“死の運命”に次々と襲われるホラー映画『ファイナル・デスティネーション』

洋画(海外映画)

いつでも好きな映画が無料で観られる動画配信サイトが人気になっています。新作映画を鑑賞できるだけではなく、懐かしい映画もラインナップされている点もうれしいところです。

今回は、各配信サイトでも提供されている映画「ファイナルデスティネーション」をネタバレや感想も含めて紹介します。目に見えない「死」との追いかけっこを表現した本作は、ホラー映画のなかでも異色でありながら、観客を恐怖と興奮へと引きずり込む映画です。

予想外のところから飛び込んでくるアクシデントから逃げ惑い、そして抗おうとする主人公たちの結末まで、決して目が離せなくなるでしょう。

1分でわかる!公式ライター・トキエスによる映画解説

死の運命”に次々と襲われるホラー映画『ファイナル・デスティネーション』。2000年にアメリカで公開され、大ヒットを記録。続編が出るたび好評で、小説化されるほどの人気を博している。まさに異例の大ヒットを記録したホラー・サスペンス映画シリーズだ。

その記念すべき第一作目の主人公は、飛行機事故の夢を見た高校生のアレックス。彼がその夢を見たのは、離陸前の飛行機の中だ。夢から覚めたアレックスはパニックになり、騒ぎを起こして、数名の友人らと共に飛行機から降ろされてしまう。

しかし、その飛行機は本当に爆発してしまうのだ。こうして“死の運命”に逆らってしまったアレックスと、飛行機事故から運良く逃れた7人。

これがまた、たまたま生き残ったというわけではなく、彼らに再び死の恐怖が訪れる! 死ぬ運命に逆らうことはできないのか?ラストは一体どうなっちゃうの……!? そんなスリルが観客を襲う。まるでジェットコースターに乗ったときのような感覚を体感できるのもポイント。

ちなみに、本作の続編が企画中との噂も。なんと『ソウ』シリーズの4作目から7作目を手がけたパトリック・メルトンマーカス・ダンスタンが脚本を執筆するのではという報道もある。続編に期待しながら、ぜひこの一作目を楽しんでほしい。

トキエス
ライター:トキエス
映画ライター。兵庫県出身。サスペンス・スリラー作品記事をメインに執筆。趣味は海外映画のロケ地巡り。

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ファイナルデスティネーションの見逃せない3つのポイント

おすすめポイント1:キャラクターたちのとんでもない「死に様」

ファイナルデスティネーションは、「これでもか!」というくらい死亡シーンが多い作品です。最初から飛行機事故で数百人が死亡(最初の描写は主人公の予知夢ですが)ですし、その後も生き残ったキャラクターが次から次へと命を落としていきます

何の脈絡もない突然の出来事で命を失うキャラクターもいる一方で、少しずつ「死の影」が忍び寄るシーンにハラハラさせられる場面もあるのです。たとえば、「死の運命」によって最初に死亡するアレックスの親友トッドのケースは、まさに本作を代表する死に方だといえるでしょう。

トッドが自宅のバスルームで鼻毛を切っていると、トイレの排水管からわずかに水が漏れてきます。タイルを伝ってトッドの足元へと水へ近づいてくるのです。この時点で、観客は「水で転んでハサミが刺さるのか」と予想するでしょう。

しかし、トッドは浴槽のうえで干していた洗濯物を取り込もうと移動します。すると、どういうわけかタイルを伝う水が彼を追いかけるように流れていくのです。洗濯物を片づけようと振り返った瞬間、濡れたタイルに足を取られてトッドは浴槽へ向かって転倒します。

そのとき、洗濯物を干していたワイヤーが彼の首に巻き付いてしまうのです。

必死に立ち上がろうとするものの、転倒時に倒した洗剤類が浴槽のなかにこぼれて立ち上がることができません。助けを呼ぼうとしても首が絞まってしまって声が出せないのです。洗面台にある鼻毛用のハサミへ手を伸ばそうとするものの、途中で力尽きてしまいます。

このように、キャラクターに死が近づくと、その周りで不穏な出来事が起こり始めます。一見すると、それが死の原因に直結すると予見しますが、実際には違います。あからさまな伏線は「ミスリード(観客の視線を逸らす演出)」ですが、この作品のおもしろいところは「ミスリードも死因の一部」となる点です。

十分にキャラクターが死ぬ前兆になるような演出を次々と出しておいて、それをすべてつなげたり裏切ったりするため、事前の予測が難しくなっています。だからこそ、どれだけ展開を予測しようと頑張ってみても、観客は必ず驚かされてしまうわけです。

おすすめポイント2:回避不能な死のルール

一見すると、どこまでも理不尽に見える死の運命ですが、実はきちんとしたルールがあります。主人公たちは、目に見えない敵を相手に、「死のルール」を解き明かすことで生還を果たそうとするのです。

打ち倒すことができない敵への唯一の対抗手段が、ルールを理解したうえで死を回避するものになります。

ところが、このルールがわかっても、襲ってくる「死の運命」は強力です。しかも、このルールは1つだけではなく、また誰かが教えてくれるわけでもありません。主人公たちは知恵を振り絞りながら、法則を読み解きつつ、それを逆手にとって運命に挑みます。

おもしろいのは、ルールがわかっても、それ自体を変えられない場合もある点でしょう。主人公たちは、死のルールを理解しつつ、ルールから逃れられないことを前提に逃げ回るしかないわけです。

むしろ、法則性が明らかになることで、余計にパニックを引き起こす場合もあります。死の運命への対抗手段として法則を探りながらも、それが決定的な勝利条件にならないからこそ、襲い来る恐怖をより鮮明に描くことにつながっているのです。

おすすめポイント3:衝撃的なラストシーン

どんな映画にとっても、結末は重要です。すべてのストーリー展開は、結末に至るための伏線だといっても過言ではないでしょう。その意味で、ファイナルデスティネーションのラストシーンには誰もが驚かされるはずです。

死の運命に抗った主人公たちが迎える結末は、作品内で彼らが積み上げてきたものの集大成となるからです。暴き出した死のルールと、それに抗った結果のすべてがラストの1シーンで描かれます。

本作のテーマを完璧に表現しているとさえいえるラストシーンですから、動画を見るときの楽しみにして良いでしょう。

ファイナルデスティネーションがおすすめな人のタイプ

ホラーやサスペンスが好きな人

ジェイソンのような襲撃者はいないものの、ファイナルデスティネーションは間違いなくホラーやスリラーと呼ばれる作品です。むしろ、目に見える「殺人者」がいない分、これまでホラー・サスペンス作品をたくさん観てきた人にも新鮮な気持ちで鑑賞できるでしょう。

誰が見ても「恐ろしい」と感じるようなビジュアルを備えた敵ではなく、姿も実体もないはずなのに確実に死を与える「運命」が相手ですから、絶望感も一際大きくなります。

理不尽な死の運命に追いかけられる主人公たちですが、その解決策が「ルールを知ること」というのもおもしろい点です。パニックホラーでは、襲い来る敵の倒し方や封じる方法などを探すのが一種のお約束になっています。

しかし、本作では「もともと死亡する運命だった生存者たちに死がもたらされる」という構成のため、倒したり封じたりするものは存在しません。代わりに、生還者たちを追いかけてくる「死」が持つルールを理解することで、襲ってくる死の運命を回避しようとするわけです。

単に「死が襲ってくる」だけでは回避する方法がありません。しかし、生還者たちにもたらされる死には、ある種の「不自然さ」があります。

偶然生還した主人公たちには、死の運命がつきまとうわけですが、彼らを死へと向かわせるのが運命であっても、歪んだ現象であるのは間違いないというのです。

そこで生まれるのが「前兆」であり、彼らの死には必ず前触れがあります。これは「死の運命」の持つルールの1つであり、生還者たちが生き残るための生命線といえるでしょう。

ところが、この前兆が作品の恐怖度を高めます。不自然かつ理不尽な死と、その前兆が現れるという設定のために、登場人物たちと観客は「忍び寄る死」を警戒するからです。

そして、その警戒心を上回る予想外の展開から死に襲われた瞬間、恐怖心は最高潮に達します。積み重ねた演出が、観ている人を驚かせ怯えさせるものになっているわけです。

いってみれば、この「実体のない死の演出」こそ、ジェイソンのような姿の見える脅威を超える恐怖の象徴になっています。

あっと驚きたい人

ファイナルデスティネーションは、とにかく驚きを与えてくれる映画です。最初の飛行機墜落の予知夢から、親友やクラスメイトが命を落とすシーンまで、「心臓に悪い」を地で行く作品だといえます。

そのため、子どもに見せられる作品とは言い難いですが、「ジェットコースターみたいなスリルを味わいたい」という人にはピッタリの作品です。

ホラーやスリラーを見慣れている人でさえ、あまりにも予想外の「死に方」が襲ってくる本作なら、声を上げて驚いてしまうでしょう。

作品中で何度となく驚かされる映画ですが、それ以上にラストシーンの衝撃度は飛び抜けています。なぜなら、「唐突に襲ってくる死」という驚きと、「死のルールの真実」という驚きが同時に襲ってくるからです。

ファイナルデスティネーションにおける死の演出は、どれも観客の予想を超えようとして作られていますし、実際に想定外の死に様を見せつけられます。

ところが、映画のなかで何度もそういう体験をしていると、次第に慣れてきてしまうものです。映画を鑑賞し終わる頃には、単純に「死の運命」が訪れる程度では驚かなくなってきているでしょう。

そこに主人公たちが解き明かしてきた「死のルール」にまつわる新しい事実が明らかになるシーンが重なることで衝撃度が一気に高まるのです。

正直にいえば、おそらく初めてラストシーンを目にしたときには「どういうこと?」と理解が追いつかないでしょう。しかし、映画のなかで追いかけてきた「ルール」を考えれば、きちんと意味がわかります。

そして、映画のラストのセリフに対する答えにもたどり着けるでしょう。どこまでも想像を超えた展開を見せる本作なら、「簡単に驚いたりしないぞ」と思っている人でも呆気にとられること間違いなしです。

ゴア表現を楽しめる人

ゴア表現とは、流血などの衝撃的で残虐な展開がある表現技法のことです。追いかけてくる死の恐怖を描く本作では、登場人物が死亡するシーンがたくさんあります。

それも、病気などで静かに命を引き取るわけではなく、飛行機事故から生還した人を「無理やり」死に追い込むものです。そのため、死に方が恐ろしいものや驚かされるものばかりになっており、相当グロテスクな場面も含まれます。

ゴア表現が苦手ではない人や好んで鑑賞できる人は動画を楽しめるでしょう。

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パニックホラーの傑作であるファイナルデスティネーションが観られる動画配信サイトを紹介します。見放題サービスで無料鑑賞できるサイトもありますが、有料レンタルで観られるサイトもあるため、自分に合ったサービスを選んでみましょう。

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次々と起こるパニックから目が離せない映画ファイナルデスティネーション

ファイナルデスティネーションは、いわゆる「パニックホラー」と呼ばれるジャンルの映画です。このジャンルで有名な作品といえば、ジェイソンシリーズやジョーズシリーズなどでしょう。共通するのは「襲ってくる敵に恐怖する」というコンセプトにあります。

本作において、襲ってくる敵とは「死の運命」です。これは比喩表現ではありません。「死」そのものが追いかけてくる恐怖こそ、ファイナルデスティネーションの見どころだといえます。

偶然、頭のなかに浮かんできた予知夢のために、主人公アレックスと学友たちは飛行機墜落事故を免れます。幸いにも生き残ったはずのアレックスですが、同じく生還を果たした親友トッドが不可解な死を迎えるのです。

「なぜ、トッドは死ななければいけなかったのか」をたしかめるため、アレックスは死体安置所に忍び込みます。そこで1人の葬儀屋に出会うことになり、「死からは逃げられない」とアレックスは告げられるのです。

そして、ここからが本作の本領発揮です。アレックスは追いかけてくる「死」について、生き残った友人たちに知らせようとしますが、飛行機事故を予言したアレックスにはテロリスト容疑がかけられます。

それでなくとも、生き残りの1人であるカーターとアレックスの仲は最悪です。街で顔を合わせれば、すぐさまケンカに発展。呆れたカーターの恋人はその場から離れようとしますが、次の瞬間には大型バスから追突されて命を落としてしまいます。そこでアレックスは「このままだと全員が死ぬ」と確信するのです。

「どうすれば死の運命から逃れられるのか」を探るため、同じように死の運命を信じる生き残りの少女クレアとともに奔走し始めます。ほかの生還者を説得し、追いかけてくる「死」にあるルールを解き明かそうとするアレックスたち。

「死には予兆がある」「死には順番がある」という法則を見つけ出しますが、その間にも容赦ない死の運命によって、生還者たちは次々と死亡していきます。

目に見えないが確実に存在している「死」との絶望的な追いかけっこのなかで、アレックスたちは本当の意味で生き残る方法を見つけられるのかといった展開なのです。最後の最後までハラハラさせてくれる作品だといえるでしょう。

ファイナルデスティネーションはいわゆる「スプラッター映画」「ゴア・ムービー」と呼ばれる作品でもあります。これは、「生々しい死亡シーン」のある映画作品ということです。

人の死について、遠回しな表現や婉曲的な描写ではなく、直接的な演出で見せてくるのです。残酷ではありますが、だからこそ追いかけてくる「死」を強く意識させられます。

どうしようもなく恐ろしい死の運命をハッキリと見せつけられる恐怖こそ、本作が与えてくれる興奮なのです。表現方法に制限がないからこそ、どんな形で死が訪れるのかを観客はまったく予想できません。

あまりにも意外で唐突な死に方をしていくキャラクターたちの姿に、「理不尽すぎる!」と叫びたくなりますが、そこが一番おもしろい点です。「死の運命」という、この上ない不幸が必ず訪れるとわかっていても、「次はどんな死に方をするだろう」と考えながら観ると一層楽しくなります。

ジェイソンやジョーズのように姿が見える脅威ではないからこそ、敵を打ち倒すという選択肢はありません。ひたすら逃げて、逃げ続けて、ようやく逃げ切ったと思ったところに予想不可能なアクシデントが襲ってくるわけです。

おそらく、これ以上は誰にも考えつかないだろうと思うほどの最強の敵である「死の運命」と、主人公たちがそれに抗おうとパニック寸前で逃げまくる姿は必見です。

また、ファイナルデスティネーションはシリーズ作品でもあります。2作目以降も評価が高く、シリーズ通して「勢いが衰えない」と評されることもあるのです。その1作目である本作が気に入ったなら、続編もきっと楽しめるでしょう。

1作品だけではなく、シリーズ作品への入り口にもなる映画ですから、動画配信サイトでお得に鑑賞できるならぜひ一度見ていることをおすすめします。

ネタバレ注意!ファイナルデスティネーションのあらすじ

動画サイトで無料配信されている「ファイナルデスティネーション」について、ここからはネタバレを含めてあらすじを解説します。

本作は、主人公アレックスが修学旅行で海外へと出かけるシーンから始まります。アレックスは学校の友人たちと飛行機に乗りますが、何やら正体不明の不安が湧き上がってくるのです。

離陸した飛行機は急に大きな振動に見舞われ、直後に爆破します。空中で真っ二つになった飛行機から、友人たちが次々と放り出されていく姿を見ながら、飛行機は再び爆発。巻き込まれる形でアレックスは死の運命を迎えるのです。

ところが、それはアレックスが見た夢でした。気がつくと、飛行機はまだ離陸前だったのです。しかし、それを単なる夢だとは思えません。夢のなかで起こったのとまったく同じように、女子生徒から席の交換を申し込まれるからです。

慌てたアレックスは周囲に「この飛行機は墜落するぞ」と訴えます。もちろん、乗客や乗務員は彼の言葉を信じたりはしません。

同級生のカーターは、アレックスの態度が気に入らずケンカが始まります。この騒動に巻き込まれる形で、7人の学校関係者が飛行機を降りることに。

空港に降りてもケンカを続けるアレックスとカーターですが、一緒に降りたほかの生徒とともに恐ろしい光景を目にします。先ほどまで彼らが搭乗しようとしていた飛行機が、無残に空中分解してしまうのです。

飛行機事故を免れたアレックスですが、「飛行機の爆発を予見していた」ために、彼は爆破犯としてFBIに疑われることになります。

とはいえ、アレックスが爆破したという証拠はありません。結局は釈放されたものの、生き残ったクラスメイトや教師からは気味悪がられますが、アレックスを信じて自ら飛行機を降りた同級生の女の子クレアだけは、彼の予言が特別なものだと感じます。

事故からしばらくして、学校では事故で亡くなった生徒たちの追悼式が行われます。生き残った生徒6人と教師1人も参加しますが、複雑な心境を隠し切れません。

それでも、追悼式自体は静かに営まれ、アレックスも無事に帰宅します。夜になり、自室で新聞記事を読んでいると、突然フクロウが窓辺に姿を現しました

唐突な出来事に驚いたアレックスは、持っていた新聞を手から離してしまい、扇風機の羽で破れてしまいます。そして、舞い落ちた紙片を観て驚愕するのです。そこには同じく事故から生き残った親友である「トッド」の名前が書かれていました。

予知夢を見たときと同様の不安を覚えた彼は、急いでトッドの家に向かいます。

その頃、トッドは自宅のバスルームで髭を剃ったり鼻毛を切ったりしていました。ところが、トイレの排水官から漏れた水がタイルを伝い、彼の足元へ流れていきます

髭を剃り終わった彼は浴槽のうえに干していた洗濯物を取り込み、そのままバスルームをあとにしようとしますが、直後に濡れたタイルに足を取られてしまうのです。転倒の勢いで洗濯物をかけていたワイヤーが首に絡まり、トッドは命を落としてしまいます

アレックスが彼の家にたどり着いたときには、親友は返らぬ人になっていました。

すると、トッドの自宅の近くにいたクレアから、「逃げて」と告げられます。彼女の警告に従い、アレックスは自分の家へと帰ることになるのです。

翌日、アレックスがクレアを訪ねると彼女の口から「私も不吉な予感を覚えた」と告げられます。

2人はトッドの死が単なる始まりに過ぎないと考え、急いで死体安置所へと向かいます。そこで出会った葬儀屋ウィリアムは、2人に対して「死のルール」についての示唆を与えるのです。

安置所から戻った2人は、「もし死神がいたら」という話を始めます。本来死ぬはずだった人間が生き残ったなら、きっと死神は逃がさないだろう、と。

そこへ偶然、ほかの生還者たちが集まってきます。チャンスだと考えたアレックスは、彼らに死の運命について持論を伝えますが、誰も信じたりはしません。

結果、アレックスとカーターは再びケンカを始めます。それに呆れたカーターの恋人テリーは、その場から離れようと歩き出しますが、そこに大型バスが突っ込み、死を迎えてしまうのです。

その後、飛行機事故の原因が判明します。機体不良による排油ポンプの異常から燃料ラインが燃えたことで大爆発を起こしたというニュース解説を見ていたアレックスは、あることに気がつきます。引火・爆発が起こった席順が、すでに命を落としたトッド・テリーという順番と一致していたのです。

そして、次は生還者唯一の教師ノートンであると気づきます。アレックスはすぐに警告をするためにノートンの自宅を訪れますが、爆破犯と疑われていたために、通報・連行されてしまうことに。

飛行機事故の原因はすでに判明していため、疑惑こそ拭えないもののアレックスは釈放されます。急いでノートン先生のもとに駆け付けますが、死の運命から逃れられずに命を落としてしまうのです。

3人が命を落とし、残りの生還者カーターとビリーも、「死の運命」が偶然ではないと信じるようになります。

「死の運命には順番がある」というルールから、次に命を落とすメンバーは誰なのかを知りたがるカーターですが、クレアとアレックスは口を閉ざして話しません。苛立ったカーターは、4人が乗っている車を線路のうえで止めてしまうのです。

カーターを残して3人は車を降り、彼にも下りるように説得します。説得に応じて、車から離れようとするカーターですが、どういうわけかシートベルトが外れません。アレックスも手伝って、間一髪逃げ出すカーター

彼の無謀さにビリーが悪態をつきますが、電車に潰された車の破片が飛んできて、ビリーが命を落としてしまいます。すると、アレックスはカーターに「次はお前の番だった」と告げるのです。

カーターが生き残ったことで、アレックスは死の順番を回避することが可能だと確信します。そして、ビリーの次は自分の番です。クレアが用意してくれた山小屋のなかで、危険なものを一切排除した状態を保って生活するようになります。

ところが、そこで1つの事実を見落としていたことに気づくのです。死の順番を決める飛行機の席順ですが、アレックスは自分が「同級生と席を交換した」と思い込んでいました。

たしかに予知夢のなかでは交換に応じていましたが、現実では返事をする前に飛行機を降りていたのです。

つまり、本来の席順であれば、ビリーの次に死を迎えるのはクレア。アレックスはすぐさま山小屋を飛び出し、クレアの元へと走り出します。

ファイナルデスティネーションで押さえておきたい登場人物

ファイナルデスティネーションの登場人物を紹介します。各キャストの特徴を押さえて、動画を観るときのポイントとして意識してみましょう。

【アレックス・ブラウニング役】デヴォン・サワ(Devon Sawa)

本作の主人公。飛行機事故を予知夢によって抜け出しますが、爆破犯としてFBIから疑われることになります。周囲から孤立してしまうものの、クレアとともに「死の運命」の存在に気づき、何とか生き残る方法を考えようとするのです。

【クレア・リバース役】アリ・ラーター(Ali Larter)

アレックスの予知夢について、初めから信じてくれる唯一の人物です。不遇な家庭環境のために、やや暗い性格。葬儀屋ウィリアムの噂を知っていたため、アレックスと一緒に話を聞きに行きます。それで、死のルールに関する情報を得るきっかけにつながります。

【カーター・ホートン役】カー・スミス(Kerr Smith)

いわゆる学校の乱暴者。アレックスとはあまり仲が良くなかったため、飛行機の墜落を訴える彼とケンカになり、一緒に空港へ返されてしまいます。結果として生き残ることになりますが、そこからアレックスとの関係は最悪な状態になるのです。死が襲ってくる状況のなかで、強がってみせますが、実際には自分の順番が迫っていることに怯えてしまいます。

ファイナルデスティネーションの作品情報

原題:Final Destination

公開年:2000年5月17日(日本2001年1月20日)

製作総指揮:リチャード・ブレナーブライアン・ウィッテン

監督:ジェームズ・ウォン

脚本:グレン・モーガンジェームズ・ウォンジェフリー・レディック