映画『リングサイド・ストーリー』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

邦画

リングサイド・ストーリー』は、数々の映画賞を総なめにした武正晴監督が制作した映画です。そのため、興味がある人も多いでしょう。この作品は、動画配信サイトでも配信しているため、手軽に見ることができます。

ただ、無料で見られるのかという点も気になりますよね。そこで、リングサイド・ストーリーを動画配信サイトで無料で見る方法を説明します。また、あらすじや感想も併せて紹介しますので、動画を見る前にチェックしておきましょう。

リングサイド・ストーリーを見てみる


『リングサイド・ストーリー』はどんな映画なの?

格闘技を通して描かれる男女の人情ストーリー

映画『リングサイド・ストーリー』は、格闘技団体のK-1、プロレス団体のWRESTLE-1(レッスルワン)に所属している人と一緒に映画を撮りたいというアイデアから生まれた映画です。

そのため、監督には『百円の恋』でボクシングの映画を撮った武正晴が起用されました。監督自身も、オリジナルの設定で自由に作品作りができることに魅力を感じ、制作に乗り出しています。

制作陣でストーリーの案を練るうち、格闘家を主人公として登場させるのではなく、格闘技のバックヤードを見せるストーリーが生まれました。

そこで、生み出された主人公が、売れない役者のヒデオです。ヒデオはレッドカーペットを歩く役者になるという夢を持ちながら、自分の気に入る仕事を待ち続けていました。

そんなヒデオを信じて10年も付き合い、家計を支える同棲相手のカナコは、ある日仕事を失います。ひょんなことからプロレス団体で働きだしたカナコに、ヒデオは浮気しているのではないかと考えました。そして、とんでもない事件を起こしてしまいます。

その後も事件を起こしたヒデオは、事件のけりをつけるため、K-1のリングで戦うことを余儀なくされてしまいました。果たしてヒデオは戦えるのかといった内容で、映画は展開しています。

ダメ男のヒデオにあきれながらも、ヒデオを信じるカナコのたくましさと優しさがあふれているストーリーです。ヒデオとカナコの人情物語としての要素が強く、コメディタッチで楽しみながら見られる作品であるといえるでしょう。

ダメすぎる男を描いた作品

『リングサイド・ストーリー』に登場するヒデオは、ろくに仕事もせずに夢ばかり追いかけている青年です。しかし、世の中にはヒデオのような人間は多く、監督自身も自分に似ているところがあると話しています。

そんなヒデオは、映画を見ているとダメ男ではなく面白い男に思えてしまうのが魅力でしょう。しかし、ただの愉快な男であっても、周りの女性の視点は違います。ヒデオを養い続けるカナコに対して「なぜこの人と一緒にいるんだろう」と感じさせてしまうのです。

主人公を務めた瑛太は、この脚本に強くひかれていました。というのも、こういった人物像は俳優という肩書を持つ人間に、非常に多く見られるからです。そのため、ヒデオをという人物に親近感がわき、この役を引き受けました。

監督は、ヒデオを演出するにあたり、「ダメだけど期待できそう」と観客に思わせることに力を注いでいます。劇中でヒデオは、温かく見守りたくなる面白味のある人物として、描き出されているのです。

撮影にはWRESTLE-1とK-1が全面協力

今作の制作にあたり、WRESTLE-1とK-1が全面協力しています。そのため、劇中では格闘技の世界がリアルに描き出されているのです。

試合中に見せている姿だけでなく、練習中や、その裏側で起こる出来事なども、現実味をもって映し出されています。監督自身もプロレスが好きな世代であり、格闘技に興味がある人物でした。そういった意味でも、描きやすい世界であるといえるでしょう。

また、監督は映画の制作に向けて新しくなったK-1やWRESTLE-1の試合に足を運び、彼らの生活も見てきました。そこで見えてきたのは、格闘技の世界にはさまざまな経歴を持った人物がいることでした。

そこで出会い、スポットライトを当てたいと感じた人物がシナリオにも取り込まれています。動画では、格闘技の世界のリアルが体験できますので、格闘技ファン必見の作品です。

この3つをおさえて!映画『リングサイド・ストーリー』のおすすめポイント

おすすめポイント1:映画のストーリーが現実に!釜山国際映画祭への招待

10年間同棲しているカナコを「カンヌ映画祭に連れていく」ことがヒデオの夢でした。劇中では、カンヌ国際映画祭の夢はかないませんが、『リングサイド・ストーリー』は、釜山国際映画祭に招待されています。

主演を務めた瑛太や佐藤江梨子にとって釜山国際映画祭の参加は初めてのことであり、国際的な映画祭におけるレッドカーペットを歩けたことには特別な意味もあったのです。

映画のなかで使われる「選ばれし者が見える特別な景色」を、W主演の2人は実際に見ることができたともいえるでしょう。映画祭では、韓国だけではなく世界のメディアが2人の姿に魅了されました。

なかでも瑛太は韓国でも人気の俳優であるため、韓国の女性ファンからも注目が集まっていたのです。映画で描かれていたヒデオの夢は、釜山国際映画祭で現実としてかなえられたといえるでしょう。

おすすめポイント2:脇を固めるキャストも豪華!

『リングサイド・ストーリー』はW主演の作品です。主演を務めたのは、4年ぶりの映画出演に意気込みをかける佐藤江梨子と、若手実力派俳優の瑛太でした。

国内外で活躍する2人ですが、この2人の脇を固めるキャストにも、非常に豪華な俳優陣が選ばれています。まず、カナコの母親役には「ディア・ドクター」「麦子さんと」などで知られる、女優としての風格たっぷりの余貴美子がキャスティングされ、圧倒的な存在感を見せつけました。

また、怪しい通訳役には「そこのみにて光輝く」、「あゝ荒野」の高橋和也が選ばれています。さらに、峯村リエ、前野朋哉、角替和枝といった実力派の俳優陣も登場し、個性を発揮しました。

注目すべきは、WRESTLE-1の会長武藤敬司役には本人が登場していることでしょう。他の現役レスラーたちも格闘技シーンに出演し、格闘技シーンにリアルさが加えられています。

そのうえ、武尊、黒潮“イケメン”二郎、亀田大穀などのトップアスリートまで出演していますので、格闘技ファンには見逃せない作品であるといえるのです。

なかでも、亀田大穀の出演はほんの数秒間しかありません。瞬きをしている間に見逃してしまうくらいの出演時間ですので、動画ではほんの一瞬だけ登場する亀田大毅を探してみるのも楽しみのひとつです。

おすすめポイント3:実話をもとに制作されたオリジナルストーリー

『リングサイド・ストーリー』の制作にあたり、参考にされたのは脚本家・足立紳実話でした。足立の妻は、かつてプロレス団体で働いていたことがあったのです。

結婚する前に同棲をしていた足立は、彼女の仕事がなくなる際、自分の仕事ではなく彼女の仕事を探しました。シナリオライターを目指していた彼は、誰かに食べさせてもらう必要があったのです。そしてプロレス雑誌のなかから社員募集の広告を見つけ、彼女を応募させます。

かなりの倍率のなか、見事に受かった彼女でしたが、足立は彼女がレスラーと浮気をしているのではないかと思い始めるのです。『リングサイド・ストーリー』は、この話をもとにストーリーが広げられていきました。

脚本家の足立紳は、監督が手掛けた『百円の恋』の脚本を担当しています。監督と結びつきの深い人物の実話をもとに構成されたことで、話に現実味が加わっていることも特徴であるといえるでしょう。現実に起こりえるストーリーが描かれることで、親近感をもって楽しめる作品に仕上がっています。

この映画はこんな人におすすめ!リングサイド・ストーリーを楽しめる人

武尊のファン

K-1が全面協力している今作では、K-1チャンピオンである武尊が、K-1チャンピオンの和希役として出演しています。彼にとって初の演技となるこの作品では、これまでと違った武尊が見られると評判です。

初めての演技を見せた武尊に、共演した瑛太は「演技がうまくて本当にイライラした」と褒め言葉を贈っています。瑛太の発言はネットニュースにもなり、多くのファンが彼の演技に注目しました。K-1チャンピオンが見せる初めての演技にも注目して動画を見てみましょう。

また、映画ではこれまでとは違うK-1の一面が見られるともいえます。K-1チャンピオンの武尊は、ファンにはリングで戦う姿しか見せません。試合では自分が強いと言い聞かせてリングに上がるのです。

そのため、ファンは強い武尊しか知らないともいえるでしょう。しかし、彼はリングに立つまで、計り知れないほどの不安を感じているのです。そんなK-1の裏側も今作では描かれていますので、武尊ファンおすすめします。

フラワーカンパニーズが好きな人

『リングサイド・ストーリー』のテーマソングには、「フラワーカンパニーズ」の曲が起用されています。監督と同じ愛知県出身のフラワーカンパニーズは、90年代から活躍した息の長いロックバンドです。

今作の制作にあたり、歌詞のある音楽を使用したいと考えていた監督は、フラワーカンパニーズのアルバム全体が『リングサイド・ストーリー』の精神世界とつながっていることに気が付きました。

彼らの作品の中に「消えぞこない」という曲があり、その言葉の響きと歌詞の内容は映画そのものだったのです。また、その曲を映像にはめてみると尺もぴったりにはまり、この曲しかないと感じたのでした。

映画を見た人たちからも「歌のフレーズが残る作品であった」といわれることも多く、フラワーカンパニーズのおかげで映画に深みが増したといわれています。

フラワーカンパニーズの魅力と映画の内容が見事にマッチし、どちらの良さも引き出している作品であるといえるでしょう。彼らの世界観を映像化した作品でもありますので、フラワーカンパニーズのファンには見てもらいたい作品です。

これまでと違った瑛太が見たい人

俳優としての瑛太には、顔が小さくハンサムでスタイル抜群という容姿からなんでもスマートにこなすというイメージが定着していました。そのため、常にピュアな魅力があり、真面目に仕事をこなす人物であると考えられていたのです。

もちろん、実際の瑛太はイメージ通りの人物でしょう。しかし、今作ではこのイメージを大きく裏切る男の役を演じています。

ヒモのような暮らしをし、俳優としても売れない「ダメ男」のヒデオは、これまでの瑛太とは異なる役どころでした。そのため、できない男としての瑛太が見られる作品でもあります。二枚目でかっこいい瑛太の違った面が垣間見られる作品であるため、これまでとは違う瑛太を見たい人にはおすすめです。

また、この作品を撮るにあたり、瑛太は2カ月以上もジムに通い、トレーニングをしています。トレーニングの成果もあり、K-1からスカウトされるほどの実力も身につけました。

また、体作りのために食事のコントロールもしたことで絞った体つきの瑛太も見られるのです。他の俳優が嫉妬するほど自然にリングに上がる姿が見られますので、絞り込み、たくましくなった瑛太の姿を見たい人にもぴったりの作品であるといえるでしょう。

リングサイド・ストーリーの動画は無料で見られる?映画をお得に見る方法

映画『リングサイド・ストーリー』はいくつかの動画配信サイトで配信されています。

配信している有料動画サービス比較

サービス 配信
Hulu ×
U-NEXT ×
Netflix ×
ビデオマーケット ❍初月無料
フジテレビオンデマンド ×
dTV ❍ 31日間無料
dアニメ ×
auビデオパス ❍ 30日間無料
Amazonプライムビデオ ❍ 30日間無料
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ネタバレにご用心!映画『リングサイド・ストーリー』のあらすじ

映画『リングサイド・ストーリー』はどのようにストーリーが展開するのか気になりますよね。ただ、ここではネタバレも含んでいますので、動画で結末を楽しみにしている人は注意してください。

同棲中の2人に訪れる失業という試練

江ノ島カナコ村上ヒデオは同棲しているカップルです。10年間も付き合っている2人でしたが、2人の生活を支えているのはカナコでした。

というのも、俳優として活動をしているヒデオは、ほとんど仕事をしていないからです。ヒデオはオーディションに落ちまくっているにもかかわらず、小さな仕事は受けません。夢ばかり大きくて、仕事にありつけないのです。

そのため、ヒデオには収入がなく、カナコが働かないことには生活ができませんでした。

そんなとき、カナコは勤めていた弁当工場をクビになってしまうのです。俳優業を夢見ているヒデオは、自分は働きに行くのは不可能だと感じます。そして、カナコにどうしても働いてもらいたいと考えたのでした。

ヒデオは、武藤敬司率いるプロレス団体WRESTLE-1」(レッスルワン)が人材を募集していることを知ります。自身もプロレス好きだったヒデオは、カナコに面接を受けるように勧めるのです。

プロレスに興味がないカナコでしたが、応募をした手紙が理由となり採用が決定しました。手紙にはいかにプロレスが好きかが激しく熱く語られているというのです。ただ、カナコには手紙を書いた覚えはありません。それは、ヒデオがカナコの代わりに勝手に書き、送ったものでした。

プロレスで働き始めるカナコ

新しい職場で働くことになったカナコは、仕事にも慣れ、仕事に楽しみも感じていました。ただ、生活リズムが変わることで、ヒデオと過ごす時間が短くなり、2人はすれ違っていきます

そんなある日、カナコは北海道の地方巡業で出張をしていました。その間、ヒデオは仕事をドタキャンし、パチンコをしていたのです。パチンコに勝ったヒデオは、カニ缶数個を持ち帰りました。

北海道帰りのカナコは大量の毛ガニを土産として買って帰ってきたのです。ヒデオはカナコに見つからないよう、カニ缶を隅におしやります。

プロレスでの仕事に就いてからというもの、カナコはいきいきとしていました。毎日楽しそうにしているカナコを見て、ヒデオはカナコとプロレスラーとの浮気を疑います。

そしてヒデオは嫉妬に狂い始めたのでした。その結果、プロレスの会場に侵入したヒデオは、事件を起こしてしまうのです。カナコも責任をとり、仕事を辞めることになりました。

再び事件を起こすヒデオ

10年前、2人が付き合い始めたころのヒデオは才気にあふれる人物でした。7年前には大河ドラマにも出演し、その実力は認められていたはずなのです。あの頃のヒデオは「いつかカナコをカンヌに連れていく」という大きな夢も持っていました。そんなヒデオの変化に、カナコは心が揺らぎます。

プロレスの仕事を辞めたカナコは、K-1の裏方の仕事を紹介されました。K-1の裏方として働き始めたカナコに対し、ヒデオはまたもや選手との浮気を妄想します。そして再び事件を起こしてしまうのです。

その結果、ヒデオはK-1チャンピオンと一騎打ちをすることになりました。さらに、1ラウンドももたなければ、カナコと別れる条件までつきつけられるのです。

ヒデオはリングに立つのか※ネタバレあり

ヒデオの試合の当日がやってきました。リングにはK-1チャンピオンの和希はすでに登場しています。ヒデオの入場コールが始まるものの、ヒデオは登場しませんでした

K-1スタッフからは、相手選手の不戦勝として試合を終わらせようという話が出ます。すると、突然音楽が鳴り響き、ヒデオが登場したのです。

予定していたのとは違う場所からの登場でしたが、それには意味がありました。リングへ行く花道で、試合会場を盛り上げていたのです。

そんなヒデオの姿を見てカナコは笑顔になります。そして、試合は始まりました。ヒデオは、練習したフックを和希に浴びせようとしますが、うまくいきません。それどころか、相手のアッパーによって見事にダウンさせられたのです。ヒデオの意識がもうろうとするなか、試合は終わってしまいます。

試合から数日たち、ヒデオはオーディションへと向かい、カナコは仕事に向かいます。2人にはこれまでのような日常が戻ってくるのです。そしてラストには試合後にヒデオにハグをするカナコの姿が映し出されるのでした。

映画リングサイド・ストーリーの主な登場人物やキャストが知りたい!

【江ノ島カナコ役】佐藤江梨子

映画『リングサイド・ストーリー』の主役の江ノ島カナコには、ヒモ同然の恋人がいます。カナコの恋人は役者をめざしているものの、一向に売れません。そんな恋人のため、10年もの間仕事をし続けてきました。しかし、カナコは仕事をクビになってしまいます。

【村上ヒデオ役】瑛太

カナコの恋人である村上ヒデオは、売れない役者です。頑固で、夢だけは大きいヒデオは、ヒモのような暮らしをしながら役者になる夢を追いかけています。動画では、ヒデオのダメ男ぶりにも注目です。

【和希役】武尊

期待のK-1選手である和希は、ヒデオとの対戦相手として登場します。和希役には新生K-1のカリスマでもある武尊選手がキャスティングされ、注目を集めました。

映画リングサイド・ストーリーの作品情報はコレ!

動画を見る前に、映画の作品情報も確認しておきましょう。

原題:リングサイド・ストーリー

公開年:2017年

エグゼクティブプロデューサー:矢吹満、李鳳宇

監督:武正晴

脚本:横幕智裕、李鳳宇