鳥肌が止まらない衝撃映像てんこ盛り!な作品。映画『エイリアン3』

洋画(海外映画)

『エイリアン』シリーズといえば、エイリアンという言葉を世間に定着させた名作SF映画であり、ハリウッド女優シガニー・ウィーバーの代表作でもあります。『エイリアン3』はシリーズ第3作目で、1992年に公開されました。1979年公開の『エイリアン』、1986年公開の『エイリアン2』からストーリーが続いている続編であり、もちろん主役はシガニー・ウィーバー演じるリプリーです。3作目ということで新しい要素も盛り込まれ、見ごたえのある作品となっています。

ここでは、『エイリアン3』のあらすじや感想、さらに動画を配信しているサービスについてご紹介していきます。無料で観られる方法もあるので今すぐ楽しむことも可能ですよ。

1分でわかる!公式ライター・トキエスによる映画解説

『エイリアン』シリーズで圧倒的にファンが多い『エイリアン3』。シガニー・ウィーバーが頭を刈り上げ、体当たり演技に挑んだことでも有名だ。そんな本作は、ハイパースリープ状態のリプリー(シガニー・ウィーバー)たちが乗る宇宙船スラコ号が、惑星フィオリーナ161に墜落するシーンから始まる。

フィオリーナ161は、凶悪な男性囚人ばかりが暮らす惑星。そこで目覚めたリプリーは、事故の原因がエイリアンだと知る。さらに、この惑星は囚人だらけのため、武器という武器がない状態。そんな中、一人、また一人とエイリアンの餌食になっていく。エイリアン完全抹殺を狙うリプリーだったが、突如、彼女は体調を崩し、自分にエイリアンが寄生していることを知る

監督を務めたのは、後に『ファイトクラブ』や『ゴーン・ガール』など世界を驚かす衝撃作品を生み出したデヴィット・フィンチャー。彼の初監督作品でもある本作。スリラーの描写が驚くほど上手い彼が生み出したエイリアン。もちろん、スリル満点で鳥肌が止まらない。また腹の底からエイリアンを憎んでいたリプリーの中に、エイリアンが寄生するという残酷なストーリーラインも◎。鳥肌が止まらない衝撃映像てんこ盛り!な作品だ。

トキエス
ライター:トキエス
映画ライター。兵庫県出身。サスペンス・スリラー作品記事をメインに執筆。趣味は海外映画のロケ地巡り。

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ここを見るべき!『エイリアン3』のおすすめポイント3

おすすめポイント1:『エイリアン』シリーズが迎える結末

1979年に公開された映画『エイリアン』から始まったシリーズは、この1992年の『エイリアン3』でいったん結末を迎えます

1997年にはこの作品から200年後を舞台とした「エイリアン4」が公開され、リプリーもクローンとしてよみがえりましたが、『エイリアン3』までのリプリーとは別人です。そのため、この『エイリアン3』で人間のリプリーを主人公としたストーリーは完結したととらえる人も少なくありません。

『エイリアン』では会社の陰謀により仲間たちとともに惑星LV-426へとたどり着き、エイリアンという未知の生物と遭遇したリプリー。命がけの状況を乗り切り、ノストロモ号のたったひとりだけの生存者となって愛猫をお供に宇宙空間を漂うことになります。

それから57年後の『エイリアン2』では、再びLV-426へと足を踏み入れることとなり、エイリアンの大群との激闘のすえ、ニュートというかけがえのない存在を得ることができました。

ところが『エイリアン3』では、リプリーはまたひとりぼっちになってしまうのです。劇中には、リプリーが「あんたとも長い付き合いね」とエイリアンに語りかけるシーンがありますが、これは彼女の孤独を際立たせる名セリフといえるのではないでしょうか。

宇宙の果てでエイリアンと出会い、その驚異と立ち向かい続けたリプリーがどういったエンディングを迎えるのかが、この作品の大きな見どころです。

おすすめポイント2:シガニー・ウィーバーの熱演

主人公リプリーを演じるのは、名女優シガニー・ウィーバーです。『エイリアン』『エイリアン2』からの続投とあって、多くの人が「エイリアンといえばシガニー・ウィーバーのリプリー」というイメージを持つまでになりました。

シリーズを通して凶暴な未知の生物に立ち向かってきたリプリーは、この『エイリアン3』でスキンヘッド姿を披露しています。

舞台となる惑星「フューリー」の環境は過酷で、お世辞にも暮らしやすいとはいえません。毛ジラミも蔓延しているようで、クレメンス医師から全身の毛を剃るようにすすめられます。

スキンヘッドとなったリプリーは、それまでとは異なる凜とした美しさや勇ましさ、たくましさを感じさせるビジュアルとなりました。

囚人たちに襲われ助けられたときも、襲ってきた輩を殴り飛ばし、決して男たちに屈しません。それでいて、女の武器を使ってクレメンス医師を煙に巻くようなしたたさかも持ちあわせています。

男性的なイメージになるかと思いきや、シガニー・ウィーバーの美しさや魅力をさらに引き出したといっても過言ではありません。

ビジュアル面の進化もさることながら、本作のリプリーはさまざまな感情表現でも視聴者を魅せてくれます。ニュートを失った悲しみ、囚人たちとの友情、そしてもう後がないとわかったときの絶望。

余すところなく描かれたリプリーの心情に、観客は引き込まれ、シンクロしていくことでしょう。

おすすめポイント3:惑星フューリーの独特な世界観

『エイリアン3』の舞台は流刑惑星フィオリーナ161(通称「フューリー」)です。罪人たちが流される監獄であり、屋外はマイナス40度にも達するという過酷な環境にあります。

そこにいる人々は全員が男で、囚人ではない所長や副所長も例外ではありません。

救いも楽しみもない星で囚人たちは独自の宗教を信じ、それによって規律や精神の団結を持ち、自活しています。

宗教観というのは、これまでの『エイリアン』シリーズにはない要素であり、特にニュートたちが火葬されるシーンでの祈りの言葉は胸を打つものがあります。

そういった精神的な描写があることで、SF映画としてのカラーが強く打ち出されていたこれまでのエイリアンとは少し違い、現代的な生臭さも兼ね備えているのではないでしょうか。

また、フューリーを所有しているウェイランド・ユタニ社は日系企業ということで、施設内にはところどころで日本語の表記が出てきます。動画を視聴する際に探してみるのも楽しいかもしれませんね。

『エイリアン3』はこんな人におすすめ!

デヴィッド・フィンチャー監督が好きな人

『エイリアン3』は、デヴィッド・フィンチャーの映画監督デビュー作です。『エイリアン3』より後に制作された「セブン」(1995年公開)、「ファイト・クラブ」(1999年公開)の大ヒットにより名監督として世界中に知られるようになりました。

デヴィッド・フィンチャー監督といえば色彩を控えめにした独特の画面づくりが特徴のひとつであり、『エイリアン3』の動画もその雰囲気が感じられる作品に仕上がっています。

『エイリアン』という巨大なテーマを扱いながら、前作や前々作とは異なる雰囲気の作品として完成させた手腕は、さすがというべきものではないでしょうか。

『エイリアン3』は前作や前々作と比較されたうえで低く評価されることも多く、デヴィッド・フィンチャー監督はこの作品について語りたがらないともいわれています。

しかし、公開当時の評価の低さは、世間がまだデヴィッド・フィンチャー監督をよく知らず、表層的な部分だけで判断したからだという意見も存在します。

確かに『エイリアン3』は、古さや世間の評価を理由にスルーしてしまうにはもったいない作品です。デヴィッド・フィンチャー監督の作風が世の中に知られるようになったいま、改めて見返してみることでこのデビュー作の魅力が発見できるかもしれません。

悲しいストーリーの映画が観たい人

『エイリアン3』でリプリーは、出だしから悲劇に見舞われます。

前作の『エイリアン2』で、エイリアンの大群から必死に守り抜いた少女ニュートが、コールドスリープのカプセルの中で溺死してしまっていたのです。これはリプリーのみならず『エイリアン2』を観て本作を楽しみにしていた観客にとっても衝撃でした。

さらに、海兵隊員で唯一の生存者であるヒックス伍長も死亡し、頼りになるヒューマノイドのビショップも機能を停止してしまっています。

ニュートの死を知ったリプリーの悲しみようは痛いほどで、それでいてニュートにエイリアンが寄生していないかを確認すべく冷凍保存された遺体に向き合うシーンでは涙を禁じ得ません。

あれだけ命を張って助けたニュートがあっさりと死んでしまうというストーリーは、公開当時から賛否両論を巻き起こしました。

このように大いなる悲劇から始まる『エイリアン3』のストーリーは、終幕まで悲しみの連続です。監獄で1番にリプリーの理解者となったクレメンス医師も早々に退場を余儀なくされ、リプリー自身にも最後に切ない展開が待っています。

エイリアンとの対峙がスリル満点なのはこれまでのシリーズと同様ですが、終幕へ向かうにつれ衝撃の事実が明らかになっていき、観ている観客も打ちひしがれてしまうような展開が待ち受けています。

誰よりもエイリアンの恐ろしさを知っているリプリーは、未だエイリアンを生物兵器とすることを諦めていないウェイランド・ユタニ社にどのように対峙していくのでしょうか。

最後のシーンでリプリーが何をしようとしているのか察したとき、その悲壮な決意に涙があふれました。

ホラーが好きな人

前作の『エイリアン2』ではエイリアンの大群を相手に派手なアクションがありましたが、『エイリアン3』は第1作目と同じくたった1匹のエイリアンがもたらす脅威を描いています。狭い監獄のなか、どこか遠くから聞こえる悲鳴が恐怖をあおります。

また、エイリアン自体もこれまでにない形態をしており、天井や壁にとりついたり、逆さまになって走ったりと、より気味悪さや異生物らしさが強調されました。特に、奇妙な音を発しながらリプリーへと詰め寄るシーンでは背筋に悪寒が走ります。

銃でエイリアンをバタバタとなぎ倒していた前作とは異なり、リプリーたちに武器はありません。そのため、どちらかといえば、狭い宇宙船の中でのエイリアンとの攻防を描いた第1作目に近い雰囲気を持っています。

第1作目の、「得体の知れない生きものが見えない場所から忍び寄ってくる恐怖」や「ホラー要素」が好きだったという人には、この『エイリアン3』もおすすめです。

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映画『エイリアン3』をざっくりとご紹介

1992年に公開された映画『エイリアン3』は、映画界に金字塔を打ち立てた『エイリアン』シリーズの第3作目として制作されました。

エイリアンシリーズでは1作ごとに違う監督を起用しており、この『エイリアン3』で監督を務めたのはデヴィッド・フィンチャーです。

ソーシャル・ネットワーク」(2010年公開)などの名作を手がけた名監督ですが、当時は新人で、この『エイリアン3』がデビュー作。しかも、それまでに何人もの監督が降りてしまったために選ばれたといういきさつがあります。

なぜそんなに監督が決まらなかったのかというと、そもそも脚本の段階でトラブルが発生していたのです。『エイリアン3』の脚本の執筆には複数人のシナリオライターが関わり、ツギハギ状態だったといいます。

そのうえ、結局脚本は未完成のまま撮影が開始されてしまう始末。撮影終了後も、監督が編集したフィルムをスタジオがさらに編集し、監督の思い描いたような作品にはなりませんでした。

このように水面下でさまざまなトラブルがあったことは有名な話ですが、主役のリプリーや凶暴なエイリアンは健在です。

『エイリアン』『エイリアン2』から続くストーリーは、シリーズのファンにとっては待ちに待ったものでした。もちろん、この『エイリアン3』だけでも十分に楽しめる動画に仕上がっていますので、いきなり「3」から観ても問題ありません

物語は宇宙船「スラコ号」の中から始まります。前作の『エイリアン2』で、エイリアンの巣と化していた惑星LV-426から飛び立ったリプリーたちは、コールドスリープ状態で地球を目指していました

この航海では、LV-426の元住民で唯一の生存者である少女ニュート、海兵隊のヒックス伍長、ヒューマノイドのビショップと一緒です。

しかし、不気味な生きものがちらりと映り、宇宙船内に異常が発生します。その不気味な生きものが人間に子孫を寄生させるエイリアン「フェイスハガー」であることは、前作や前々作を観た人であればすぐにわかるでしょう。

フェイスハガーが乗組員のうちの誰かにとりついている画も映りますが、眠っているリプリーたちは何も気づきません。宇宙船のAIらしき機械音声が危険を告げるなか、カプセルごと非常脱出ユニットに乗せられ、近くの星へ墜落します。

そこは、男性囚人たちが暮らす囚人惑星フィオリーナ(通称「フューリー」)でした。リプリーは助かりますが、ほかの乗組員は死亡、ビショップも機能停止という状態で、リプリーは悲しみをこらえながらスコラ号で何が起こったのかを知ろうと奔走します。

これまで、イヤというほどエイリアンに苦しめられてきたリプリーですから、異常が起こったとなれば真っ先にエイリアンの存在を疑うのは無理もありません。

かわいいニュートの遺体を目の当たりにするという悲しみの中で、寄生された痕跡がないかを調べる姿はあまりにも痛々しく映ります。

リプリーの予想したとおり、エイリアンはスコラ号に入り込んでいたわけですが、フューリーでは人間ではなく犬に寄生します。そのため、前作までのエイリアンとは違う四つ足歩行をする個体が誕生し、刑務所の住民たちを脅かしはじめました。

リプリーは荒くれ者の囚人たちと協力し、エイリアンを退治することを決意します。

しかし、まったく別の脅威がもうひとつ、リプリーに迫っていたのです。それに気づいたとき、リプリーや観客は大きな絶望を感じることとなります。

『エイリアン3』は第3作目ということで、大ヒットしたシリーズにひと区切りつける作品でもあります。前作や前々作とは雰囲気が異なっているため、評価が分かれたことは否めません。

しかし、『エイリアン』や『エイリアン2』の動画を観賞し、リプリーの生きざまを見守ってきたという人には、ぜひ観てもらいたいおすすめの1本です。

あわせて、スキンヘッド姿まで披露した主演のシガニー・ウィーバーの熱演ぶりも必見です。

『エイリアン3』のあらすじをご紹介!※ネタバレ注意

ここでは『エイリアン3』のあらすじを解説していきます。ストーリーのネタバレがありますので、「知りたくない」「ネタバレなしで動画を楽しみたい」という人はご注意ください。

舞台は囚人惑星「フューリー」

コールドスリープに入ったリプリーたちが乗る宇宙船「スラコ号」は、宇宙空間を航海していました。エイリアンの巣と化していた惑星「LV-426」を脱出し、地球へと帰還する途中です。

しかし、スラコ号の船内で異変が発生し、乗組員たちは非常脱出ユニットにカプセルごと乗せられ、とある惑星の海に墜落します。

そこは惑星全体がウェイランド・ユタニ社の刑務所である「フューリー」という星で、何らかの罪を犯した男たちが暮らしています。

救出されたリプリーは医務室に運ばれますが、彼女が命をかけて守り抜いた少女ニュート助かりませんでした

ヒックス伍長は血まみれの状態で死亡、合成人間のビショップも半壊し機能停止と、リプリーは前作の『エイリアン2』に続いてまたもや唯一の生存者となってしまったのです。

目を覚ましたリプリーは、医療責任者を務める医師ジョナサン・クレメンスから、ともに船に乗っていた3人が死亡したことを知らされ悲嘆に暮れます。

しかし、リプリーにはどうしてもぬぐいきれない不安がありました。エイリアンの存在です。

そこで、冷凍保存されたニュートの遺体を確認しクレメンスに解剖を依頼。エイリアンの痕跡は見当たりませんでしたが、安全装置に刺し貫かれて死亡したというヒックス伍長の遺体とともに火葬してほしいと願い出ます

惑星「フューリー」にいるのは25人の男性囚人で、溶鉱炉での作業に従事し核廃棄物を格納する鉛の板を作っていました。彼らは宗教的な規律にのっとり、精神的な結びつきを持って暮らしています。

ディロンは彼らのリーダー的存在で、ニュートたちの遺体を溶鉱炉で火葬する前に祈りの言葉を捧げました。男性囚人ばかりが暮らすフューリーでしばらく過ごさなくてはならなくなったリプリーは、髪を剃りスキンヘッドになります

迫り来るエイリアンの脅威

リプリーは、スコラ号で発生した異常がエイリアンによるものではないかという疑惑を持ち続けていました。リプリーが考えているとおり、エイリアンはスコラ号に入り込んでいました。

「フューリー」では犬に寄生し、四つ足歩行という新たな形態を手に入れ、密かに刑務所内で囚人を襲っていたのです。

事態にまだ気づいていないリプリーは、半壊したビショップを起動させ、フライトレコーダーの解析を試みます。起動したビショップは、スコラ号にエイリアンが入り込んでいたことを告げるのでした。

リプリーがスコラ号の真実を知るのとほぼ同時に、エイリアンに襲われてケガをし、パニックになった囚人が医務室へ運ばれてきます。

所長のアンドリュースは囚人同士のイザコザだと決めつけますが、リプリーはエイリアンの存在を確信し、所長たちにエイリアンについて説明をします。

しかし、相手にされず、医務室に軟禁されることになってしまいました。そこでクレメンス医師の過去について聞いていると、突如エイリアンが姿を現します。

クレメンス医師は襲われ、リプリーも狙われますがなぜかエイリアンはリプリーを襲撃することはありませんでした。

医務室を飛び出し、囚人たちに助けを求めにいくリプリー。囚人たちは取り合いませんが、そこで所長が襲われたことで事態が急変します。

リプリーと囚人たちは、一連の事故がエイリアンによるものだと確信し対策を始めました。しかし、フューリーは刑務所ですから銃などの武器はありません。

リプリーはエイリアンを追い込んで刑務所の開かずの間に閉じ込める作戦を立てます。ところが、作業中に囚人のひとりが襲われ、爆薬が爆発するという事故が発生し大惨事となってしまいました。

さらに、リプリーは体調に異変を感じ、非常脱出ユニットで自らをスキャンします。

そこで自分がエイリアンに寄生されていたことを知り、絶望の淵へとたたき落とされるのでした。リプリーが医務室でエイリアンと遭遇した際に襲われなかったのも、エイリアンの子どもが体内にいたからなのです。

リプリーの決断

リプリーに寄生しているのは『エイリアン2』で登場したクイーンでした。これ以上被害を拡大させないために、リプリーはディロンに自らを殺してほしいと頼みます。しかし、ディロンはそれを拒否し、エイリアンがリプリーを襲わないのであれば利用できると言い出します。

囚人たちからは会社から救援隊が到着するのを待つべきだという意見も出ますが、リプリーはそれを否定しました。ウェイランド・ユタニ社は生物兵器にするためにエイリアンを捕らえたいだけであり、自分たちを助けることはないと言い放ちます。

事実、リプリーのスキャンデータはウェイランド・ユタニ社に把握され、リプリーの保護を最優先するよう命令を出していました。

エイリアンを倒すために、ディロンが中心となって溶鉱炉の鉛を浴びせる作戦を立てます。エイリアンを誘い込むために幾人もの犠牲を出しつつも、溶けた鉛を浴びせることに成功

しかし、エイリアンはそれだけでは倒せません。リプリーはそこへさらに水を浴びせ、急激な温度変化によってエイリアンを粉々に砕きました

同じ頃、会社からの迎えが到着しました。そこには合成人間ビショップにそっくりな人物がおり、ビショップを設計したのは自分だと名乗ります。

ビショップはリプリーの体内からエイリアンの幼虫を摘出し、始末すると説得しますが、リプリーはこの言葉を信じませんでした。彼らを拒否し、リプリーはひとり溶鉱炉の上に立ちます。

そして、赤く燃える溶鉱炉の中へ静かに身を投げ出しました。落下する途中、リプリーの胸からエイリアンが誕生します。その小さな生物をしっかりと抱え、リプリーは溶鉱炉の中へと消えていきました。

『エイリアン3』の魅力的な登場人物&キャストをチェック

『エイリアン3』の動画に出てくる登場人物と、演じるキャストについてご紹介します。

【エレン・リプリー役】シガニー・ウィーバー(Sigourney Weaver)

『エイリアン3』の主人公は、シリーズの顔ともいえる存在のエレン・リプリーです。シリーズ第1作目の『エイリアン』で遭遇した未知なる凶暴生物に大きく人生を狂わされた女性ですが、『エイリアン3』では因縁の決着ともいえる結末を迎えることとなります。

もちろん、戦うヒロインとしての存在感は健在で、フューリーでは男ばかりという環境の中でひときわ輝いています。

リプリーを演じたのは前作、前々作と同じくシガニー・ウィーバーです。『エイリアン3』では美しいスキンヘッド姿を披露し話題となりました。

前作の『エイリアン2』ではアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞にノミネートされ、その実力を世界に知らしめました。代表作には『エイリアン』シリーズのほか、「ゴーストバスターズ」シリーズ、「アバター」(2009年公開)などがあります。

【ディロン役】チャールズ・S・ダットン(Charles S. Dutton)

過去に殺人などの重罪を犯した犯罪者ですが、フューリーでは囚人のリーダー的存在として荒くれ男たちをまとめています。リプリーを助けたり仲間を思いやったりと人情味のある男として描かれ、最後は自らおとりとなってエイリアンとともに鉛を浴び、死亡しました。

演じるチャールズ・S・ダットンは、アメリカ出身の俳優です。この『エイリアン3』への出演で知名度を高めました。そのほかの出演作は、「ゴシカ」(2003年公開)、「パーフェクト・ガイ」(2015年公開)などです。

【クレメンス役】チャールズ・ダンス(Charles Dance)

フューリーの医療責任者ですが、かつては医療事故を起こしたことで収監されていた囚人でした。真面目さや誠実さを持ち、ほかの囚人たちとは違った雰囲気を漂わせています。

医療責任者としてリプリーに接することとなり、しだいに仲を深めていきます。リプリーも彼に信頼を寄せますが、早い段階でエイリアンの犠牲となってしまいました。

クレメンス医師を演じているのはイギリス出身の俳優チャールズ・ダンスです。イギリスやアメリカを舞台に活躍し、「スイミング・プール」(2003年公開)、「世界一キライなあなたに」(2016年公開)などに出演しています。

『エイリアン3』の詳細な作品情報はこちら

原題:Alien³

公開年:1992年

製作総指揮:エズラ・スワードロウ

監督:デヴィッド・フィンチャー

脚本:デビッド・ガイラー/ウォルター・ヒル/ラリー・ファーガソン