ハリー・ポッターシリーズ完結から実に5年の月日を経て作者自らが脚本を手掛けた本作。一度は題名を耳にしたことがある人も多いことでしょう。かなり面白いので、絶対に見ないと損ですよ。
今回は、そんな「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」について、実際に見た感想を交えつつ見どころやあらすじ、動画配信サイトで無料で見る方法などを紹介していきます。
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目次
1分でわかる!公式ライター・トキエスによる映画解説
『ハリーポッター』シリーズの新作として映画化された第一弾『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。原作者のJ・K・ローリングが初めて自身で脚本を手掛けたことでも話題となった。
本作は『ハリー・ポッター』の1作目から約70年前のアメリカが舞台。イギリスの魔法生物学者のニュート(エディ・レッドメイン)は、未知の魔法生物たちを求めて世界中を飛び回り、ニューヨークへとたどり着く。そこで、魔法のトランクに詰め込んでいた魔法生物が逃走。そのうちに非魔法使い、通称「ノーマジ」でパン屋志望のジェイコムのスーツケースと入れ替わってしまい……
『ハリー・ポッター』シリーズで何度か登場する魔法学校の“教科書”の映画化とあって、ファンが待ちわびていた新シリーズの一作目。登場する魔法生物たちもキュートでユニーク。癒やしもあり、あっと驚く魔法もあり、ちょっとしたラブストーリーもありで、心がウキウキしっぱなしの作品だ。癒やされたいときや「ハリポタは知らないけど、ファンタジーというジャンルに挑戦してみたい」という人におすすめの一本。ちなみに、同シリーズは全部で5部作になる予定なので、今後の作品もぜひチェックしてもらいたい。

ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅は面白い?どんな映画なの?
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、原作の著者J・K・ローリングが脚本から演出まで携わったかなり気合いが入った映画です。シリーズ全5作のうちの記念すべき第1作目ということで、ハリー・ポッターファンやJ・K・ローリングファンは期待に胸を躍らせました。
本作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」は、言わずもがなハリー・ポッターシリーズと同じ世界観です。ファンタジー映画好きはもちろんのこと、ハリー・ポッターファンなら絶対に見ないわけにはいかないですよね。
ちなみに、監督はハリー・ポッターシリーズ「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」から監督を務めたデヴィッド・イェーツがメガホンをとっています。
映像のタッチや雰囲気はハリー・ポッターシリーズそのものなので、ファンの期待を裏切ることはありません。世界観はそのままに、よりスケールの大きくなった魔法使い達のストーリーを楽しむことができるのです。
映画の舞台は、1926年のアメリカ・ニューヨークです。ハリー・ポッターが活躍していた時代の70年前の出来事を描いています。
主人公はニュート・スキャマンダー。魔法動物学者で人間よりも動物とのコミュニケーションが得意という変わり者です。実はこの人、ハリー・ポッターシリーズで登場した本「幻の動物とその生息地」の著者なのです。
ハリー・ポッターシリーズでは肖像画や魔法使いのカードなどでチラッと出てきましたね。ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書になっているほど素晴らしい本です。
ハリー達がその教科書を使って学んだことを思えば感慨深いものがありますし、主人公ニュートがどれだけ凄い人物かがわかりますね。
本編は、主人公ニュート・スキャマンダーがニューヨークに上陸するところからスタートします。その頃、ニューヨークでは突如現れた正体不明の黒い影により、建物や道路が破壊される不可解な事件が多発していました。
時を同じくして、魔法界で闇の魔法使いであるグリンデルバルドが、己の目的を遂行するために暗躍します。そのため、魔法界の人々は人間界での事件は闇の魔法使いグリンデルバルドのせいなのではと噂していました。
そんな不穏な空気漂うニューヨークに降り立ったニュートが、自身が持つトランクをきっかけにとんでもない事態に巻き込まれていく、というのが本作のおおまかなあらすじです。
ニュートが持っているトランクには、希少な魔法動物がたくさん詰め込まれています。そのトランクから、1匹の魔法動物が脱走してしまうのです。魔法動物が逃げ出してしまったことで、ノー・マジ(非魔法使い)や元闇祓いのティナとクイニー、闇の魔法使い軍団も絡む大変な事態に。
最終的には、人間界と魔法界が一触即発状態の危機にまで陥ります。ニュートとその仲間達が2つの世界をどのように救うのか、というのが本作最大の見どころです。
また、ハリー・ポッターシリーズにはなかった大人の恋愛模様も本作の魅力です。主人公ニュートとヒロインティナ、ティナの妹クイニーとジェイコブは結ばれるのかなど、ファンタジー要素だけではなく恋愛要素にも力を入れています。
ハリー・ポッターシリーズは子どもがメインだったので、初々しい恋愛がティーンに受けていましたね。本作は大人がメインなので、子どもだけではなく大人も楽しめる恋愛になっているといえるでしょう。
特に、印象的だったのがジェイコブです。彼は主人公ニュートと同じくらい本作での重要人物となっています。ギャグ、恋愛、友情どれを取っても彼がいなければ、成り立たなかったのではと思わせるほどすべての要素を担っているキャラクターです。
動画を見る際は、ニュートだけではなく彼にも注目して見てみましょう。なお、本編ラストには超驚きの展開が待ち受けており、かなり続編が気になる終わり方になっています。
最後まで目が離せない「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」。J・K・ローリングが描く新たなファンタジーをぜひ動画で視聴しましょう。
見どころは?ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅おすすめポイント
おすすめポイント1:魔法レベルが高い
この映画の見どころを語るうえで外せないのがずばり魔法でしょう。ハリー・ポッターシリーズでは、ハリー達がさまざまな魔法を唱えていました。本作でももちろん、主人公をはじめたくさんの魔法使いと魔女達が魔法を使っています。
むしろ、ハリー・ポッターシリーズと比べると使い過ぎといってもいいくらいです。なにしろ、本作は子どもの成長を描いたハリー・ポッターシリーズとは異なり、大人の物語なので魔法レベルが格段に高いのです。
鍵を開ける魔法や物を引き寄せる魔法といった簡単なものから、瞬間移動や記憶消去といった少々難易度の高い魔法まで使い放題です。もちろん、瞬間移動をして体がバラけるなんて失敗はありません。
本編終盤では、魔法使い同士の戦いで繰り広げられる魔法が迫力満点です。魔法描写の素晴らしい演出によりワクワクドキドキが止まりません。
なんといっても、魔法詠唱が必要ないところに興奮してしまいます。ハリー・ポッターシリーズではハリー達が魔法の名前を叫んで使用していましたが、本作は杖を振るだけで魔法が発動するのです。
レベルの高い魔法使いと魔女達の姿は、まさにかっこいいのひとことです。そんな彼らがバトルを繰り広げるのですから見応えは抜群でしょう。
おすすめポイント2:とにかく動物達が可愛い
本作は、ホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書「幻の動物とその生息地」を元に描かれています。そのため、教科書に登場する動物達がそれはもうわんさか登場します。
そして、その動物達がとにかく魅力的なのです。可愛い系からかっこいい系、個性的な性格をしたものなどバラエティに富んでいるため、見ていて飽きることがありません。
特に人気なのが、小さなカモノハシのような魔法動物ニフラーです。ニフラーは見た目がとっても可愛らしいのですが、実は光物収集という困った癖のある問題児です。
本編で銀行の金銀札束に囲まれてドヤ顔を見せたかと思えば、光物を片手にちゃっかりポーズを決め、人様の財布も持ち出すなどかなり性格に難があります。でも、可愛いからまったくイライラしません。むしろ、微笑ましく見ていられるのです。
他にも、主人公ニュートのポケットを住処にする魔法動物も登場します。その名もボウトラックル。彼女はニュートのことが大好きで、ニュートが元の住処へ戻そうとしても離れない乙女っぷりを発揮します。見ていて心がほっこりするシーンです。
「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」に出てくるこれらの動物達は、デフォルメではありません。
独創的でありながら、実際に現実世界に生息しているようなリアルな造形をしています。そんな生物たちがコミカルな動きをするのですから可愛くないわけがないのです。
おすすめポイント3:世界観がきっちり描かれている
本作の舞台である1920年は「狂騒の20年代」と呼ばれていた時代でした。当時のニューヨークは豊かな時代であったものの、すぐ横を見れば貧しい人達が肩を寄せ合い厳しい毎日を過ごしている格差社会です。
貧困に加え差別などもあった時代、それが「狂騒の20年代」なのです。本編ではその時代を反映した街並み、服装、思考などがとても繊細に描かれているのが特徴となっています。
特に印象的なのが、禁酒法が敷かれていた時代に隠れてお酒を提供している店から醸し出されるアウトローな雰囲気です。独特な妖しさを放つ隠れ酒屋に、レトロ感満載のニューヨークの街並みがマッチしていてもうたまりません。
その街並みを走るのはクラシックカーですから、当時の時代をこれでもかというほど忠実に再現しています。
魔法省で働く人達は黒のレザージャケットが一般的で、その堅苦しい雰囲気が世界観と見事に融合しています。面白いのが、当時はまだ飛行機すら飛んでいなかったという事実もしっかり再現されているところです。
本編で主人公がニューヨークに降り立つ際、船着き場で入国審査や税関があり、主人公もきっちりその審査を受けています。本作は1920年代を見事に描いた世界観がとても魅力的です。動画を見る際は、時代背景や登場人物達の服装にも注目してみるとより楽しめるでしょう。
ずばり!ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅を楽しめる人の特徴
ファンタジー映画が好きな人
ハリー・ポッターシリーズでもそうだったように、本作も王道ファンタジー要素が満載です。
夢のある世界観、見たこともない動物、魔法を使う人々、現実世界ではあり得ないトラブルなど、ファンタジー映画になくてはならない要素がこれでもかと詰まっています。ファンタジー映画が大好きなら思う存分楽しめる作品に仕上がっているといえるでしょう。
そして、その世界観を彩る華やかな映像美と、ストーリーに深みを持たせる伏線の数々がより観客の好奇心をそそるのです。
本作は、ノー・マジ(非魔法使い)が意外と活躍するところも見どころです。この要素はハリー・ポッターシリーズにはなかったものですね。舞台が魔法学校ではなくノー・マジが生活するニューヨークなので、魔法の世界にノー・マジも巻き込まれてしまうのです。
本編に登場するノー・マジのジェイコブが、ニュートと関わりを持つことでどのような活躍を見せてくれるのか思わずワクワクドキドキします。「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」でしか見られないファンタジーの世界を動画で堪能しましょう。
動物が好きな人
本作にはたくさんの動物が登場するので「ズートピア」や「ペット」といった可愛らしい動物が登場する映画が好きなら確実に楽しめる作品です。
特に注目したいのは、魔法動物の詳細な設定です。光物が大好きなニフラーはカモノハシに姿かたちが似ています。
そんなニフラーには、実は長い鼻で穴を掘り家具を壊す可能性があるので、屋内飼育は困難というユニークな設定があるのです。ニフラーが穴を掘って家具を壊すところを想像するだけで笑みがこぼれます。
ニュートが大好きなボウトラックルは、普段はおとなしいが危険が迫ると目玉をほじくるなど意外と残虐な攻撃をします。
他にも、脅されると姿を消すデミガイズや、動きが速すぎて魔法使いでさえ気付かないこともあるビリーウィグなど珍しい動物が多数登場。動画を見る際は魔法動物達の活躍にも注目してみましょう。
ちなみに、本編では主人公ニュートを演じるエディ・レッドメインが魔法動物の声を担当しています。エディ・レッドメインが撮影の合間に動物の声を想像して試しに出した音を監督が採用したのだそうです。
本編で流れる動物の声がエディ・レッドメインだと想像しながら見てみると、また違った面白さがあるかもしれません。
また、巨大なサイのような魔法動物エルンペントのシーンでは、ニュートの求愛ダンスが見られます。かなり面白いので必見です。
ハリー・ポッターシリーズが好きな人
本作には、ハリー・ポッターシリーズに出てきたキャラクター達も登場します。魔法省や酒場ではあの有名な屋敷しもべ妖精が働いていますし、犯罪社会の裏情報を知るのはゴブリンです。懐かしいキャラクター達の登場に、ファンなら思わず興奮してしまうことでしょう。
実は、本作で超人気となっている魔法動物ニフラーやボウトラックルは、小説版のハリー・ポッターシリーズに登場しています。原作ファンにとって嬉しいポイントですね。
劇中では聞きなれた呪文の数々を耳にすることもできます。ハリー・ポッターシリーズファンなら十二分に楽しめる映画といっていいでしょう。
ちなみに、ハリー・ポッターは魔法魔術学校でグリフィンドール寮でしたが、ニュートはハッフルパフ寮出身です。グリフィンドールといえば勇気や騎士道精神、決断力を尊ぶ寮でした。一方のハッフルパフ寮は、忠誠心や忍耐力、勤勉さを尊ぶ寮です。
ハリー・ポッターシリーズのストーリーは、ハリーとその仲間達の勇気や決断力によって悪を倒していくものでした。本作ではニュートが強敵に立ち向かうシーンよりも、持ち前の忠誠心と忍耐力を発揮し、さまざまな人達と出会い友情を育む場面がとても印象に残っています。
ラストのほっこりするシーンもハッフルパフ寮出身のニュートならではでしょうか。ハリー・ポッターシリーズとはまた違った魅力のあるニュートの物語を、この機会に動画で視聴しましょう。
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ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅のあらすじは?※ネタバレ注意
あらすじパート1※ネタバレ注意
1926年のアメリカ。この時代、魔法界と人間界は平和な関係を築けずに、魔法界の人間達は肩身の狭い思いをしていました。魔法使いはノー・マジの迫害から逃れるためひっそりと暮らしていたのです。
魔女狩りを思わせる暗い背景がまさしく1920年代という感じがしますね。
そんな状況に異論を唱えたのが、闇の魔法使いグリンデルバルドです。彼はノー・マジの陰に隠れながら生活する屈辱的な生き方に耐えられず、ノー・マジを根絶させるためにヨーロッパ各地で暗躍していました。
その頃、ニューヨークの街中では建物が半壊するなど謎の事件が多発し、メクーザ(アメリカ合衆国魔法議会)の捜査官グレイプスがそれを捜査する事態にまで発展していたのです。
そんな暗雲立ち込めるニューヨークにひとりの青年が降り立ちます。本作の主人公ニュート・スキャマンダーです。彼はひとつのトランクを手にしており、この中には世界中で保護した魔法動物達が魔法の空間にパンパンに詰め込まれていました。
当時のニューヨークは、魔法動物の持ち込みは禁止です。ニュートは手荷物検査で危うくバレそうになりますが、運良くやり過ごし何とかニューヨークの街中へ入ることに成功します。
そこで目にしたのが、新セーレム慈善協会の指導者メアリー・ルー・ベアボーンの演説でした。彼女は魔法使いの脅威と撲滅について熱心にスピーチをしており、その内容がニュートの耳に止まったのです。
ニュートが演説に足を止めると、その姿を見たメアリーがニュートに何かを話しかけます。ちょうどその時、ニュートはトランクの中からニフラーが逃げたことに気付くのです。
ニフラーは真っ直ぐ銀行へ向かいます。銀行に逃げるあたり光物好きのニフラーらしいですね。ニフラーを追って入った銀行では、ノー・マジのジェイコブ・コワルスキーが融資の申し込みに来ていました。
とりあえず、ジェイコブの隣に座って様子を窺うニュート。ニフラーが再び移動したため、慌ててそれを追うニュートは魔法動物オカミーの卵を椅子に置き忘れる失態をしてしまうのです。
ジェイコブはその卵をニュートに返そうとして、運悪くニフラーを目撃します。慌てたニュートはジェイコブに記憶消去魔法をかけようとしますが、ジェイコブは隙を突いてトランクでニュートを殴りその場を立ち去りました。
この時、なんとトランクが入れ替わってしまうのです。とんでもない事態なのに、この時点ではニュートはまったく気付いていません。
あらすじパート2※ネタバレ注意
ニュートとジェイコブの様子を目撃していたマクーザ所属の元闇祓いのティナは、魔法動物を逃がした犯人としてニュートを本部に連行します。
しかし、ジェイコブの物と入れ替わっていたトランクの中に入っていたのは、魔法動物ではなく大量のパンケーキ。少しでも手柄を立てて闇祓いに復帰するというティナの目論見はもろくも崩れ去ります。
トランクが入れ替わっていることに気付いたニュートは、魔法動物がこれ以上逃げ出したら大変なことになる、とティナと共にジェイコブの元へと急ぐのでした。
一方、スーツケースが入れ替わっていることなどこれっぽっちも知らないジェイコブは、予想通りトランクを開け4匹の魔法動物を逃がしてしまいます。
ニュートとティナがジェイコブの家にやって来たときにはすでに家は半壊し、マートラップに噛まれたジェイコブが怪我をする危険な状況に。ジェイコブの怪我の手当をするため、とりあえず一行はティナの自宅へと向かいます。
ティナの自宅には妹のクイニーがいました。ジェイコブはとんでもないトラブルに巻き込まれているというのに、クイニーにひとめ惚れして心ここにあらずな単細胞っぷりをこのシーンで見せつけます。
ニュートはというと、寝室に案内されたものの、魔法動物のことが気掛かりでジェイコブのようにくつろげないでいました。
ニュートはティナの監視をかいくぐり、ジェイコブとともに逃げ出した魔法動物の回収に向かうと、なんとか2匹の魔法動物の回収に成功します。
その後、ニュートは魔法動物をかくまっている自分のトランクの中へとジェイコブを招待しました。
魔法がかけられたトランクの中は、巨大な空間が広がりニュートの秘密基地である小屋があります。そこでさまざまな魔法動物を紹介するニュート。
その時、ジェイコブは黒いもやのような浮遊体を見つけるのです。
ニュートは、これはオブスキュラスと呼ばれるもので、魔法の力を捕食して生きる生命体なのだと説明します。さらに、子どもに憑りつき、憑りつかれた子どもは10歳まで生きられないのだといいました。
メクーザでは街中で起こる数々の不可解な事件の原因が、ニュートのトランクの中から逃げ出したオブスキュラスであると断定します。メクーザによって逮捕されてしまったニュートは、取り調べをするグレイブスに自分が持っていたオブスキュラスは無害だと主張します。
しかし、グレイブスは彼の言い分を却下しなんと死刑判決を言い渡すのです。
いきなり死ぬか生きるかの事態に追い込まれたニュート。共犯者とされ一緒に逮捕されたティナとどのようにしてこの危機的状況をくぐり抜けるのでしょうか。
続きが気になる人は、動画で「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」を視聴しましょう。
キャストは?ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅登場人物紹介
【ニュート・スキャマンダー役】エディ・レッドメイン(Eddie Redmayne)
本作の主人公で魔法動物学者。シャイな性格で人と話すのが苦手な分、動物と心を通わせるのが得意です。
【ポーペンティナ・ゴールドスタイン役】
キャサリン・ウォーターストーン(Katherine Waterston)
本作の美人ヒロインで元闇祓い。闇祓いに復帰するために奮闘しますが、ことごとく失敗に終わる運の無い女性です。
【クィーニー・ゴールドスタイン役】アリソン・スドル(Alison Sudol)
ティナの妹でこちらも美女。人の心を読めるという羨ましい能力の持ち主です。
【ジェイコブ・コワルスキー役】ダン・フォグラー(Dan Fogler)
パン屋開業のために銀行に融資を受けにいったところ、ニュートと出会いさまざまなトラブルに巻き込まれていく不憫な登場人物。魔法が使えないノー・マジの彼は、本作で最もユーモア溢れるキャラクターです。コミカルな彼の様子を動画で楽しみましょう。
脚本はあの人!ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅の作品情報
原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them
公開年:2016年
製作総指揮:ティム・ルイス、ニール・ブレア、リック・セナト
監督:デヴィッド・イェーツ
脚本:J・K・ローリング
映画ライター。兵庫県出身。サスペンス・スリラー作品記事をメインに執筆。趣味は海外映画のロケ地巡り。