1.5cmのアリ(アント)のようなサイズで、バツイチ・無職の中年男という、ヒーローらしからぬ設定が人気の映画「アントマン」。マーベル映画のなかでもコメディ要素が強く、とにかく笑えて面白いと人気の映画です。
本作の続編として「アントマン&ワスプ」が製作されたり、「アベンジャーズ」のシリーズにヒーローの1人として登場したりするなど、ますます人気のアントマン。なぜ、世界最小のヒーローが、これほど人気なのでしょうか。そこで、作品が気になる人に向けて、映画の見どころを視聴者の感想とともに紹介。アントマンを無料で見られる動画配信サービスの情報もまとめました。
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目次
「アントマン」はいろんな意味で「ちっちゃい男」が活躍する映画!
映画「アントマン」は、マーベル・コミックを原作としたアメリカのヒーロー映画。1.5cmの世界最小のヒーローが活躍する映画です。
ある日、さえない中年が刑務所から刑期を終えて出てきました。彼こそが後にアントマンとなる男、スコット。スコットは妻と娘がいましたが、今はバツイチ。
今度こそ真面目に働こうとするスコットですが、前科者には世間の風は冷たいものです。職につけず、養育費も払えないスコットは、妻やその婚約者から冷たい視線で見られてしまいます。
唯一自分を愛してくれる幼い娘との面会も元妻に拒絶されてしまったスコットは、再び泥棒稼業に戻ってしまうのでした。
泥棒仲間からの耳よりな情報を元に、金持ちの屋敷に仲間とともに侵入したスコットですが、そこにあったのは一着のスーツだけ。
しょぼい戦利品に落胆するスコットでしたが、なにげなくスーツを着ると、スコットの体はアリのように小さくなったのです。
実は、この屋敷への侵入は、家の住人である天才科学者のピム博士がスコットをテストするためのものでした。ピム博士は、自分が開発した「縮小」スーツのアイデアを悪用しようとしている会社に侵入するための適任者かどうか、スコットを試していたのです。
普段は頼りありませんが、スコットはパルクールの達人であり、獄中で電子工学の修士号を取得するほどの頭脳を持つ男。侵入不能といわれたヴィスタ社に侵入し、不正に稼いだ金を被害者に返還したことがあります。そんなスコットにピム博士は目を付けていたのです。
「娘のためにも、もうコソ泥稼業は終わり」という、ヒーローにしてはあまりにも地味な理由でスコットはアントマンになることを決意します。
アントマンの訓練を指導するのは、ピム博士の美人の娘ホープ。父親のピム博士とは、過去のある事件から仲が悪くなっていました。また、勝気な性格のホープは、スコットにドSなトレーニングを課してきます。はたして、スコットはヒーローとなれるのでしょうか。世界の平和は1.5cmのバツイチ・無職の中年男に委ねられたのです。
「アントマン」は、マーベル映画のなかでも、とりわけコメディ要素の強い作品です。キャプテン・アメリカのような立派なヒーローではなく、アントマンは元コソ泥という設定
。妻にも愛想を尽かされ、娘の養育費もままならないというバツイチ・無職の主人公がアントマンなのですから、今までにはなかったヒーロー像といえますよね。
同じヒーローといっても、傾いたビルを支えたり、ミサイルを弾き返したりはできません。この映画のアントマンは身長1.5cmしかないので、蛇口から出た水は洪水と同じです。また、ダンスホールで踊る女性のハイヒールは、巨大怪獣の攻撃のようになってしまいます。
まさに、アリ(アント)サイズの主人公がアントマン。このアントマンであるスコット・ラングを演じるのは、「40歳の童貞男」や「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」などでもおなじみのポール・ラッド。
気の弱いところがあり、ピンチになれば愚痴も泣き言も出てしまうアントマンをコミカルに演じました。ほとんどシリアスなところもなく、感動のセリフやホロリとするシーンでも、すぐに笑いに変えてしまう軽いノリの作品なので、とにかく笑えて面白い映画を見たいという人にはおすすめの作品といえるでしょう。
もちろん、ミクロの世界のリアリティも抜群。まるで、自分がアリになったような世界を体験できます。
実は、後の作品になると、アントマンは1.5cmから24mまでのサイズを選べるようになりますが、本作ではまだ小さいだけ。そのため、掃除機に吸引されてしまいそうになりますし、恐竜なみの大きさと思えるねずみから必死に逃げなくてはなりません。
このあたりは、これでもかというほどアイデア満載のシーンがオンパレードなので、子どもから大人までハラハラしながら楽しめる作品といえるでしょう。
アントマンには「アントマン&ワスプ」という続編作品があり、「アベンジャーズ シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」をはじめとしたアベンジャーのシリーズにも登場します。
そのため、もし、アントマンが気に入れば、他の作品も続けて楽しむことが可能です。まとめて作品を楽しむには動画配信サービスを利用するのがおすすめです。マーベル映画は各作品がクロスオーバーしているため、いろいろな見方で楽しめるでしょう。
アントマンのココに注目!見どころ3つ
おすすめポイント1:身長1.5cmから見る世界がリアルで面白すぎ!
アントマンの身長は約1.5cm。敵と戦うときや狭いところに侵入するときなどは、このサイズです。CGの見事な技術によって、ミクロの世界が非常にリアルに描かれています。
アントマンが小さくなってしまうと、水道の蛇口からの水が大洪水や津波になってしまったり、巨大な鉄塔が向かってくると思ったらDJがかけているレコードの針であったり、ハエを払う人間の手の動きがハリケーンのようになったりと、面白いシーンには事欠きません。
小さくなるたびにアイデア一杯のシーンがあるので、動画の視聴者は全く飽きずに楽しめるでしょう。
映画の歴史をさかのぼっていくと「ミクロの決死圏」といった名作映画もありますが、比較的新しいところでも「ミクロキッズ」シリーズなどがありました。
やはり、ミクロの人間の目を通じて、普段見ているものを、違う視点から見るというのは、とても面白くワクワクするものです。
本作は最新のCG技術が投入されているので、思わず驚きの声が漏れてしまうでしょう。
まさに子どもから大人まで楽しめる映画なので、家族で視聴するのに最適の作品です。ちなみに、エッチなシーンや暴力シーンも皆無なので、家族で安心して鑑賞できる作品といえます。
おすすめポイント2:ポール・ラッドがおちゃめすぎ!
ポール・ラッドは「40歳の童貞男」のシリーズや「奇人たちの晩餐会 USA」などで知られる、コメディを得意としている俳優です。イケメン俳優ですが、ダメ男的なところや、素朴な優しい雰囲気も併せ持っています。
アントマンのキャラクター設定は「世界を救う」と意気込むヒーローではなく、バツイチ・無職の崖っぷち中年が、自分のため娘のために立ち上がるというヒーローなのです。
そんな人間的に等身大(小さくなりますが)のヒーローにポール・ラッドがぴったりとはまっているのが本作の魅力となっています。
妻子持ちの男性などは、ダメ男のスコットを演じるポール・ラッドに、きっと共感してしまうでしょう。そして、娘を大切にしている父親スコットや、アントマンとして徐々に才能を開花させるスコットを応援できるはずです。
実は、アントマンを演じたポール・ラッドは、あまり前評判がよくありませんでした。おそらく、ちょっと地味すぎたのではないでしょうか。当時、日本でもポール・ラッドを知っている人は少なく、彼目当てで映画を見に来る人は少なかったそうです。
しかし、このアントマンでポール・ラッドは大ブレーク。1.5cmのヒーローらしく、自然体で消極的なヒーローを世界中の人気者にしました。
魅力を一言で言えばおちゃめです。自分なんかどうせと思っており、ピンチになれば泣き言や愚痴が漏れますが、最後には頑張って世界を救ってしまうようなヒーロー。こんなタイプが好きな人は、自然にストーリーに引き込まれるでしょう。
おすすめポイント3:隠れ注目ポイント!豪華声優陣
子どもと一緒に動画を鑑賞するときなどは、日本語吹き替え版にするという家庭も多いかもしれません。また、アニメ好きの人などは、声優のキャスティングなどにも注目しているでしょう。
アントマンでは、スコット役の声優に、木内秀信さんを起用しています。木内秀信さんといえば、同一作品で複数の役を演じ分けるほど、多彩な引出しを持っている声優です。
アントマンは、場面によってヒーローにもコソ泥にもなります。また、さえないおじさんであるとともに心優しき父親です。そんな多面的なスコットを木内秀信さんが見事に吹き替えた本作は、口コミでとても高い評価を得ています。
ピム博士の役は御友公喜さんが演じています。実は、このキャスティングは映画界・声優界でちょっとした話題となりました。というのもマイケル・ダグラスといえば小川真司さんだったのですが、体調不良などがあったためか、御友公喜さんに変わっています。
このあたりはマイケル・ダグラスのファンや御友公喜さんのファンもチェックしておきたい注目ポイントといえるでしょう。
豪華といえば、内田有紀さんが声優デビューをしたのもアントマン。内田有紀さんといえば「北の国から」などにも出演した実力派なので、声優デビューとはいえ全く違和感なく勝気なホープを見事に演じていました。
また、なかなか本題に入らず、関係のない前置きが多いスコットの泥棒仲間ルイスを、ブラックマヨネーズの小杉さんが演じています。
小杉さんについては賛否両論でしたが、全ての登場人物がキャラ立ちしているのが本作の魅力。吹き替え版で楽しむのもアリなのではないでしょうか。
アントマンをぜひ見てほしい人はこんな人!
マーベル映画が好きな人
マーベル映画といえば、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ハルクなど多彩なキャラクターが魅力の映画会社ですよね。
アイアンマンは、特にアベンジャーズのシリーズとつながりが強いですが、それ以外でも、マーベル映画が好きな人なら絶対に楽しめる作品といえます。
本作では、アベンジャーズに登場するファルコンとアントマンの「特別戦」も行われおり、これだけでも見逃せないと思うファンもいるのではないでしょうか。
他にも、詳しい人ならば、細かいシーンやエンドロールなどでニヤリとしたり、膝を打ったりするような伏線やヒントも隠されているようです。
アントマンのスーツを開発したピム博士は、実は、アベンジャーズの創始者の1人という設定で、過去のいろいろな事件とも深く関係しています。
そのため、アントマンを見れば、マーベル作品の世界のピースがまたひとつはまるわけです。このようなクロスオーバーをこれほど大々的に行ったのはマーベル映画がはじめてといえるでしょう。
そのため、壮大なマーベル作品の世界にどっぷりとはまる人も続出しています。マーベル作品好きのみならず、今までマーベル映画を見てこなかったという人も、アントマンをきっかけに面白さを体験してみてはいかがでしょうか。
アントマンは、この後、アベンジャーズの一員として活躍します。「アベンジャーズ シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で初登場したアントマンがかなりの人気者だったことは記憶に新しいところです。
また「アントマン&ワスプ」という作品もあります。「アントマン&ワスプ」はアントマンの続編であり、再びスコットとホープらの活躍が見られるのは嬉しいところです。
一方、クロスオーバー作品ならではのむずかしさもあります。アントマンがコメディ路線なのに対し、たとえば「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」はシリアスすぎでした。そのため、アントマンの魅力が生かし切れなかったという、制作サイドの悩みもあったようです。
その点「アントマン&ワスプ」はホームポジションですので、アントマンと同じテイストで楽しめるでしょう。もし、アントマンを気に入ったのなら、「アントマン&ワスプ」に進むのがおすすめといえます。
このように、いろいろな楽しみ方ができますが、アントマンを視聴すれば、マーベル映画の多くがより深く楽しめることは間違いありません。
また、動画配信サービスではマーベル映画を多数配信しているところもあるので、芋づる式に面白い映画に出会える可能性があるというのも大きな魅力といえるでしょう。
コメディ好きの人
マーベル映画に限らず、いろいろなヒーロー・コミックものの映画がありますが、アントマンはとりわけコメディ要素が強い映画です。そのため、笑える映画を探している人におすすめしたい映画です。
また、たとえばアメコミ映画はリアリティがないから好きではないという人や、キャラクター同士のつながりなどがよくわからない、という人も単純に笑って見られる映画といえるでしょう。ほとんどシリアスな場面がありません。
また、戦闘シーンにおいても、機関車トーマスに引かれそうになったり、アントマンが吹っ飛んで車に叩きつけられても「カン」という人間が聞く小さな音で表現されたりと笑える要素を随所に入れてきます。
スコットの泥棒仲間の3人組もいい味を出しています。揃いも揃っておバカ揃いですが、特に面白いのはルイスです。おしゃべりな上に要点を話せないというキャラクターで、紆余曲折というか行ったり来たりというか、とにかく一向に話が前に進みません。
世界の平和がかかっている重要な局面でも同じ調子ですから、ルイスが登場するごとに爆笑すること間違いないでしょう。
また、少し感動的なセリフが出たときや、ホロリとなる場面があったときは、すかさずコメディシーンやセリフが挿入されますから、アントマンと同じく重量感ほぼゼロ。こうした軽さもアントマンの魅力です。
とにかく笑えて面白く、スピーディなストーリー展開の映画を探している人なら、アントマンを視聴してはどうでしょうか。
ひねった笑いというものも少なく、素直に笑えるためでしょうか、口コミや感想ではシニアの人も楽しめると好評でした。そのため、たとえば、おじいちゃんやおばあちゃんが孫と一緒に見る動画としても向いているといえます。
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アントマンはこんな話!簡単なあらすじを紹介※ネタバレ注意
ここではアントマンのあらすじを紹介しますが、一部ネタバレを含みます。
バツイチ・無職のスコット
ときは映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」の「ソコヴィアの戦い」から3カ月経過したころ。刑期を終えて刑務所を出てきたのがスコット・ラングです。
スコットは既に離婚していましたが、幼い娘キャシーは父親のことを愛してくれています。スコットは娘のためにも、人生をやり直すことを胸に誓うのでした。
しかし、そんな彼に世間の風は冷たく、職も手に付きません。こうして養育費も払えず、娘との面会も拒絶されてしまうスコット。
「追い詰められると犯罪に向かう」との妻の言葉通り、昔の泥棒仲間ルイス、デイヴ、カートと再び合流してしまうのでした。
ここまであらすじを呼んで「なんで、こんな奴がヒーローなんだ」と思うでしょう。確かに、バツイチ・無職で、気が弱いおじさんです。
しかし、実はスコットは才能豊かな人間。パルクールが使える抜群の運動神経を持つとともに、獄中で電子工学の修士号を取得するなど、頭脳明晰な一面もあります。
そのため、豊富な科学知識を駆使したスゴ腕泥棒だったのです。かつては、侵入不可能といわれたヴィスタ社にも侵入し、会社の不正を暴くとともに、被害者にお金を返金するなど、義賊のような盗みをしたこともありました。
泥棒仲間ルイスたちの情報によれば、今夜、ある富豪の屋敷が留守とのこと。そこで、スコットたちは金庫を狙って侵入します。鮮やかな手際で屋敷に侵入、金庫破りに成功しました。
しかし、金品はそこになく、あるのは一着のスーツのみ。落胆してスコットたちは引き上げました。
ルイスのアパートで、なにげなく、そのスーツを着てみようと思い立ったスコット。戦隊物のヒーロー気分でバスルームの鏡を見ていたスコットでしたが、手の部分のボタンを押したとたん、急激に体がアリのように縮小しました。
普通のバスタブはたちまちにして、ダムのような大きさになり、蛇口の水は津波のようにスコットに襲い掛かります。なんとか外に出たスコットでしたが、巨人と化した人々の踊るダンスホールで踏みつぶされそうになったり、掃除機に吸われそうになったり、ネズミに食べられそうになったりと危機一髪の場面がこれでもかと続きます。
このあたり、まさにアリ(アント)目線で人間の世界を楽しめスリリングです。
命からがら逃げきり、元の大きさに戻ったスコットの耳元で「はじめてにしては上出来だ。スーツをやる」とのメッセージが聞えました。
世界を救え!?スコット「アントマン」になる
しかし、こんなに危険なスーツは欲しくもないスコット。屋敷にスーツを戻しにやってくると、そこには警察がいて逮捕されてしまいます。
実は、そこは天才科学者ピム博士の屋敷。スーツの開発者であるピム博士は、ヴィスタ社の一件でスコットの才能に目をつけていたのでした。
そして、盗みに入るように巧みに情報を操作して、スコットの実技試験を行っていたわけです。刑務所に現れたピム博士は、スコットに選択肢はないこと、スーツを着て今すぐ脱獄するように促します。こうして、スコットは再びスーツを着ることになりました。
ピム博士の話によれば、博士が極秘裏に開発した縮小スーツのアイデアを元に、かつての弟子のダレスが縮小スーツ「イエロージャケット」を開発したとのこと。
さらに、兵器として近いうちに秘密結社ヒドラに売るという情報をつかんだとのことでした。もし、スーツがヒドラの手に渡れば、世界の大混乱は必至です。
しかし、厳重な施設に保管されているダレスのスーツを盗むには、侵入技術に長けた人間が必要。そこでピム博士はスコットに近づいたというわけです。
世界を救うことには興味がないスコットでしたが、再び犯罪者として逮捕され、娘を失望させるわけにもいきません。愛する娘のため、スコットは「アントマン」になることを承諾しました。
アベンジャーズも登場!ダレスの施設に侵入
ピム博士には、娘ホープがいました。しかし、ホープは子どものころにピム博士に捨てられたと思っており、二人の関係はぎくしゃくしたもの。
また、ホープはダレスの会社の会長でもあり、ダレスの陰謀を知っていました。会社はピム博士が設立したものだったので、ピム博士が追放された後も、娘ホープにある程度の地位を残していたからです。
ホープは、運動神経があり、スーツの扱いにも長けていました。そのため、ダレスの会社に自分が侵入したいと考えていました。
しかし、父親のピム博士は断固として考えを変えません。そのため、しぶしぶ、スコットにアントマンとして施設への侵入に必要な技術を教え始めるのでした。
アントマンとして成長してきたスコット。そこで予行練習も兼ねた侵入ミッションに向かいます。そこにいたのは、なんとアベンジャーズの1人ファルコン。アントマンVSファルコンという夢の対決も見どころといえるでしょう。
さて、この予行練習も終了です。スコット、ピム博士、ホープ、そしていろいろな事情から泥棒仲間3人組も加わって、いよいよダレスの基地への侵入が決行されます。
だが、ダレスも曲者。実は、ホープの裏切りや、スコットの存在なども感づいており、裏で手を回していたのでした。
はたして侵入は成功するのか、そして、イエロージャケットとアントマンの対決の行方はどうなるのでしょうか。無職でバツイチ、1.5cmのヒーローがはたして世界を救えるのか、続きは動画でチェックしましょう。
アントマンの主な登場人物紹介
【スコット・ラング/アントマン役】ポール・ラッド (Paul Rudd)
元エンジニア、元泥棒であり、現在はバツイチで無職の中年男。豊富な科学の知識を持ち、パルクールをこなす運動神経もあります。基本的に陽気で機転がきく人物ですが、スリルを求めたり正義感の方向が定まらなかったりと、複雑な面も劇中で見せています。
【ホープ・ヴァン・ダイン役】エヴァンジェリン・リリー (Evangeline Lilly)
クールで勝気なハンク・ピム博士の娘。父親とは過去の因縁から仲たがいしています。スコットに負けない運動神経と格闘技術を持っており、アントマンに必要な技術をスコットに伝授します。
【ダレン・クロス/イエロージャケット役】コリー・ストール (Corey Stoll)
ピム博士の元弟子で、ピム博士の研究を悪用してイエロージャケットを開発しています。かつては優秀な科学者でしたが、残酷で強欲なマッドサイエンティストとなった登場人物です。
※他の登場人物は、ぜひ動画を視聴して確認してください。
アントマンの作品情報まとめ
原題:Ant-Man
公開年:2015年
製作総指揮:ルイス・デスポジート、アラン・ファイン、ヴィクトリア・アロンソ、マイケル・グリロ、エドガー・ライト、スタン・リー
監督:ペイトン・リード
脚本:エドガー・ライト、ジョー・コーニッシュ、アダム・マッケイ、ポール・ラッド