映画『愛のコリーダ』の内容は?あらすじや感想を紹介!動画サイトで無料で見る

邦画

昭和初期、愛と憎悪の果てに起きてしまった阿部定事件は日本中を震撼させました。「愛のコリーダ」は、この痛ましい事件を題材に作成された問題作です。制作年から数十年が経過した今でも人気がある映画「愛のコリーダ」とはどのような映画なのでしょうか。感想と動画配信サイトで見る方法を紹介します。

 icon-film 愛のコリーダはU-nextとAmazonで配信中!

サービス 配信
Hulu ×
U-NEXT
Netflix ×
ビデオマーケット ×
フジテレビオンデマンド ×
dTV ×
dアニメ ×
auビデオパス ×
Amazonプライムビデオ 〇(レンタル)
Paravi ×

↓↓U-NEXTで31日間無料トライアル中!↓↓

愛のコリーダをU-NEXTで見てみる

愛のコリーダはどんな映画?裁判にかけられたって本当?

愛のコリーダは、1976年に日本とフランスの合作映画として発表されました。発表前より「日本初のハードコア・ポルノ」とも言われ、映写時間の7割が男女の性愛シーンであることから、問題作として話題を呼びます。コリーダとはスペイン語で闘牛を意味するもので、タイトルからもその激しさがうかがえますね。この映画の題材は昭和11年に起きた「阿部定事件」。性交中に愛人の男性の首を圧迫して殺害した後、局部を切り取り逃走するという凄惨なものでした。しかし、この事件がこれほどまでに注目されたのは、事件の概要以上に根底にある男女の熱情が想像を絶するほど激しいものだったためです。

物語は、東京の鰻料理屋で店主を務める吉蔵と、そこで女中として働くを中心に展開します。妖艶な魅力を持つ定に、妻を持つ身である吉蔵は引かれ、2人はいつしか不倫関係に陥ってしまいました。思いの果てに駆け落ちした後は、待合を転々とする日々を送り、連日情事を繰り返します。性交中、定は常にナイフを手にし、吉蔵の望むがまま首を絞めて窒息プレイを楽しんでいました。しかし、その行為は徐々にエスカレートしてある夕方、吉蔵は体調を崩します。その後も首を絞めることを望んだ吉蔵は、定の手によって命を絶ってしまいました。3日後に警察によって逮捕された定は、自らの手で切断した吉蔵の性器を紙に包んで持ち歩いていたといいます。

センセーショナルなこの事件は、映画の題材としては非常に魅力的であり、話題性も十分でした。しかし、出演者の裸や性行為など過激な描写が目立つほか、性器を含むすべてが無修正であったため、さまざまな問題に直面することになります。中でも、脚本などを掲載して発行された同題名の書籍がわいせつ文書図画に当たるとして起訴されたことは「愛のコリーダ事件裁判」として注目されました。無罪判決とはなったものの、この作品が大衆にとってどれだけ衝撃的なものだったのかを物語っています。これが現在であれば上映に至らなった可能性は限りなく高く、そういった観点からも希少性が高い映画といえるでしょう。

日本では描写に問題があるとされ、2000年に大幅な修正が施された後「完全ノーカット版」として上映されました。また、監督であった大島渚が2013年1月に故人となったことから追悼上映が行われ、再度注目を集めたという経緯もあります。しかし、実際にこの映画を見た人々の心に残るのは、問題とされている過激な描写だけではありません。むしろそれ以上に「この2人ほど人を愛したことがあるだろうか?」「これほどまでに自分の欲望に素直になれるだろうか?」という自身への問いかけが残ります。一見、性的欲望を掻き立てることが目的のポルノのようにも見えるこの作品は、世間からの弾圧にさらされる一方、人々に純愛と性愛について考えるきっかけを与えました。

吉蔵を演じた藤竜也、定を演じた松田映子の体を張った鬼気迫る演技はもちろん、そのほかのキャストによる演技も秀逸です。フランスとの合作ということもあり、ポルノ作品というよりもロマンス映画の甘美な魅力が強く、芸術性さえ感じるでしょう。この作品は、今後の上映が予定されていません。作品の特徴から見て、地上波で放送される可能性も低いでしょう。そのため、鑑賞には動画配信サービスがおすすめです。1人でゆっくりと見られる動画配信サービスは、このような映画鑑賞にはぴったりかもしれませんね。

愛のコリーダのみどころは?おすすめポイントを3つ紹介

愛のコリーダは、実際に起きた事件が題材になっていることから、再現VTRのようなイメージを持っている人も少なくありません。しかし、実際には吉蔵と定の怪演や美しい音楽と映像など、みどころがたくさんつまった作品に仕上がっています。再現VTRやノンフィクションとは異なり、映画ならではの臨場感あふれる描写は見る者を釘付けにするでしょう。鑑賞にあたっては、おすすめポイントを事前に把握しておくとより作品を楽しむことができます。ここでは、愛のコリーダを楽しむために確認しておきたいみどころポイントを3つ紹介します。

おすすめポイント1:正直かつ大胆な性愛の描写

これをなくして愛のコリーダは語れないというほど、性愛の描写はこの作品の大きなテーマです。数ある男女の愛をテーマとした作品の中でも、ひときわ大きな存在感を放つ理由は、幾度となく繰り広げられる性愛のシーンだけではありません。ときは戦争の影が色濃く落ちる昭和11年。現在のような個人主義的思想は許されず「お国のため」に生きることを余儀なくされていた時代です。そんな中、吉蔵と定は個人としての愛を貫きました。

仄暗い時代背景において、2人の愛の色は艶のある赤であり、そのコントラストが性描写をより印象的なものにしています。畳みかけるような狂気と音楽や映像の美しさの対比も鮮やかで、ひとつひとつのシーンが実に鮮明に描かれているところもポイントです。美しささえ感じさせる性描写は、制作陣のアーティスティックな感性がなせる業といえるでしょう。

おすすめポイント2:幻となったオリジナル作品の希少性

愛のコリーダは、シカゴ国際映画祭審査員特別賞や英国映画協会サザーランド賞も受賞しており、海外から高い評価を得た作品です。しかし、過激な描写が理由で、日本では今もオリジナルの作品を上映することができません。1976年に上映された愛のコリーダは、ボカシを多用した修正版であり、そのことがあらぬ憶測を呼んだり、この作品の芸術性が観衆に伝わらなかったりする理由ともなっていました。

フランスでは80年代半ばまでオリジナル作品が映画館で上映されていたといわれますが、現在は映画館での鑑賞は難しいでしょう。愛のコリーダのオリジナルはまさに幻の作品となってしまったのです。 もちろん、映画館でオリジナル作品を見られないことは残念ですが、それだけ希少性の高い作品であることもまた事実でしょう。いつの日か映画館でオリジナル作品が見られることを期待しつつ、動画で作品を見ることもまた、ひとつの楽しみ方です。

おすすめポイント3:吉蔵が振りまく男の色気

実際の阿部定事件では、定の色気に注目が集まりました。少女時代から数多くの男性を虜にしてきたともいわれる定の色気には、多くの女性たちが羨望と嫉妬のまなざしを向けたのです。作品中でも定の色気を松田映子が余すことなく演じています。その一方で、藤竜也演じる吉蔵も思わず見入ってしまうほどの色気を振りまいているのです。低く落ち着いた声と思いやりあふれる優しい話し口調は、不貞の恋でありながら本物の愛を感じさせます。

色恋に溺れているだけのように見える定にどんどん感情移入していってしまうのは、吉蔵の色気によるものかもしれません。初めは中肉中背だった吉蔵が、定との情事に寝食を忘れて没頭し、どんどん痩せ細っていく様子も見事に演じています。「これでは定が本気になってしまう気持ちもわかる」と共感できる人も多いでしょう。

自分は楽しめる?愛のコリーダはこんな人におすすめ

愛のコリーダは、その特徴からかなり刺激的な映画という位置づけです。そのため、好みがはっきりと分かれるともいわれています。性描写の多さに嫌悪感を覚える人がいることも事実です。しかし、一方で「これほどまでに感動した映画はなかった」という感想を持つ人もいます。愛のコリーダが楽しめるのはどのような人なのでしょうか。

恋愛映画に物足りなさを感じている人

世の中には数えきれないほどの恋愛映画があります。学園ものや仕事を通しての恋愛など、対象とする層は幅広く、多くの人が一度は恋愛映画を見た経験があるでしょう。けれど、なぜか満足できない、物足りないという人は、愛のコリーダを見ればその欲求が満たせるかもしれません。愛のコリーダで描かれている情愛は、淡い恋心とかお試し恋愛というものではなく、手に負えないほどのコントロールできない感情です。それは最終的に、愛する人の死と自らの逃亡と逮捕という形で幕を閉じることになります。

いわゆるハッピーエンドでもなければ、お互いに前を向いて歩いていこうというポジティブなスタートでもありません。悲しい結末ではありますが、これほどまでに劇的な終わり方は見る側にある種の充足感さえ感じさせてくれます。そこには物足りなさなどはありません。むしろ刺激的な描写によってかなりの満足感を得られるでしょう。

日常生活に刺激がほしい人

平凡な日常生活に刺激がほしいという人は少なくありません。しかし、その欲求を現実世界で満たすとなれば、相応のリスクを背負うことにもなります。危険を冒してまで刺激を得るよりも、動画でその欲求を満たしたほうがいいのは言うまでもありません。この作品の監督である大島渚は生前、海外資本での映画製作を行う理由として「日本には刺激がないから」と述べています。

日本では上映が難しいほどの刺激を作り出すためには、外国との合作という方法をとることが有効な手段だったのでしょう。愛のコリーダも例外ではなく、その刺激の強さゆえに日本での上映が問題となった作品でした。冒頭から繰り広げられる特異な描写は、非日常的な刺激を見る者に与えてくれます。その刺激が一瞬ではなく、映画の最後まで続くのです。

初めは見ることを躊躇してしまうほどの刺激でも、見ていくうちに感覚が慣れてくるので、物語の内容もしっかりと頭に入ってきます。最終的には主人公の2人に感情移入してしまい、ひとつの恋愛の形として認識してしまうでしょう。まさに、日常生活に刺激がほしい人に最適な作品です。

大島渚作品が好きな人

愛のコリーダで監督を務めた大島渚は、この作品以外にもたくさんの問題作を手掛けています。もともと、愛のコリーダが日本とフランスの合作となったのは、検閲を避けるためでした。同様の方法で1978年には「愛の亡霊」を、1983年にはビートたけし坂本龍一をキャストとして抜擢した「戦場のメリークリスマス」を発表しています。社会性や政治性に強く問いかける作風で、権力に対峙するイメージが強いのが特徴です。批判もある中、その作風を貫く姿勢に多くの人の共感を呼びました。

大島渚の作品は、これまでに起きた社会的な事件や出来事を劇的に描いているため、社会情勢や歴史が好きな人にとっては興味深いものが多いでしょう。愛のコリーダもまた、昭和初期の時代背景や、そこに生きる人々の強さと切なさを感じ取れる作品であり、現代の作品とは異なる魅力を放っています。大島渚作品が好きな人は必見の作品といえるでしょう。

愛のコリーダをお得に見たい!動画配信サービスなら無料で見られる!

配信している有料動画サービス比較

サービス 配信
Hulu ×
U-NEXT
Netflix ×
ビデオマーケット ×
フジテレビオンデマンド ×
dTV ×
dアニメ ×
auビデオパス ×
Amazonプライムビデオ
Paravi ×

愛のコリーダを配信している動画配信サービスは2つです。おすすめはU-NEXTで、31日間は無料で見ることができます。愛のコリーダを無料で見たいのなら、31日間の無料期間に視聴しましょう。

↓↓U-NEXTで31日間無料トライアル中!↓↓

愛のコリーダをU-NEXTで見てみる

愛のコリーダのあらすじは?どんな結末を迎える⁉※ネタバレ注意

愛のコリーダは、複雑なストーリー展開ではありません。そのあらすじはシンプルで、純愛そのものといってもいいでしょう。ネタバレを含みますので、動画を楽しみにしている人はご注意ください。

舞台は昭和11年、東京中野。定は料亭「吉田屋」で住み込みとして働いていました。ある夜明け前、店の主人である吉蔵の部屋を見に行こうという女中仲間の誘いに乗り覗いたところ、室内では吉蔵と妻であるトクが夫婦の営みに耽っています。その様子を見て、定は何とも言えない欲求を自分の中に覚えるのでした。次第に息は荒くなり、目を離すことができません。定には人知れぬ過去がありました。

15歳のときに大学生に犯されて以来、性に開放的になり、18歳で芸者に出されてからは、娼妓や妾などで食いつないできていたのです。定には商業高校校長のパトロンがいて、真面目に働くことと引き換えに小料理屋を出すという約束を交わしていました。そのための修行として働きに来ていたのが吉田屋だったのです。

ある時、女中の頭から自分の過去を侮辱され、激高した定が危うく暴行に出るところを、吉蔵が仲介に入り事なきを得ました。その出来事から、定と吉蔵は強く引かれ合うようになります。吉蔵には自らが不貞を犯しているという意識はあったものの、トクの目を盗んで情事に溺れるようになりました。しかし、トクも黙ってはいません。2人の関係に気づき、定の目の前で吉蔵とのセックスを見せつけるという反撃に出ます。そのとき定は、トクに対する強い嫉妬を覚えました。「駆け落ちしよう」という2人の思いはついに実行に移されます。2人で吉田屋を出て待合をとり、芸者たちに囲まれて結婚式を挙げました。

一瞬の幸せをむさぼるように2人は寄り添い、離れることはありません。しかし、やがてお金が尽き、定はパトロンである校長先生の元へと向かいます。校長先生に抱かれた自らへの嫌悪感からか、定は自分をひっぱたくよう強要しました。吉蔵のもとへ戻り、そのことを告げると、なぜか吉蔵も自らをひっぱたくよう定へ要求します。

定は愛する吉蔵に言われるがまま、叩きながら情事を重ねることが習慣となりました。やがて定の独占欲はエスカレートしていき、刃物を吉蔵の性器に向けるようになります。残務処理のため吉蔵が吉田屋に戻る日、定はトクとの関係を危惧していました。なんとかトクを抱かないよう説得しますが、吉蔵は定の要求に従うことはありません。

定のもとへ戻った吉蔵を待っていたのは、これまでよりもさらにハードな拘束でした。「別れるのなら殺す」と包丁を振りかざして吉蔵に襲いかかった定に、もう自分をコントロールする力はありません。このときから、定は情事の最中に吉蔵の首を絞めるようになります。

一瞬の快楽に吉蔵も喜ぶものの、あるとき強い絞め付けによって顔がうっ血してしまいます。薬を飲ませ処置を施したものの事態は好転せず、吉田屋に戻って養生しようする吉蔵を、定は送り出せずにいました。そして、自らの手により吉蔵を殺す決意をします。情事に疲れ果て、意識も朦朧としている吉蔵の首に紐を巻き付け、力を込める定。それは、定の「吉蔵を自分だけのものにしたい」という執念と殺意が重なった瞬間でした。

定は包丁で抜け殻となった吉蔵の性器を切り取ります。鮮やかな手つきで切り取った性器を、定は愛おしそうに紙に包み、身に忍ばせました。情事の限りを尽くし、自らの執念によって命を落とした吉蔵を幸せそうに眺め、定は逃走します。しかし、定の足取りはすぐに確認され、逃走劇はそう長くは続かず終焉を迎えます。拘束された定の心に後悔の色はなく、自らの執念に区切りをつけたかのように晴れやかでした。

気になる愛のコリーダの登場人物、演じているキャストは誰?

【吉蔵役】藤竜也

鰻料理屋「吉田屋」の店主。トクを妻に持ち、夫婦で店を切り盛りしてきたが、女中として働きにきた定に思いを寄せるようになる。

【定役】松田映子

「吉田屋」で女中として働く。その前は、娼妓や妾など、さまざまな水商売で生計を立てていた。次第に店主である吉蔵の優しさに引かれるようになり、妻を持つ吉蔵と駆け落ちしてしまう。

【トク(吉蔵の妻)役】中島葵

「吉田屋」のおかみであり、吉蔵の妻。吉蔵に情事を重ねる定に強い憎悪の念を抱き、夫婦の営みを定に見せつける。

【大宮先生役】九重京司

名古屋で商業高校の校長をしている定のパトロン。定に小料理屋を出すことを約束し、修行のため吉田屋で働くことを提案する。吉蔵と定の駆け落ちでは、資金の工面もした。

愛のコリーダには、主となるキャスト以外にも魅力的な登場人物が数多く出演します。昭和ならではの艶のある演技は動画でチェックしましょう。

愛のコリーダの作品情報

原題:L’empire Des Sens

公開年:1976年、2000年
製作:若松孝二
アナトール・ドーマン
監督:大島渚
脚本:大島渚
音楽:三木稔
編集:浦岡敬一

SONYのBluetooth対応イヤホンで動画を見よう

SONY 完全ワイヤレスイヤホン

WF-SP900 : Bluetooth対応 左右分離型 防滴 防塵 4GBメモリ内蔵
¥21,099

Amazon