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目次
nudeってどんな映画なの?
「AVに出演するなんてありえない」世の中の一般女性であればそう考える方が多いですよね。セックスを仕事にし、しかもビデオとして世の中に出回ることになるのがAVという仕事です。普通の人であれば友人や知人、何より両親の目が気になって出演できないでしょう。
しかし、AVという仕事は社会的意義のあるきちんとした仕事です。エンターテイメントの一環と捉えてもいいかもしれません。そこには、本気でAVと向き合い自分の人生をかけた人達がいます。そんなAV業界の表と裏を人気AV女優が自伝小説として書き起こしました。その小説を映画化したのが「nude」という映画です。
原作小説を書いたのはAV女優の「みひろ」。みひろといえばAV業界では一時代を築いたレジェンド的な存在のセクシー女優で、紅音ほたるや蒼井そらと同じように知名度、人気ともにトップクラスの女優です。もともと、「テレビに出て女優やタレントになりたい」と思っていたみひろは、高校を卒業すると同時に故郷である新潟を出ます。
そして、東京で声をかけられたのはAV女優が多数在籍する芸能事務所でした。最初はヌードモデルとして雑誌やビデオに出演していましたが、関係者から「中途半端」と言われたことがきっかけでAVにも出演します。契約時に結んだ条件は「2年間で24本の作品を作ること」でした。つまり、毎月1本の作品が作られることが確約された契約です。これは、当時のAV業界ではありえないことで、破格の待遇だったといえます。
もともとヌードモデルとして人気が高かったこともあり、リリース当初から作品は爆発的なヒットを連発します。そして、2007年には大手AVメーカーMOODYZが主催している年末大感謝祭で最優秀作品に選出、名実ともにAV業界のトップに君臨しました。2008年からはAV女優で構成されたアイドルユニット「恵比寿マスカッツ」のメンバーとしてタレント活動も開始。
テレビ東京の「おねがい!マスカット」に出演、同番組は深夜帯で人気を博し、AV女優がタレントとして活動する1つの道を作りました。そして、2010年6月にヌードモデル、AV女優を引退、その後は「志村けんのバカ殿様」やバナナマンが司会を務めるバラエティー番組「ゴッドタン」など人気番組に出演、タレントとして精力的に活動を続けています。
これまでのテレビ業界であれば、「いちどAVに出演してしまえば、まともなタレントにはなれない」という風潮がありました。実際、世間一般の目はどこまでいってもAV女優というレッテルを張られてしまうのが実情だったのです。みひろは最初からAV女優になりたいとは思っていませんでした。あくまでも、タレントや女優として活動したいと思っていたのです。
しかし、右も左も分からない頃にAV女優を排出する芸能事務所に声をかけられ、流れに逆らえずにAV女優になっています。他人から見れば「少し考えれば分かるでしょ」と思われるかもしれません。しかし、彼女はあくまでも自分自身の意思で選択しているのです。「友達から蔑まされるかもしれない」「親は悲しむだろうな」そんな葛藤を乗り越えて、それでもAV女優をするのが自分の道だと確信して自分の足で突き進んでいます。
この映画は男性もですが、むしろ女性にむけてのメッセージ性が強い映画です。「AV業界とはどういう業界なのか」「どういう未来が待っているのか」を自分自身に映して体感することができます。女性であれば、動画の中のみひろを通して感じることがたくさんあるはずです。
nudeで注目したい見所ポイント3つ!
おすすめポイント1:みひろの心の葛藤が共感できる
nudeの中で度々出てくるシーンがみひろの心の葛藤を表現したシーンです。みひろには「さやか」という地元の幼馴染がいました。高校では一番の仲良しだったさやかはみひろが東京に行くと聞いたときに、驚きを隠せません。「東京に染まらんでや」「うちらはいつまでも友達やで」そういわれて東京に上京したみひろでした。東京に出て程なく、芸能事務所からスカウトを受けるみひろ。
ヌードの仕事と聞いてためらいますが、「これがタレントになるきっかけになる」といわれ、渋々了承します。みひろにはその当時付き合っていた彼氏がいました。もちろん、彼氏にはヌードモデルをしていることは内緒です。晩御飯を作ってくれる優しい彼氏が大好きなみひろ。しかし、彼氏の優しい面を見るにつけて罪悪感がしこりのように少しずつみひろの中で大きくなっていきます。
みひろを演じるのは「東京大学物語」で映画デビューし、リアル鬼ごっこや「アウトレイジ」に出演した渡辺奈緒子です。彼女の演技が素晴らしく、みひろの心の内を上手く表現しています。特に、AVに初出演する際、それまでお世話になっていた事務所のマネージャーに「うるさい」と怒りをあらわにするシーンでは、みひろの複雑な気持ちを迫真の演技で表現。このときのみひろの心情はぐちゃぐちゃだったのではないでしょうか。
長年一緒にいた地元の友達からは蔑まれ、タレントとしての道のりは険しく先が見えない、そんな中で誇りを持っていたヌードモデルの仕事を「中途半端」と評価されているのです。「AVは出たくない」「でも、タレントとして成功もしたい」そんな葛藤の中でも、みひろはAVへの出演を決めます。こうした一連の感情の流れを監督の小沼雄一氏が絶妙な演出で描き出しています。
おすすめポイント2:みひろと友達の関係がリアルすぎる
nudeではみひろと地元の友達「河井さやか(佐津川愛実)」との関係が事細かく描写されています。さやかはみひろにとって高校で最も仲の良かった友達であり、一番みひろを心配してくれた存在でした。みひろが上京を伝えたときも、「自分にはできないけれど、みひろにはできるよ」といって送り出してくれた親友です。上京して数年が経った頃、さやかはみひろがヌードモデルの仕事をしているというウワサを聞きつけます。
「そんなはずはない」「みひろは絶対そんなことしない」そう思っていたさやかですが、みひろに確認すると本当にヌードの仕事をしていたのです。新潟の田舎で生まれ育ったさやかにとって「裸を写真やビデオに撮って販売する」という仕事はあまりにも自分からかけ離れた世界でした。
みひろが心配になり電話をするも「さやかに何が分かるの」「いきなり電話かけてきて親友面しないで」と一蹴されてしまします。みひろも本心ではさやかに分かってもらいたいと思っていましたが、その溝は埋まることなく2人は離れ離れになってしまいます。このシーンも「実際にAVに出演すれば本当にこんな状況になるのだろう」と思わずにはいられません。友達との関係まで犠牲にするAVという仕事の過酷さが、リアルに描写されています。
おすすめポイント3:AV業界の裏側が見逃せない
nudeでは、AV業界の裏側ともいえるようなシーンもたくさん出てきます。特に、動画の中で、みひろが所属する事務所に他のタレントの親が乗り込んできて怒声をあげるシーンがあります。「こんな田舎から出てきて、何も分からない子を引っ掛けてあくどいことしてるんじゃねぇ」とAV出演した子の親が事務所の責任者を問い詰めるのです。
これをみひろは横で聞いていました。このときのみひろの心情は、どのようなものだったのでしょうか。考えるだけでも悲しくなってきますよね。しかし、みひろはAV出演を自分の意思で決めています。こうしたAV業界の裏側も垣間見ることができるのがnudeという作品です。
nudeはこんな人に観てもらいたい!
AV業界を知らない女性
AVビデオは大多数の製品が男性向けの商品であり、女性にとっては縁遠い業界です。多くの女性は「観たことはあるけど、詳しくはない」という人がほとんどではないでしょうか。しかし、AV業界は多くの女性が思っているよりも身近な存在です。街を歩いていて事務所のスカウトから声をかけられた人もいるかと思います。
芸能事務所のスカウトといっても、普通に想像するような有名タレントが所属している事務所のスカウトに街で声をかけられることは滅多にありません。もちろん、中には運よくそういった大手事務所に声をかけられる場合もありますが、ほとんどは小規模な事務所かAV関係の事務所です。みひろも最初に声をかけられたのは、ヌードモデルやAV女優を輩出する芸能事務所でした。
こういった事務所は社名としては「芸能事務所」としていますが、中身はテレビやドラマといった仕事とは程遠いものである場合がほとんどです。なぜこのような事務所が多いかというと、テレビで見るようなタレントは、育成するのに時間とお金が膨大にかかるからです。それまで素人だった普通の女性が、いきなりテレビやドラマに出演できるわけではありません。それ相応のレッスンや演技力を鍛える必要があります。
そして、どのように売り出すかを考え、少しずつテレビやドラマなど出演の幅を広げていくのが普通です。そこに至るまでは非常に多くのコストと時間がかかります。一方、AV業界は簡単です。端的にいってしまえば「脱ぐだけで良いから」です。そこにコストも時間も必要ありません。動画の中でみひろがマネージャーに「どうせ私を脱がせたいんでしょ?そうすれば会社が儲かるから」と問い詰めるシーンがあります。これは核心を突いた言葉です。
マネージャーは必死に取り繕っていますが、事務所の本音はまさにみひろの言葉そのものなのです。こうした業界の事情や裏側をほとんどの女性は知りません。特に、テレビに出たい女優になりたいという夢がある女性は「AVの仕事をすればタレントの道が開く」という甘言に騙されやすいでしょう。みひろは自らの経験を伝えることで、反面教師としての役割を果たしているともいえるのではないでしょうか。nudeという映画は「AV業界を全く知らない」という女性に特に観てもらいたい作品です。
普段からAVを観ている男性
nudeは女性に向けたメッセージ性の強い作品ですが、もちろん男性にも観てもらいたい作品です。男性であればAVビデオは一度くらいは観たことがありますよね。その作品に出ている女性がどんな気持ちで作品に臨んでいるのか、可愛らしい笑顔の裏にはどんな複雑な感情があるのかをしっかりと知ることができるはずです。もちろん、AVビデオは娯楽の1つなので楽しみ方は人それぞれです。出演している女性もたくさんいるので「単純にセックスが好きだから」「より強い刺激が欲しい」という女性もいるでしょう。
しかし、中にはみひろのように「将来、タレントになりたい」「テレビに出たい」と夢を見てAVの仕事やヌードの仕事をしている人もいます。「一度、AVの仕事をしてしまえばまともなタレントになんかなれない」と普通の人なら思うはずです。しかし、みひろはそんな壁を自分の力で打ち破っています。実際、ゴールデンタイムに放送される「志村けんのバカ殿様」やバナナマンが看板の「ゴットタン」などの有名番組に出演しているのです。nudeを観ればいつも見ていたAVビデオに出演している女性の気持ちが、少し分かるかもしれません。
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nudeの物語の流れと簡単なあらすじ※ネタバレ注意
AV女優みひろの自伝的作品nudeのあらすじを、ネタバレを含む内容で紹介します。
AV撮影の現場からスタート
「本当に好きな人が他の人とセックスしていたら私は立ち直れないほど傷つくだろう」物語はみひろのAV撮影シーンから始まります。みひろは、すがすがしい顔で外の景色を眺めながら撮影の出番を待っています。「自伝小説の方は進んでる?」声をかけたのはみひろの事務所のマネージャーです。「AVの仕事ってこんなに大変なんだよって読者の人に伝わるようにね」そう言われたみひろは少し笑みを浮かべて撮影に入っていきました。
AVの撮影現場は真剣な雰囲気が流れています。AV業界を知らない女性の中には「AVの撮影って雰囲気も良くないのかな」と思っていた人もいるのではないでしょうか。実際の撮影現場はとても緊張感が張りつめており、「いい作品を撮ろう」という雰囲気です。撮影が終わったみひろに相手のAV男優が優しく声をかけます。「痛くなかった?」動画の中でもみひろはいっていますが、AV男優の人はみんなとても優しいそうです。常に気を使ってくれる人ばかりで安心して撮影に臨めると語っています。
東京に出てスカウトされるみひろ
そして、場面は高校生時代の回想シーンに移ります。みひろには「河井さやか」という幼馴染がいました。「私は東京無理だなぁ」「あんたやっていけると?」さやかはみひろのことを一番心配してくれています。「東京いっても変に染まらんでね」そういいながらさやかは泣いてしまいました。
そして、みひろは東京で空港職員として就職します。念願の東京で働きはじめたみひろですが、仕事に付いていくのに必死です。そんなときに声をかけたのは芸能事務所の「榎本」という男でした。「いきなりタレントになるのは無理だよね」「こういう仕事やって名前を知ってもらうということが近道だと思うんだ」そういいながら、みひろを説得する榎本。「強制しないのがうちの売りだから」「興味があったらまた連絡して」そういってカフェを後にします。
彼氏や友人にヌードの仕事がバレていく
後日、みひろは榎本に自分から連絡し、ヌードの仕事に出ることを伝えました。その愛くるしい笑顔と抜群のスタイルの良さで人気を博していくみひろ。徐々に仕事にも熱がはいっていきます。彼氏には黙っていた仕事ですが、仕事が増えてくると隠しきれるものではありません。ある日、自宅に帰ったみひろは彼氏に問い詰められます。「自分が何してるのか分かってんの?」きつく当たられるみひろですが、内緒で仕事を継続していきました。
そして、ついにみひろがヌードの仕事をしていることは地元のさやかにも伝わります。「男に股開いて楽しんどるんか」「軽蔑するわ。神経おかしんじゃねえか」きつい言葉を浴びせられるみひろ。これに対してみひろは「さーちゃんに何が分かるん」「軽蔑するならすればいい。みんなで私のこと汚いって思ってればいい」と返します。このときのみひろの心情は非常に複雑だったのでしょう。みひろを演じた渡辺奈緒子も非常にいい演技をしているので、みひろに感情移入してしまいます。
ついにAV作品に出演するみひろ
そして、追い打ちをかけるようにマネージャーの榎本から「受け身で仕事してると後から追いこされちゃうよ」とAV出演をちらつかせられます。ますます、不安になっていくみひろ。そして、ある大手事務所のプロデューサーと会う機会を持ちますが、そこで「中途半端だよね」と言われます。この言葉が引き金となって、みひろはAV出演を決めます。初めての出番が迫る中、みひろは浮かない顔をしています。心配で声をかけた榎本に対して「うるさい」といってはね退けてしまうほどです。
初のAV出演が終わり、家に返ったみひろは彼氏に別れをつげます。地元の友達とも縁を切られ、彼氏とも分かれたみひろは独りぼっちです。しかし、彼女には強い意思が宿っていました。色んなものを犠牲にしてでもタレントとして活動する道を選択したのです。これがnudeの簡単なあらすじです。ネタバレも少しありますが、実際に映画を観なければ分からない細かい描写がたくさんあります。気になる人はぜひ、チェックしてみてくださいね。
nudeの主要な登場人物とその解説
動画に登場する主な登場人物
【みひろ役(山瀬ひろみ)】渡辺奈緒子
AV業界で一時期は頂点にまで登りつめた日本を代表するセクシー女優。現在は積極的にタレント活動を行っている。
【河井さやか役】佐津川愛美
みひろの地元の同級生。みひろのことを誰よりも心配していた。
【榎本役】光石研
みひろの事務所のマネージャー。「みひろをスターにすることが俺の仕事」と公言している。
nudeの押さえておきたい作品情報
話題作「nude」の作品情報は下記をご覧ください。
原題:nude
公開年:2010年9月18日
監督:小沼雄一
脚本:石川美香穂、小沼雄一