「富美子の足」はその名の通り、女性の素晴らしい体のパーツの中でも足にフェティシズムを感じる男達とそんな足を持ってしまった富美子の物語となっています。

「富美子の足」は、世界的に有名な文豪である谷崎潤一郎の小説が原案となっているのです。小説のストーリーは約100年前の日本。しかし、映画ではその時代ではなく、現代の世界にアレンジされて制作されています。

時代を現代にアレンジするにあたり、登場人物の職業についても変える必要がありました。野田がフィギュア作家になったり、富美子もデリヘル嬢になったりしています。

主人公の富美子は、自分が男性にモテる理由が美脚にあることに気づきます。一般的な女性は、体の1つのパーツが美しいと褒められただけでも嬉しいと感じる人も少なくありません。日本では、海外のように誰かをしょっちゅう褒めるという文化がないからです。

ただ、富美子の場合は男性達が自分の足にのみ、異常に興味を示していることに不快感を覚えていました。そこで、デリヘル嬢をやりながら少しずつ金を貯め、顔や体なども整形をして美しく変わったのです。

誰がどう見ても美女にしか見えない富美子。ところが、男達はそれでも富美子の足にだけ執着します。誰か1人が足フェチだというのであれば理解もしやすいですし、受け入れることもできたでしょう。しかし、出会う男すべてが富美子の足だけにこだわるのです。これでは彼女が悩んだり、落ち込んでしまったりするのも当然です。

彼女の足に溺れていくのは、塚越や野田だけではありませんでした。一緒に暮らしている母を轢いたのは富美子の足に見とれてハンドル操作を誤った男だったのです。その事故によって、母は介護が必要な身となってしまいます。

介護人としてやってきたのは若い男性で、母はすっかり彼に夢中になりました。愛人と化した介護人は、やがてその仲間まで連れてくるようになり、全員が富美子の足を舐めるのです。

どこへ行っても自分の足にこだわる男達。唯一、まともなのは金の無心に訪れた塚越の遠縁の娘です。彼女は金の無心をしてはいましたが、富美子の足のフィギュアを発見した際に不快感をあらわにしています。

この映画の中には富美子の足に夢中になる男達が登場していますが、その魅力に屈しない人がまったくいません。

そういった意味では、富美子の足のフィギュアがあるという事実に不快感を覚えた彼女は一般的な世間の反応を象徴したものであり、塚越や野田といった足フェチの異常さを強調する1シーンでもあります。動画では、そこに注目してみるのも面白いでしょう。

富美子の心の支えになっていたのは、いずれ自分が相続する予定の塚越の莫大な遺産でした。

しかし、塚越に金はないと言われた富美子は、それまでの我慢が爆発してしまいます。自分の気持ちを押し殺してまで耐え続けた日々。それが何の意味もなかったのだとわかったときの絶望感は、想像しやすいのではないでしょうか。

足フェチといっても、塚越や野田のこだわり方には、ある種のマゾヒズムを感じる部分があります。原案の谷崎潤一郎氏自身もどちらかといえばマゾヒズムの傾向があったといわれており、映画「富美子の足」では、そんな谷崎氏自身も投影されているといえるかもしれません。

単なる足フェチの男達のストーリーなわけではなく、そんな足を持つ運命を背負った女性の感情など、さまざまな視点から何度か見てみると、「富美子の足」はより楽しめます。

映画「富美子の足」で見るべきおすすめベスト3

動画で見る際には、その映画がどんなストーリーであるかを少し調べておくほうが実際に見たときにわかりやすいです。そのためにも、「富美子の足」を見たいと考えている人に、厳選した3つのおすすめポイントを紹介します。

おすすめポイント1:撮影中はすぐ近くに家主がいた

映画版の「富美子の足」を撮影していた場所はいくつかありましたが、そのメインの場所となったのが塚越の自宅でしょう。塚越家の家は和風で庭付きの1軒家です。

しかし、この家は、もちろん本物の塚越邸ではありません。普段から住人がいる家がイメージにぴったりだったので、撮影場所として借りていたのです。そのため、セットとして造ったものではなく、撮影をしているすぐそばには住人がいたという事実がありました。

塚越や野田が富美子の足を夢中になって舐めている中、キッチンに家主がいたり、住んでいる家なので夜中の撮影はできなかったりといった条件付きの撮影だったのです。

「富美子の足」は足フェチの内容なので、撮影中にも家主が家の中のどこかにいると考えるとドキドキしたと富美子役の片山はコメントしています。しかし、その反面で、寒い日の撮影では休憩中に家主が手作りの温かい豚汁を差し入れてくれるなど、心なごむ場面もあったのです。

映画のストーリー自体はまじめな雰囲気の中で進んでいっていましたが、その裏側ではそんなこともあったのだと考えると、倒錯的なシーンも普通に見るときとは違った面白さを感じられるのではないでしょうか。

おすすめポイント2:等身大で制作された富美子の足の精巧さに注目!

野田が塚越の家へやってきたのは、金の無心のためでした。しかし、代わりに富美子の等身大の足を作るように依頼されるのです。

富美子の魔性の足の魅力を表現するために、野田は何度も修正をしながら仕上げます。ようやく塚越が納得できるものができあがり、喜んでもらえたことに満足感を得ると同時にホッとした野田。

このときに仕上げた等身大の足のフィギュアが、非常に精巧にできているのです。遠目で見ると、まるで本物の富美子の足のように見えます。

最初は富美子の足を出さないほうがいいのではないかという意見もありました。理由は、そこまで男が夢中になるような足の持ち主が実際にいるのかという問題があったためです。

しかし、富美子役の片山の足の美しさを見るとその心配はなくなったので、実際の足をストーリー内に出すことが決まったというエピソードがありました。

おすすめポイント3:野田がはいているブルーのパンツは女性ものだった

フィギュア作家である野田は普段から女性と接することもほとんどなく、フィギュアのことで頭がいっぱいの男性です。野田の衣装合わせは数回行われましたが、その中で野田役の淵上は見た目をオタクっぽくするのが良いと考えました。

そこで、衣装の中からブルーのパンツを選び、自分でTシャツをわざとよれよれな状態にしたのです。ブルーのパンツは淵上も履けるサイズでしたが、実は女性ものでした。そういった無頓着なところが、野田の見た目には必要だと考えたのです。

演じた淵上には足フェチの嗜好はなく、野田と共通する部分があまりなかったことから演じた後はかなり疲れたとインタビューでも答えています。つまり、自分にはない感覚を持つ男性を演じなければいけなかったことから、思い切って演じる必要がありました。

ブルーのパンツは、映画の中では野田を象徴するものです。そういった面からも、野田という人物を見てみると楽しめるでしょう。

こんな人は映画「富美子の足」がおすすめ!

動画で映画の「富美子の足」を見るのがおすすめな人をいくつかピックアップしてみました。

特に女性の足に魅力を感じる人

「富美子の足」は、タイトルにもあるように主人公の富美子の足がストーリー中に何度も出てきます。富美子役を演じた片山は元々グラビアアイドルとしても活動していますが、足の手入れについては特別なことをしていたわけではありませんでした。

しかし、この映画では足がアップに映されることも多く、エステで足の手入れを念入りにしてもらったり、ネイルサロンで爪の手入れをしてもらったりしたと語っています。

つまり、元々、美しい足がさらに美しくなった状態でスクリーンに映されているのです。富美子はショートパンツをよく履いているので、長い足もしっかり見ることができます。

女性の足に特に魅力を感じる人にとっては、垂涎ものの映画です。また、富美子と野田のベッドシーンもありますが、足だけではなく、彼女の裸体もとても美しいと評判になっています。

谷崎潤一郎氏のファンの人

「富美子の足」の原案は、世界的な文豪である谷崎潤一郎氏の小説です。谷崎氏の3つの小説をそれぞれ映画化するという企画が実現し、この映画はその小説が映画化されたものの1つとなっています。

小説版とまったく同じというわけではなく、登場人物のキャラクター設定については大幅な変更がされており、たとえば、野田は小説では画学生です。ところが、映画ではフィギュア作家。現代に馴染むようにと職業を別のものにしています。

また、映画では塚越が最初から足フェチで、野田はそうではありませんでした。実際には、小説版では塚越に女性の足の魅力を教えたのが野田ということになっています。

視点も小説では野田視点、映画では富美子視点です。視点が誰のものなのかは非常に重要な部分で、野田のものなのか、富美子のものなのかというのは大きな違いになります。

富美子の職業も野田同様にアレンジされており、小説では芸妓出身ですが、映画版ではデリヘル嬢です。どちらも男性と深い関わりがある職業には違いがありませんが、芸妓よりデリヘル嬢のほうが現代と合っており、映画に入り込みやすくなります。

小説版と映画版の違いを見つけてみるのも面白いのではないでしょうか。

実力派俳優でんでんの演技を見たい人

「富美子の足」で欠かせない人物の1人が「塚越」です。塚越は70歳の裕福な老人で、遠縁や親戚などが金の無心に訪れては断られています。そんな塚越を演じているのが、実力派俳優で数々の賞を獲得している「でんでん」なのです。

彼はキャストの中でも最年長にあたり、俳優としての経験もとても豊富。そのため、共演者の片山や淵上は彼と共演する中でそれぞれの役を完成させていったと話しています。

でんでん自身も塚越役を演じるために鏡を使って研究しており、女性の足、特に富美子の足にフェティシズムを感じている様子を狂気じみた仕草や表情で演じているのです。

塚越と富美子の関係は、とてもわかりやすいものです。塚越は富美子の足、富美子は塚越の死後に受け取る約束をしている2億円もあるという遺産が目的となっています。

富美子の心底嫌そうな表情を見ながら、足を舐め続ける塚越の役は恥ずかしがっていては演じきることができません。

でんでんは現場でもムードメーカーとして、冗談を言ったりと場を盛り上げたりしています。しかし、塚越を演じているときには足を舐める行為が多く、撮影クルーが見守る中でそれを演じきっています。

映画「富美子の足」を動画配信サイトで無料視聴できるの?

映画「富美子の足」は、動画配信サイトで無料視聴できることができるのでしょうか。主な動画配信サイトで、「富美子の足」を視聴できるかをチェックしました。

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ネタバレあり!映画「富美子の足」のあらすじとは

映画「富美子の足」のあらすじを簡単に紹介しましょう。動画を見る前に、ある程度のあらすじを理解しておくとわかりやすいです。

物語は、この映画の主人公「富美子」が自身の半生を語る場面からスタートします。彼女のこれまでの人生は、足が原因で最悪でした。

電車では足を痴漢に触られ、勤めている会社では男性社員が不自然に足に顔を近づけるなど、不快な思いをたくさんしてきたからです。思い切って、顔や体の整形をして別人のような姿で生き始めてからも、富美子の人生から足による呪縛が消えることはありません。

男達はなぜか富美子の足に固執し、しつように求めてくるのです。

デリヘル嬢として働くようになった富美子は、余命が短いという老人「塚越」と出会います。塚越は2億円という財産を持つ裕福な男です。

富美子は、塚越の死後にその遺産の全てを受け継ぐという遺書を渡され、毎日彼の自宅へ通ってくれるように頼まれます。

こうして、塚越の家政婦のような立場として通うようになった富美子でしたが、塚越にとっては彼女の足を独占するための至福の時間だったのです。

遺産に目がくらんで通うようになったものの、トイレのときにも足を舐めるというフェティシズムを持つ塚越の相手をすることは苦痛でしかありません。

それだけでは満足できなくなった塚越は、甥でフィギュア職人の野田に富美子の足の等身大フィギュアを作るように依頼します。

なかなか塚越が納得できる作品を作れない野田に、とうとう塚越の怒りは爆発。本当に素晴らしい作品を作りたいのであれば、富美子の足を舐めろと命じられてしまいます

フィギュアに興味はあっても、富美子の足に特別な興味を持てない野田は、塚越の命令だからと富美子の足に顔をすりつけたりしたものの、不快さを感じていました。

これまで出会った自分の足に強い興味を持っていた男達に対し、野田はまったく興味を示さないという事実に富美子は驚きます。それ以降、富美子は酒を飲んでは野田にからむ日々を送るようになったのです。やがて、富美子から誘うようにして野田と男女の関係になります。

それまで一切富美子の足には興味をもっていなかった野田でしたが、関係をもって以来、富美子の足に魅かれるようになっていったのでした。

塚越の遺産目当ての富美子は、彼が余命短いと言いながらもなかなか落命しないことにイライラを募らせます。そのいらつきは野田への暴力として吐き出されていましたが、精神的に不安定になっていく一方でした。

塚越の家では塚越と野田に足を舐めまわされ、自宅へ帰ると母の命令でその介護人と関係を持たなくてはいけなかったからです。母は若い男の介護人から金をもらい、富美子を自由にさせていました。

そんな暮らしを吹っ切ろうとするかのように、事を終えると、彼女はバッティングセンターへと足を運びます。豪快にスウィングをするものの、ボールがバットにあたることはありませんでした

やがて、野田は、塚越が納得できる富美子の足の等身大フィギュアを作り出すことに成功します。出来上がった足のフィギュアに大喜びする塚越とますます自分の足に溺れていく野田、自宅に帰れば母の介護人とその仲間達にまで足を舐められる富美子の関係は、ますます歪んだものとなっていったのでした。

ある日、金の無心に遠縁の娘が塚越の家へやってきます。借金を断られた娘は、塚越のそばにいる富美子を敵視しました。明らかに財産目当てに見えたからです。

しかし、娘が富美子を敵視していることに気づいた野田が、富美子を守るために娘を階段から突き落としてしまいます。

辛い日々も塚越の莫大な遺産のためだと我慢していた富美子。ところが、あるとき、塚越に金は全部使ったといわれた富美子はそれまでの我慢が爆発し、塚越を足で蹴り殺し、野田の背中にも包丁を突きたてます。血だらけの足で公園へ向かい、呆然と立ちつくす富美子。

塚越は裕福なだけに、殺害されたことが大きなニュースとして取り上げられます。その犯人が自首したということも報道されました。しかし、自首した犯人は男性。つまり、真犯人の富美子ではありません。

富美子の代わりに、野田が犯人として自首したのです。世間は富美子と野田、そして塚越の関係を知ることはなく、野田による殺人事件として解決したのでした。

映画「富美子の足」の主なキャストは?

【富美子役】片山萌美

塚越や野田を魅了する足を持つ元デリヘル嬢の「富美子」を演じたのは、舞台を中心に女優として活動しながら、グラビアアイドルとしての顔もある片山萌美です。

富美子の役を演じるにあたり、片山は以前演じたことがある顔を切り刻まれて殺害される女性の役を思い出し、それを演技の中に投影したとコメント。

また、塚越役のでんでんの俳優としての引き出しの多さに驚き、日常生活の中の経験を演技に活かすことも学んだとのことです。

富美子は、男たちが自分の足に夢中になることを喜びとは感じていませんでした。そんな自分は呪われているのかとさえ、考えていたのです。塚越の愛人になったのも、彼の死後に入る予定の遺産が目当てであり、彼に対して愛情を感じてはいませんでした。

そんな中、さらに野田という男が現れて、自分の足に傾倒していく変化を見るのは富美子にとっては苦痛でしかありません。そんな富美子を片山は体当たりで演じています。

【塚越役】でんでん

塚越と実際の年齢が近いでんでんは個性派・そして実力派の俳優です。日本アカデミー賞最優秀助演男優賞をはじめ、日本国内における助演男優賞をいくつも受賞しており、共演者である淵上や片山は参考になることも多かったとコメントしています。

塚越役を演じるときに行ったこととして、鏡の前で舌を動かす練習をしたというでんでん。撮影シーンの半分は富美子の足を塚越や野田が舐めているシーンだったため、足フェチだということをよりリアルに見せるための練習だったのです。

塚越は自分の孫ほどの年齢差がある富美子と愛人関係にあり、死ぬ直前まで足にこだわっていた人物。動画を見るときには、「塚越」のある種の狂気に触れてみましょう。

【野田役】淵上泰史

塚越の甥でフィギュア作家の野田を演じた淵上泰史は、撮影時間が短い中で、現場でその役について追い込んでいったと語ります。野田については、原作と映画ではキャラクターが違うため、どう演じればいいのかを考える必要があったからです。

野田は、登場した頃はフィギュアマニアなだけの普通の青年でした。しかし、塚越に言われて富美子の足をなめるうちに、自身もまた富美子の足の虜になっていきます。

淵上は、その変化がどんなきっかけによるものだったのかなどを皆で話し合いながら進めていったのです。動画では、野田のそんな変化にも注目してみるのが面白いでしょう。

映画「富美子の足」の作品情報はこちら

映画「富美子の足」を動画で視聴する前に、どんな作品なのかをチェックしておきましょう。

原題:富美子の足

公開年:2018年02月10日

監督:ウエダアツシ

脚本:ウエダアツシ