あだち充先生の殿堂入りアニメ「タッチ」が各社動画配信サイトで配信開始しました。
まずは、どこで配信しているか表にまとめましたので、気になる方は無料期間を駆使して是非見てみてくださいね。

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弟から兄へとタッチされる恋と野球の行方。 色褪せることない青春スポーツ漫画の金字塔「タッチ」。是非、呼吸を止めて真剣な目で楽しんでください!
目次
実写映画版タッチは面白い?

不朽の名作漫画がついに映画化!
漫画のタッチを知っている人の中には、実写化された映画の『タッチ』が気になるという人も多いでしょう。
映画『タッチ』の原作となるのは、1981年から1986年まで週刊少年サンデーで連載されていた同名漫画です。
漫画家、あだち充の代表的な作品であり、野球を軸とした青春ラブコメディとして知られています。
単行本の総売り上げが1億部をこえた原作は、過去にフジテレビ系アニメとして放送されたこともありました。そのときの最高視聴率は32.9%を記録するほどであり、大ブームを巻き起こしたのです。
2018年現在で20代以上の世代であれば、心の残る野球漫画のベスト3に入るという人も多く、この世代に人にとって語るまでもない不朽の名作であるといえるでしょう。
そんな『タッチ』の映画化にあたり、作品の肝ともなるヒロインの朝倉南役には長澤まさみが起用されました。『世界の中心で、愛をさけぶ』で大ブレイクを果たした長澤まさみは、国民的女優として不動の地位を築いています。
そんな長澤まさみがどのような朝倉南を演じるのか、非常に注目が集まった作品です。長澤まさみが、爽やかですてきな女の子を演じたいと語った通り、春のそよ風のようにやさしく、太陽のような笑顔が印象的な、朝倉南が見られます。
映画版『タッチ』として映画を見るのがおすすめ!
映画の『タッチ』は、和也が交通事故で亡くなり、その代わりに達也が甲子園へ行くという大幅な筋に変わりはありません。しかし、登場人物のキャラクターや細かいエピソードなど、原作と異なる点がいくつかみられます。
まず、和也と達也の母親の上杉春子は、原作では実に明るくひょうきんな母親として登場していました。一方で、映画では和也と達也のことを心配するシリアスなシーンが多く登場するのです。
また、和也が死んでしまった後、南は体操部の活動に移行していきますが、そのエピソードもまるごとなくなっています。さらに、新田との恋の駆け引きも存在しないのです。
原作との違いに、原作ファンからはがっかりしたとの声が聞こえることもあります。しかし、若い世代は、新しい映画として『タッチ』を楽しんでいるのです。そのため、若い世代には好印象を残した映画でした。
豪華なスタッフが集結し、完成度の高い作品に仕上がっていることは間違いありません。新しいタッチには、原作にはない面白さも隠れているのです。
これまでの原作のイメージではなく、新しい映画作品として『タッチ』を楽しむと、2倍も3倍も楽しめます。
エキストラ出演した高校が甲子園で優勝を果たす!
『タッチ』のロケ地として選ばれたのは、神奈川県と群馬県高崎市、埼玉県さいたま市でした。映画の中でも名シーンといわれる明青学園と須見工業高校による予選大会の決勝戦は、埼玉県営大宮公園野球場で撮影されています。
この決勝シーンでは、多くの高校生エキストラが出演しました。その中には、花咲徳栄高等学校の生徒も含まれています。この、花咲徳栄高等学校は、2017年の「夏の全国高等学校野球選手権大会」の優勝校になりました。
野球をテーマにした作品のエキストラに選ばれた学校が、実際に甲子園で優勝するという運命的な作品となったのです。達也を演じた斉藤祥太も、花咲徳栄高等学校が甲子園の決勝戦に進んだ際、ツィッターで喜びの声を投稿しています。
花咲徳栄高等学校野球部のがんばりは、映画『タッチ』ファンを興奮させたといえるでしょう。動画では、実際の高校生たちによる熱演も、しっかりと見ておくのをおすすめします。
これだけは見逃せない!タッチのおすすめポイント3つ
おすすめポイント1:本物の双子をキャスティング
『タッチ』では、双子の上杉達也と和也の2人と、幼なじみの少女の恋が描かれています。本作を制作するにあたり、双子のキャスティングには注目が集まっていました。双子には野球シーンが多いことから、野球の技術があることが重要視されていたのです。
野球ができる双子の俳優というのは、見つかりにくいだろうといわれていました。現代の技術を駆使すれば、双子をCGで合成することも可能です。そのため、1人2役をこなすのではないかとも、うわさされたのです。
それでも、プロデューサー務めた本間英行は、双子にこだわり続けました。あえて双子の俳優をキャスティングすることで、兄弟の微妙な感情を演じられると考えたのです。
そして、選ばれたのが双子で俳優として活躍する斉藤祥太と斉藤慶太です。
斎藤祥太と慶太には中学まで野球の経験がありました。まさに適役ともいえる2人のキャスティングは、周囲を驚かせたのです。
役を演じるにあたり2人は、恋のライバルにはなったことがないけれど、微妙な思いをうまく伝えたいと意気込んでいます。彼らにしか演じられなかったといわれる上杉達也と和也の姿を、動画では楽しみましょう。
おすすめポイント2:犬堂一心ならではの神話としてのタッチ
『タッチ』では、原作に忠実なストーリー構成でありながら、細かいエピソードやセリフにはオリジナルの要素を多く登場させています。
それは、監督を務めた犬堂一心が、原作にある「間」を彼なりに置きかえたことにあるといえるでしょう。
漫画独特の「間」の表現を映像化すると、間延びした時間が生まれてしまうこともあります。そうなると、映画自体がつまらないものとして評価されてしまうでしょう。そのため、監督は「間」を使わず、あえて別の土壌で勝負することを選んだのです。
犬堂一心の描いた『タッチ』は、王道で普遍的な青春映画でした。あえて小細工を使わないそのこだわりには、潔さも感じられます。犬堂一心にとっての『タッチ』は「神話」のような存在でした。
和也と達也という双子が誕生し、朝倉南という運命の美少女に出会います。その少女をめぐり、野球で2人は争うのでした。そう考えたとき、監督はまるで神話のようだと感じたのです。
その結果、監督は、『タッチ』に神話的な要素を組み込みます。男が2人に女が1人という争いの構図が描き出され、さらには甲子園に連れて行った方と結婚するという神話的なストーリーは、ファンタジーのようでもあり、ハラハラする展開も待ち受けています。
おすすめポイント3:YUKIの書き下ろし曲が主題歌に
『タッチ』の主題歌には、1993年に「JUDY AND MARY」のボーカルとしてデビューしたYUKIが書き下ろした曲が使われています。
主題歌となる「歓びの種」は、YUKIがソロデビューしてから通算12枚目のシングルとして発表されました。
この曲は、達也がライバルだと感じる須見工業高校の新田明男との直接対決で勝利したシーンでも流れます。青空で試合が終了するシーンにひびく「歓びの種」は、ストーリーとぴたりとマッチしていると評判です。
というのも、YUKIは『タッチ』の脚本を読んでから、この曲の作詞を行ったからです。YUKIの感じる映画の世界が詰め込まれ、「歓びの種」が完成しています。
スローテンポの曲調にのせられる、YUKIの透明感のある歌声は、映画『タッチ』の爽やかさにしっかりとハマっているといえるでしょう。
映画の上映が終了後も、YUKIの名曲としてファンの間で愛される1曲となりました。映画では、YUKIが表現するタッチの世界を楽しんでください。
こんな人に見てほしい!タッチを楽しめるのはこんな人
長澤まさみファン
原作では主人公が達也であったのに対し、映画では南が主人公として描かれます。そんな南役に選ばれた長澤まさみは、ヒロインに選ばれた際、原作を読んだことがありませんでした。
1987年生まれの長澤まさみにとって、原作が連載されていたのは生まれる前の話です。そのため、原作を知らなくても仕方がないともいえるでしょう。
撮影前に原作を全て読み終えた長澤まさみは、原作の世界観を映画で見事に表現しています。
劇中で南を演じる長澤まさみの笑顔が非常にまぶしく、スクリーンにくぎ付けになった人も多いのです。彼女の見せる天真爛漫な笑顔は、朝倉南そのものであったといえるでしょう。
「南を甲子園に連れて行って」という伝説のフレーズから始まる映画では、高校生になった南のセーラー服姿がかわいらしく、双子の兄弟も南のことを女性として意識しだすのです。長澤まさみのような美しい女性が側にいれば、どの男性でも意識してしまうといえるでしょう。
さらに、長澤まさみは本作でキスシーンも披露しています。ボクシングの試合で大負けした達也に、「優しい女子ならキスのひとつもしてくれるのでは?」といわれる南は、達也にそっとキスをしました。
そっと唇を重なるだけのピュアなキスシーンには、心がときめいてしまいます。
その後、和也にもキスをお願いされる南でしたが、和也にはしてあげないという複雑な乙女心も長澤まさみは見事に演じ切りました。
見た目の美しさだけでなく、演技力の高さも評価される長澤まさみだからこそ、南をこんなにも魅力的に演じられたといえるでしょう。
犬堂一心監督も、本作の制作にあたり「長澤まさみを魅力的に見せるアイドル映画を作りたかった」と話しています。犬堂監督によって長澤まさみの魅力が最大限に引き出されていますので、長澤まさみファンには見逃せない作品であるといえるでしょう。
残念ながら、原作に登場する南のレオタード姿は封印されています。それでも、長澤まさみの素晴らしさが随所にあふれる作品です。
パンチのキャラクターが好きな人
あだち充の作品には、同じキャラクターや似ているキャラクターが登場することで知られています。なかでも、犬のパンチはあだち充作品には欠かせない名物犬といわれています。
丈夫な歯とふわふわの白い毛が特徴的なパンチは、『タッチ』だけでなく『MIX』や『H2』、『KATSU』といった作品にも登場するのです。
そんなパンチは、映画『タッチ』でも実写化されて登場し、観客をわかせました。実写のパンチとして選ばれた犬種はグレートピレニーズです。白いふわふわの毛を持つグレートピレニーズは、パンチのイメージ通りでした。
原作のような太った犬ではありませんでしたが、パンチが実写化されることで、タッチファンの心をつかんでいます。
HKT48のファン
映画『タッチ』には、HKT48として活躍するアイドルの矢吹奈子も出演者として名を連ねています。矢吹奈子が『タッチ』に出演したのはHKT48に入る前のことでした。
0歳からタレント活動を始めた矢吹奈子は芸歴が長く、子役としていくつかの作品に出演した経験があります。そのなかのひとつが『タッチ』だったのです。
『タッチ』の撮影時、4歳だった矢吹奈子は、最も幼い南の役を演じています。彼女が出演したシーンにはプールのシーンなどがありました。幼いころの矢吹奈子が楽しめる作品ですので、HKT48のファンはぜひ、彼女の姿を動画で探してみましょう。
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ネタバレあり!タッチのあらすじをチェック
映画『タッチ』のあらすじを、動画を見る前に確認しておくのもいいでしょう。ただ、最後にはネタバレを含めますので、気を付けてください。
南と双子の約束
浅倉南は、双子の上杉達也と和也の隣に住んでいました。3人は幼いころから一緒に育った幼なじみです。
双子の達也と和也は、顔がそっくりで見分けがつかないほどでした。ただ、弟の和也は勉強もスポーツも優秀なのに対し、兄の達也は何をしても続いたためしがありません。
すべてにおいて和也に劣っていることを達也はコンプレックスに感じていたのです。
小さいころから野球をしていた双子と南の夢は、甲子園に行くことでした。南を甲子園に連れて行ったほうが、南と結婚できると3人は約束していたのです。
しかし、達也は野球を辞めてしまい、ボクシング部に入部します。小さいころからの夢は、野球を続ける和也と南だけのものになってしまうのです。
和也の恋心と死
何をしても優秀な和也は、周りからもてはやされていました。しかし、南だけは落ちこぼれの達也を気づかい、励まします。南は和也が自分のことを好きだと知っていました。それでも、南が好きなのは達也だったのです。
そんな南の気持ちを感じ取った和也は、達也に対抗意識を燃やすようになります。和也が甲子園を目指すのは、他でもない南のためでした。それでも、南は和也の気持ちには応えられずにいます。
明青学園野球部は和也をエースとしてむかえ入れ、順調に予選大会を勝ち進みました。決勝戦で対決するのは名門・須見工です。
ただ、試合当日、エースの和也は現れません。エースを欠いた明青学園は敗れてしまうのです。その日の朝、和也は交通事故に遭い亡くなったのでした。
野球を再びはじめた達也
和也の死後、明青学園野球部キャプテンの黒木は、達也にある話を持ち掛けます。それは、達也の球を黒木が打つことができれば、達也が野球部に入るという賭けでした。
達也は迷いながらも、黒木にわざと打たせ、野球部へと入部します。達也にとって野球をするのは小学校以来のことでした。野球のセンスはあったものの、和也のような実力をつけるのは簡単なことではありません。
和也のために野球をもう一度始める達也に、両親は反対しました。彼らは達也に自分自身の人生を歩んでほしいと考えていたのです。また、南も達也のことが心配でなりませんでした。
野球部員たちは、突然入部してきた達也によそよそしい態度を取ります。それにも負けず、達也は練習に励みました。それでも、秋季大会では須見工に惨敗してしまうのです。
自分の実力を思い知り、落ち込んだ達也は、しばらく野球から離れることにしました。南も、そんな達也の姿を見ているのが苦しくなり、野球部のマネージャーを辞めてしまいます。
野球部から離れ、1人悩む達也を立ち直らせたのは親友の原田でした。原田の励ましをきっかけに、達也は野球部での練習を再開します。
夢をかなえた達也※ネタバレあり
達也と南が高校2年生になり、再び夏がやってきました。達也率いる明青学園は順調に勝ち残り、再び決勝で須見工と戦うことになったのです。
達也は母親の春子に会場に来てほしいと頼みます。それでも春子は家を出ませんでした。そんな春子のもとに、ある親子が訪ねてきます。それは、和也が自分の命を犠牲にしてまで救った少年とその母親でした。
春子は夫の慎吾と、南の父親の俊夫と一緒にテレビで達也の試合を観戦します。そのとき、南は子供部屋でラジオを聞いていました。
達也は南が残したデータをもとに、須見工を見事におさえます。しかし、守備の際に転んでしまった達也は肩を痛めてしまうのです。それをラジオで聞いた南は、球場へと駆け出しました。
明青学園はキャプテン黒木の活躍によって3点を先制します。それでも、試合の中盤で須見工のエース新田に満塁ホームランを打たれてしまうのです。
8回の裏、3塁まですすんだ達也は、ホームスチールを試みるものの、アウトになってしまいます。敗北ムードの漂う明青学園でしたが、キャッチャーの孝太郎による逆転ツーランで明青が5対4でリードしました。
9回の表、須見工の攻撃は、2アウト2、3塁のピンチで新田をむかえます。達也は孝太郎に敬遠を提案します。しかし、孝太郎は勝負しようというのです。
そのとき、達也はスタンドにいる南の姿を見つけました。「いいんだな?俺が南を甲子園に連れて行っても」と天国にいる和也に問いかける達也は、新田を空振り三振におさえます。
明青学園は夏の甲子園初出場を果たし、3人の夢がかなったのです。
タッチの主な登場人物とキャストを一挙紹介
映画『タッチ』には個性豊かな登場人物が描かれています。
【浅倉南役】長澤まさみ
『タッチ』の主人公となる朝倉南は、上杉兄弟の幼なじみとして育ちました。明青高校野球部のマネージャーの南は明るくてスタイル抜群の女の子です。動画では、上杉兄弟の間で揺れる女心をのぞかせます。
【上杉達也役】斉藤祥太
上杉兄弟の双子の兄が上杉達也です。優秀な弟と正反対の達也は、面倒くさがり屋でいい加減な性格をしています。しかし、南のため、弟の代わりに甲子園を目指すことになるのです。
【上杉和也役】斉藤慶太
上杉和也は、上杉兄弟の双子の弟です。成績優秀でスポーツ万能な和也は、ある少年を救うため、命を落としてしまいます。
タッチの作品情報はコレ!
原題:タッチ
公開年:2005年
製作:本間英行
プロデューサー:山中和成
製作統括:島谷能成、亀井修
監督:犬童一心
脚本:山室有紀子
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※本ページの情報は2019年4月時点のものです。