映画『プロメテウス』は面白い?感想と動画配信サイトで無料で見る方法

洋画(海外映画)

プロメテウス」は「エイリアン」や「ブレードランナー」で知られるリドリー・スコット監督が手がけた映画です。自身が監督した「エイリアン」シリーズの流れをくむ作品として制作され、2012年に公開されました。

「人類の創造」という大きなテーマを持ちつつ、エイリアンシリーズとはいくつもの共通点があり、ファンにはたまらない作品といえるでしょう。ここでは、映画「プロメテウス」の概要や、ネタバレを含むあらすじ、感想などをご紹介します。あわせて、「プロメテウス」の動画を視聴できる配信サービスや無料で見る方法についても解説していきます。

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映画「プロメテウス」の基礎知識

「プロメテウス」はリドリー・スコット監督による「エイリアン」の前日譚

2012年に公開された「プロメテウス」は、リドリー・スコット監督によるSF映画です。リドリー・スコット監督といえば、世界的に大ヒットした「エイリアン」シリーズの第1作目を手がけた監督として知られ、「プロメテウス」はその「エイリアン」の前日譚として制作が始まりました。

そのため、「エイリアン」よりさらに前の時代が舞台となっています。物語の始まりは西暦2089年と明記されているので、現代から見れば近未来といえるでしょう。

「プロメテウス」が描くのは人類の始まり

この映画のテーマは「人類の創造」という壮大なものです。リドリー・スコット監督は、「人類はどのように創られたのか?どこから来たのか?」という、我々の存在を定義する問いかけに挑みました。

そこに公開済みの作品の要素をしっかりと盛り込み、映画ファンやエイリアンシリーズのファンを喜ばせる名作を完成させたのです。

タイトルの「プロメテウス」とはギリシャ神話に登場する神の名前で、粘土から人間を創造し、天上の火を盗んで人類に与えたことでゼウスからの怒りを買ったといわれています。

火とは人類だけが扱える英知の存在であり、人を救うこともあれば人を傷つけることもあるもの。このタイトルだけでも、想像が膨らんでくるのではないでしょうか。

最初から謎を投げかけてくるストーリー

動画の冒頭には「人の形をしているけれど人類ではない何か」が登場します。ひと目でそうとわかる演出は、さすがというべきものでしょう。荒々しい自然が広がる原初の風景のなか、彼が黒い液体を飲むと肉体が崩壊し始め、DNAレベルにまで分解され水に混ざって拡散されていく描写があります。

初めてこの動画を見る人にはどのような意味を持つのかわかりづらいオープニングですが、のちのちストーリーが進むにつれこのシーンの謎が解明されていきます。物語が進むにつれておもしろくなっていくのが、この動画の醍醐味なのです。

「エイリアン」シリーズと同じく女性の主人公が活躍!

映画「プロメテウス」の主人公は、考古学者のエリザベス・ショウです。彼女は恋人であり仕事仲間でもあるチャーリー・ホロウェイと大いなる謎に挑んでいきます。

「プロメテウス」のベースとなる「エイリアン」も、シガニー・ウィーバー演じるリプリーが活躍するストーリーでした。「エイリアン」のように女性が活躍するSF映画を待ち望んでいた人にとっては、それだけで期待が高まる1本となっています。

さらに、主人公が胎内に子どもを宿すことのできる「女性」であることは、この映画で大きな意味を持ちます。

ショウは遺跡の調査を進めるにつれ、地球から遠く離れた銀河に人類を創造し文明を与えた「エンジニア」が存在するのではという仮説にたどりつきました。

それは、私たちもよく知るダーウィンの進化論をくつがえす理論です。さらに、彼女は自らの立てた仮説を証明しようとする学者でありながら、父親の形見である十字架を肌身離さず身につけています。キリスト教における最初の人類といえば、多くの人がアダムとイブを思い起こすでしょう。

ショウは神を信じ敬愛するように、エンジニアに対しても信頼や愛を向けていたと思わせられるのです。ショウの亡き父親が、「人は死んだら楽園に行く」と語るシーンもあります。このように、ストーリーから垣間見える宗教観や死生観も「人類の創造」というテーマに深みをもたらしています。

「エイリアン」との共通項とスケールの大きさが魅力

宇宙探索船「プロメテウス号」でショウたちがたどり着くのは、惑星「LV-223」です。「エイリアン」の舞台となった惑星「LV-426」と名前や環境が似ています。

探索のスポンサーはピーター・ウェイランドと名乗る老人で、その名前はエイリアンシリーズを通して暗躍する企業「ウェイランド・ユタニ社」を連想させるものです。

「プロメテウス」をより深く楽しみたい人は、エイリアンシリーズとあわせて視聴するのもいいでしょう。

「プロメテウス」は、金字塔を打ち立てたエンターテインメント作品の一翼を担う映画でありながら、創造論というスケールの大きなテーマを持っています。エンターテイメント性と哲学的な要素が同居し、観客に満足感と想像の余地を同時にもたらすのが、この作品の最大の魅力ではないでしょうか。

「プロメテウス」のここが必見!おすすめポイントを3つに分けて解説

おすすめポイント1:圧倒的な映像美

若かりし頃にアートやグラフィックデザインを学んでいたリドリー・スコット監督の作品は、その映像の美しさも高い評価を得ています。

映画「プロメテウス」の中でもその手腕はいかんなく発揮され、息をのむような世界を観客に見せてくれました。冒頭の原始の地球を思わせるシーンでは、暴力的なまでに激しく流れ落ちる大瀑布を描き、それは生まれて間もない惑星が持つ強烈な生命力という印象を残します。彩度を抑えた絵画的にも見えるこのシーンで、観客は一気に映画の世界へと引き込まれていきます。

「プロメテウス」では、地球でのシーンはほんのわずかしか登場しません。まず、舞台となるのは宇宙探索船「プロメテウス号」です。SFファンであれば、プロメテウス号の外見や内部の描写だけでも十分に楽しめるのではないでしょうか。

舞台はそこから未知の惑星LV-223へと移ります。エベレストよりもはるかに高い山々がそびえる大地にプロメテウス号が土煙を上げながら着陸するシーンは、ワクワク感を呼び起こしてくれるものです。

しかし、「プロメテウス」の映画における映像美の真骨頂は、エンジニアたちの宇宙船内部でしょう。何千年も誰も立ち入らなかったその場所の、「冷たい清浄な空気が漂ってきそう」な雰囲気は、ぜひ動画で確かめてもらいたい部分です。

さらに、エンジニアの宇宙船には見事な立体映像を映し出す機能が備わっています。操縦室の内部に小宇宙を描き、デヴィッドがそこで地球を発見するシーンの美しさは、1度見たら忘れられないほどに洗練されています。

おすすめポイント2:壮大なストーリー

映画「プロメテウス」の根幹にあるのは、過去に作られた「エイリアン」シリーズだということはわかりました。しかし、本作はエイリアンとの対峙がメインであるエイリアンシリーズとは一線を画しています

テーマはあくまでも「人類の創造」であり、エイリアンはほとんど登場しません。どちらかといえば、人類を創造する過程で副産物としてエイリアンが生まれてしまい、エンジニアや人類の脅威となったのではと思わせられます。

この作品では、地球の人類がエンジニアによって生まれたことが明確に描かれています。ショウたちは惑星LV-223でその証を手に入れ、自らの仮説を証明しました。

だからといって、「人類誕生の謎が解明されてハッピーエンド」というわけではないのです。「エンジニアたちはなぜ惑星LV-223を捨てたのか?」「惑星LV-223で何をしていたのか?」「彼らは何から逃げていたのか?」など、次々と疑問がわいてきます

なかでも1番の疑問は「なぜ彼らは地球へと向かうことを決め、自らが創造した人類を滅ぼそうとしたのか?」ということでしょう。劇中で多くは語られず、謎が残ります。

しかし、それもスケールの大きい新シリーズへの布石であるととらえれば、謎を謎として楽しむことができるのではないでしょうか。

さらに、人類がエンジニアによって創られたのであれば、エンジニアは何によって創られたのかという疑問も浮かんできます。また、人類とエンジニアのみならず、人類に創造されたヒューマノイドと人間の関係にも注目したいところです。

エイリアンという稀代のエンターテインメント作品を核にし、ある意味哲学的な作品を完成させたスコット監督。劇中でウェイランド氏が口にする「人類の起源や生きる意味の答えを探し続けてきた」というセリフは、監督自身の言葉なのかもしれません。

おすすめポイント3:魅力的だけれど不気味なヒューマノイド

人間そっくりのロボットであるヒューマノイドの存在は、エイリアンシリーズの名物です。この「プロメテウス」にも、ウェイランド氏に創られたデヴィッドというヒューマノイドが登場します。

さわやかで美形かつ有能なのですが、どこか無機質的でもあり、乗組員の中で異彩を放っています。演じるマイケル・ファスベンダーの、ひと目でヒューマノイドだとわかる演技はさすがとしか言いようがありません。

プロメテウス号の表向きの任務は、ショウたちの仮説に基づいた調査ですが、実は一部の乗組員しか知らない隠されたミッションが存在します。デヴィッドはこの隠されたミッションを遂行するために暗躍するのです。

さらに、「エイリアン」の時代よりも古いタイプのヒューマノイドなだけあって、人間に危害を加えることも平気で実行します。(「エイリアン2」では、進化したヒューマノイドには抑制装置がついており、人に危害を加えることはないという描写がありました。)

「プロメテウス」を見るときは、デヴィッドの一挙手一投足にも注目してみてください。

「プロメテウス」はこんな人におすすめ

「エイリアン」シリーズが好きな人

「エイリアン」の前日譚として制作がスタートした「プロメテウス」には、「エイリアン」との共通項が数多く描かれています。

シリーズのファンにとって何よりもうれしいのは、エンジニアたちが乗る馬の蹄のような形をした宇宙船(通称「ジャガーノート号」)が登場することではないでしょうか。

「エイリアン」でリプリーの仲間たちが探索し、胸に穴のあいた異星人の死体を発見するあの船です。「プロメテウス」ではジャガーノート号がひと目でそれだとわかる形で登場し、操縦席なども「エイリアン」に出てきたのとそっくりに再現されています。

こうなると、「エイリアン」で発見された大柄な死体がエンジニアのものであることは疑いようがありません。しかし、ショウたちがやってきた惑星はLV-223であり、「エイリアン」の舞台である惑星LV-426とは異なる場所とされています。

ただ、どちらも似たような環境な惑星であることを考えると、この2つの惑星には何らかの接点があり、どちらもエンジニアが関わる星だったと考えるのが妥当なのかもしれません。

さらに、「プロメテウス」のラストシーンでは、ショウが「このメッセージを受信しても絶対に発信地には来ないように」という警告を発します。これはもしかして、「エイリアン」でリプリーたちの乗ったノストロモ号が受信した信号なのでは?と思わせられます。

「プロメテウス」はエイリアンではなくエンジニアに焦点を当てた映画となっていますが、同じ世界線での物語であることは感じ取ることが可能です。

特に、「エイリアン:コヴェナントを見たもののプロメテウスは未視聴」であれば、共通の登場人物もいるため、2倍楽しむことができるはずです。エイリアンシリーズの原点を知ることができる映画でもありますので、ファンの人にはぜひとも見てもらいたい1本となっています。

異形の生物が出てくるSFが好きな人

主人公のショウは、異形の姿をした生物を胎内に宿すことになります。このエピソードは、「エイリアン3」でエイリアンに寄生されたリプリーを思い起こさせるものです。

しかし、ショウは諦めず、高機能な医療ポッドを使い無理矢理胎児を摘出します。その姿はエイリアンシリーズに出てきたエイリアンとはまた違っており、触手が4本生えているタコのような不気味な姿をしていました。

こういったクリーチャーの存在も、人類と同じくエンジニアの手から生み出されるものであり、プロメテウスの世界を語るのに重要な存在です。

このタコのような生きものはすぐに成長し、最終的にエンジニアに寄生します。大きくなったクリーチャーの触手や歯のついた口の表現はなかなかのグロさです。

さらに、最後にはファンが見慣れた形のエイリアンも登場。おなじみとなった胸を突き破る形で生まれてくるわけですが、体液の噴き出し方やぐっしょりと濡れた表現はこれまでのシリーズよりさらにリアルになり、VFX技術の進歩を感じさせます。

リドリー・スコット監督が好きな人

スコット監督は、フィリップ・K・ディックのSF小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」を映像化した「ブレードランナー」(1982年公開)で一躍脚光を浴びました。

また、2000年に公開された「グラディエーター」では第73回アカデミー賞の作品賞・視覚効果賞・音響賞などを受賞し、名監督という地位を築き上げました。「エイリアン」を監督した当時はまだ映画監督としては無名でしたが、現在では映画界を代表する監督の一人となっています。

この動画に込められた人類の創造や起源というテーマは、スコット監督のこれまでの作品と重なる部分があります。

監督は「ブレードランナー」で人間に反逆するアンドロイド(レプリカント)を描きました。「プロメテウス」に出てくるヒューマノイドもまた、創造主である人間に従順というわけではありません。そもそも、人間自体がエンジニアの創造物である世界で、人間もまたエンジニア(創造主)に逆らうのです。

本作からは、こういった監督の哲学も垣間見ることができるのではないでしょうか。「プロメテウス」は、スコット監督の感性や映像センスが大好きという人には自信を持っておすすめできる作品です。

「プロメテウス」の動画を無料で見る方法は?

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配信している有料動画サービス比較

サービス 配信
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「プロメテウス」のあらすじをチェック!※ネタバレ注意

「プロメテウス」のあらすじを解説します。ネタバレがありますので「動画を見るまで結末を知りたくない!」という人はご注意ください。

意味深なプロローグ

荒々しい自然が広がる原始の世界を思わせる場所に、1人の男が立っています。

白い肌をしたその男は、流れ落ちる滝のすぐそばで黒い液体を飲み込みました。すると、男の体は黒くひび割れていきます。やがて肉体はバラバラになり、滝に飲み込まれていきました。

創造者からの「招待状」

2089年のスコットランドで、考古学者のショウ古代の壁画を見つけました。それは、空にある銀河を大きな人が見上げ指さしている絵で、同じく発掘作業に携わっているホロウェイとともに喜びの声を上げます。

時が流れ、2093年12月21日。宇宙探索船プロメテウス号は、ショウをはじめ17名の乗組員を乗せ宇宙を飛行しています。船内ではヒューマノイドのデヴィッドが古代言語を学びながら船内の業務をこなしていました。

この航海のスポンサーであるウェイランド氏は、ハイパースリープから目覚めた乗務員へのメッセージの中で、自分はすでに死んでいるだろうと述べます。そして、生涯にわたって「人類の起源」や「生きる意味」についての答えを求め続けてきたと話しました。

その答えを見つけようとしているのがショウとホロウェイであり、2人はスコットランドで発見した壁画と似たものが地球上のあちこちで見つかっていることを乗組員たちに説明します。

それは、地球から遠く離れた銀河を描いたもので、人類を創造した「エンジニア」からの「招待状」だというのです。プロメテウス号はその銀河へ向かっていたのでした。

未知の惑星を探索

プロメテウス号は目的の惑星へ降り立ち、人工的な雰囲気のある岩山と平地を見つけ着陸しました。岩山の内部を調査中、デヴィッドが壁の装置に触れると突如として立体ホログラム映像がスタートしました。

大柄な人型の生命体が数人走り抜ける映像を見て、ショウたちはその後を追いかけます。ホログラムの1人が扉の前で倒れたところで映像は終わり、そこで首のない死体を発見。その年代を測定すると約2000年前のものであることが判明します。

扉を開けた先には切断された頭部が転がり、室内には細長いつぼのようなものが並び、デヴィッドはそのうちのひとつを密かに持ち出します

明らかになる真実と拡散していく脅威

嵐が近づき退避命令が出ました。ショウたちはエンジニアのものと思われる頭部を持って船に戻ります。調査の結果、エンジニアのDNAは人間と一致することが判明します。そのうえで人間より古い遺伝物質を持つエンジニアは、人類の祖先だったのです。

一方で、デヴィッドは密かに持ち出した容器を開け、中から黒い液体の入った巨大な薬品アンプルを取り出します。デヴィッドは船内でくつろぐホロウェイに酒をすすめ、そこに黒い液体を混入させました。ホロウェイは酒を飲み干し、その後ショウの部屋へ行き2人は一夜をともに過ごします。

調査に出た人々のうち、ミルバーンファイフィールドの2人は遺跡に取り残され内部で一夜を明かすことになりました。

2人がつぼのような容器が並ぶ部屋にたどり着くと、床は黒い液体で濡れており、そこでヘビのような生きものに襲われます。ファイフィールドがヘビの体を切断すると噴出した体液で宇宙服が溶け、ミルバーンはヘビに口から侵入されてしまいました。

翌朝目覚めたホロウェイは体調に異変を覚えます。乗組員たちはミルバーンとファイフィールドの捜索に向かい、ミルバーンの遺体を発見しますがファイフィールドはいません。

デヴィッドは単独で別行動をとり、さらに遺跡の奥へと足を踏み入れていました。そこで再びエンジニアのホログラム映像がスタートし、そこがエンジニアたちの宇宙船の操縦室で、彼らが地球へ行こうとしていたことを知ります。

さらに、エンジニアの1人がハイパースリープ状態で生存しているのを発見しました。

ホロウェイは急激に体調を悪化させ、感染症だと判断した一行は船に戻りました。しかし、スポンサー側の責任者であるヴィッカーズは船には入れられないとホロウェイに火炎放射器を向けます。もう自分が助からないと判断したホロウェイは、炎の前に躍り出て絶命

ショウはショックのあまり気を失いますが、目を覚ますと今度はデヴィッドから自分が妊娠3カ月であることを告げられます。ショウは不妊症であり、ホロウェイと性交したのは10時間前であることから、恐ろしいことが起きていると確信したショウは堕胎を決行します。

医療ポッドで開腹手術をした結果、胎内から出てきたのは4本足のタコのような生物でした。それを医療ポッドに閉じ込め船内をさまよううち、ショウは密かにプロメテウス号に乗船していたウェイランド氏と対面します。

亡くなったはずのウェイランド氏は、エンジニアに永遠の命を願いにきたのでした。それが彼の本当の目的であり、デヴィッドはそのために行動していたのです。

時を同じくして行方不明となっていたファイフィールドが戻ってきますが、彼の容貌は大きく変化していたうえに理性や知性も失われており、やむなく殺されてしまいます

惨状を目の当たりにしたヤネック船長は、この星はエンジニアの軍事的な基地で、大量破壊兵器を製造していた場所ではないかと仮説を立てます。

「エンジニア」の目的とは?

ウェイランド氏を含めた一行はエンジニアのもとへ向かいました。船に残るヤネック船長は、ショウたちが調査している遺跡が馬蹄型の船であることを突き止めます。

ハイパースリープから目覚めたエンジニアは映画の冒頭に出てきた人物とそっくりです。

デヴィッドはエンジニアに古代言語で話しかけますが突如として襲われ、頭部をもぎ取られてしまいます。ウェイランド氏も殴り飛ばされ「すべて無駄だった」とつぶやいて絶命しました。

1人で外へ脱出したショウはプロメテウス号と連絡を取り、「あれを地球へ向かわせてはいけない」とヤネック船長に訴えます。ヤネック船長は飛び立とうとしているエンジニアの宇宙船に船ごと体当たりし、撃沈させました

運よく助かったショウが墜落したプロメテウス号に戻ると、船内ではショウが胎内から取り出したタコのような生物が成長していました。そこへエンジニアが現れますが、ショウはタコのような生物にエンジニアを襲わせます。エンジニアは口の中に触手を突っ込まれ、動かなくなりました。

命は助かったものの絶望するしかないショウのもとへ、デヴィッドから通信が入ります。星にはほかにもエンジニアの船があることを知らされ、ショウはデヴィッドの頭部と胴体を回収し、エンジニアたちの星へ行くと伝えました。エンジニアが人間を創り、そして滅ぼそうとした理由を知るためです。

ショウは「このメッセージを受信しても決してここには来ないように」という最後のメッセージを残し、星を去ります。

ラストシーンでは、倒れたエンジニアの胸が裂けて何かが生まれるシーンが映し出されます。それは黒く細長い頭を持ち、口の中にもうひとつ口があるという「エイリアン」そっくりな生物でした。

「プロメテウス」の主な登場人物とキャストはこちら

【エリザベス・ショウ役】ノオミ・ラパス(Noomi Rapace)

この動画の主人公で、地球の各地に残された遺跡を調査している考古学者です。銀河を指し示す人の壁画から、人類を創り出した「エンジニア」の存在を確信し、プロメテウス号の調査に参加しました。登場人物の中で唯一生き残ります。

演じるノオミ・ラパスはスウェーデン出身の女優で、7歳で映画デビューを果たして以降、数々の作品に出演しています。スティーグ・ラーソンの同名小説を映画化した「ミレニアム」シリーズに主演したことで名を知られるようになりました。

【デヴィッド役】マイケル・ファスベンダー(Michael Fassbender)

創造主の命令に忠実で、好奇心といった人間らしさも持っているヒューマノイドです。プロメテウス号の乗組員の1人で、「エイリアン」シリーズと同様にロボットとして重要な役割を果たします。

演じたのは、クエンティン・タランティーノ監督の「イングロリアス・バスターズ」(2009年公開)に抜擢されたことで知名度を上げたドイツ出身の俳優マイケル・ファスベンダーです。Apple社の創設者を描いた伝記映画「スティーブ・ジョブズ」(2015年公開)では主役を演じました。

【チャーリー・ホロウェイ役】ローガン・マーシャル=グリーン(Logan Marshall-Green)

ショウの恋人であり、仕事仲間でもある考古学者です。デヴィッドの手によって人体実験の的にされ命を落としました。

演じているローガン・マーシャル=グリーンは、アメリカ出身の俳優です。映画のみならず舞台やテレビシリーズなどにも出演し、幅広く活躍しています。

「プロメテウス」の作品情報詳細

原題:Prometheus

公開年:2012年

製作総指揮:マイケル・コスティガン/マーク・ハッファム/マイケル・エレンバーグ/デイモン・リンデロフ

監督:リドリー・スコット

脚本:ジョン・スパイツ/デイモン・リンデロフ