学生時代のバイトの魅力が全部つまったミラクルポップな青春映画の話をさせてくれ

おたのしみ

学生時代のバイトって、辛いこともあるけれど、楽しい思い出であふれてる職場もありませんか?

お金が1番の目的だとしても、恋とか友情とか、お楽しみコンテンツはめちゃくちゃあるし、むしろそっちがメインなところもありますよね。

例えばちょっと頼りない店長とか、ヤバい先輩とか、キュートな後輩とか。いろんな苦労もあるけれど、学校では得られない、バイトだからこその体験ってものが…。

それを全部つめこんで、アメリカ風の味つけでオシャレでポップに仕上げた映画が『エンパイア・レコード』です。

「ああっ!俺はこんなバイトがしたかったんだよぉおお!!!」と思ってしまうこと必至です。

学生時代はTSUTAYAでバイトしていた私。当時のビデオテープが擦り切れるほど、後に販売されるDVDが回転しすぎてバターになるほど見た記憶があります。

舞台はアメリカの田舎町にあるCDショップ。お店が買収の危機にあること知ったバイト店員が、1日の売上金をカジノに全部ぶっこむ場面から始まります。

「古臭いけど味のある、田舎のCDショップで働く男女の物語」と言ってしまうと急にダサくなりますが、最高の青春映画です。どこに行けばこんな店とバイト仲間に出会えるのかと、Googleマップとタウンページで今すぐ検索したくなるほどの魅力であふれまくっています。

この映画にはバイトの楽しさが全部つまってる

学校の友達も大切だけど、バイト仲間はなんか別次元のつながりがあるじゃないですか。少しだけ心のラインが違うというか。

学校とちがって毎日顔をあわせるわけじゃない。だけど共通の話題が「勉強」じゃなくて「仕事」ってだけで大人の付き合い感がある。だからこそ浅かったり深かったり、そして恋愛になりやすかったりして…。

これまでの自分なら絶対に友達にならないタイプとも、なぜかバイト先では仲良くできますよね。例えば、茶髪にピアスなんて怖すぎると第一印象だけで相手を判断していても…、好きなアーティストが一緒で話が弾んじゃったり。

学校での自分とバイト先での自分に違いを出してもいいし、もう1つの世界がそこに広がる楽しさがあるのです。

もっと言うと、普段ならつながらない関係なので大きく揉めることも出てくるのですが、それも青春時代の醍醐味だったりもして。最悪の場合、バイトなら辞めることもできますから。

「アットホームな職場です」を避けてきたけれど…

もちろんバイトとは言え社会人です。無責任な行動は許されませんし、店員としての誇りを持って職務に励むべきです。しかし本作の登場人物を見ていると「なぜ自分はバイト時代にもっと冒険しなかったのか…」と悔やみたくなるのです。

辞めてもいい立場だからこそ本気でケンカできる、本音をぶちまけられる。だからこそより強いつながりになる。

バイト情報誌でたまに見る「アットホームな職場です!」の見出しと、仲良し店員の写真の入った募集。逆に応募しにくいと感じる人も多そうですが、ちょっと飛び込んで見ようかなと思えてきちゃいます。

映画なので現実には中々いない濃厚キャラもいますが、

・気に入らないことがあるとドラムを叩く店長
・超絶イケメンでみんなから好かれているのに告白できない奥手男子
・突然お店のトイレで丸坊主にしてくるパンク女子

などを見ていると、ここまでやらかしてもどうにかなるんだなと勇気をもらえます。

いまの職場でも無理に自分を押し殺してない? 嘘の自分を演じてない?なんて。

大概のことはあとからどうにでもなる(かもしれない)。仕事は人生の大半の時間を費やすのだから、そこに遠慮してたらもったいなすぎる。もっと楽しく働けると気づかせてくれます。

学生時代にこんなバイトを経験してる人は強いだろうなぁと思ってしまう。経験できなかったからこそ、せめて本作で擬似体験して、これからの人生に新しい方向から光を当ててみてはどうでしょう。

本作を見ながら「テキトーな生き方しやがって」と思うかもしれませんが、実は適当は…「ちょうどいい、ふさわしい」って意味なんですよ。迷ったら楽しい方を適当に選ぶようにしていきたいですよね。

若き日の「リヴ・タイラー」、「レニー・ゼルウィガー」がめちゃくちゃキュートですし、CDショップが舞台なだけに音楽も最高ですよ。ぜひ全部楽しんでください。

それではまた。ゆうせいでした。

ゆうせい
ライター:ゆうせい
映画コラムが得意なライター。フリー素材サイト「ぱくたそ」でモデル活動し、TV、Web広告に出演中。

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