映画『ラマン』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

邦画

高校生の女の子が3人の男性と愛人契約を結ぶという、突拍子もないストーリーが展開する『ラマン』は話題を呼んだ作品です。『ラマン』は動画配信サイトで配信されていますので、自宅で簡単に見られます。ただ、無料で見たいと考える人も多いでしょう。そこで、『ラマン』を無料で配信している動画配信サイトを調べてみました。映画のあらすじや見どころも交えて紹介します。

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ラマンはどんな映画なの?

映画『ラマン』は、何事にも無気力だったチカコのもとに舞い込んだ、誰にもいえない秘密の男女関係が描かれています。17歳の誕生日に、自分の若さが永遠でないことに気付いたチカコは、背中に天使の羽のタトゥーを入れました。

そして、素性を知らない3人の中年男性と愛人契約を結びます。名前も知らない男たちは、チカコを華子と名付けました。そして、チカコは男たちを、それぞれA、B、Cと呼ぶのです。全てのことに無関心だったチカコでしたが、放課後にひとときだけの関係を結ぶ男たちに、いつしか別の感情を抱くようになります。

それは、父親のようであり、恋人のようでもありました。しかし、ある日、チカコが事件に巻き込まれ、Cもナイフで刺されて入院してしまいます。これまで3人と過ごすことが当たり前だったチカコの状況が変わろうとしているのでした。そして、愛人契約の1年が終わりをむかえようとします。『ラマン』を見ていると、女子高生が中年男の愛人になることをモラルに反すると感じる人もいるでしょう。援助交際が横行し、パパ活なども流行しているというニュースなどから、若い世代の貞操観念に疑問を抱く人もみられます。

しかしながら、本作で描かれている主人公は、単にセックスがしたいという理由で、男たちと愛人契約を結んだわけではありませんでした。彼らとの愛人契約を結ぶことで、自分が生きているという実感を得たかったのでしょう。それが分かるのか、男たちもまた、彼女に愛人の報酬を渡すことはありません。それどころか、父親のようにチカコの勉強を見てくれるシーンも登場するのです。これまで、学校や家庭で自分の居場所を見つけられなかったチカコが、自分の居場所だと感じたのが愛人たちの洋館でした。

女子高生を愛人にしている中年の男性と聞くと、いやらしい目つきをし、ギラギラと獲物を狙っている人物を思い浮かべる人も多いでしょう。しかし、『ラマン』に登場する愛人たちは、チカコを抱くいやらしいシーンはあっても、全体的にスマートな印象を与えます。エロティックで不純な関係を築きながらも、男たちには血の通った暖かさが感じられるのです。ラストシーンでは、大人へと成長するチカコの姿に胸が締め付けられる人も多いでしょう。エロスを前面に押し出しながらも、作品の奥底にあるのは、ヒューマンドラマなのです。

本作でメガホンをとったのは、『ヴァイブレータ』で世間にその名を知らしめた廣木隆一です。エロスを得意とする廣木隆一が、やまだないとの同名小説を映画化したことでも話題を呼びました。また、主人公の少女を演じるのは、『さくや妖怪伝』で高い評価を得た安藤希です。さらに、主人公と愛人関係を結ぶ3人の男には、田口トモロヲ、村上淳、大杉漣の個性豊かな俳優陣がキャスティングされました。俳優陣がそれぞれの個性を活かしながら、体当たりで役を演じている作品です。

『ラマン』と聞いて、フランス映画の同名映画を思い浮かべる人もいます。フランス映画のラマンでは、15歳の少女と中国人青年の愛人関係が描かれていました。32歳の男は、たまたま出会った少女にほれ込み、少女と愛人契約を結びます。貧しい家の少女は、男に金を工面してもらい、彼女の家族の生活を支えるのです。

このように、タイトルだけでなく、本作の『ラマン』と似たような設定が多くみられます。その理由には、本作がフランス映画のラマンの日本版として書かれたことにあります。日本で少女と中年男が愛人契約を結ぶとどうなるのか。動画配信で確認してみましょう。

ラマンのおすすめポイント3

廣木隆一の世界が楽しめる

『ラマン』の監督を務めた廣木隆一は、1982年に『性虐!女を暴く』で映画監督デビューを果たした人物です。ピンク映画の監督として登場した廣木隆一は、数々のピンク映画を手掛けてきました。1993年には『魔王街サディスティックシテ』を制作し、ゆうばり国際冒険ファンタスティック映画祭ビデオ部門でグランプリを受賞します。その後、アメリカのサンダンス・インスティテュートに留学した廣木隆一は、帰国後に『800 TWO LAP RUNNERS』を発表しました。この作品で、廣木隆一は文化庁優秀映画賞を受賞します。

そして、2003年の『ヴァイブレータ』で、第25回ヨコハマ映画祭の監督賞など数多くの賞を受賞しました。ピンク映画出身の監督であるだけに、廣木隆一の作品にはエロチックなシーンが多く登場します。絡みのシーンも非常にハードなものが多く、本作でも具体的なセックスシーンの描写が多くみられました。

また、情景描写のうまさでも定評がある監督で、主人公の家の前でのシーンや、雨、雪といった場面では、美しい風景が切り取られています。さらに、本作ではフィルムで撮影することの奥深さも見事に実感させてくれるのです。このように『ラマン』は、廣木隆一の独特の世界感が、十分に楽しめます。

安藤希の魅力が光る!

『ラマン』で主人公を演じたのが安藤希です。小学生時代からモデルとして活躍してきた安藤希は、1997年からテレビ東京系列の『おはスタ』に、おはガールとして出演します。おはガールで知名度を上げた安藤希は、その後、ファッション雑誌『ニコラ』の専属モデルにも選ばれました。

彼女の女優としてのデビューは『ガメラ3 邪神覚醒』で、初主演作品は『さくや妖怪伝』です。『さくや妖怪伝』では2000年度毎日映画コンクールスポニチグランプリ新人賞を受賞するなど、女優としての注目も集まりました。そんな安藤希は、クールビューティーを魅力とした女優として知られています。

自分を葬ろうとした少女が、3人の男との乾いた関係の中で、何かを見つけていく姿が非常に魅力的な本作では、安藤希のクールさがうまく引き出されているといえるでしょう。主人公の心の奥深くに潜む、闇の部分を安藤希は見事に表現しています。無表情にセックスをするシーンを演じる安藤希には、狂気さえ感じてしまうのです。安藤希のもつダークな魅力が存分に楽しめる作品であるといえるでしょう。動画では、安藤希の演技にも注目して見るのをおすすめします。

少女の心の変化が描かれる

激しいセックスの描写が多いことでも話題を呼んだ『ラマン』ですが、映画を見ていると、3人の男たちの抱える孤独の部分が浮き彫りになってきます。そして、少女の抱えているむなしさも感じてくるのです。劇中に登場する、男たちが少女に花火を見せるシーンは、ぐさりと心に突き刺さるでしょう。孤独を抱えた者たちが集まり、静かに花火を見上げる場面は、涙がこぼれ落ちそうになるかもしれません。そのときに流れる、Polaris「光と影」も、そのシーンを盛り上げます。

劇中では虫かごに入れたセミの死や、少女に近づくクラスメイトの弟との出会い、そして「このままの自分でいたい」と願う少女の心の変化など、この年代特有の危うさが描き出されていきます。思春期に感じた、心にぽっかりと穴が空いて、できてしまったような空虚感がこの作品で表現されているのです。動画では、少女の心がどのように変化していくのかを、楽しみに鑑賞してください。

ラマンはこんな人におすすめ!

やまだないとの作品に興味がある人

本作は、やまだないとの同名漫画を原作として映画化された作品です。やまだないとは、1987年に『ヤングマガジン』で活動を開始した漫画家で、『王様とボク』『フレンチドレッシング』など多数の作品を発表してきました。1996年ごろからは、コンピューターでぼかした線を使う独自の手法を取り入れ、注目を集めた人物です。その他にも、フランス語圏の漫画である「バンド・デシネ」を意識した画風でも知られています。

やまだないとの作品には、過激なセックス描写をしているものが多くみられます。しかし、その根本にあるのは見慣れた日常であり、それが突然見たこともないような風景に見える瞬間が切り取られているのです。オシャレな恋や、激しい性愛の物語の中にある、神秘的な時間が描かれています。それらは、たいてい男目線で描かれて行くのが特徴となっています。

本作でも同じように、主人公の生きざまでありながら、男性の視線から描かれていくのです。それは、女性であるやまだないとが女の子の立場から作品を描いてしまうと、特徴のない作品になると考えているからです。女性の素晴らしさや美しさは、異性に語られて初めて花開くという思いでしょう。

自分の魅力を誰かに語ってもらいたいと考える若い女の子は非常に多く、この作品は、若い世代にも広く支持されました。主人公を自分に置き換えてみることで、主人公の気持ちになって誰かに評価される気分が味わえる作品です。自分は、誰かとは違うはずだと思ってはいても、誰かがそれを認めてくれないことにはその先には進めないでしょう。

今作でやまだないとが描いたのは、誰かに必要とされ、誰かに自分を評価してもらうことの大切さでした。本作には、やまだないとの10代の女の子への熱いメッセージが込められているのです。そんなやまだないとの作品をもっと知りたいと感じる人には、ぜひ見てもらいたい映画です。

映画にエロスを求める人

過激なセックス描写が多い『ラマン』では、エロチックなシーンが多く登場します。そのため、映画にエロスを求める人にはぴったりの作品であるといえるでしょう。なかでも、大杉蓮演じるCは、主人公を非常に乱暴に抱きます。さんざん主人公の体を楽しんだかと思うと、ベッドでゆったりとタバコをふかすような身勝手さがあるのです。

さらに、ベッドを出て行こうとする主人公の手を取り、再び激しく体を求めます。高校生の女の子相手にこのような激しい行為をするのは常軌を逸しているとも思えるほどの、絡みのシーンを見せるのです。また、服を着たまま下着をおろすことを命令するシーンや、制服は脱いでも靴下は脱がないといった見せ方など、ピンク映画出身の監督ならではのエロチシズムが楽しめます。

主人公を演じた安藤希の裸はそれほど映し出されることはありませんでした。しかし、ときおり見せる美しい背中やお尻にはため息が出てしまうでしょう。これまで清純な役を演じてきた安藤希にとって、体当たりの演技となりました。主人公の設定は高校生ですが、撮影時の安藤希は22歳です。

童顔の安藤希だからこそ演じられた主人公のエロスを、動画では十分に楽しめます。劇中ではほとんど笑顔を見せない主人公は非常にセクシーな魅力があり、そのなかに、守ってあげたくなるような弱さも垣間見られます。思わず抱きたいと感じさせてしまう魅力たっぷりの彼女が3人の中年男性を満足させたという点にも納得できるでしょう。

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ネタバレあり!ラマンのあらすじ

『ラマン』のあらすじが気になる人も多いようです。最後にはネタバレもありますので、動画でラストを楽しみにしている人は気をつけましょう。

3人の男たちと愛人契約を結ぶチカコ

17歳になったチカコは、自分の若さが永遠には続かないことを悟っていました。そして、醜く老いてしまう前に、自ら葬ってしまおうと考えるのです。春、チカコは自分の背中に天使の羽のタトゥーを入れます。そして、チカコは自分よりずっと年上の3人の男たちと1年間の愛人契約を結びました。お互いに本名は明かさない彼らは、本当の名前すら知りません。3人の男たちはチカコに「華子」という名前をつけました。

そして、チカコは彼らをそれぞれ「A」「B」「C」と呼ぶのです。チカコは、学校の帰りに3人の待つ洋館へと通うことになりました。ここは、チカコとあいびきをするために用意された部屋であり、そこでチカコは無感情に彼らに抱かれ続けました。Aは、いつも優しくチカコを抱く男です。Bは、物静かでミステリアスな雰囲気をまとっていました。そして、Cはチカコを乱暴に犯すのです。

花火の夜

夏になり、学校の補習でどこにも行けないチカコを見かねた男たちは、チカコを花火に連れていきます。いつもはチカコを性の対象としてしか見ていなかった男たちでしたが、花火を見つめる彼らの目は、少年のように輝いていました。それを見たチカコは、彼らもかつては、無邪気な子どもだったのだと知るのです。

秋になり、チカコはクラスメイトの涼子に誘われて映画を見に行きます。その映画館で、チカコは見知らぬ男にレイプされてしまうのです。その結果、チカコは妊娠してしまいました。そこに居合わせた涼子の弟が、チカコを助けようとします。しかし、彼はまだ幼く純粋で、チカコを助けることはできませんでした。

冬になると、Cが何者かに刺されて入院していまいます。その病室からは、チカコの通う高校が見えました。そして、チカコはある事実を知ります。Cが入院している病室には、かつて、彼らのかけがえのない仲間であった男が入院していました。その男は病におかされており、死が目の前に迫っていたのです。そんなある日、男は病室の窓からチカコを見つけます。

チカコは、男が離婚をしてから会えずにいる娘にそっくりでした。その娘の名前は「華子」というのです。男は、病室の窓から見えるチカコを彼の愛人にしたいと思っていました。しかし、彼はチカコを愛人にできないまま、死んでしまったのです。

愛人契約によって彼らが見つけたもの※ネタバレあり

1年がすぎ、チカコの18歳の誕生日がやってきます。3人の男たちは、病気で死んでいった彼らの仲間の男の墓へ、チカコを連れて行きました。男の墓に着いたチカコは、その墓にキスをします。そして、彼らの愛人契約が終わりを迎えることになりました。別れのとき、Bはチカコに「誕生日だね、おめでとう」といいました。それを聞いたチカコは泣いてしまいます。チカコは、自分の中にこれまで感じたことのない感情が芽生えていることに気づきました。

それは、1年間愛人契約を結んでいた男たちへの愛情だったのです。しかし、チカコは「ありがとう。さようなら」といいました。その後、3人の男たちは、犬が溺れていると勘違いし、川に飛び込みました。しかし、それはぬいぐるみだったのです。ぬいぐるみだとわかった男たちは大笑いしました。それを見たチカコも笑顔を見せるのでした。

ラマンの主な登場人物とキャスト

動画配信サイトでも人気の『ラマン』は、魅力的な登場人物も見ものです。

【チカコ役】安藤希

主人公のチカコは高校生です。自分の若さが永遠ではないことを悟るチカコは、自らを葬ることを目的に、3人の男性と愛人契約を結ぶのです。

【A役】田口トモロヲ

チカコの愛人の1人がAです。いつも優しいAは、チカコを抱くときも優しく包み込みます。

【B役】村上淳

チカコの愛人の中でもミステリアスな男がBです。

【C役】大杉蓮

Cはいつも荒々しくチカコを抱きます。何者かに刺されたCは、入院することになりました。

ラマンの作品情報もチェック

原題:L’amant ラマン

公開年:2005年

制作統括:鈴木径男

監督:廣木隆一

脚色:七里圭

原作:やまだないと

企画:永田芳弘