映画『エイリアンコヴェナント』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

洋画(海外映画)

エイリアンコヴェナント」は大ヒット作「エイリアン」シリーズの過去を解き明かすSF超大作です。前作「プロメテウス」と合わせて見ると、謎の怪物、エイリアンの出生が明らかになります。

ただし、1本の映画としても完成された雰囲気があり、シリーズを見てこなかった人でも十分に楽しめる内容です。オリジナル「エイリアン」と同じくリドリー・スコットがメガホンを取ったことでも映画ファンの間では話題になりました。

この記事では、「エイリアンコヴェナント」にまつわる感想や、動画配信サイトで合法的に無料視聴する方法を紹介します。

エイリアン コヴェナントをU-NEXTで見てみる


エイリアン誕生の真実!「エイリアンコヴェナント」ってどんな映画?

1979年に公開された「エイリアン」は、熱心な映画ファンでなくても内容は知っているでしょう。宇宙船内で人間と怪物エイリアンが死闘を繰り広げるSF作品です。

「エイリアン」はシリーズ化され、世界中でもっとも人気のあるSF映画のひとつとなりました。そして、2012年「プロメテウス」では第1作と同じリドリー・スコットが監督を務め、「エイリアン」に至るまでの過去が描かれたのです。

「エイリアンコヴェナント」は「プロメテウス」の11年後にあたる物語です。植民者たちを乗せた宇宙船、コヴェナント号が未知の惑星に到着し調査を行います。

その過程で、チームは行方不明になっていたプロメテウス号の痕跡を発見します。生き残っていたのはアンドロイドのデヴィッドだけです。チームは次々に不審な出来事に遭遇し、やがてデヴィッドの巨大な企みに気づきます。

「プロメテウス」は直前まで「エイリアン」シリーズの新作であることが伏せられ、リアルタイムの観客は混乱した気持ちで劇場を出ることとなりました。

また、「プロメテウス」の中で語られなかった謎は多く、次作での説明を多くの映画ファンが求めていました。2017年公開の「エイリアンコヴェナント」は5年越しとなる解決編であり、「プロメテウス」の謎が丁寧に答えられていきます。

とはいえ、「エイリアンコヴェナント」は単に説明や解説だけに終始する映画ではありません。純粋にSFホラーとして楽しめる作品です。

登場人物が「ネオモーフ」というエイリアンに寄生されていき、パニックにおちいる姿は非常にスリリングです。そして、ヒロインのダニエルズが生きて地球に帰れるのかどうか、最後まで目が離せません。

「エイリアンコヴェナント」の大きな魅力として、マイケル・ファスベンダーの活躍は外せないでしょう。ファスベンダーは本作でデヴィッドとウォルターという2体のアンドロイドを演じました。

いずれも人間によって作られた存在であり、自分に魂はあるのかどうかと悩んでいます。ただし、ウォルターが人間に従順なアンドロイドであるのに対し、デヴィッドは邪悪な思考に蝕まれていました。

デヴィッドは「生命」にとりつかれ、自らの手で新しい生物を創りだそうとしていたのです。まるで神がアダムとイヴを創ったように、デヴィッドは自らが新世界の主になると信じていました。

ファスベンダーはアンドロイド特有の冷たい表情と暗い微笑を使い分け、デヴィッドの複雑さを表現しました。一方、ウォルターにはやや人間らしい温かみがあります。彼の高度な演技も「エイリアンコヴェナント」を動画で見る際のチェックポイントです。

そして、本作のおぞましい美術も強烈な個性をもたらしています。「エイリアン」シリーズといえば、ハンス・リューディ・ギーガーによる怪物のデザインが印象的です。

残念ながら本作の撮影前にギーガーは亡くなってしまいましたが、スコット監督は見事に遺志を受け継ぎました。ギーガー特有のダークで、緻密な美術を映画全体に再現しています。

コヴェナント号が到着した惑星は、そのすべてがギーガー美術の総決算ともいうべき完成度です。隅々までがオブジェとして機能しており、現代アートに興味がある人の目を引きつけるでしょう。

特に、デヴィッドが行ってきたおぞましい実験の数々は、決して許される内容ではないものの前衛アートとしての美しさがあります。

「エイリアンコヴェナント」は公開後、全世界で2億ドルを超える大ヒットとなりました。

一方で、評論家や映画ファンからは賛否両論を巻き起こしています。それもそのはずで、40年近くの歴史を持つ「エイリアン」シリーズの新作ともなれば、過剰にハードルが上がってしまうものなのです。

公開から時間が経ってから鑑賞してみると、「エイリアンコヴェナント」は1本の映画として面白く、刺激に富んでいます。シリーズのファンそうでない人も、オリジナリティあふれる世界観を動画で堪能しましょう。

SF映画の最高峰!「エイリアンコヴェナント」の魅力3

「エイリアン」シリーズの謎が明らかに!

これまで「エイリアン」シリーズは過去シリーズが4本、リブート作として1本が制作されてきました。スピンオフ映画なども含めると、数はさらに多くなります。

しかし、いずれの作品でもエイリアンの過去について語られることはありませんでした。エイリアンは単なる恐怖の対象でしかなく、存在の起源まで説明がなされなかったのです。

前作「プロメテウス」ではエイリアン誕生のきっかけが示唆されたものの、説明としては不十分でした。映画ファンが「エイリアンコヴェナント」に寄せた期待は尋常ではなかったといえるでしょう。

「エイリアンコヴェナント」では、「プロメテウス」で解決されなかった疑問点が次々に語られていきます。どうやってエイリアンは現在の形態になり、最強の生物にまで進化したのかがはっきりと判明します。

また、エイリアンがどうして人間を襲うのかについても理由がわかるようになるでしょう。

これまで「エイリアン」シリーズを見てこなかった人は最初に「プロメテウス」と本作を動画で視聴するのもおすすめです。

エイリアンの誕生を頭に入れてから旧作を見ると、恐怖もより倍増するでしょう。もちろん、予備知識なしで「エイリアン」を見た後、本作で答えを知るのも立派な鑑賞方法です。

細部まで徹底された美術の完成度!

「エイリアン」といえば、アーティストのハンス・リューディ・ギーガーの才能が爆発した作品として有名です。

ギーガーはグロテスクなデザインの中にも、美しさや規則性を感じさせるアートをたくさん発表してきました。リドリー・スコット監督はギーガーのセンスが新しいSF作品に必要だと感じ、第1作のデザイナーに起用したのです。

もしもエイリアンが平凡なデザインだったとすれば、本シリーズはこんなに人気にはならなかったでしょう。ただし、「エイリアン」はシリーズが進むにつれてアクション映画に切り替わっていき、ギーガーのセンスが堪能できるチャンスは減っていきました。

ギーガーの死後に発表された「エイリアンコヴェナント」ですが、ビジュアル的にはもっとも彼の感性を反映しているといえます。理由としては、本作が騒々しいアクションではなく、ストーリーをじっくりと描くことにこだわった映画である点が挙げられます。

また、デヴィッドというアンドロイドに支配された惑星が舞台であるため、彼の狂ったビジョンが全面的に押し出されました。

その結果、「エイリアンコヴェナント」はシリーズ中もっとも美術の完成度が高い作品となっています。

難解なストーリーが追えない人も、画面から伝わるおぞましい雰囲気を堪能しましょう。

マイケル・ファスベンダーの怪演!

「エイリアンコヴェナント」では、デヴィッドが影の主役といえます。11年間、デヴィッドは地球から離れた惑星でひたすら実験を繰り返していました。

アンドロイドであるデヴィッドは自分が人間から創りだされたように、自分も新しい命を創りだせると信じています。

自らを神に等しい存在だと考えているデヴィッドは、すでに既存の生き物の命など重要視していません。彼にとっては人間など新しい生物のための実験台でしかないのです。

デヴィッドの思考は、人間ではない存在だからこそ生まれるものです。そんな彼の恐ろしさをマイケル・ファスベンダーは見事に表現しました。

ファスベンダーは彫刻のように美しいマスクを持つイケメン俳優であり、だからこそデヴィッドの「人ならざる完璧さ」を象徴しています。

ついに新しい生物が創りだされた瞬間、デヴィッドが浮かべる恍惚の表情は決して忘れられません。

一方、ファスベンダーはデヴィッドと同じモデルのアンドロイド、ウォルターも1人2役で演じています。

性格は同じながら人間に敵意がないウォルターは、デヴィッドよりも親しみやすいアンドロイドです。2体の微妙な違いをファスベンダーは繊細な演技で画面に反映させています。

怖いものが好きならおすすめ!「エイリアンコヴェナント」が楽しめる人は?

ホラーが大好きな人

世の中には、怖いものがとにかく好きな人がいます。ホラー映画を見たり、お化け屋敷に入ったりしても楽しめるタイプなら「エイリアンコヴェナント」は十分楽しめるでしょう。

「エイリアン」シリーズはSFだといわれていますが、ホラーの要素が強い作品だからです。

特に、リドリー・スコットが監督した3作品については、いずれもおぞましいムードが特徴的です。気を抜けば何が飛び出すかわからないホラーの恐怖をたっぷり味わえます。

映像や美術へのこだわりが強いため、単に風景を映し出しているだけのショットでも恐怖が漂っています。普通の人なら目を背けたくなるところですが、ホラーファンならワクワクが止まりません。

また、スプラッタシーンにも耐性がある人はより「エイリアンコヴェナント」が好きになるでしょう。フィクションの世界ではスプラッタ描写が物語を盛り上げてくれます。

そんなシーンに衝撃を受けながらも、やみつきになってしまう人は少なくありません。「エイリアンコヴェナント」にはスプラッタシーンが満載です。

とはいえ、女性は1人で見ていると刺激が強すぎる可能性もあります。「エイリアンコヴェナント」を見るときは、仲のいい友だちを呼んで一緒に動画を楽しむのが得策です。

哲学的な考えに触れたい人

多くの人が何気なく毎日を生きていますが、ふと根源的な謎が気になるときもあります。「どうして生きているのか」「人間はなぜ誕生したのか」などの問いは、答えがないからこそ頭にまとわりついてきます。そして、死ぬまでにはこれらの謎に自分なりの答えを見出したいところです。

「エイリアンコヴェナント」は全編にわたり、哲学的な問いかけが続いていく映画です。生や死について日常的に考えている視聴者なら、本作の物語に大きく共感できるでしょう。

たとえば、アンドロイドのデヴィッドは自分が生まれてきた意味がわかりません。だからこそ、自分で命を創り、意味を見つけようとします。一見、どこまでも狂っているように思えるデヴィッドにも、真摯な好奇心があります。

「エイリアンコヴェナント」は見る人に数々の思索をもたらす映画です。その点では、一般的なハリウッドの娯楽作よりも難解でしょう。見る人にはかなりの集中が必要です。

ただし、映画を暇潰しではなく人生の糧にしたいなら「エイリアンコヴェナント」は心に響きます。デヴィッドの台詞に耳を澄ませ、自分でも考えながら見ていくとより作品世界を理解できます。そして、鑑賞後は誰かと感想を交換しても盛り上がること間違いなしでしょう。

難解な物語ほど興味を引かれる人

正直なところ、わかりやすい映画が好きな人には「エイリアンコヴェナント」がしっくりこない可能性はあります。本作のストーリーは真剣に見ればちゃんと理解できますし、説明不足もありません。それでも、かなり頑張って作品と向き合わないと途中で筋がわからなくなりがちです。

もちろん、動画だと気楽に巻き戻しや一時停止ができるので、自分のペースで見るのもひとつの方法です。ただ、やはり「エイリアンコヴェナント」は「難解な物語が好き」な人こそ、世界観を満喫できるタイプの映画です。

マンガやアニメでも、謎解きでファンを引きつけるタイプの作品があります。その場合、一部だけを切り取っても物語の意味がわかりません。最初から順を追わなければ伏線も見失ってしまいます。

しかし、こうした緊張感を醍醐味だと感じる人も少なくありません。「エイリアンコヴェナント」もまた、一瞬たりとも気の抜けないピリピリした空気感がポイントです。

冒頭、デヴィッドの誕生シーンからラストの意外なオチまで、すべての要素が絡み合い、ひとつの物語を形成していきます。

鑑賞中、次の展開を想像しながら、予想が当たっていたかどうかを確かめていくのも面白いでしょう。また、インターネットなどでさまざまな感想や分析を集めていく作業も楽しめます。

「エイリアンコヴェナント」配信の動画サイト一覧!無料視聴はできる?

配信している有料動画サービス比較

サービス 配信
Hulu ×
U-NEXT
Netflix ×
ビデオマーケット
フジテレビオンデマンド
dTV
dアニメ ×
auビデオパス
Amazonプライムビデオ
Paravi ×

「エイリアンコヴェナント」は複数の動画配信サイトで視聴可能です。無料で見るならU-NEXTの31日間体験がおすすめです。

エイリアン コヴェナントをU-NEXTで見てみる

ネタバレ注意!謎が謎を呼ぶ「エイリアンコヴェナント」のあらすじ

以下の内容は、動画配信中「エイリアンコヴェナント」のネタバレを含むあらすじです。

2104年、宇宙船コヴェント号は地球から新しい惑星へと植民するため、多くの人間の胎芽を乗せて航海していました。しかし、途中で事故が発生し、船長が死亡してしまいます。船長の妻だったダニエルズは悲しみに暮れ、急きょ、副船長のオラムが船長に昇格しました。

そんな中、コヴェナント号は未知の惑星から送られてきた電波を受信します。発信源を調べたところ、人類にとって理想的な環境が整った惑星であることがわかりました。

乗組員は緊急ミーティングを開きます。ダニエルズは当初の目的地に向かうべきだと主張します。彼女は電波に対し、悪い予感を覚えていました。

しかし、オラムは目的地を変更するべきだと言います。オラムはコヴェナント号が事故によって受けたダメージも気になっていました。オラムは航海が早く終わったほうがいいと考えていたのです。

結局、オラムの指示によってコヴェナント号は信号が発信されていた惑星へと到着しました。

乗組員は惑星に降り立ち、人が住める環境かを確認します。惑星には酸素も水もあり、地球に近い自然が広がっていました。

驚愕する乗組員たちの中で、ダニエルズは地球のものである写真を発見します。そこには、11年前に行方不明となっていたプロメテウスの乗組員が写っていました。

同じ頃、乗組員のレイナードが不調を訴えてコヴェナント号から出された探査船に帰還します。すると、彼の体を突き破って謎の生物が出現しました。

乗組員たちはパニックになります。生物はすばしっこいうえに凶暴で、乗組員に襲いかかってきました。乗組員は銃で応戦したものの、弾は外れて可燃物タンクに命中します。

探査船は爆発し、中に残っていた乗組員は死亡しました。しかも、生き残った乗組員の体からも再び生物が現れます。

謎の惑星に取り残された調査隊は、生物に襲撃され、絶体絶命です。アンドロイドのウォルターですら甚大な損傷を受け、乗組員がまた殺されました。

彼らを助けたのはプロメテウス号の乗組員だったデヴィッドです。アンドロイドのデヴィッドは11年間も惑星で生存していたのでした。

彼はプロメテウス号の乗組員はみんな事故死し、自分だけが惑星で生物の研究を続けながら暮らしてきたと説明します。デヴィッドはウォルターと同じタイプのアンドロイドであり、乗組員は奇妙な感覚にとらわれます。

コヴェナント号とは通信がとれないため、デヴィッドは自分の住処に生き残った6人を案内しました。しかし、儀式場のようになっているその場所には、先住民のものと思わしき大量の死体が転がっていました。

その夜、生存者の1人だったローゼンタールの死体を発見したオラムは、デヴィッドが例の生物と一緒にいるところを目撃します。

デヴィッドに詰め寄るオラムですが、逆に罠へとかかり、生物に寄生されてしまいました。オラムの体を突き破って出てきたエイリアンは「プロトモーフ」という新種であり、デヴィッドの研究の到達点でした。長年の研究が報われたデヴィッドは恍惚の表情を浮かべます。

デヴィッドは同胞と信じるウォルターだけに真実を明かしました。11年前、プロメテウス号とともにこの惑星へとやって来たデヴィッドは、「ネオモーフ」という小さな生物を見て虜になります。

そして、プロメテウス号の乗組員と先住民を滅ぼし、ネオモーフを使った遺伝子操作に明け暮れてきました。デヴィッドの研究は順調に進み、後は人間を宿主にして新しい生物を創りだすだけだったのです。

しかし、ウォルターはデヴィッドの言葉に共感ができません。すると、デヴィッドはウォルターを機能停止にして置き去りにしてしまいます。

デヴィッドの計画は最終段階に入っていました。ダニエルズたちもデヴィッドが大きな陰謀を企んでいることに気づきます。

ダニエルズたちはコヴェナント号との通信に成功し、一刻も早く惑星を離脱しようとします。しかし、彼女たちにもデヴィッドの魔手は迫ってくるのでした。

クセのあるキャストがそろいぶみ!「エイリアンコヴェナント」の登場人物

【ジャネット・ダニエルズ役】
キャサリン・ウォーターストーン(Katherine Waterston)

本作のヒロインです。夫と死に別れた悲しみに耐えつつ、惑星調査を気丈に行います。演じるキャサリン・ウォーターストーンは「インヒアレント・ヴァイス」でブレイクした実力派女優です。

【デヴィッド役】マイケル・ファスベンダー(Michael Fassbende)

プロメテウス号に乗っていたアンドロイドです。ネオモーフの遺伝子操作により新しい生物を創り上げました。シリーズ中もっとも恐ろしい思想を持った登場人物です。

【ウォルター役】マイケル・ファスベンダー(Michael Fassbende)

コヴェナント号のアンドロイドです。デッヴィッドと同じモデルながら、性格はより人間に近く設定されています。マイケル・ファスベンダーの見事な2役を動画でチェックしましょう。

【クリス・オラム役】ビリー・クラダップ(Billy Crudup)

コヴェナント号の副船長であり、有能な乗組員です。演じるビリー・クラダップは演劇界の名優です。

【エリザベス・ショウ役】ノオミ・ラパス(Noomi Rapace)

「プロメテウス」の主人公であり、本作では変わり果てた姿で登場します。ノオミ・ラパスは「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女」でブレイクしたスウェーデン人女優です。

一流スタッフがずらり!「エイリアンコヴェナント」の作品情報

原題:Alien: Covenant

公開年:2017

監督:リドリー・スコット

脚本:ジョン・ローガン、ダンテ・ハーパー