映画『愛の渦』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

邦画

「乱交パーティー」という過激なテーマを通して、人間の性欲を浮き彫りにした衝撃作が「愛の渦」です。上映時間の大半で、登場人物が服を着ていないことも話題になりました。この記事では、映画「愛の渦」の見所を紹介します。

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乱交パーティーに集まった8人!「愛の渦」ってどんな映画?

劇団ポツドール主宰の三浦大輔が、岸田國士戯曲賞を受賞した自作を映画化した作品が「愛の渦」です。本作は、乱交パーティーに集まった男女8人が一夜で経験する出来事を描いています。登場人物の名前は明かされていません。

会話の流れで職業が判明する人物もいるものの、深くプライベートには踏み込まないまま物語は進行していきます。なぜなら、彼らの目的はセックスでしかないからです。全員が見ず知らずの相手と体を重ね、翌朝になったらさっぱり別れていきます。愛情も思いやりも介在しない純粋な性欲を見せつけられて、動画視聴者は人間の動物としての本能に思いを馳せずにはいられません。

本作は冒頭とラストシーンを除き、登場人物は全裸にバスタオルをまとっただけの姿で出てきます。そして劇中、セックスは3回行われます。最初は恥ずかしがってモジモジしていた男女が、1度目のセックスを終えた途端に打ち解け始めるのがなんとも滑稽です。

そして、相手を選り好みしたり、容姿の悪い参加者を阻害しようとしたりします。欲望に突き動かされた男女が醜く本性をさらけ出すまでの過程はなんともスリリングです。ときには空回ってしまう登場人物を笑いながらも、下半身の衝動に抗えない姿には哀愁も感じてしまいます。

俳優陣の演技も、本作の重厚さに貢献しています。特に、物静かで内気なのに性欲が強い「女子大生」を演じた門脇麦は、大胆なヌードすらも披露しました。会話もそこそこのまま、男性にのしかかってくるシーンでは一瞬で表情が変わる熱演です。また、グラビアアイドル出身の三津谷葉子は、男性陣に人気の「OL」を演じて新境地を開拓しました。そのほか、滝藤賢一新井浩文といった名優たちが安定した演技を見せています。

しかし、なんといっても主人公にあたる「ニート」役、池松壮亮の名演は見逃せません。なけなしのお金を下ろして乱交パーティーに参加した彼は、「女子大生」と体を重ねます。そして、時間が経つにつれて彼は「女子大生」への思いを募らせていくのでした。性欲と愛の狭間で揺れ動くニートを、池松は繊細な表情と台詞回しで表現しています。

「愛の渦」は2014年に公開され、ミニシアターを中心にヒットを飛ばしました。そして、池松壮亮と門脇麦の演技はメディアから絶賛され、数々の賞を獲得しています。最初はエッチな興味で本作を見始めた人も、途中から奥行きのある人間ドラマにのめりこんでいくでしょう。そして、意外にもラブストーリーに変わっていく展開から目が離せなくなります。動画で何度も見返したくなる傑作です。

そして、パーティーを通して、ふだん押し殺している人間の本質も看破されていきます。たとえば、「保育士」はいつも園児に明るく楽しい笑顔を振りまいている女性です。しかし、パーティーでは自分がハンサムな園児を見ながら欲情していると告白します。彼女の話をきっかけに、登場人物の告白大会が始まるのは、本作のハイライトでしょう。

真面目そうな「サラリーマン」も、根暗な「女子大生」も、全員が心に性的衝動を抱えながら暮らしているのです。過激な内容に眉をひそめる視聴者もいるかもしれません。それでも、常識や社会的立場を取り払ったとき、彼らの言葉は正直な気持ちといえるのではないでしょうか。「愛の渦」は登場人物の匿名性が高いからこそ、視聴者が自分を重ね合わせられる作品になっています。どんな良識人でも、彼らを全面的に否定はできないでしょう。

これは愛なのか?性欲なのか?映画「愛の渦」の魅力3

本音が爆発!性欲をさらけ出す過激な男女

映画「愛の渦」は乱交パーティーという特殊な舞台で繰り広げられる物語です。登場人物はお互いの名前も住所も知りません。ただ、一夜をともにして二度と会わない関係です。そのため、日常では絶対にできない言動が次から次へと飛び交っていきます。

たとえば、「女子大生」はいつも、友達の輪の中で目立たない存在だと告白するシーンがありました。そして、彼女は友達に対して隠していた怒りをパーティー会場でぶちまけます。彼女は、女友達が男性の前でいい子ぶっているのが許せなかったのです。誰もが性欲を抱えているにもかかわらず、どうして何もわからないような振りをしているのか、「女子大生」には理解できません。

とはいえ、そんなことを直接本人達にぶつけるなどできず、「女子大生」はたまっていたストレスをパーティーで発散します。彼女の台詞は動画を見る人の心にも響くでしょう。多くの人が、気になる相手の前では格好をつけようとします。そして、美辞麗句を使って相手の心をつかもうとするでしょう。「愛の渦」はそうした人間の虚飾を暴き出します。あまりにも露骨な本音の数々はショッキングながら、同時に爽快感も覚えるはずです。

誰が仲間外れ?パートナーを選ぶための心理戦

映画「愛の渦」では1度目のセックスを終えた後、登場人物たちはどんどん大胆になっていきます。初めはパートナーを誘うことすらはにかんでいたのに、人目も気にせず淫らな行いを求め続けます。そうなると、今度は彼らに「仲間外れ」の恐怖が襲いかかってきました。一夜のうち、セックスは繰り返し行われます。そのたび、パートナーを変えることも可能です。しかし、参加者の顔ぶれを見渡す余裕ができてしまったために、お互い選り好みが始まるのです。

男性陣からすると、「常連」の相手だけはしたくありません。見るからにすれた気配を漂わせ、ほぼ毎晩パーティーに参加している彼女はいわゆる「ハズレ」です。そして、女性もついさっきまで童貞だった「工員」を敬遠したがります。その結果、「常連」に「工員」を押しつけ、他の面々だけで楽しもうというゲスな作戦が実行されます。心理サスペンスとして「愛の渦」を見ると、人間の醜さを実感することができるでしょう。

性欲と愛が入りまじった感情にモヤモヤ!

本作では「ニート」と「女子大生」の関係が中心に描かれていきます。最初のセックスで、出遅れた2人は余り者同士として体を重ねました。ところが、あまりにも乱れた「女子大生」の姿を「ニート」は忘れられなくなっていきます。そして、ほかの参加者が「女子大生」にアプローチしようとしたとき、強い嫉妬心を覚えます。ただし、「ニート」は自分の気持ちが性欲なのか、愛なのか判別がつきません。そのため、はっきりと女子大生に思いを告げられないまま時間が過ぎていきます。

こうした2人の微妙な距離感をかき乱すのが、後半に登場する「カップル」です。「カップル」はどう見ても愛し合っている恋人同士です。そして、新たな刺激を求めて乱交パーティーに参加したのでした。「カップル」の女は「ニート」と、男は「女子大生」と行為に及ぶ流れになります。

「ニート」と「女子大生」はそれぞれ心が揺れますが、どうしようもないまま寝室へと向かいます。モヤモヤさせられる2人の関係を通して、視聴者は性欲と愛は同じなのかという謎について悩まずにはいられません。

エッチな映画は好きですか?「愛の渦」はこんな人に見てほしい!

性について深く学びたい人

人間が生きている以上、生理的欲求はつきまといます。そして、多くの人が性欲に翻弄されながら暮らしているでしょう。本当に好きな相手がいるにもかかわらず別の相手を求めてしまうことも珍しくありません。あるいは、「ニート」のように大切なお金を風俗や出会い系サイトに使ってしまって後悔する人もいます。失敗した後は「もう二度とこんなことはしない」と誓っているのに、時間が経てば再び性欲は襲ってきます。「愛の渦」の動画は、性欲の本質を知りたい人におすすめの内容です。

本作の男女は非常に利己的で、なかなか共感しにくいかもしれません。しかし、物語が進んでいくにつれて、特殊な状況だからこそわかりやすく人間の本音がもれだしている構造に気づくはずです。真面目な社会人にも、生活が苦しいニートにも等しく性欲はあります。視聴者は彼らの行動に自分を重ねつつ、性欲に悩んでいるのは自分だけではないのだと安心するでしょう。

危ない場所をのぞいてみたい人

いつもの生活では、滅多に見られない場所を見てみたいなら「愛の渦」は心から楽しめる映画です。本作が舞台にしている乱交パーティーとは「裏風俗」と呼ばれる業態の一種です。風営法の隙間を縫いながら、パーティーは目立たないように運営されています。そのため、よほどアンテナを張っておかないと会場も日時もつかめません。

また、料金も決して安くはないので、気軽に通うのも難しいでしょう。また、裏風俗には危険もいっぱいです。異常者や性病持ちが来る危険もありますし、プレイがエスカレートすれば命すら脅かされます。正直、興味はあっても参加にはためらってしまうケースが大半でしょう。

だからこそ、「愛の渦」は危ない場所のレポートとして興味深い内容です。裸の男女が一室で引き合わされ、交渉が成立すればベッドルームに向かうまでの過程はなんだか事務的で、コミカルですらあります。また、避妊やシャワーについての描写も挿入されており、リアリティは十分です。さらに、パーティーが終了して気だるげにしている参加者たちの表情にも生々しさがあります。エッチな映画がとりたてて好きなわけではなくても、非日常を味わいたいなら本作はぴったりです。

かっこいい中年男性に惹かれる人

ヌードも辞さない女優陣に目を引かれがちですが、「愛の渦」は男性陣の魅力が際立っている映画です。特に、さまざまなタイプの中年俳優が画面を引き締め、スリリングなムードを高めています。かっこいい中年男性が好きな女性視聴者には、目の保養になるでしょう。まず、バイプレーヤーとして映画やドラマに欠かせない存在となった滝藤賢一は「サラリーマン」を演じました。生真面目で神経質な態度が、だんだんふてぶてしくなっていく演技に注目です。

次に、「フリーター」を演じた新井浩文は、不良っぽいオーラ全開で登場します。「ニート」や「サラリーマン」にとっては、本来なら絶対に関わらないような人種であり、シチュエーションの奇妙さを引き立ててくれるキャラクターです。そして、「店長」は田中哲司がクールな芝居で演じました。

淡々とした語り口の中にも裏社会の人間らしい厳しさがあり、出番はわずかながらもキャラクターに深みを与えています。また、「店員」役の窪塚洋介あえて抑えた演技に惹かれる女性も多いでしょう。ただし、一瞬だけ「店員」が暴力的になるシーンのギラつきは、個性派である窪塚の真骨頂です。

「愛の渦」は無料で見られる?動画配信サイトのまとめ

配信している有料動画サービス比較

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※ネタバレ注意!本音しかない映画「愛の渦」あらすじ

以下の内容は、動画配信中の映画「愛の渦」ネタバレを含むあらすじです。

都会の一室に集まる8人の男女

ある冬の夜。地味なルックスの「女子大生」が乱交パーティーの「店長」と対面しています。彼女はパーティーに参加したいものの、勇気が出ません。店長は冷たく「これは風俗だよ」と突き放します。しかし、「女子大生」は店長の言葉でハッパをかけられ、参加を決断するのでした。同じ頃、「ニート」がATMでなけなしの預金を引き出していました。彼は親が仕送りしてくれたお金で、ネットで見つけた乱交パーティーに参加します。

暗い建物の一室がパーティーの会場でした。そこには、バスタオルをまとっただけの男女8人が集められています。女性たちは椅子に座っていますが、男性陣は話しかける勇気が出ずに部屋の隅で正座をしたまま動けません。女性たちは男性陣を気にしつつも日常会話を続けています。しかし、「フリーター」が「OL」に話しかけたのを皮切りに、参加者は次々とパートナーを見つけていきます。

交渉が成立した男女は下の部屋へと移動し、セックスをする流れになっていました。パーティーは朝まで続き、時間内なら何人と何回関係しようが自由です。出遅れた「ニート」と「女子大生」、太った「工員」と派手な女性である「常連」が無言のまま部屋に取り残されました。

参加者の本性が露になっていく

「ニート」と「女子大生」の間に気まずい時間が流れます。声をなかなかかけられない「ニート」に、「女子大生」はいきなりキスをして押し倒そうとしてきました。「女子大生」は性欲を必死で抑えていたのです。2人は下の部屋に行き、セックスをすることになりました。自動的に、「工員」は「常連」とペアになります。

ベッドでの「女子大生」の乱れぶりは、参加者全員が注目してしまうほどでした。しかし、全員が最初のセックスを終えた後、またも普通の世間話が続きます。そこで、「保育士」がついに口火を切りました。彼女は勤務先の園児に欲情していると告白したのです。それから、参加者全員によるエッチな話の暴露大会が始まりました。大人しい「ニート」や「女子大生」すら楽しく会話に加わります。ほどなくして2回目のセックスを全員同時に始め、再び「ニート」は「女子大生」の相手をしました。

遅れてきた参加者登場

2回目のセックスが終わった後、もはや参加者は恥も外聞もなく乱痴気騒ぎを繰り広げます。その最中、「フリーター」と「サラリーマン」は「OL」の体について陰口を囁きあいました。一方、「OL」は「工員」とペアになるのを恐れて「ニート」に誘いをかけます。しかし、「ニート」は「女子大生」が本気で好きになりかけていました。

そこで、遅れてきた参加者が案内されてきます。ヤンキーっぽい男と肥満体の彼女が、スワッピング目的でやって来たのでした。男は「女子大生」とペアを組み、女は「ニート」とセックスをすることになります。「ニート」は戸惑いながらも、拒絶できません。そして、4人は下の部屋に行きました。ところが、「ニート」と女が行為をしているとき、急に邪魔が入りました。

なんと、嫉妬に狂った男がスワッピングに耐えられなくなったのです。カップルはお互いの愛を確認し、そのまま帰っていきました。残された参加者はカップルを笑い、そして3回目のセックスが始まります。「ニート」と「女子大生」は今度もペアとなり、激しく愛し合うのでした。

あの若手女優のブレイク作!「愛の渦」の登場人物・キャスト

以下、動画配信中の映画「愛の渦」の登場人物、キャストです。

【ニート役】池松荘亮

なけなしのお金で乱交パーティーに参加した青年。演じる池松荘亮は数多くの映画で存在感を放つ若手俳優です。

【女子大生役】門脇麦

地味で物静かなパーティー参加者。門脇麦は本作出演後、映画のオファーが殺到しました。

【サラリーマン役】滝藤賢一

妻子がありながらパーティーに参加した男性。滝藤賢一は映画やドラマで活躍する名バイプレーヤーです。

【フリーター役】新井浩文

遊び人風のパーティー参加者。アウトサイダー役を得意とする新井浩文が演じました。

【店長役】田中哲司

パーティー会場の店長。ベテランの田中哲司がクールに演じています。

原作者自ら監督!映画「愛の渦」作品情報

以下、動画配信中の映画「愛の渦」作品情報です。

原作:ポツドール「愛の渦」

公開年:2014

製作:岡田真、木村俊樹

監督:三浦大輔

脚本:三浦大輔