映画『南瓜とマヨネーズ』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

邦画

映画『南瓜とマヨネーズ』は、大人気だった少女漫画を実写化した作品です。実際に起こり得る設定に共感し、心が揺さぶられる作品であるともいえるでしょう。

そんな今作は、動画配信サイトでも配信されていますので、映画館で見逃した人も簡単に見ることができます。ただ、無料で見られるのかも気になりますよね。また、どんなストーリーが展開するのでしょうか。そこで『南瓜とマヨネーズ』を無料で見る方法と、作品あらすじや感想を紹介します。

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『南瓜とマヨネーズ』ってどんな映画?

現実に起こり得るストーリーに共感

この作品では、好きな人のために一生懸命な自分を認めてほしいと願う女性の心情が描かれています。これは、多くの女性が感じてしまう気持ちです。

しかし、劇中で主人公は、彼の夢は彼のためのものだということに気付きます。主人公のツチダは、恋人から「俺に便乗するな」と言われてしまうのです。そこで、ツチダはこれまで自分のしてきたことに気付かされました。

もし、それに気付かないまま過ごしてしまうと、彼自身が彼女にとっての生きがいとなってしまうのです。

女性の社会進出が進み、女性がバリバリ働く時代になりました。それでも「いつか白馬に乗った王子様が迎えに来てくれるはず」という願望は心の奥のどこかに隠れているといえるでしょう。

誰しも初めは、相手を純粋に応援できます。しかし、それを「あなたのため」と押し付ける日も来てしまうのです。そういった現実に起こりえる女性の姿に共感がとまらない作品であるといえるでしょう。

そんな、夢に向かう恋人を支える主人公をキャスティングする際、監督は「臼田あさ美のほかにツチダはありえない」という熱意を持っていました。また、臼田自身も原作にほれ込んでいたことから、このオファーを快諾したのです。

しかしながら、諸事情により撮影は延期となります。それでも、「どうしてもこの原作を映画化することを諦めきれなかった」と臼田からの熱い思いによって5年越しで実現した作品です。

痛みや苦しみを感じ、自身も成長する作品

『南瓜とマヨネーズ』は、人が人を思う感情や、それに伴う痛みや苦しみに焦点が当てられている作品です。その痛みや苦しみは、目に見えるものではありません。

しかし、映画を見ている人は、主人公の痛みや苦しみをスクリーンを通して味わいます。劇中のいたるところに隠されているツチダの痛みや苦しみは、無意識のうちに観客の心の奥に伝わるのです。

そして、作品の最後には一筋の光を感じ、傷つけられた心が癒やされます。それは、ツチダというキャラクターが映画の中で痛み、苦しみ、さらにそれを再生させていくからでしょう。彼女の成長とともに、動画を見ている人の心も成長する映画です。

痛々しい設定の中に隠れる愛

『南瓜とマヨネーズ』には痛々しい設定が数多く登場します。まず、働かずヒモのような暮らしをしている彼と、女癖の悪い元カレの間で主人公は揺れ動くという設定です。

どうしようもない事態におちいってしまう主人公の設定に、心が苦しくなってしまう人もいるでしょう。しかし、そんな痛々しい設定だからこそ、吸い込まれるように見入ってしまうのです。

その理由は、原作が作者の実体験に基づいて作られたものであるからです。実際に傷つき、心が痛いと感じたことで、心の暗い部分が繊細に表現されています。そのため、自身の体験と重ね合わせた共感を生み出すのです。

ツチダは、恋人との生活費を稼ぐために体を売っていました。それが恋人にばれてしまうシーンで、ツチダは彼のために体を売ったといいます。

これは、相手を好きなのではなく、相手に尽くしている自分が好きということの表れだといえるでしょう。彼のことが単純に好きであれば、彼が傷つくことはしなかったのです。

相手に尽くしていることで得られる満足感というのは、形が違っても誰しも経験があることでしょう。劇中に登場する痛々しい設定には、そういった人間の心理にも気付かせてくれる奥深さが感じられます。

映画ではこの3つをチェック!『南瓜とマヨネーズ』のおすすめポイント

おすすめポイント1:音楽へのこだわり

『南瓜とマヨネーズ』の監督は、『パビリオン山椒魚』『ローリング』でメガホンをとった冨永昌敬です。

今作で冨永昌敬がこだわったのは、音楽でもありました。というのも、主人公の恋人であるせいいちをはじめとした多くの登場人物が、音楽に携わっていたからです。

また、BGMが流れる店内での場面も多いため、違うレイヤーで音楽が存在してしまうのを避ける手法が取り入れられています。

そのため、劇中では登場人物の感情や作品のイメージを演出するための劇伴は使用されませんでした。その代わりに、暮らしに関わる日常の音に力を注いでいます。

シャワーシーンや市場の喧騒、ライブハウスで聞こえる音など、その場所にいれば必ず聞こえるであろう音にこだわって作られているのです。

おすすめポイント2:タイトルに秘められた作者の熱い思い

この映画のタイトルである『南瓜とマヨネーズ』が何を意味しているのか不思議に思う人もいるでしょう。これは、ツチダとせいいちの間にある微妙な距離感を表していると考えられます。

野菜と調味料であるこの2つの食材は、スーパーマーケットで手に入る物であり、家の冷蔵庫という同じ空間にも置かれているのです。

しかしながら、冷蔵庫で南瓜は野菜室に入れられ、マヨネーズは調味料ゾーンに収納されるでしょう。もし、この2つが一緒に置かれていると、どこか落ち着かないと感じてしまうのです。

ツチダとせいいちの関係は、離れすぎると寂しい、しかし近づきすぎるとうまくいかないことがあります。その距離感が南瓜とマヨネーズにぴったりと一致するのです。

2人が暮らした部屋は、2人がいるには近すぎたと感じることもあるでしょう。また、2人がすれ違うことになって初めて、せいいちは音楽に打ち込むようになるのです。

そうして別々でいることに解決策を求める2人が描かれています。意味がつかみにくいタイトルには、2人の関係性が込められているのです。

おすすめポイント3:ドンピシャのキャスティング

今作は、絶妙なキャスティングでも高く評価されています。まず、主人公のツチダを演じた臼田あさ美は、私生活でもバンドマンの夫を持っている人物です。

そのため、ライブハウスという空間に自然に溶け込みます。また、マイクのコードも難なく巻きこなし、手慣れた感じでタバコを吸うのです。

ライブハウスの受付でビールを飲みながらノリノリにライブを見ている姿などは、実際にライブハウスで働いている人のようにも見えるでしょう。

さらに、恋人に尽くしすぎる姿なども、リアルに演じていますので、主人公そのものなのかと錯覚させるほどの魅力があります。

ツチダの恋人役のせいいちを演じた太賀も、メロディーを浮かばせながらギターを見ないで音を探すしぐさや、パーカッションの手つきなど、ミュージシャンそのものの姿を見せていました。

そのうえ、ツチダを思う優しさが顔じゅうからあふれ出し、見ているものに愛おしいと感じさせてしまうほどの存在感を出しています。

そして、ツチダを振り回すハギオを演じたオダギリジョーは、ハギオ自身なのかと思わせるほどのハマリ役でした。イケメンのダメ男がこれほどハマる俳優はオダギリジョーしか考えられなかったでしょう。

物語を動かす3人は、まさに登場人物にふさわしいキャスティングであったといえるのです。動画では、役にぴったりとハマった3人の姿を楽しんでみてください。

こんな人におすすめの映画!『南瓜とマヨネーズ』を楽しめるのはこんな人

魚喃キリコ作品の好きな人

映画『南瓜とマヨネーズ』は、魚喃キリコの漫画を原作として制作されています。この漫画は、魚喃キリコの代表作のひとつであり、恋愛漫画の金字塔ともいわれていました。

『南瓜とマヨネーズ』が連載されていたのは、90年代のファッションカルチャーをけん引した雑誌である「CUTIE」から生まれた「CUTIEComic」です。連載当時、10代の女子のバイブル的存在として人気を博し、多くのファンを魅了してきました。

魚喃キリコの作品は映画化されることが多く、2001年に『blue』、2006年には『ストロベリーショートケイクス』が公開されています。今作は、魚喃キリコにとって、3作目の映画化作品となりました。

『南瓜とマヨネーズ』は、魚喃キリコ作品に手を加えることなく、映画化された作品ですので、映画でも彼女の世界がたっぷりと楽しめるのです。

連載を読んでいた人は、当時を懐かしく思い返しながら作品を見ることもできるでしょう。魚喃キリコ作品が好きな人には見てもらいたい作品です。

真面目な好青年が好きな人

『南瓜とマヨネーズ』には、恋人のツチダから音楽づくりへのプレッシャーを与えられ、バンドのメンバーからもヤジられ、それでも八つ当たりすることなく音楽に打ち込むせいいちが登場します。

せいいちは、自分たちが作った音楽が、レコード会社によっていじられ、自分たちの物ではなくなることに葛藤していました。心のやり場を失っていたせいいちはスランプにおちいり、曲が書けなくなるのです。現実と理想の間でもがき苦しみ、心の中にモヤモヤをためていきました。

それでも夢に素直なせいいちは、彼女を追いこんだことを反省し、寝る間を惜しんで音楽を作ります。そんなせいいちは、非常に誠実で真面目な人間なのです。真面目に頑張るせいいちの姿には胸が熱くなってしまいます。

自分のために頑張ってくれる好青年が大好きな人は、せいいちに心をときめかせてしまうでしょう。そういった理由から、真面目な好青年が好きな人に、この作品をおすすめします。

ダメ男にはまってしまう人

せいいちとは対照的に描かれるのがハギオです。ハギオは過去にツチダが思いを寄せていた男性でした。ハギオは何の悪気もなく、女性を不幸にしてしまいます。かつてツチダは彼に貢ぎ、尽くしたうえに妊娠、中絶までを経験していたのです。

それでも、ハギオは自分の存在が悪だとは気付いてはいません。自由気ままに自分のやりたいことのためだけに動きます。そんなハギオにひかれてしまう女性は多く、女性たちはハギオをつなぎとめるため、魂をささげてしまうのです。

実際にこういったダメ男にひかれてしまう女性は多いといえるでしょう。彼がどれだけ最低な男であるかが分かっていても離れられないのです。そういった女性がこの映画を見ると、ダメ男にひかれてしまう自分と重ね合わせ、共感してしまうことでしょう。

しかし、劇中でも描かれる通り、本当の愛は近くにあります。本当の幸せは、平凡で穏やかな中に隠れているのです。何気ない日常のなかに大切なものは存在し、その存在は非常にはかないともいえるでしょう。

この映画を見ていると「わたしは何をしているんだろう」と考えてしまうこともあります。迷い、傷つき、その中で大切なことに気が付くといえるでしょう。この作品は、ダメ男から抜け出せない人にぜひとも見てもらいたい動画のひとつです。

『南瓜とマヨネーズ』の動画は無料で見られる?映画を最もお得に見る方法

映画『南瓜とマヨネーズ』はいくつかの動画配信サイトから配信されています。

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ネタバレ注意!映画『南瓜とマヨネーズ』のあらすじ

映画『南瓜とマヨネーズ』はどのようなストーリーで展開するのでしょうか。最後にはネタバレも含みますので、動画で結末を知りたい人は気をつけましょう。

対照的な2人

ツチダは、ミュージシャンになりたいという夢を捨てきれずにいるせいいちと同棲をしていました。彼の夢と生活費のため、ツチダが働いて生計を立てています。

しかし、生活を支えるためにはお金が足りず、ツチダはせいいちに黙ってキャバクラの面接を受けました。キャバクラ嬢となったツチダでしたが、これまで水商売の経験がなく、仕事に馴染めずにいます。それでもせいいちのためと思い、ツチダはキャバクラでの仕事を続けていました。

一方、せいいちはスランプにおちいり、曲が書けなくなってしまいます。それでも定職に就かないせいいちは、毎日アパートでギターを弾き、ゲームに興じ、日曜大工に励みと自堕落な生活を続けるのです。

生活をするための決断

せいいちの夢はライブをすることでした。しかし、その夢は現実にはかないません。それだけではなく、金に困ったせいいちは、家にある楽器や機材を売り払い、金に換えることまで考え出したのです。

そんなせいいちには複雑な思いがありました。というのも、せいいちがかつて自分が在籍していたバンドがメジャーのレコード会社と契約をしたのです。

そのメジャーデビューは、ヴォーカルにグラビアアイドルを加入させるという話でした。やりきれない思いを抱えたせいいちは、音楽と向き合えなくなってしまいます。

そんなとき、キャバクラで働くツチダの前に安原という客がやってきます。彼はツチダに愛人契約を迫ってきたのです。お金に困っていたツチダは、安原の誘いに乗り、安原とホテルへ行きました。

壊れる関係

ある日、せいいちは家においてあった大金入りのバッグを見つけます。それは、ツチダが安原から受け取ったものでした。ツチダを問い詰めたせいいちは、ツチダが水商売をしていることと、ツチダと安原の間にある愛人契約の事実を知ります。

せいいちはツチダを責めました。しかし、ツチダにそんなことをさせていることを恥じ、自分もアルバイトを始めることにしたのです。

ツチダもキャバクラを辞めることになり、以前働いていたライブハウスの仕事に戻りました。そこで、ツチダはかつての恋人であるハギオと再会するのです。

自由で女癖のわるいハギオは、かつてツチダを妊娠させ中絶に追い込んでいました。しかし、ツチダはまた、ハギオに心を奪われてしまうのです。ツチダはせいいちに内緒でハギオに会うようになり、ハギオにのめり込んでいきます

アルバイトに精を出していたせいいちは、ツチダと過ごす時間が少なくなりました。そうして2人の距離はどんどんすれ違っていくのです。

そんなとき、せいいちがかつて在籍していたバンドがテレビに出演します。それを見たツチダは心を痛めるのです。

前進するための決意※ネタバレ注意

ツチダはハギオと人目をしのんで会い続けていました。そんなことを知らないせいいちでしたが、ある日、せいいちはツチダに別れを告げます。せいいちはツチダという存在にこれまでどのくらい甘えてきたのかに気付いたのでした。

そして、せいいちはツチダに、これからはちゃんとした男を見つけて幸せに暮らすように伝えます。それを聞いたツチダは、夜の公園で泣きじゃくりました。

その後も、ハギオとの関係を続けていたツチダでしたが、ハギオにもう1人の恋人がいることを突き止めます。それは、ツチダが働いていたキャバクラで働く可奈子でした。

ハギオとの関係を断ち切る決意をしたツチダは、ハギオに別れを告げます。

日々はすぎ、ある日、ツチダが働いているライブハウスにせいいちがやってきました。久しぶりのせいいちとの再会に、ツチダは照れくささを感じます。

せいいちは、音楽への情熱を失ってはいませんでした。それだけでなく、せいいちは新曲も完成させていたのです。せいいちはツチダに新曲を聞いてくれるように頼みます。

そして、せいいちは楽屋でツチダだけのためにライブを開いたのでした。せいいちの歌を聞いたツチダは目に熱いものを感じてしまいます。

個性派俳優が勢揃い!映画『南瓜とマヨネーズ』の主な登場人物とキャスト

映画『南瓜とマヨネーズ』には個性派の俳優がたくさん登場します。動画を見る前に登場人物についておさらいしておきましょう。

【ツチダ役】臼田あさ美

主人公のツチダは、夢を追いかける恋人の生活を支えています。しかし、忘れられない昔の男と出会い、2人の男の間で揺れるのです。

【せいいち役】太賀

ミュージシャンを目指しているせいいちは、ツチダと同棲をしている人物です。仕事もせず、ヒモ同然のせいいちは、毎日ダラダラとした日々を過ごしています。

【ハギオ役】オダギリジョー

ハギオはツチダの元恋人です。女たらしでダメ男のハギオは、過去にツチダを妊娠させ、中絶にも追い込んでいました。再びツチダの前に姿を現し、ツチダの心を揺さぶります。

映画『南瓜とマヨネーズ』の作品情報もチェック

映画『南瓜とマヨネーズ』の作品情報も動画を見る前にチェックしておくのがおすすめです。

原題:南瓜とマヨネーズ

公開年:2017年

監督:冨永昌敬

脚本:冨永昌敬