映画『リバーズ・エッジ』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

邦画

心の行き場を見失いながらも、前に進み続ける青春時代を描いた『リバーズ・エッジ』は、いつの時代の若者にもあてはまるストーリーです。

そんな『リバーズ・エッジ』を見てみたいと思う人もいるでしょう。この作品は、動画配信サイトでも配信されていますので、手軽に見ることができます。

しかし、『リバーズ・エッジ』は本当に面白いのでしょうか。ストーリーの展開も気になりますよね。そこで映画『リバーズ・エッジ』のあらすじや感想を紹介します。動画配信サイトで無料で見る方法も説明しますので、お得に動画を楽しみましょう。

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『リバーズ・エッジ』はどんな映画なの?

岡崎京子のエネルギッシュな漫画がついに映画化

『リバーズ・エッジ』は岡崎京子が描いた、伝説の漫画を映画化した作品です。リアルなセックスや愛、暴力を描写した『リバーズ・エッジ』は、それまで恋愛物語が多かった少女漫画と一線を画した作品でもありました。

90年代に生きる若者の欲望や焦燥感が鮮烈に描き出されていることから、熱狂的な支持を得ている作品です。

連載から20年もの時を経て実写化され、がむしゃらに生きる登場人物たちが、現代の若者の気持ちをひきつけています。連載を読んでいた年代の人は当時の気持ちを思い出し、現代の若者はいま感じている欲望の行き場を見つけられる作品であるともいえるでしょう。

この作品の主人公となるのは、若草ハルナです。今どきの女子高生のハルナは、彼氏の観音崎がいじめている同級生の山田一郎を助けたことをきっかけに、山田からある秘密を打ち明けられます。さらに、山田は摂食障害のモデルである吉川こずえと、その宝物を共有していたのでした。

そのあと、ハルナと山田、こずえは奇妙な友情で結ばれていくのです。そんなある日、山田は新しい宝物を見つけたとハルナに連絡をします。

『リバーズ・エッジ』は、青春という時間の中で、何と戦っているのかわからない少年や少女たちの葛藤を描いた作品です。

川(リバー)の端(エッジ)に立っているような不安な気持ちを感じさせる今作は、誰しもが自分に置き換えられる作品であるといえるでしょう。

人というのは時代の空気に飲まれ、いつも大河の端に立たされていることに気付かされるのです。

それぞれに痛みを抱えた登場人物たちに共感する

『リバーズ・エッジ』の登場人物は、それぞれに悩み、痛みを抱えています。

まず、主人公の若草ハルナは、それほど好きでもない男の子と付き合っていました。何に対しても冷めているハルナは、恋人とのセックスにも特別さを感じません。ハルナの恋人の観音崎は、攻撃的でハルナ以外の人間に暴力をふるいます。

また、観音崎にはセフレ関係にあるルミがいました。彼女はハルナの友人でもあるのです。そんなルミの恋人は、妻子のある男性でした。

さらに、観音崎に暴力を振るわれている山田一郎は、ゲイであることを隠しています。いじめや、ゲイであることが公表できないストレスを抱えている山田は、ある秘密によってストレスを解消しているのです。

その山田に思いをよせる田島カンナは、ストーカーのように山田に付きまといます。そのうえ、山田の秘密を共有する吉川こずえは、過食とおう吐をくりかえす摂食障害に苦しんでいました。

病的ともいえるほどに精神的な傷を受けている登場人物たちは、それぞれに心の安定を図ろうとします。その方法は、過剰なセックスや暴力、食事などでありましたが、次第にそれでは満たされなくなるのです。気持ちが行き場を失い、最後には決壊してしまいます。

若いうちというのは、何もしなくても美しく、エネルギーもあふれているでしょう。しかし、中身はよどんだ川のような閉塞感で満ちているのです。『リバーズ・エッジ』では、彼らのくすんだ感情や行為が映し出されます。

しかし、そんな彼らにどこかで共感してしまうともいえるでしょう。それは自分が痛みを抱えて生きているからなのです。

痛みのない人はいないかもしれません。動画を見ていると、自分自身も周りも傷つきながら生きているのだということに気付き、胸が熱くなります。

映画『リバーズ・エッジ』のおすすめポイントはこの3

おすすめポイント1:豪華なキャスティング

熱狂的なファンを持つ岡崎京子の漫画を実写化するにあたり、キャストとして日本映画界の新時代を担う若手俳優たちが集められました。

主演には二階堂ふみが選出され、10代の女の子が持つ痛々しい感覚を痛烈に表現しています。彼女は、16歳で原作に出会い、映画化を待ち望んでいたファンの1人でもありました。そのため、この映画にかける意気込みは非常に強いものでした。

また、山田一郎役を演じた吉沢亮も、本作では新たな魅力を開花させています。『仮面ライダー・フォーゼ』でのメテオのイメージの強かった吉沢亮は、今作の終盤で奇跡の表情を見せてくれるのです。

さらに、摂食障害をもつモデルのこずえにはSUMIREがキャスティングされました。個性的で存在感のあるSUMIREの演技は、演じる役を完全に自分と一体化させているのです。その姿は、観客の心に強く響いてくるといえるでしょう。

その他にも、多くの若手俳優によって作り上げられたこの作品は、彼らのすばらしい演技にも注目が集まっています。

おすすめポイント2:小沢健二の主題歌が心にしみる

『リバーズ・エッジ』の主題歌を担当したのは小沢健二です。この作品のために書き下ろされた「アルペジオ(きっと魔法のトンネルの先)」は、小沢健二にとって初の映画主題歌となりました。

ポップさのなかに奇抜さを交えた、小澤健二の世界観があふれているといえるでしょう。聞いている人に問いかけるようであり、また、思い出を語るように寄り添ってきます。それでいて明日へと向かう強さも感じられるのです。

小沢健二の手によって、懐かしくて新しい、まさに、原作と同じように心に届く音楽が生み出されました。

映画のラストで主題歌が流れると、切なさと温かさが入り混じったような感覚が訪れます。ひとつの時代の総括でもあり、あの時代は何だったのかと思い起こさせるような響きがあるのです。

この曲を聞くと、人間は感傷的ではなく、こんなにも強いものなのだということに気づかされます。動画では、ラストに流れる主題歌にも注目して見てください。

おすすめポイント3:全ての若者を勇気づける力強さをもつストーリー

『リバーズ・エッジ』の舞台として描かれるのは、退屈で荒涼とした郊外です。そんな郊外で起こる、ドラッグや暴力、援助交際といった社会現象がモチーフとして描かれます。

それは、バブル崩壊後の日本社会そのものであるといえるでしょう。そして、岡崎京子が漫画を描いている時代もまた、そんな時代の真っただ中にあったのです。

原作の『リバーズ・エッジ』が発表された翌年、日本では「阪神・淡路大震災」とオウム真理教による「地下鉄サリン事件」が勃発しました。日本が根底から揺らぎ、人々は行き場を求めてさまよった時代です。

バブル崩壊後の日本は、「日本は終わった」「就職氷河期に突入」など、メディアからの不安にあおられていました。中学ではいじめが横行し、多くの少年少女が命を絶つのです。

政治的にも経済的にも余裕がない日本で生まれたのが『リバーズ・エッジ』だといえるでしょう。

しかし、この作品は現代の若い世代にも読み継がれているのです。それは、彼らもまた、生きづらさを感じているからかもしれません。

この作品が教えてくれるのは、よどんだ毎日を自ら断ち切り、自分の意思で生きていくことでした。そんなストーリーに、新しい世代の若者も勇気づけられているのです。

『リバーズ・エッジ』の映画を楽しめる人はこんな人!

イケメンが好きな人

『リバーズ・エッジ』で山田一郎を演じた吉沢亮は、高い身体能力を持ち、端正な顔立ちをした俳優です。動画を見ていると彼の魅力に取りつかれてしまう人も多いでしょう。

そのため、イケメンが好きな人おすすめの映画です。

今作で吉沢亮は、あの世とこの世の幽玄の美をはかなく演じています。しかし、彼の魅力は、はかなさの中に見られるたくましさにもあるのです。というのも、吉沢亮は剣道2段の腕前であり、鍛え上げられた体を持っているからです。今作で体をさらす場面では、彼の肉体美も楽しめます。

吉沢亮は、これまで仮面ライダーとして男の子たちの憧れになり、数々の少女漫画を原作とした恋愛ものにも出演してきた俳優です。

アクションもモテ役もこなす吉沢亮は、今作では心によどみを抱えた少年役に挑戦しています。よどみの中で生きながらも、猫と好きな男子を見つめるときには、自然に顔をほころばせる役どころです。

劇中では彼の見せるギャップに、思わずキュンとしてしまい、やわらかい表情にドキドキしてしまうでしょう。吉沢亮の魅力が楽しめる作品ですので、イケメン好きにおすすめしています。

原作にはない魅力を求めている人

原作を読んだことがある人が映画を見ると、その大きな違いに驚かされる場面があります。そのため原作を読んだことがある人には、見てもらいたい作品です。

ストーリー自体は原作に忠実に展開していきますが、映画では物語とは別にインタビュー映像が持ち込まれています。そのインタビューで、キャストは全て役としてインタビューに答えています。

ただ、その姿には芝居を感じさせません。というのも、インタビューの返答は、キャスト自身によるものだったからです。

もちろん、撮影時に、ある程度の返答は決められていました。しかし、詳細はキャストに委ねられるという手法で撮影されたのです。主人公であるハルナを演じた二階堂ふみへのインタビューは、劇中に2回も登場します。このシーンの撮影時には、90分もカメラが回されました。

そして、作品の核心にあたる部分は、ハルナのインタビューによって明確にされるのです。インタビューで物語の核心に触れるという手法は、この作品の映画化を成功させたポイントであるともいえるでしょう。

登場人物たちが生きている世界では、誰もが人生の主役にはなれません。単なる観客や、傍観者でいるしかない世界では、あまりに孤独で先が見えないのです。それをインタビューという手法によって彼らにスポットライトがあてられます。

現代では、インターネットなどを利用すると誰でも世界中に情報が発信できる社会が生み出されています。一夜にして世界の注目を集めることもできるのです。しかし、『リバーズ・エッジ』で描かれている時代では、それは不可能でした。

インタビューを受けているキャストは、どこかリラックスしているように見えます。自分の内面を飾ることなく伝えている彼らは、承認要求が満たされているのです。しかしながら、あるキャストがインタビューに答えるシーンには、注目しておくのがいいでしょう。

好きな人に告白し、今付き合っていることを喜々として答える登場人物でしたが、「今までで一番幸せだったと思うことは?」という質問には答えられません。そればかりでなく、絶句してしまうのです。

彼らの心の闇と、絶望的な孤独はインタビューを通して観客に訴えかけてきます。インタビューという手法を通して、彼らの内側にあるものをうまく見せているのです。

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ネタバレあり!映画『リバーズ・エッジ』のあらすじ

映画『リバーズ・エッジ』はどのように展開するか気になりますよね。ここでは、ネタバレも含めていますので、動画でラストを知りたい人は注意してください。

いじめと告白

若草ハルナは深夜の学校に向かっていました。というのも、かねてからいじめられていた山田一郎が、学校に閉じ込められたままだというのを友人から聞かされたからです。

学校に着いたハルナは、旧校舎のロッカーの中から手足をしばられ、猿ぐつわをはめられた山田を見つけ、助け出しました。

ハルナは不良の観音崎が山田をいじめている主犯格だということを知ります。観音崎はハルナの恋人でした。ハルナは観音崎に山田のいじめについて詰め寄ります。

しかし、そのことが原因となり、観音崎に山田との関係を疑われてしまうのです。ハルナとの関係を疑う観音崎は、山田へのいじめをエスカレートさせていきました。そんな山田を、ハルナはもう一度助けたのです。

2度もハルナに助けられた山田は、ハルナに自分がゲイであることを告白します。山田は同級生の田島カンナと付き合っていましたが、それはゲイであることを隠すためのカモフラージュだというのです。

山田の宝物

山田は、いじめから助けてくれたお礼として、ハルナに自分の宝物を見せるといいだします。2人は待ち合わせをし、夜の河原へと行きました。

この河原は、この土地に暮らす若者が青春をすごす場所です。そこでハルナが見せられたのは、身元不明の白骨化した死体でした。山田は、この死体を見ると自分が生きていることを実感するというのです。

また、山田はこの死体の存在を、もう1人と共有しているといいます。それは、ハルナたちの1年後輩であり、現役モデルの吉川こずえでした。そんな頃、観音崎はハルナの友人の小山ルミみだらな関係をもちます。そして、観音崎とルミは薬物を使った性行為に溺れていきました。

ねじれていくそれぞれの関係

ハルナが保健室や屋上で授業をさぼっていると、こずえもその場所に現れるようになります。ハルナとこずえは一緒になる機会が増えていきました。

ある日、ハルナがグラウンドでサッカーをしている男子生徒たちを見ていると、こずえは1人の男子を指さします。そして、その男子が山田の本命だと教えるのです。

そんなとき、学校では死体のある河原に遺産が埋まっているといううわさが流れます。うわさは根も葉もないものでしたが、その遺産は独居老人が残したものだというのです。

それを聞いたハルナは、山田たちの死体が見つからないよう、死体を隠そうと考えます。

ハルナは山田とこずえを誘い、夜中にスコップで死体を埋める穴を掘り始めました。ただ、休みの日のハルナは、相変わらず観音崎と付き合い、ホテルでセックスをしています。また、山田もカンナとのデートを重ねていました。

しかし、山田はこれ以上カモフラージュの関係を続けることに疲れていたのです。そして、山田はカンナを突き放しました。そんなカンナは、山田とハルナの関係を疑います

また、こずえはレズビアンでもありました。そのため、こずえはハルナに思いを寄せるようになるのです。こずえに呼び出されたハルナは、こずえにビニール袋を見せられました。

そこに入っていたのは、ハルナと山田が校舎裏で育てていた子猫の遺骸だったのです。それを見たハルナは泣き崩れてしまいます。

そんなある日、ルミが観音崎を河川敷に呼びだしました。ルミは観音崎の子供を妊娠していたのです。その責任をとるため、ルミは観音崎に中絶費用を出してくれるよう迫ります。

2人は口論となり、逆上した観音崎がルミの首を絞めました。その場を通りかかった山田は、観音崎がルミを殺してしまったのだと勘違いします。

そして、観音崎にルミを埋める穴を掘ることを提案するのです。山田は人手がいるからとハルナやこずえも呼び出しました。

別れと新しい出発

ルミは失神していただけでした。目を覚ましたルミは、その場から観音崎がいないことがわかると逃げ出すように家に帰ります。しかし、家ではルミの姉がルミの日記を勝手に読んでいました。

そのことからけんかとなり、ルミの姉はルミにカッターで切りかかったのです。そんなとき、ルミの穴を掘るため、4人が河原へと戻ってきました。そこで、観音崎はルミが消えてしまったことを知り立ちすくみます。

気がおかしくなった観音崎は、その場でハルナを押し倒し、体を求めました。観音崎の姿にあきれた山田とこずえは、その場を立ち去ります。

しかし、その直後にハルナの住む団地で火災が発生しました。高層階から転落した人もおり、現場からは損傷の激しい死体も見つかるのです。この死体はカンナでした。

カンナは、山田とハルナとの関係を疑い、ハルナの自宅に侵入して火をつけました。そして、自らの体にも火を放ち、火だるまになって飛び降りたのでした。

事件から数日が経ち、ハルナは焼け焦げた団地から離れようとします。そんなハルナのもとに観音崎と山田が現れました。2人はハルナに別れを告げ、3人はそれぞれ別の人生を歩もうとします。

映画『リバーズ・エッジ』の主な登場人物とキャスト

【若草ハルナ役】二階堂ふみ

映画『リバーズ・エッジ』で主人公となるのが若草ハルナです。恋人もいる普通の女子高生のハルナは、日々の暮らしの中で生きづらさを感じています。

【山田一郎役】吉沢亮

ハンサムで魅力的な山田一郎は、ゲイであることを隠しています。さらに、秘密の宝物を隠し持っているのです。ミステリアスで無機質な山田一郎ですが、猫と大好きな人の前では笑顔を見せます。

【観音崎役】上杉柊平

ハルナの恋人が観音崎です。動画では攻撃的に山田一郎をいじめ、ハルナの他にもセフレを持つ、不安定な人物像が描かれています。

映画『リバーズ・エッジ』の作品情報をチェック

映画『リバーズ・エッジ』の作品情報を知っておくと、動画がさらに楽しめます。

原題:リバーズ・エッジ

公開年:2018年

監督:行定勲

脚本:瀬戸山美咲

原作:岡崎京子