映画『わさび』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

邦画

わさび』は、NHK連続テレビ小説「花子とアン」では仲間由紀恵の娘役を、「べっぴんさん」ではヒロインに抜擢された芳根京子が主演を務める、短編映画です。

彼女のファンはもちろんのこと、富田靖子や下条アトムが脇を固める骨太の感動作品に仕上がっています。米国ロサンゼルスで開催された「ロサンゼルス日本映画祭2017」で最優秀短編映画賞を受賞した本作品は、一見の価値ありです。

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映画わさびの作品紹介

映画「わさび」は、若手で注目される女優、芳根京子が主演を務める約30分の短編動画です。

この作品はうつ病で苦しむ父親のため、家の寿司屋を継ぐことにした女子高生の山野葵と、そんな彼女の考えに反対する、父とは離婚して離れて暮らす母親や周囲の大人たちとの関係を、美しい飛騨高山の風景をバックに描き出す感動のヒューマン・ドラマです。

女子高校生が主役の映画の場合、ほとんどが輝かしい未来や夢や希望を扱う方が多いと思います。しかし現実の社会では若いから、女子高生だからといって皆が順風満帆ではないのです。

監督(脚本も制作も同監督)の外山文治さんは言います。「日常から溢れ落ちてしまうようなテーマを本作で扱った」と。

30分の短い間に、いくつかの印象に残るシーンがあります。主人公葵が高校の担任と話しているときの「私の人生詰んでるから」というセリフ。逆に先生からかけられる「アンパンマンみたい」というセリフ。少年野球監督の梅田庄吉とのやりとりで出てくる「魔法」という言葉。寿司屋を継ぐ決意をした彼女が父親の前で握る寿司の素人っぽさや、明らかにつけすぎのわさびなどです。

その印象的なセリフやキーワードが終盤に向けてじわじわと効いてくる感じがします。

また、お母さんが渡したお金が少年野球時代の監督との再会へ、その監督とのやり取りによってお父さんとの接し方が変化していく。映画の構成やストーリーの流れがこの短編映画は、無駄がなくて同時に自然な感じがして鑑賞後の満足度が非常に高かったです。

短編ですが長編映画を見たような感じがしました。出演者は、芳根京子の他に杉本凌士下条アトム富田靖子中田裕一藤澤志帆など実力派が脇を固めています

実はこの映画は自主映画であり、監督自ら出演者一人一人にオファーを出したとのことです。そんな監督の真摯な態度が映画全編にわたって流れているような気がします。

また、飛騨市を舞台として瀬戸川や白壁土蔵街などがロケ地として登場します。山並みや雪景色など美しい日本の風景がよく映し出されています。

本作品は、2017年公開で、「映画監督外山文治短編作品集」として同監督の同じく短編作品集「春なれや」や「此の岸のこと」と一緒に劇場公開されました。また、「ロサンゼルス日本映画祭2017」の最優秀短編映画賞を受賞しています。

この映画は芳根京子のファンは見逃せない作品でしょう。女子高生の役をリアルに演じ、30分の時間の中で、葛藤、苦しみ、決意を表現しなければならないなど難しい役どころですが、いろいろな顔を見せました。

特に終盤でお父さんにお寿司を握るシーンで、溢れる思いを堪えきれずに思わず流してしまう涙がとても切なく、そして美しかったです。

映画で涙を流すシーンは、結構ありますし何回も見てきましたが、とても印象に残るものでした。まだ若手ですがただ可愛いだけじゃない本格派演技女優に成長してほしいと思います。

もし長編化するなら、または続編があるならと期待してしまうような出来だと思います。しかし監督の「短編は長編のプロトタイプではない」という考えもあるそうですし、作品自体が1話完結してしまっているので、そこは無理な相談かも知れません。

あとは、邦画が好きな人短編映画のファン心にしみる人間ドラマを見たい方などにはとても良い作品に仕上がっています。

この「わさび」と「春なれや」「此の岸のこと」は2018年8月にDVDが発売されています。特別映像としてメイキングと予告編が収録されているそうです。動画配信は短編ということもあってか少ないですが、安価で見れたり、サイトによってはポイントを使用して見れたりいくつか方法があるようです。

映画「わさび」の3大おすすめポイントを紹介

映画わさびの3大おすすめポイントを紹介します

おすすめポイント1:芳根京子がやたら美しい!

ヒロインの芳根京子は1997年生まれですから、まだあどけなさも残る21歳です。東京の出身で都会的なスマートな美少女といった感じがします。

順調に女優の経験を重ねている彼女ですが中学2年生のときにギランバレー症候群を発症し、1年程学校に通うのも難儀したそうですが、その後克服します。

彼女の美しいけど芯の強そうな雰囲気は、こういった困難を乗り越えてきた歴史が作り上げているのかもしれません。

芸能界入りのきっかけになったのは都立高校1年生のとき友人に誘われていった遊助ライブ会場でスカウトされたことでした。女優デビューは2013年で、フジテレビ系のドラマ「ラスト♡シンデレラ」でした。

その後、2014年NHKの朝の連続テレビ小説「花子とアン」で朝ドラデビューすると、翌2015年青春映画「幕が上がる」に出演した後、同年1000人以上の参加者の中からキャストオーディションで選ばれ、「表参道高校合唱部」の香川真琴役で主役に抜擢され、見事ドラマ初主演を務めました。

また2016年後期のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」ではヒロインとして出演しました。その後も2018年、月9ドラマ「海月姫」でも主演を務めるなど順調にそのキャリアを重ねています。

もともと美人ではありますが、前述した病気のことで苦労した一方で、若くして主役に抜擢されるなど運の強さとそれを支えているであろう努力も相まって、美しさが際立っているのかもしれません。

役が人を作るともいいますし、今後どこまで大きく成長していくのかファンにとっては目が離せません。そんな彼女に注目した外山文治監督作のこの映画「わさび」も注目です。

30分の短編映画ですが、ほとんどのシーンに彼女が出ていますからファンにとってはずっと彼女と時間を共有しているような、お得感があります。是非動画を見てみましょう。

おすすめポイント2:芳根京子がやたら演技派!

来歴を調べてみても、どこかの劇団でずっと下積みを経験したとか、学校に通ったとかそういった情報は出てきません。一方で業界内ではオーディション荒らしの異名を持つほどの実力派らしいです。

他の女優からも「あの娘が来たら諦めるしかない」とまで言われるらしいですが、実際のところは、普通にオーディションに落ちることも多いらしいです。

本人も「全力でつかみたいと思っても、ご縁のなかった作品はたくさんあるし最近も悔しくて泣いたことがある」と告白しています。

本人は、前述の病気を克服したことやその過程で感じたこと、経験したこと、芸能界入りしてから失敗したことなどを活かして、成長を続けているようです。困難を克服しながら、真摯に自分と向き合って一つ一つテーマを消化していく、そんな若手の女優は今どき少ないのではないでしょうか。

おそらくは彼女のそんな姿勢が、若くして演技派とも言われる実力の元になり同時に業界から注目されているのではないでしょうか。

おすすめポイント3:脇を固める登場人物が実力派揃い

30分の間、ヒロインはほとんど出ずっぱりですが脇を固める登場人物も、いずれ劣らぬ実力派揃いです。

父役に劇団男魂(メンソウル)代表の杉本凌士、母役にアイコ十六歳の富田靖子、少年野球参加時の監督役に下条アトムなど作中の要所要所でスパイスを効かせています。

映画「わさび」をおすすめしたいタイプはこんな人

ヒューマン・ドラマが好きな人

最近の映画は、本格アドベンチャー映画とか娯楽大作とかが多いような気がします。また、子供だけではなく大人も一緒に楽しめる本格的なアニメ映画も多いようです。米国映画でヒーローもののシリーズ化された作品も多いですよね。

映画は娯楽ですから、ジャンルにこだわらず日常生活で有り得ないようなストーリーやスケール感があっていいと思いますし、それで明日への活力になればいいと個人的には思います。

それでもたまには、割と日常生活に近いというかリアルな日常を描いた映画も見たくないですか?

心温まるような人間ドラマ。思わず笑ってしまう、思わずグッとくる、自然と涙が出てしまう、そんな映画もいいですよ。もともとヒューマン・ドラマが好きな人はもちろんのこと、普段はそういう映画をあまり見ない人にとってもこの「わさび」という映画、一見の価値ありです。

美人女優が好きな人

ヒロインの山野葵役の女優、芳根京子さんがとても美人です。もちろん芸能界は広いし星の数ほどといったら大袈裟ですが、見た目美人や可愛い女優さんはたくさんいます。

しかし今が旬といったら随分絞られてくると思います。まだ21歳と若く、ここ数年でいくつかのドラマで主役を任されていて、特に2017年以降は注目株だといっても過言ではないでしょう。

前述しましたが、彼女は芸能界デビュー前に難病を患ってしばらく辛い思いをしたようです。病気の治療を通じて自分と真摯に向き合ったり、周囲への人への感謝の気持ちを持てたりしたらしいです。

もともとの負けん気の強さや芯の強さも合わさって、ただの可愛い女性ではない魅力が作られているのではないでしょうか。21歳の女性らしからぬ、気負いのない自然体の姿はすでに大女優の風格すら感じさせます。

そんな彼女が好きな人、興味がある人はこの「わさび」を存分に楽しめるでしょう。

短編映画が好きな人

大作が主流の昨今、映画館で上映される人気映画は普通に2時間を超えますし3時間近い大作もよく見られます。そんな映画業界にあって短編映画は、特に日本では珍しいです。

実際時間にしてどのくらいからが短編映画と呼ばれるのか調べてみると、長さに明確な区分は規定されていませんが、エンドクレジットも含め大体30分程度であるらしいです。別名、ショートフィルムと呼ばれます。日本ではあまり認知されていないそうです。

一方で欧米では確立されたカテゴリーで商業としても確立しており、かつてはディズニー映画も短編が主流でした。世界で行われる各種映画祭においては、長編映画よりも短編映画に重きを置く祭りも少なくないそうです。

近年インターネット・モバイルなどの映像または動画配信メディアにおいては短編映画の需要が増しているらしいです。理由はこういったメディアは長時間の映像視聴に向いていないため、商業的に成功している長編映画作家がインターネットベースで、短編映画を配信する例が世界的に増えているそうです。

いずれにしろ日本でもそういった流れを受けて短編映画の制作も徐々に増えてきています。

もともと集中力が続かなくて長編映画が苦手な人、短時間でいろいろなテーマを盛り込んだ短編映画が好きな人、これからブレイクするかもしれない俳優さんが出ている、そういう意味で短編映画をチェックしている人等にとてもいい映画かもしれません。そういった理由でこの「わさび」を見てみるのもおすすめです。

映画「わさび」の動画は無料で見られる?動画配信状況の詳しいお知らせ

映画「わさび」が、動画で見られる?ここでは各動画配信サイトでの、配信状況を以下に記します。

配信している有料動画サービス比較

サービス 配信
Hulu ×
U-NEXT 〇(別途料金)
Netflix ×
ビデオマーケット 〇(予告編無料、本編別途料金)
フジテレビオンデマンド 〇(別途料金)
dTV ×
dアニメ ×
auビデオパス ×
Amazonプライムビデオ 〇(別途料金)
Paravi ×

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映画「わさび」の映画解説とあらすじ紹介※ネタバレ注意

この映画「わさび」の主人公の山野葵女子高生で進路を決めなければならない時期にきていました。

一方で、葵の父和夫は、自らがうつになってしまったがために、寿司屋「やま乃」の営業を続けられなくなっていました。

近所のなじみの客は、早く元気になるように伝えてといいますが、和夫の症状はラジオの音がうるさくて眠れず、葵が学校に行くと一人になるので不安気な様子を見せる程重いものでした。

次月から生活保護を受けることも決まっているので、大学進学の資格がなくなると進路指導の先生に伝える葵。

「完全に詰んでんだよ」といって教室を出ていく葵に対して、「山野さんってアンパンマンみたいな人ね。皆のために自分を犠牲にして。だけどアンパンマンだって顔全部食べられたらおしまいでしょ?」と先生。言い返すことが出来ずに怒りをあらわにして出ていく葵でした。

下校途中、部活の後輩に会った葵は、顔を食べられたアンパンマンはどうなるのか尋ねます。後輩の「愛と勇気だけになるんじゃないですか」という答えに、満足そうに笑みを浮かべる葵がいました。

悩んだ末に葵は父、和夫のために店を継ぐことに決めたのでした。

しかし、和夫とは離婚している葵の母房子や、房子の再婚相手健彦、高校の先生の里見など周囲の大人たちは一様に皆、葵の考えに対して、女の子には無理だと反対します。

ある日、帰宅途中に気分転換でたまたま行ったバッティングセンターで、彼女がかつて所属していた少年野球チーム「高山メッツ」の監督梅田庄吉と再会しました。

先の見えない将来に不安を抱えていた葵は、すでに監督を辞めさせられたという梅田に野球の勝負を求めるのでした。

冬の飛騨高山はかなり寒いです。粉雪の舞う、グラウンドで庄吉と葵の師弟対決が始まります。理由はわからないけれど、小指が欠損している庄吉。その手から放たれる変化球は、不思議な軌道を描くもので、葵はその変化球を子供の頃から「魔法」と信じていました。

葵自身が、決心して人生を背負って父のお店を継ごうとしているときに、周囲の大人たちは反対するばかりで、本気で向き合ってくれない。そんな彼女自身の逆境の日々の中で、せめて「魔法」のようなものにすがりつきたかったのかもしれません。

しかし、現実は酷で、老いた庄吉との真剣勝負は彼女に人生の苦しみや哀しみを突きつけました。魔法と思っていたものは、時間の経過とともにそうではなくなっていました。涙ぐむ葵。

一方で、3球目を思いきり振り切ったことと、庄吉との会話で新たな希望を得て、自らの道を決心したかのような晴れ晴れとした表情をしていました。

その帰りに、「私、おふくろの味を知らないからおやじの味教えてね」と遠まわしにお店を継ぐことを和夫に伝える葵。

寿司の作り方を娘に教える父。おそらくは初めて握る寿司は形も不完全ですし、わさびも大量に入れています。娘が握った寿司を食べる和夫。娘の一生懸命な姿と決心に父も自らの人生を前向きに生きようと決意したように「ありがとう」と伝えます。

続いて「お父さん入院することにした。戻ってきたら…」と言いかけて言葉に詰まる和夫。「帰ってきたら?」と答えを待つ葵。でも黙り込む和夫に、葵は感情の高ぶりを抑えきれず「早く戻ってきて」と大粒の涙を流すのでした。

お寿司に挟んだ少し多めのわさびは、親子の絆を深める人生のアクセントでありこの映画のテーマです。美しい飛騨高山の雪景色に一瞬さす朝日は、彼女と父親の今後の人生を暗示しているかのような明るいものでした。

動画でも、飛騨高山の美しさや、そこに住む親子と周囲の人たちの人間模様を堪能できます。是非、この作品を見てください。

映画「わさび」を盛り上げる、主な登場人物キャストの紹介

【山野葵役】芳根京子

本作品の主人公。女子高生。進路に悩むが、うつ病で寿司屋の営業を続けられなくなった父の後を継いで寿司屋になることを決意しました。かつては、女の子ながら少年野球チーム「高山メッツ」に所属していました。

30分の映画の中でほとんど出ずっぱりです。彼女のファンは、是非動画をチェックしましょう。

【山野和夫役】杉本凌士

父親役で、寿司屋「やま乃」の板前だったが、病気により店を続けられなくなりました。

【小原房子役】富田靖子

父とは離婚した、葵の母親です。

【梅野庄吉役】下条アトム

かつて葵が所属していた高山メッツの監督。ある事情により小指が欠損している。そのため彼の投げる変化球は独特の軌道を描き、葵はそれを魔法と思っていました。

映画「わさび」の作品紹介

映画名:わさび

監督:外山文治

脚本、制作:外山文治

公開:2017年8月26日

上映時間:30分

制作国:日本

言語:日本

動画配信状況:〇(別途料金が必要ですが安価のようです。調べる限り完全無料はありませんでした)