『名探偵ピカチュウ』は大成功!? 過去にハリウッド進出失敗した日本アニメ

おたのしみ

2019年5月に公開される『名探偵ピカチュウ』。ピカチュウの声に『デッドプール』のライアン・レイノルズが担当するなど、早くも注目されている。

しかし、原作ファンが多いキャラクターを実写化ことで、不安を抱えている人も多いだろう。それもそのはず。日本の人気キャラクターがハリウッドで実写化されると、毎回と言っていいほど酷評を受けるからだ。

果たして本作は成功するのだろうか…… 過去の失敗例とともに、本作が成功する(かもしれない)理由をご紹介する。

『ドラゴンボール』の失敗例

2009年に公開された『DRAGONBALL EVOLUTION』。ワールドプレミアが日本武道館で開催され、アメリカでは興行成績で初登場8位にランクインするなどスタートはかなり順調だったようだ。

しかし、翌週にはランキングトップ10から脱落するなど人気は急降下。さまざまな設定が異なり、原作ファンに支持されなかったことが最大の要因だと考えられている。

「史上最悪の実写映画」といたるところで酷評され、なんと公開から7年たった2016年5月に本作の脚本家が「ファンに申し訳ない」と突然謝罪したことでも話題になった。

『デスノート』の失敗例

Netflixオリジナル映画『Death Note/デスノート』。原作漫画の累計発行部数は、全世界で3000万部を突破。アニメ化も大成功し日本でも実写映画化・ドラマ化されている、まさに日本を代表する漫画のひとつ。

2017年に公開された本作は「アホすぎて笑える」と世界中のファンを呆れ返してしまったことで話題に。アメリカのティーンの間ではダメダメっぷりがウケて、逆に流行するという不思議な現象まで起こった。

本作が失敗した最大の要因は、上記で紹介した『DRAGONBALL EVOLUTION』と同じく、原作との相違が目立ったこと。世界から隠し通さなければいけないデスノートを、本作ではライトが友達に打ち明けたり、冷静沈着なはずのLがすぐにブチ切れたり…… 原作のキャラクターの良さがまったく残っていない作品となってしまった。

ちなみに監督のアダム・ウィンガードはファンから殺害予告などSNS上で攻撃を受け、2017年にツイッターアカウントを閉鎖したことが世間を賑わせた。

ピカチュウが成功するかもしれない理由

では上記の失敗例をもとに、『名探偵ピカチュウ』が成功するかもしれない理由を紹介していこう。

1:リアルなポケモン

まず1つ目は、リアルすぎるポケモンたちだ。

『ダークナイト』や『ジュラシック・ワールド』を手がけ、これまで想像を絶する美しい映像を世に送り出してきた会社「レジェンダリー・ピクチャーズ」がポケモンの世界を再現。

ピカチュウやプリンのふさふさ、もふもふ感。ミュウツーの筋肉質な体。すべてがかなりリアルで「実際にポケモンがいたらこんな感じだろうな」というイメージにぴったり!…… というかそれを超えるほどの驚くべき再現技術。

ピカチュウの可愛さに惹かれること間違いなし!

2:原作ゲームに忠実?

本作の基となっているのはクリーチャーズが開発したニンテンドー3DS用ゲームソフト『名探偵ピカチュウ』。主人公が、父の元相棒でおじさん声のピカチュウとともに、父を探し事件を解決していくシネマティックアドベンチャーゲームだ。

本作の予告が公開された当初は「ピカチュウがおじさんの声で話すなんて……!」と話題になったが、実は原作どおり。また従来の可愛さとは違い、ちょっと偉そうな態度も忠実に再現されている。

3:おもしろ要素満載!?

中年っぽさ満載のピカチュウを演じるのは『デッドプール』でおなじみライアン・レイノルズ。

『デッドプール』ではかなり激しいジョークを連発しており、ファンの心を鷲掴みにしたライアン。彼がピカチュウを演じるなんて……面白くないワケがない!すでに予告でも、ピカチュウの面白さは感じ取れる。壮大なアドベンチャーの中にコメディ要素が満載の本作は、ポケモンをあまり知らない人でも楽しめそう。

上記を理由に、なんとなく『名探偵ピカチュウ』がコケなさそうなことはわかる。本作が成功するかどうかは予想できないが、ピカチュウが可愛くて面白いのは確かだ。ぜひ劇場でかわいいピカチュウに癒やされよう。

トキエス
ライター:トキエス
映画ライター。兵庫県出身。サスペンス・スリラー作品記事をメインに執筆。趣味は海外映画のロケ地巡り。

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