映画『ハドソン川の奇跡』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

洋画(海外映画)

巨匠クリント・イーストウッド監督「ハドソン川の奇跡」は全米を感動で包み込み、世界中で絶賛された作品です。実際にあった旅客機の不時着事件をもとに、生死をわけた人間の決断が描かれていきます。

本作は、機械化が進む文明社会において、「人間の心」がいかに重要であるかを教えてくれました。また、トム・ハンクスたち俳優陣の素晴らしい演技も堪能できます。

本作はさまざまな動画サイトから好評配信中であり、自宅からでも簡単に視聴可能です。この記事では、映画「ハドソン川の奇跡」の感想や無料視聴する方法を紹介していきます。

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実話をもとにしたドラマ!「ハドソン川の奇跡」ってどんな映画?

2009年、アメリカで155人の乗客がいる旅客機がハドソン川に不時着する事故が起こりました。離陸してからわずか5分の判断であり、結果的に搭乗者全員が無事生還することとなります。

機長の迅速な判断がなければ、旅客機は大破して全員が死亡していた可能性はありました。この事件は「USエアウェイズ1549便不時着水事故」として、長く語り継がれていきます。機長たちは英雄となり、マスコミから称えられました。

ところが、機長への称賛の裏側で思わぬ問題が起きていたのです。2016年に発表された映画「ハドソン川の奇跡」では、サリーことチェスリー・サレンバーガー機長が直面したトラブルを描いています。

そしてサリーの受難を通し、「人間と機械」「真実と報道」の関係を観客に問いかけたのでした。

映画によって、機長が国家運輸安全委員会からかなりきびしい審問を受けていたことが明らかになりました。機長がハドソン川に不時着させた判断は「かえって危険だったのではないか」と問題視されていたのです。

コンピュータにシミュレーションさせたところ、不時着ではなく空港へ帰還するのが最善の判断だったとの結論が出ました。サリーは英雄どころか、犯罪者にされるところだったといえます。

サリーはホテルで待機を命じられますが、実際は軟禁生活に近い状態です。身も心も疲れ果てているのに妻とも会えません。こうした不条理を淡々と突きつける演出はクリント・イーストウッド監督の真骨頂です。

これまでもイーストウッドは「ミスティック・リバー」「ミリオンダラー・ベイビー」などの傑作で、アメリカ社会の暗部をテーマにしてきました。システムの前で心をへし折られていく人間の無力さは、これまでのイーストウッド作品にも通じます。

そして、時間軸が交錯するアクロバティックな構成もイーストウッドの過去作品に似ています。「父親たちの星条旗」などの作品で、イーストウッドは過去と現在を交錯させることで、登場人物の傷ついた心を映像化していました。

独特の語り口は本作にも同じ効果をもたらしています。サリーにとって事故がいかに印象深く、消えない恐怖になっているかが証明されています。

しかし、「ハドソン川の奇跡」は決して暗く後味の悪い映画ではありません。サリーの誠実な反論によって、徐々に事故の真相は明らかになっていきます。

また、あくまでもシミュレーションでしか事故を考えようとしない委員会に対し、現場の感覚をぶつけるサリーは正真正銘のプロフェッショナルです。サリーの姿は職業人の理想であり、多くの観客から共感を呼びました。

サリーを演じたトム・ハンクスの熱演も無視できません。アメリカ映画を代表する名優は、本作がイーストウッド作品の初出演でした。

堂々とした演技でサリーの温厚な人間性を表現しています。サリーが魅力的な登場人物だからこそ、観客は心から彼を応援し、物語の展開から目が離せなくなったのです。

「ハドソン川の奇跡」は全米で1億ドルを超える興行収入を記録する大ヒットとなりました。ここ日本でも興行収入は10億円を超えています。

イーストウッド作品では前作「アメリカン・スナイパー」がやはり実話ベースで大ヒットを飛ばしていただけに、いい流れを受け継いだ形となりました。

「ハドソン川の奇跡」は臨場感のあるパニック時のやりとり、不時着後の救出シーンなどの再現度が高く、本作の動画は事故について詳しく学びたい人のためのテキストにもなりえます。

「ハドソン川の奇跡」は映画ファンのみならず評論家からも絶賛を受けています。ここ日本でもキネマ旬報誌が2016年度の「外国映画ベスト・テン」で1位に選出しました。

キネマ旬報のベスト・テンは有名評論家たちの投票によって決められます。つまり、目の肥えた人から見ても「ハドソン川の奇跡」は隙なく作られた傑作です。その圧倒的な完成度は見る人をどこまでも圧倒するでしょう。

サリーの運命に注目!「ハドソン川の奇跡」の見所3

実際にハドソン川で撮影されたリアルな事故再現!

「ハドソン川の奇跡」は実話をベースにした映画です。しかも、旅客機がハドソン川に不時着し、救急隊が出動した映像は世界中のニュース番組で報道されました。

つまり、多くの観客が事実を知ったうえで劇場に足を運んでいます。生半可な映像では「やはり現実にはかなわない」と呆れられていたでしょう。

しかし、「ハドソン川の奇跡」は世界中の観客を熱狂させました。人間ドラマの素晴らしさはもちろんですが、旅客機の事故シーンや救出シーンが真に迫っていたからです。

CGを駆使して描かれる旅客機のトラブルは、事実を知っている人からしても迫力満点です。そして、イーストウッド監督は実際にハドソン川でロケを行い、できるだけ忠実に救出過程を再現しました。ハドソン川の真ん中に旅客機のセットを置き、俳優たちはびしょ濡れになりながらも熱演しています。

救出シーンは非常にディティールが細かく、たとえばパニックになって水中に飛び込んでしまう男性などが登場します。現実をしっかり取材しなければ、あのようなリアルな演出はできなかったでしょう。

なお、本作はラストシーンに本物のサリー機長や生存者たちが登場します。本作を見た後で彼らの笑顔に触れると感動もひとしおです。

サリーとジェフのプロフェッショナルぶりにしびれる!

「ハドソン川の奇跡」はサリーと副機長のジェフの連携に心打たれる映画でもあります。2人は長年、同じ旅客機で苦楽をともにしてきた仲間です。2人の間には心地良い敬意が流れています。

そして、阿吽の呼吸で毎日のフライトを快適なものにしてきました。そんな2人は突然のエンジントラブルにも冷静さを失いません。迅速に対応し、乗客の安全を最優先にして不時着を成功させます。徹底したプロの仕事に、動画を見る人は尊敬の念を抱くでしょう。

2人の誠実な仕事ぶりを見ているだけに、後半の展開は過酷なものとなります。「乗客を危険にさらした」「判断が遅かった」と責められるサリーたちの失望が視聴者にも伝わってきます。そして、自然に彼らの無罪を信じ、エールを贈りたくなっていきます。

サリーとジェフは調査が進んでいる間にも、決して取り乱しはしません。むしろ、自分たちの行動を振り返り、「あれでよかったのか」と謙虚に自問自答します。サリーを励まし続けるジェフの言葉には、思わず胸が熱くなります。「ハドソン川の奇跡」は、目標にできる素晴らしい登場人物たちと出会える映画です。

厳格な委員会をどうやって切り抜けるのか

サリーたちの前に立ちふさがるのが、国家運輸安全委員会です。委員会の仕事はいわば「疑うこと」であり、サリーたちにも容赦がありません。

むしろ、世間から英雄視されているサリーだからこそ、あら探しをしようと必死です。サリーの言葉は真意をねじ曲げられ、あたかも無能な機長のように仕立てあげられかけます。

サリーたちと委員会の対決は「人間と法」を代表しています。本来なら、法律は人間を守るためにあるはずでした。しかし、法を司るシステムが厳格になりすぎたために、かえって人間を苦しめるルールへと変わってしまったのです。

委員会の追及はどこまでもきびしく、サリーは心が弱っていきます。本当に自分は誤った判断をしたのかもしれないとすら考えます。

しかし、「ハドソン川の奇跡」には大逆転劇が待っていました。本作のクライマックスで、サリーはある主張を委員会に向けて訴えました。その内容はしごくまっとうであり、サリーの無実を証明する証拠となります。

さすがの委員会も自らの過ちを認め、サリーたちを称賛するしかありませんでした。史実としてサリーたちが罰せられることはないとわかってはいても、審問シーンは非常にスリリングで見応えがあります。

サリーの主張は現代社会の根幹にかかわる大きな問題を含んでいるので、注目しましょう。人間の生き方を見直すきっかけにもなりえます。

仕事の意味を考える!「ハドソン川の奇跡」はこんな人にこそ見てほしい

実話の迫力に感動したい人

派手なアクションや豪快な物語がある映画も楽しいものです。しかし、実話の持つ強度にはかなわないと思う人もいるでしょう。

また、実話ならではの予想もつかないエピソードが人の心を打つこともあります。人工的に考えられたストーリーではないからこそ、実話は迫力をともなって心に残るのです。

「ハドソン川の奇跡」は実話ゆえの感動を味わいたい人おすすめです。

たとえば、英雄のはずのサリーが悪人のように扱われてしまう展開は、現代社会の問題点を浮き彫りにします。サリーが公聴会で問題にするポイントは、機械化が進む時代へのメッセージを含んでいます。

これらの視点は、どんな名脚本家でも思いつかなかったでしょう。想像の世界にはないリアルな台詞、物語が「ハドソン川の奇跡」にはあります。

また、USエアウェイズ1549便不時着水事故は非常に有名な事件です。報道やテレビ番組などで本件を知った人もたくさんいるはずです。

しかし、その裏側で起こっていたエピソードまで理解しているのは少数派でしょう。「ハドソン川の奇跡」は一大事件に隠された真実を伝えてくれる作品です。

本作を見終わると、華やかなニュースにも深いドラマがあるのだと確認できます。物事に新しい見方を示してくれる映画として、非常におすすめです。

仕事の意味について考えたい人

社会人として仕事を続けていると理不尽な場面に遭遇しがちです。頑張って仕事をしているのに結果がともなわないこともあります。

また、自分の責任でもない事態でも頭を下げたり、妥協しなければいけないときもあるでしょう。上司から正当な評価を受けられず、苦しんでいる人もいます。「頑張って働くだけバカバカしい」とまで考えてしまう瞬間も少なくありません。

「ハドソン川の奇跡」を動画で見ると、仕事の意味について深く考えられます。サリーもまた、仕事に誇りを持って生きているプロフェッショナルです。彼は、自分では何一つ間違ったことをしたとは思っていません。

しかし、現場の感覚を安全委員会は理解してくれませんでした。サリーの職業人たるプライドは傷つけられ、自信も揺らいでいきます。それでも、サリーは自分自身を守るために毅然とした態度で公聴会へとのぞみます。

サリーの姿勢は、仕事へのモチベーションを見失っていた人の背中を押してくれるでしょう。理不尽さや矛盾は仕事が持つほんの一面でしかありません。

基本的には努力すればするほど報われるはずですし、誠実な仕事ぶりはしっかり評価してもらえます。サリーは自暴自棄にならなかった結果、相応の理解を得られました。苦しいときこそ、真面目に仕事と向き合う大切さを「ハドソン川の奇跡」は伝えてくれるのです。

かっこいい中高年を眺めたい人

若いイケメンに興味はなくても、しぶいおじさまに憧れる女性なら「ハドソン川の奇跡」を楽しめます。

まず、なんといっても主演のトム・ハンクスでしょう。「フォレスト・ガンプ 一期一会」などの体当たり演技で知られる名優ですが、老齢にさしかかって円熟味が増しました。

本作では白髪に髭をたくわえて、サリー機長になりきっています。ダンディーながらも人のよさがうかがえる話口調に、胸がときめかずにはいられません。そんなハンクスも、フライトシーンでは職業人の凛々しさをしっかり押さえています。制服姿のハンクスにうっとりするファンも多いでしょう。

一方、サリーの相方であるジェフを演じるのはアーロン・エッカートです。「ダークナイト」のトゥーフェイス役で大ブレイクし、今では超大作にひっぱりだこの俳優です。

ただし、もともとは知的な役柄を得意としていたエッカートだけに、ジェフ役は本領発揮となりました。いかにも有能そうな二枚目ぶりが、女性ファンの心をわしづかみにします。

どんな状況になってもサリーを信じ続けるジェフの姿は涙を誘いもするでしょう。ストーリーとキャスト、両方を堪能できるのが本作の魅力です。

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ネタバレ注意!感動のサスペンス「ハドソン川の奇跡」のあらすじ

以下の内容は、動画配信中「ハドソン川の奇跡」のネタバレを含むあらすじです。

サリーことチェスリー・サレンバーガーUSエアウェイズの機長です。ベテランのサリーは信頼できる副機長のジェフとともに数多くのフライトを行ってきました。

2009年1月15日、USエアウェイズ1549便のフライトにのぞんでいたサリーはエンジンの異変に気づきます。エンジンが鳥を巻き込んでしまい、不良を起こしたのでした。

サリーとジェフは緊急着陸を決断します。ハドソン川に不時着した1549便からは、幸いなことに1人の死傷者も出ませんでした。155人の乗客とスタッフ、全員が生還できたのです。

この事故は「ハドソン川の奇跡」と呼ばれ、大々的に報道されました。サリーは一躍英雄となり、連日、ニュース番組は彼の行動を称賛しています。

しかし、サリーとジェフはきびしい局面に立たされていました。事故の原因を調査している国家運輸安全委員会が、不審点を提出していたからです。

彼らはバードストライクによるエンジン不良からして疑問を抱いていました。また、空港に帰還するよう指示した管制塔を無視して、ハドソン川に不時着したサリーの判断も批判します。

セオリーにのっとれば、不時着よりも整備された空港に帰ったほうが安全だったからです。

「そんな余裕はなかった」とサリーは反論するものの、委員会の調査が終わるまでサリーとジェフは自由を奪われました。2人はホテルで待機させられ、家族にも会えません。

サリーにとって唯一の気晴らしはホテルを抜け出し、ジョギングをすることだけでした。立ち寄ったバーでは、ハドソン川の不時着がまだ報道されています。サリーはテレビの中の自分と現実に大きな溝を感じてしまいます。本当のサリーは英雄などではなく、悩める1人の職業人でした。

ジェフはサリーを励まし、「決断は間違っていなかった」と言います。しかし、サリーは自分の行動に確信を持てません。自分は乗客を危険な目にあわせたのではないかという不安から、サリーは夜もろくに眠れなくなります

そのうえ、コンピュータにシミュレーションを行わせたところ、旅客機は空港への帰還に成功できたとの結果が出ました。公聴会は2人にとってかなり不利な内容になると予想されます。

いよいよ運命の日が訪れ、安全委員会は公聴で2人を容赦なく問い詰めていきました。

しかし、サリーにはひっかかっている点がありました。サリーは「コンピュータのシミュレーションでは迷う時間を計算したのか」と聞き返します。

委員会は質問の意味がわかりません。サリーは「人間はコンピュータではない。最適な判断を下すまでに必ず思考をめぐらせている。人間のように迷う時間を加算し、シミュレーションをやり直してほしい」と要求します。

委員会はコンピュータにわずかな時間だけ「迷い」を与えてシミュレーションを繰り返しました。その結果、旅客機は空港に辿り着くことはできないと試算されました。

続けて、サリーとジェフの音声記録が公聴会で発表されます。2人の対応はマニュアルにのっとった的確なものでした。何ひとつミスは犯しておらず、与えられた条件化で最適の判断を下していたと判明します。

そして、優秀な2人だったからこそ、不時着は成功できたのでした。ようやくサリーは自分の行動が認められて胸をなでおろします。

サリーは事故のあった日を思い出していました。真冬のハドソン川に不時着した後、すぐに救急隊がかけつけてくれなければ、乗客は凍死していた可能性があります。彼らが無事に生き延びたのは、さまざまな人間の力があわさったからでした。

サリーはようやく家に帰り、家族と再会します。家族もまた、心ない声にさらされながらサリーと一緒に戦ってくれました。サリーは2009年10月に機長としての業務に復帰します。

そして、翌年になって退職するまで、立派に機長としての務めを果たし続けました。サリーの名前はアメリカの歴史に英雄として刻み込まれました。

名優がそろい踏み!「ハドソン川の奇跡」の登場人物・キャスト

【チェスリー・サレンバーガー(サリー)役】トム・ハンクス(Tom Hanks)

本作の主人公であり、ベテランの機長です。誠実な英雄を演じたのは、2度のオスカーに輝く名優、トム・ハンクスです。動画で熱演をチェックしましょう。

【ジェフ・スカイルズ役】アーロン・エッカート(Aaron Eckhart)

サリーの相方であり、優秀な操縦士です。アーロン・エッカートは「ダークナイト」でブレイクした実力派俳優です。

【ローリー・サレンバーガー役】ローラ・リニー(Laura Linney)

サリーの妻で、夫の帰りを気丈待ち続けます。演じるローラ・リニーはドラマや舞台でも超一流の女優です。

【チャールズ・ポーター役】マイク・オマリー(Mike O’Malley)

サリーを追いつめる調査委員です。憎たらしい登場人物をマイク・オマリーが熱演しました。

【ケイティ・クーリック役】ケイティ・クーリック(Katie Couric)

アメリカでは有名なキャスターであり、テレビ画面に登場します。ケイティ・クーリックが本人役で出演しました。

イーストウッドの傑作!「ハドソン川の奇跡」の作品情報

原題:Sully

公開年:2016

製作総指揮:キップ・ネルソン、ブルース・バーマン

監督:クリント・イーストウッド

脚本:トッド・コマーニキ