映画『陰陽師』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

邦画

現代のテレビにも登場したことがある「陰陽師」。彼らは平安の世に最盛期を迎えていたといわれており、映画「陰陽師」もそんな平安時代のストーリーです。

超常現象については信じる人・信じない人それぞれですが、興味をもって映画館まで見に出かけた人もいるのではないでしょうか。もし、時期を逃して「陰陽師」を見損ねてしまったとしても、動画配信サイトならいつでも気軽に見ることができるのです。

この記事では、映画「陰陽師」を無料で見られる動画配信サイトはあるのか・ストーリーは面白いのかなどについて詳しく紹介します。

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雅な暮らしと闇の狂気が共存する平安時代が舞台!映画「陰陽師」

動画配信サイトで見る前に、映画「陰陽師」について、少し知っておくと話を理解しやすくなります。

「陰陽師」は2001年に制作されており、2002年には、日本アカデミー賞を受賞している大好評となった映画です。受賞の際には、主役を演じた野村が新人俳優賞と優秀主演男優賞、青音役の小泉今日子が優秀助演女優賞を獲得しています。

映画自体も最優秀録音賞をはじめ、優秀監督賞・優秀撮影賞といった撮影における賞も6つ受賞しているほど評価を得ました。公開後の興行収入は、なんと30億1000万円

ジャンル的にはホラー・サスペンスですが、幻想的なシーンも随所に登場するため、ホラーが苦手な人でも比較的見やすいのが特徴となっています。元々、夢枕獏氏の同名の話があり、それをヒントに制作されたオリジナルストーリーです。

主人公は、平安時代に稀代の陰陽師として活躍したといわれる「安部晴明」。そんな晴明を取り巻く人々が親友の源博雅やライバルである悪の陰陽師・導尊です。その他にも、晴明の式神や謎の美女など女性の役柄も数名登場します。

平安時代のストーリーということで、演じるキャストも気になるところですが、主人公である晴明役には能楽師であり、俳優でもある野村萬斎を抜擢。能楽師ならではの、優雅な所作は晴明のミステリアスな雰囲気ともマッチしています。和の世界を堪能したい人は、まず晴明の所作に注目してみるのもおすすめです。

さらに、映画内では晴明が舞を披露する場面もあり、非常に美しいと評判となっています。この映画「陰陽師」は、俳優としての野村を一躍有名にしたものであると、さまざまなメディアでもいわれているのです。

その他のキャストとして、伊藤英明や小泉今日子・真田広之・今井絵理子なども出演しています。晴明のライバルである導尊役の真田広之は、2018年11月に紫綬褒章を受賞している実力派俳優です。

この賞はさまざまな研究や芸術など文化の分野で活躍した人に贈られるもので、子役から実力を磨いてきた経歴を持つ真田が認められた瞬間でもありました。同じストーリーでも演じている人によって、感じるイメージはとても違うものです。「陰陽師」は、経験豊富な演技歴を持つ真田の実力を知ることができる映画でもあるのです。

「陰陽師」は、陰陽師がブームとなるきっかけとなった映画で、これを機に現在でも活躍している陰陽師がテレビ出演したり、雑誌などでインタビューを受けたりと世に知られるようになりました。

陰陽師といえば平安時代頃の霊能力者というイメージを持つ人が少なくありませんが、実際にはその能力を持つ人は稀有な存在で、非常に頼りにされていたのです。

また、この時代における陰陽師の役割も多くの場合、占い師のようなことをしていました。映画の中でも、陰陽師として役についていた人達は、仕事として書類を主に扱っているシーンも出てきます。

晴明のように何かを予言したり、悪霊祓いをしたりできる人物に対して、宮廷の人々がどう感じていたのかを垣間見ることもできるため、平安時代に興味がある人にも面白い映画となるのではないでしょうか。

そして、「陰陽師」では晴明と博雅の男同士の友情も描かれています。平安貴族の時代といえば恋愛模様がイメージされることもありますが、いつの時代にも親友同士という関係は存在していたのです。

その力ゆえに人々から尊敬され、頼りにされると同時に不気味な人物として見られていたであろう晴明にとって、親友ともいうべき博雅の存在はとても大きなものだったといえます。

映画「陰陽師」はいわゆるスペクタル絵巻ですが、現代と変わらない恋愛感情や憎悪、信頼といった精神的な面も楽しめるものです。

「陰陽師」でおすすめしたいポイント3

映画「陰陽師」を動画で見る前に、おすすめしたいポイントを知っておきましょう。

晴明と博雅の男同士の友情と絆

晴明は宮廷の人々とは一線を引いており、普段から親しくつきあっている友人はいません。しかし、そんな晴明のもとへよく足を運ぶ人物が1人だけいます。それが、右近衛府中将の源博雅です。

真面目で明るい性格の博雅を時には邪険に扱う晴明でしたが、他の人々へ接するときとは違い、冗談を言ったり、からかったりと一般的な友人関係とまったく変わりません。

また、晴明は美しい舞を得意としていることに対し、博雅は笛の名手でもありました。そういった芸術面で共通の趣味をもっていることも2人が気が合う理由の1つとなっています。

普段は気の置けない関係である2人ですが、お互いのことを大事に思い、いざとなれば助け合うという絆の強さがあります。「陰陽師」では悪霊祓いなども迫力がありますが、2人の男同士の友情と絆にも注目してみると楽しめます。

2人の友情とは裏腹に敵対する人物も登場しています。陰陽頭である「道尊」です。晴明に負けず劣らずな能力をもつ彼は、都の転覆を狙っているという悪役となっています。

彼との対決において、晴明と博雅の不思議な友情は欠かせないものです。博雅は、他の人間と一線を引いている晴明にとっての「光」、敵である道尊は「闇」と考えるとわかりやすいかもしれません。

そもそも、「陰陽師」の陰陽とはお互いに対立している属性をもつ2つの気のことを指します。光に対立するものは、闇。晴明が博雅だけではなく、道尊と戦うことになったというのも運命だったのではないかと考えられるでしょう。

動画を見る際には、この相反する関係について、博雅と道尊それぞれの視点から見てみるのもおすすめです。

さまざまなCGを駆使したアクション

晴明は敵対する相手からの攻撃を防いだり、悪霊祓いをしたりなど、さまざまな法術を行っています。こういったシーンの撮影で取り入れられているのがCG。CGは取り入れ方を自然にしないとわざとらしく、「作られた感」が出てしまうものです。

しかし、「陰陽師」に関しては幻想的なシーンも多いため、そういったCGがうまく取り入れられています

特に、早良親王が青音と共に昇天するシーンではCGが非常に効果を発揮しており、映画を見ている者を感動させてくれるのです。現代と比較して少しCGが物足りないと感じる人もいますが、当時の技術だということで考えれば、やはり素晴らしいと評価できるのではないでしょうか。

平安時代の煌びやかな衣装もあり、CGとの相性もとても良いのです。晴明の力を表現する上で、CGは必要不可欠なものとなっています。重要なシーンで使われていることも多いため、ストーリーを何度か繰り返して見ることで、細かな工夫に気づくことができますよ。

華やかな平安時代の衣装や家具

平安時代は、歴史上でも最も華やかな時代の1つです。特に、晴明が活躍していた京の宮廷に出仕しているような貴族達の生活は華やかで、着ていた服装も部屋の調度品なども非常に高価で美しいものばかりでした。

晴明自身が身に着けているのは基本的にはシンプルな白色。これは、他の貴族達と比較してみると格段に目立つ色です。一般的な貴族達は、親友である博雅を含め、文様の入った狩衣や直衣を着ています。

ちなみに、よく見てみるとそれぞれの文様が違うので面白いです。当時の文様は、若ければ若いほど小さくて多く、年齢が高くなればなるほど大きく少なくなる傾向にありました。

「陰陽師」をおすすめできる人とは?

動画で「陰陽師」を見るのがおすすめなのは、特にこんな人達です。

平安時代や当時の貴族などに興味を持っている人

「陰陽師」は、栄華を極めた平安時代が舞台となっており、登場している人物の中には、実在していた人も数人います。例えば、晴明や博雅・道尊・早良親王は、かつて実在していました。

晴明は従四位以下の身分でしたが、博雅は第一皇子である親王の息子で雅楽家、道尊も同じく親王の息子で、僧侶だったのです。早良親王に関しては、現在でも呪いなどの噂があるほど有名な人物。

このように、実際に存在していた人物が映画の中に登場するというのはリアリティーがあるので、より面白く感じやすいです。平安時代に限らず、和の雰囲気が好きな人にもおすすめ

また、調度品や部屋の様子、建物の造りなども全て平安時代調に表現されています。基本的に、貴族が使用していたものを再現しているので、当時の様子を想像することも可能です。

晴明が行っていたとされる陰陽師としての仕事は謎がとても多いですが、ストーリー上で登場する法術は実際に使われているものばかりなので、そういった点でも楽しめます。

男同士の友情ものが好きな人

映画「陰陽師」は、主人公である晴明と親友の博雅の男同士の友情と絆に焦点があてられています。男同士の友情ものが好きな人には、とても面白い映画となるでしょう。

晴明は、陰陽寮と呼ばれる陰陽師達の職場で働いています。そのため、職場仲間もいたにはいたのですが、友達といえるような関係の人はいませんでした。しかし、職場の違う博雅と出会ってから不思議な縁で親友と呼べるような親しい関係になっています。

2人とも性格はまったく違い、ときにはケンカもしていますが、強い絆で結ばれている関係です。他に家族も友もいない晴明にとっての博雅は、自分が使う式神達以外で唯一心を許せる存在となっています。

ストーリー内では、その2人の絆を試されるような場面が何度も出てくるので、男同士の友情を堪能できるのです。特に、博雅が早良親王の怨霊を宿した道尊によって命を落としたシーンでは、晴明の心からの叫びを感じることができます。

ファンタジー映画が好きな人

「陰陽師」には、さまざまな法術が出てきます。晴明は陰陽師の中でも別格の能力を持った人物です。それは、映画の中で帝からの信頼も厚いことからもわかります。

それゆえに、彼が行う数々の法術は、非常に興味深いものがあるのです。たとえば、彼が人型をした紙に息を吹きかけ、呪文をとなえることで人間の女性の姿をした式神達が現れます。

彼女達は、晴明の屋敷で家事や庭仕事など召使のような役割をしており、博雅が訪れた際にもお茶や菓子、酒を出してもてなすのです。従えることができる式神は、自分の能力によって違うといわれています。

何人もの式神を操ることができる晴明が、周囲の人から奇異の目で見られてしまうのも珍しいことではありません。

晴明だけではなく、敵である道尊も法術の達人といえる能力を持っています。しかし、道尊はそれを正義のために使うのではなく、己の願いを叶えるために使っているのです。

世を憂いている道尊の願いは、都の殲滅でした。そのため、彼の行う術は主に「呪い」。呪いをかけられるのは帝の息子である敦平親王や帝の妻である更衣の祐姫などです。

晴明の術と道尊の術の違いを比較してみるのも面白いのではないでしょうか。晴明の「光」と道尊の「闇」、この2つの対決は見ものです。

「陰陽師」は動画の配信サイトで無料で視聴できるのか?

動画を配信している10のサイトを厳選して、「陰陽師」を見られるのかチェックしてみました。

配信している有料動画サービス比較

サービス 配信
Hulu ×
U-NEXT ○別途料金(無料期間あり)
Netflix ×
ビデオマーケット ○別途料金(無料期間あり)
フジテレビオンデマンド ×
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ネタバレあり!「陰陽師」のあらすじはこちら

動画で「陰陽師」を見る前に、あらすじを知っておきましょう。ネタバレを含めて、詳細な内容を紹介します。

桓武天皇が平安京に都を移して150年たちました。謀反の罪で憤死した実の弟である早良親王の怨霊によって封じられてしまった長岡京は、捨てざるを得なかったのです。

ところが、平安京に都が移ってからも妖怪や鬼達が出没する日々が続いています。そんな鬼達を封じる役目をしているのが「陰陽師」でした。

その1人として頼られていたのが、安部晴明。この物語の主人公です。陰陽師達は「陰陽寮」と呼ばれる職場で働いていますが、その頭が「道尊」だったのです。

ある日、道尊は、星を観測する占いから都の守り人が現れることを予言します。

それを帝に進言した道尊の言葉を聞いた左大臣・藤原師輔は、女御である娘の任子生まれる子どものことではないかと考えました。

それが面白くないのは、ライバル関係にある右大臣の藤原元方です。元方の娘・祐姫も更衣として入内していましたが、寵愛は任子に奪われていたため、なんとかしたいと考えています。

右近衛府中将である源博雅は、議会に参加していなかったことを責められている陰陽師・安部晴明を見かけました。晴明の力を疑う博雅の同僚が「手を触れずに飛んでいる蝶を殺めてみろ」と挑発します。

晴明はそれに対し、1枚の葉に呪文をかけると、それが飛んで蝶を真っ二つに裂いてしまったのです。罪のない蝶をかわいそうに思った博雅でしたが、晴明の屋敷を訪れた際に出会った少女がその蝶だったと知り、驚きを隠せません。

しかし、「蜜虫」という名を付けられて式神として人間の形をとった姿で過ごしていることに喜んだのでした。

その後、晴明と博雅は不思議な縁に導かれ、無二の親友として交流を深めていくことになったのです。

あるとき、左大臣の娘・任子に帝の息子である「敦平親王」が誕生します。左大臣は、それによって自身の身は安泰だと喜びを隠せません。

一方でそれを喜ばしく思わない人物もいました。右大臣の藤原元方です。右大臣の娘・祐姫にも帝の子である広平親王がいましたが、寵愛を受けている任子の子が将来の帝となることが決まり、憤りを感じていたのです。

ある日、敦平親王が原因不明の病になり、黒く歪んでしまいます。博雅を通して、帝から助力を求められた晴明。

彼は都のはずれにいた「青音」という女性を連れて内裏を訪れ、親王にかけられた呪いを解くことに成功します。

親王の横に青音を横たえて術をかけ、親王の体内から出る呪いの証拠である黒い塊を青音の体内へと移したのです。屋敷へ青音や博雅と共に戻った晴明は、呪いをかけた者の正体をつかむため、彼女の体内から黒い塊を取り出します。

博雅の失敗で正体を知ることはできませんでしたが、実は、右大臣をそそのかして呪いをかけたのは陰陽頭である道尊だったのです。しかし、それは右大臣以外、まだ誰も知りませんでした。

笛の名手である博雅は、毎晩笛を奏でる日課があります。いつの頃からか、その笛の音を聞くために毎晩ある女性が現れるようになりました。博雅はその女性を「望月の君」と呼び、思いを寄せますが、その思いが叶うことはありません。女性の正体は、帝の更衣・祐姫だったからです。

そんなあるとき、晴明と青音が敦平親王に呪いをかけた犯人だと疑いをかけられ、右大臣の命令で宮廷へと引っ立てられます。左大臣が間に入って命は助かったものの、道尊に操られた武官が晴明を攻撃し、それをかばった青音が致命傷を負ってしまいました。

命を落としたと思われた青音でしたが、彼女は150年前、早良親王を鎮めるための儀式で人魚の肉を食べていたのです。

人魚の肉を食べると不老不死になるため、青音は桓武天皇から儀式に使われた像や剣の塚を守るよう、命令を受けていたのでした。

騒ぎは、それだけではおさまりません。再び、女御の任子と敦平親王に怪奇が起きたのです。「帝を渡せ」という絶叫と共に女の生首とワラ人形が部屋の中に落ちてきたという出来事を知った晴明は、今度こそ犯人を捕らえるために帝に協力を申し入れます。

帝の代わりになるワラで作った人型をおとりに待っていると、鬼の形相をした女性が現れました。その女性は祐姫で、それに気づいた帝が思わず声をあげてしまい、ワラ人形だということがバレてしまいます

鬼と化した祐姫は帝を襲い、女性とは思えない怪力で締め上げました。そこで、博雅は祐姫を正気に戻そうと笛を奏でます。祐姫は博雅にも襲いかかりますが、途中で彼の優しい心によって正気に戻り、自害して命を絶ってしまったのでした。

祐姫を操った作戦も失敗に終わった道尊は思い余って、早良親王の塚を暴きます。それによって親王の怨霊は解き放たれ、道尊は他の怨霊達も引き連れて都へ乗り込んできました。都の転覆を狙う道尊にとって、宮廷がめちゃくちゃになっている今がチャンスなのです。

博雅から助けを求められた晴明でしたが、彼にとって都も帝も他の人々も興味の対象外。しかし、無二の親友である博雅のために協力をすることを誓います。

博雅は宮廷へ戻って奔走し、晴明は青音と共に早良親王の塚を訪れました。そこで、都の守り人とは晴明と博雅の2人であり、どちらか片方が欠けると都は滅んでしまうと青音から聞かされたのです。

博雅の危険を案じた晴明は蜜虫を連れて都へと急ぎ戻りますが、博雅はすでに道尊と対峙していました。祐姫のことを揶揄された博雅は道尊に斬りかかったものの、返り討ちで殺されてしまいます

博雅の死を知り、「おまえだけは失いたくない」と号泣する晴明。そんな彼を見ていた青音は、自分の不老不死の命を博雅に与える儀式をしてはどうかと提案します。

無事に成功した儀式によって博雅は生き返り、逆に命を与えた青音はその長い人生を終えることができることに喜びながら死を迎えたのでした。

早良親王の怨霊を身に宿して強大な力を得ていた道尊は、宮廷の屈強な武官達を次々と倒していきました。

帝を探しまわる道尊の前に立ちふさがった晴明と博雅は、早良親王に呼びかけてなんとか止めようとします。そして、博雅の中に宿っていた青音が呼びかけたとき、ようやく道尊の動きが止まりました。

かつて、恋人だった青音の声に早良親王が反応を示したのです。早良親王は青音と共に昇天し、それと共に他の怨霊達も全て消え去ります。

力を失った道尊は晴明を取り込んで、尚も都を手にしようとしますが、晴明はそれを一蹴。五芒星の術で閉じ込められた道尊は、手にしていた剣で自ら命を絶ちます

平穏を取り戻した平安京にある晴明の屋敷で、博雅と晴明の2人がいつものように酒を酌み交わすのでした。

「陰陽師」の主な登場人物とは?

動画を見るときにストーリーをより理解しやすくするために、前もって登場人物について知っておきましょう。

【安部晴明役】野村萬斎

主役である安部晴明役は、狂言師の野村萬斎です。この映画を見た人の多くが彼の演技を絶賛しており、実際に評価も非常に高かったのです。元々、狂言師として舞や和の所作などを心得ているため、晴明役はぴったりだといえるでしょう。

また、俳優としての野村萬斎を一躍有名にしたのも、この映画だといわれています。それまで狂言に興味がなかった人も、「陰陽師」を通して彼の存在を知り、興味をもったという声を寄せています。他人に無関心といっても良い晴明ですが、野村のきりっとした顔立ちは晴明のそんな部分や不思議な魅力を自然と表現できているのです。

【源博雅役】伊藤英明

右近衛府中将である源博雅役は、伊藤英明。博雅は真面目で熱い男で、伊藤のイメージとも重なる部分があります。博雅は笛の名手で、その音色は聞く人すべてを心地よい気持ちにさせるといわれているほどの腕前です。

堕落して出世のことばかりに目が眩んだ殿上人も多い宮廷の中にいながら、博雅は驚くほどまっすぐな人物で、そういう人だからこそ、晴明は心を開いています。伊藤はそんな博雅を体当たりの演技で演じており、実直な博雅らしさが出ているのです。彼と晴明の強い絆は、必見。

【蜜虫役】今井絵里子

博雅と晴明の出会いの場が、蜜虫の初めての登場シーンです。蜜虫は、宮廷の庭を自由に飛んでいた蝶でした。博雅の同僚に晴明の力を試すために命を落としたと思われていましたが、晴明によって式神として蘇ったのです。姿は蝶を思わせる髪型をした少女で、あどけない言葉遣いで話します。

そんな蜜虫を演じたのは、元SPEED今井絵里子。蝶だっただけに純粋な心を持つ蜜虫を天真爛漫に演じています。

【道尊役】真田広之

陰陽師達の頭として真面目に働いてきた道尊を演じたのは、子役時代から演技力に磨きをかけてきた真田広之です。

都の殲滅を狙う道尊は、次から次へと呪いをかけ、生まれたばかりの親王やその母である女御に災いをもたらそうとします。ところが、全て晴明によって邪魔をされており、結果的に道尊は陰陽頭の地位を捨て、自ら破滅の道へと進んでいくのでした。

道尊の狂気を見事に演じた真田広之は幅広い役をこなしてきたベテランであり、それがこの映画のリアリティを増しています。

映画「陰陽師」の作品情報を知っておこう

映画「陰陽師」の作品情報は、以下のものとなっています。

原題:陰陽師

公開年:2001年10月6日

製作総指揮:植村伴次郎

監督:滝田洋二郎

脚本:福田靖・夢枕獏・江良至