映画『プラトーン』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

洋画(海外映画)

プラトーンは、公開当時そのリアリティ溢れる内容から多くの注目を集めた作品です。また、反戦のメッセージが含まれている本作品は、見る人の心を大きく揺さぶります。数多くの映画タイトルを受賞し、公開から長い年月が経った今でも評価され続けるなど、歴史に名を残した作品の1つだといえるでしょう。現在では、HuluやU-NEXTなどで無料動画配信されているため、戦争映画が好きな人であればぜひ1度見ておきたいところです。

ここでは、プラトーンがどんな映画なのか筆者が見た感想を含めながらその魅力を詳しく紹介していきます。

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プラトーンはどんな映画なのか?

ベトナム戦争を題材にした反戦映画

プラトーンは、1967年のベトナム戦争を舞台にした作品です。プラトーンとは、30~60名程度で編成される「小隊」という意味。アメリカ軍のある小隊に配属された主人公が見たベトナム戦争の悲惨な現実を描いています。

ベトナム戦争を題材にした映画は数多くありますが、この映画はその中でも特に評価の高い作品です。そして、アメリカ映画界の巨匠として知られるオリバー・ストーンを一気に有名にした映画でもあります。

この映画を見たことがない人でも知っている1枚のポスター

プラトーンという映画の知名度を高めたのが、動画内の1コマを写したあるポスターです。

軍服を着た1人の男が血だらけになってひざまずき、両腕を上げて天を仰いでいる姿を見たことがある人も多いのではないでしょうか。これは、プラトーンという映画を象徴する1つのシーンとして有名です。

このポスターのモデルとなったのが、1968年にベトナムで撮影された写真です。

実際のベトナム戦争で撮影された写真ということもあり、この映画で使用されることとなります。あまりにも有名なポーズのため、映画を見たことがない人でもこのポスターだけは知っているという人は多いのです。

アカデミー賞にも輝く不朽の名作

プラトーンは、第59回アカデミー賞で作品賞と監督賞、録音賞、編集賞を受賞するなど輝かしい成果を収めます。また、脚本賞や助演男優賞、撮影賞にもノミネートされるなど高い評価を得ています。

第44回 ゴールデングローブ賞では、助演男優賞とドラマ部門作品賞、監督賞を受賞。そして、脚本賞にもノミネートされます。さらに、第41回 英国アカデミー賞では、監督賞と脚本賞を受賞します。その他には、撮影賞にもノミネートされました。

1984年に設立されたインディペンデント・スピリット賞では、第2回において監督賞と作品賞、脚本賞、撮影賞を受賞し、主演男優賞にノミネートされます。

他にも、第37回ベルリン国際映画祭では、銀熊賞(監督賞)、第22回カンザスシティ映画批評家協会賞と第7回ボストン映画批評家協会賞では、監督賞を獲得。

第61回キネマ旬報ベスト・テン 委員選出外国語映画第2位に選ばれ、第11回日本アカデミー賞では最優秀外国語作品賞にも輝くなど、全世界であらゆるタイトルを得た作品になります。

監督の経験が凝縮された作品

この映画が評価された理由は、そのリアリティにあります。監督であるオリバー・ストーン本人は、1967年にアメリカ陸軍に従軍し、空挺部隊の偵察隊員としてベトナム戦争に参加しました。

しかし、この部隊は特殊任務を任されることが多く、死傷率の高さは他の部隊と比べても極めて高かったようです。そのときの辛い経験と記憶がプラトーンという映画のベースになっているのです。

そして、オリバーは当時のベトナム戦争を題材にした映画のリアリティのなさに不満を持っていた人物でもあります。そのため、米兵たちの間で蔓延する麻薬汚染や仲間同士での殺し合い、ベトナム人に対する虐殺行為や強姦、敵兵に対する残虐行為など当時のアメリカ軍が持つ負の部分を強調した内容になっているのも本作の特徴です。

徹底したリアリティの追求

プラトーンという映画の魅力であるリアリティは、オリバーの経験を生かして徹底的につくられていくこととなります。

まず、出演者にはブートキャンプ(新兵訓練)を実施。出演者を地獄のような環境に置いて軍の訓練を経験させます。

そのときの食事は缶詰のみ。髪型も当時の軍人と全く同じにするといった厳しい制限を設けます。また、2週間シャワーを浴びせないようにするなど出演者を極限まで追い込みます

映画で使用された小道具もオリバーがこだわったものばかりです。武器や服、ヘルメットなど当時のアメリカ軍が着用していたものを再現。さらに、タバコなどの小物も当時のものを再現しているため、プラトーンという映画のリアリティを強調する理由となっています。

プラトーンを見るときに知っておきたい3つのおすすめポイント!

おすすめポイント1:あまりにもひどいベトナム戦争の真実

ベトナム戦争は、アメリカとベトナムが戦った戦争です。日本人にとっては、全く関係のない遠くの出来事かと思ってしまうかもしれません。

しかし、この映画を見るとベトナム戦争の悲惨さだけでなく戦争の醜さが分かります。

劇中では、アメリカ軍が行った非武装のベトナム住民に対する虐殺行為、そして強姦しようとする様子が描かれています。驚くことに、その非人道的な行為をする米軍兵は、笑いながら楽しんでいるのです。この映画では、そのような異様な光景を包み隠さずすべてさらけ出しています。

劇中ではアメリカ軍の隊員がベトナム人住民を問い詰めるシーンがあります。しかし、英語で話を聞くのですから伝わるわけがありません。

ベトナム人住民も現地の言葉で話すものの、それも伝わらないままです。そのやりとりに激昂したアメリカ隊員はベトナム人住民を殴り倒し、最終的には殺してしまいます

その様子は実にあっけなく、何もなかったかのように淡々と進んでいきます。プラトーンは、このような無慈悲なシーンが多く見られる映画です。そのため、ベトナム戦争がどれだけ醜く辛いものだったのかが分るはずです。

おすすめポイント2:戦争に身を投じた人間がどのように壊れていくかが分かる

ベトナム戦争でのアメリカ軍は、ジャングルの中を毎日従軍していくこととなります。蒸し暑いジャングルの中を汗だくになりながら歩いたり、急に降る雨の中で睡眠をしたりなど過酷な状態が続きます。

しかも、場所はベトナムですから敵地の中です。いつ相手に撃たれるか分からないという不安から、徐々におかしくなっていく隊員も見られるようになります。

敵との戦闘では死傷者も出るようになり、隊員の精神状態はボロボロです。この映画では、戦争という理不尽な状況に置かれた人間がどのように変わっていくのかが鮮明に描かれています。

あるものは酒に溺れ、あるものは大麻や麻薬に手を染めていきます。そして、そのような人間が戦場で一体何を起こすのか、この映画ではその現実を見ることができるのです。

戦争映画を見る人は、戦争に対して何かしら自分の考えを持っていることでしょう。しかし、この映画を見ると、その考え方は間違っているのではと気づく恐れがあります。

なぜなら、プラトーンほど悪という概念が当たり前に描かれている映画はないからです。自分が戦争に行ったらどうなるのか。プラトーンで描かれていることが真実であれば、正義は存在しないと痛烈に感じるかもしれません。

おすすめポイント3:今を輝く俳優の若い頃を見ることができる!

この映画は、数多くの名優を生み出した映画でもあります。

たとえば、主役を演じたチャーリー・シーン。さまざまなヒット映画に出演し、プライベートでも数多くの話題を振りまいた役者です。

また、この作品でアカデミー賞助演男優賞にもノミネートされたトム・ベレンジャーウィレム・デフォーなども個性派の人気俳優として活躍中です。

この映画を見ていると、1度は見たことがある俳優が多く出演していることに気づくことでしょう。知っている俳優がいないか調べながら見るのも面白いかもしれません。

さらに、今では大スターになっている俳優がこの映画では脇役で出演しているというのも、この映画が話題になる1つの要因です。

その俳優の名前はジョニー・デップ。数多くの大作映画に出演し、今では知らない人はいないのではというほど知名度の高い俳優になりました。

この映画は当初、ジョニーを主役にしようと監督のオリバーは考えていたのですが、22歳のジョニーが無名で若すぎるという理由からそれを拒否します。

しかし、オリバーは彼がスターになることを見越し、チョイ役でのオファーを出したことで出演が決まったそうです。動画内ではほんの数分しか見ることができないものの、主役ではないジョニー・デップの貴重な演技が見られます。

プラトーンはこんな人が楽しめます!

戦争の生々しさを知りたい人におすすめ!

戦争映画はプラトーン以外にも数多くの作品がありますが、この映画ほど戦争の生々しさを描いた作品はないかもしれません。

印象的なのが死体の山です。劇中では、数え切れないほどの死体が出てきます。しかし、それを見ても何もなかったように隊員たちは日常を過ごします。死んでしまった人間はゴミのように扱われているのです。

その様子を動画内で見た私はとてつもない不安に襲われました。人はここまで簡単に感情が消えてしまうのかと。

この映画は、監督であるオリバー・ストーンの経験に基づいて作成された映画です。つまり、この映画内で見られる光景というのは当たり前だったということです。

死体を見て心が痛まなくなるというのは、戦争では当たり前なのでしょう。そして、こういった感情の喪失が日常的になるのが戦争なんだと感じたのでした。

人間でいられなくなるのが戦争、そういった生々しい事実を見せつけられる映画だと私は思いました。

ベトナム戦争とはどういう戦争なのか知りたい人におすすめ!

ベトナム戦争は、アメリカ軍が敗北した戦争として有名です。世界で最も強いと言われる軍隊がいかにして負けていったのか、その様子を見ることができるでしょう。

また、この戦争はアメリカ軍の悪行が世の中に知らされるキッカケとなった戦争でもあります。ベトナム戦争でアメリカ軍が何をしたのかを知るにはうってつけの教材となるかもしれません。

私がこの映画を見て思ったのが、よく自分たちの悪い部分をここまで見せられるなということでした。それがアメリカの良いところかもしれませんが、ここまで自分たちの国を悪く見せている映画は非常に珍しいです。

そして、この戦争で罪のない一般の人も数多く亡くなっている現実も知ることができましたし、ここまで簡単に人は人を殺せるんだと恐怖も感じました。ベトナム戦争の真実を見たい人は必見です。

人間の本性を知りたい人におすすめ!

戦争映画でよくあるのが、極限状態に陥ったときに助け合う仲間の友情です。殺し合いが続く中で仲間のために命を捨てる姿に感動したことが何度もありました。

私が戦争映画を見る理由はそこにあります。どんなに辛い状況に置かれても、人は絶対に裏切らないと。しかし、プラトーンにはそのような感動的なシーンは全くありません。事実を淡々と醜く見せつけてくれます

この映画で見られるのが、仲間内での殺し合いです。まさか現実にこんなことが起きているなんてと思うと恐ろしくなったほどです。

ある隊員は、助かりたいがために必死で戦う仲間を横目に死体の山の中に身を隠します。ある隊員は、自分の保身のために仲間を殺害します。こういった醜い人間のやりとりをプラトーンでは延々と描いているのです。

戦争だからこうなるのか、それとも人間とはこういう生き物なのか、この映画を見ていると人間とは一体何なのか分からなくなります。しかし、現実の世界においてもこのようなことは起きています。プラトーンという映画は人間の本質を表現しているのかもしれません。

辛い戦闘シーンを見たい人におすすめ!

プラトーンは戦争映画です。したがって、迫力のある銃撃シーンも登場するため、アクション映画として楽しめる部分も多々あります。

しかし、一般的なアクション映画と少し違います。なぜなら、劇中で登場する銃撃シーンを見ても爽快な気分になれないからです。

アクション映画といえば、豪快に敵を倒す様子を思い浮かべる人も多いかもしれません。ですが、プラトーンはドロドロとした重たい印象を残す銃撃戦がメインとなります。たくさんの銃弾が飛び交うにもかかわらず爽快感は全くなく、痛みや惨さなどを全面に押し出した演出がなされています。

リアルを追求している映画だからこそ、このような銃撃シーンになるのでしょう。戦争の怖さを感じられるアクションを見たいという人は、見てみてはいかがでしょうか。

プラトーンを無料で見られる動画サービスはどこ?

プラトーンは、次の動画サービスを利用すれば見ることができます。中には、無料で配信されているところもあるので、確認しておきましょう。

配信している有料動画サービス比較

サービス 配信
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ビデオマーケット ○別途料金
フジテレビオンデマンド ×
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プラトーンはこんなあらすじ!※ネタバレあり

ここからはプラトーンのあらすじを紹介しますが、動画のネタバレになりますので閲覧する際は注意してください。

あらすじパート1

1967年、大学に通う白人青年クリスは、同年代の黒人や貧困層、少数民族といった貧しい育ちの若者だけが徴兵・入隊を繰り返す現実に強い憤りを覚えます。

そして、その正義感から親の反対を押し切って大学を中退。その後、アメリカ軍に入隊し、ベトナムに向かいます。

ベトナムに到着したクリスは、陸軍歩兵師団の小隊(プラトーン)に配属されます。しかし、ベトナムでは過酷な毎日が続くことになるのです。

ほとんど休息が取れない状態でジャングルを進み、たこつぼと呼ばれる塹壕を掘って1日を過ごすという日々を繰り返します。

そして、敵との銃撃戦を繰り返し、次々に死んでいく仲間。その光景を目の当たりにしたクリスはベトナム到着1週間で自身の選択に後悔するのでした。

月日が経過すると、クリスもその環境に慣れていきます。戦友達と酒を飲み、大麻を吸うなど徐々に友情が芽生え始めます。そして、お互いのことを語り合うほどの仲にまで打ち解けていったのです。

しかし、小隊では問題が発生。小隊を仕切る鬼軍曹バーンズと人間味が残るエリアス軍曹との衝突が激しくなり、対立することになったためです。そして、小隊はバーンズとエリアスの2つの派閥に分かれてしまうことになります。

あらすじパート2

小隊内での問題が解決しないまま月日が流れます。戦争は悪化の一途をたどり、ベトナム軍の罠にはまる隊員も増え始めます。さらに、味方の同士討ちも起きるなど、状況は悪くなる一方でした。

そんなある日、小隊はベトナム人が住む小さな村を発見。村に武器があることを聞きつけたバーンズは、武器の在処を村長に問いただします。

しかし、村長はないと言い続けるものの、バーンズはそれを聞こうとしません。そして、村の住人である女性を射殺し、村人の子供を人質に取って村長を執拗に脅迫します。

それを見たエリアス軍曹は激昂し、バーンズと殴り合いを始めます。これが二人の対立を破局させる決定的な出来事となったのです。そして、エリアスはバーンズを軍法会議にかけることを決意します。

数日後、激しい銃撃戦が行われ、バーンズは小隊に撤退を命じます。エリアスは、自分が囮になって敵を引き付けるからそのまま逃げるようバーンズに進言。そして、見事に逃げ切ることに成功します。

バーンズは小隊を残し、エリアスを探しに密林へ行きます。しかし、エリアスを見つけたバーンズは口封じのためにその場で撃つのでした。

バーンズは、小隊のいる場所まで向かいクリスにエリアスは殺されたと知らせます。知らせを聞いたクリスは、その様子に違和感を覚えます。そして、バーンズが殺したのではという疑念を持つのでした。

あらすじパート3

ヘリコプターに乗った小隊はその場から撤退。しかし、クリス達がヘリコプターから見た光景は、殺されたはずだったエリアスがベトナム兵の大群に追われる姿でした。そして、助かる見込みがないと悟ったエリアスは両手を天に掲げ、絶命します。

クリスはこの一件から、バーンズを殺そうと仲間にエリアスの敵討ちを提案。ですが、仲間はバーンズには逆らえないと拒否します。

バーンズは、敵討ち目論んでいる人間がいると聞きつけ、クリス達のもとに現れます。そして、クリスと殴り合いをして、恨みがあれば復讐に来いという言葉を残すのでした。

数日後、ベトナム軍の大群が小隊に夜襲をかけます。小隊は次々に潰されていき、クリスも敵に囲まれるという状況まで追い込まれていきます。

そして、小隊は錯乱状態になり、敵に向かうものや逃げ惑うものが現れるなど統率が取れない状態になったのでした。そんな中、指揮官は司令部のある一帯をベトナム軍ごと空爆するように指示。

その混乱に乗じてクリスはバーンズを殺害しようとするものの、アメリカ軍の空爆が始まり、その爆風に巻き込まれてしまいます。

映画プラトーンで欠かせない登場人物

この動画の主な登場人物です。

[クリス・テイラー] チャーリー・シーン(Charlie Sheen)

黒人・貧困層・少数民族などアメリカに住む多くの底辺層が職を求めて軍に入隊するという現実に憤りを覚える青年。その正義感から大学を中退して入隊するものの、ベトナム戦争で起こる悲惨な現実をまざまざと見せつけられることになります。

[ボブ・バーンズ曹長] トム・ベレンジャー(Tom Berenger)

過去7回の銃撃戦を生き延びた男。顔に大きな傷跡が残り、異様な雰囲気を放ちます。「不死身」と呼ばれており、小隊内では最も恐れられている存在です。

[エリアス・グロージョン軍曹]ウィレム・デフォー (Willem Dafoe)

クリスの理解者となる男。キャンプ内では、酒や大麻を隊員にすすめるなど気さくな一面を持っています。その人柄の良さから多くの部下に慕われる存在ではあるものの、バーンズ曹長とは対立することになります。

映画プラトーンの作品情報はこちら!

原題:Platoon

公開年:1986年

製作総指揮 ジョン・デイリー

監督 オリバー・ストーン

脚本 オリバー・ストーン